見つめてるこの視線 閉じた窓の外
気付かないふりさせない あなたを拉致するわ
焼け付くこの心 隠さず近づいて
泥棒猫には容赦しない
ありえない恋心に 今髪をしかけて
僅かな隙間でも 貴方を逃さないよ
「あたし、康一くんのこと好きなんです」
「あたしにはわかるのよ……！！」
「だってあなたから泥棒猫のにおいがプンプンにおって来ますもの！」
「これからわたしがあなたを『教育』してりっぱな男にしてあげるわ！」
見え透いた答えだと 君は油断してる
顔色で答えたなら 全部食べさせるわ
あたしの指導から 逃れるあてはない
公衆電話も破壊したわ
たとえば電気流れる椅子作ってるのよ
繋いだ貴方のことを 離すものですか
「あたしに感謝するわ」 「『ああ自分にはこの女性が必要なんだ』ってね…」
「康一くんあなた！！」 「わたしと同じような能力を持ってるのねッ！」
「絶対に！愛させてみせる！」 「さもないと……殺してしまうかも…」
「よぐもぉ！くおの！ションベンちびりがぁぁぁぁぁ」
「やかましいッ！ギャハハハハハハハ――――ッ」
「あんたのもそーなるのよね―――――――ッ」
「あたしのものなのにい――ッ」
ありえない恋心に 今髪をしかけて
僅かな足掻き スタンド
「捕まえるわ」
落ちてく深い岬の底 滑り込ませて
助けた君の優しさ ただ想ってる
最終更新：2013年09月20日 02:04
