平穏を求め生きていく
私が望んだ人生(ライフ)
幾万の誰かも愛を誓う
なんだか、素敵じゃないか
爽やかな風抜けるこの丘
心地よい日差しに
誰の誘いも受ける筈無い
貴女との時間さ
可憐と耽美の隙間
騒ぐ胸押さえたなら
白ク淡イ貴女ノ魅力
酔いしれて
音も無く枯れ木華残し
陳腐な言葉は飾り
弾けた黒の髪が広がって
とてもね、綺麗なんです
何時かには消えてゆく美しさ
ならば私の手元に
幾万の誰かも愛を誓う
歪な愛でも幸せに満たされ
暮らしていたいのです
表通りは狂喜の狩り場
切り裂くSerial Killer Days
戯言の間に艶美な手筋
虜になる君の
誰にも悟られてない
私のこの存在を
追いかける奴らがいるなら
消し去って
音も無く散る様は安堵へと
虚ろな叫びはどこへ?
いつかの押さえられぬ激情を
知る者 この町にいる
怒りに滾り叫ぶ少年が
狂(まど)わす私の平穏
ここまで追い詰められたとしても
誰か生借り混じわり結末は
第二幕へ移りて
さよならは出来やしない
ありふれた家庭でいいよ
お前が何も言わなければ
それだけで
音も無く散る何も分からずに
何度も巡ってく朝が
解いた我が瞳の女王が
とてもね、気荒く鳴いて
これは夢と見間違える程に
私の望みと反れて
追い詰められ爆ぜまた舞い戻る
なんだか不思議な路地裏に包まれ
遠ざかって消えてく
最終更新:2013年10月04日 16:59