その『光』が消えてくのを
立ちすくんで眺めていた
冷めていくこの感情で
何が出来るのかな
見え透いた寂しさは
砕け散って突き刺さるから
大気圏の途中で
愛を願うのをやめた
《一番星 - 星》が霞んだ世界で
手繰ったのは譲れない希望
どんな糸を紡げば、届くだろう、響くだろう!
「愛されたい」と嘆く星の
その色は美しくなくとも
遥か遠く揺れる未来を目指すだろう
ほら手を伸ばしたその先に
見える《閃光 - ひかり》がなくとも
明日(あした)が凍りつく前に、行こうか
辿り見つけ出した《神父 - ホシ》は一体なにを探している?
淀んだその過去に、囚われたままで
走り続ける日々に
続くはずだった煌めき
暗くなった呼吸を受け入れて
泣き声は錆び付いた
口をつくのは偽善ぶった言葉で
身勝手な理由を隠してく
生きていく意味を見失ったとしても
明日(あす)を奪っていいはず、ないわ……ねえ!
「希望だから」と叫ぶ星の
その色は届かないとしても
遥か遠く滲む未来を照らすだろう
さあ!紡ぐ糸のその先に
見える《閃光 - ひかり》はなくとも
涙が凍りつく、前に行こうか
繋げ、その《星の意志 - 意志》で
最終更新:2013年11月05日 02:09