暗殺チームはいつまでも 届かない夢見て 。
芽吹く不満の種を抑えつけて、抑えつけて。
「問題ない。」と言い置いて、
二人は失われた。
もう追跡、もう潜入、
鏡の世界に誘えば まだ続くの!
もう一回、もう一回、
「ボスの娘を手に入れよう。」と、
彼らは言う 彼らは言う
復讐心を胸に秘めて!
「もう良いかい?」
「まだですよ」
まだまだ何も見えないので。
息を止めるの、今。
暗殺チームの成れの果て、
届かない、向こうの色 。
途切れる意志と遺志を
繋ぎ合わせ、繋ぎ合わせ。
「大丈夫。」と言ったはずの
仲間が失われてく。
どうなったって構わないさ、
「栄光」だって掴んじまえと、誘う坂道。
もう一回、もう一回、
「身体よどうか動いてくれ」と
彼らは言う 彼らは言う
仲間に希望託すために
「もういいかい?」
「もう少し。もうすぐ何か見えるだろう。」と
息を止めるの 今。
もう一回、もう一回。
「仲間の仇は討ってみせる。」と、
男は言う、男は言う、
最後の任務果たすために
もう良いかい?もう良いよ。
そろそろあんたも疲れたろう、な。
息を止めるの、今。
最終更新:2019年08月08日 14:03