もう何度引き裂かれ 千切れただろう
絶望の中息絶えただろう
許されることのない罪を重ねて
誰かを犠牲に自分を満たす
こんなにも身勝手な俺の欲望は
お前の純真さえ引き裂いた
誰の目も届かない闇に
隠れるようにして生きてきた
そうすることがいいと決め付け
孤独な道を歩んだけれど
たったひとり おまえだけは
裏切らないと信じたい
繰り返される孤独な痛みに
ただただ後悔するばかり
どこから間違っていたのだろう
呼んでも 呼んでも 返事はない
もし再び出会えるのなら
次はこの手ははなさない
暗く悲しい 闇に堕ちても
汚しも傷つけもさせぬよう
もう一度 二人で電話をしよう
肩書きではなく名前を呼んで
くだらないことでいい 話をしよう
少しでも償いになればいい
この痛みはすべて俺の罪だから
俺がひとり罰を受ければいい
せめてお前だけは救われていてと
今は唯それを願い続ける
最終更新:2007年12月10日 19:39