命なき世界に 一人立つ I'm alone
(鏡の中には俺の許可なくして入る事は出来ない
ここにある物は全て命のない「物質」だけだ)
誰かを許可して なにかを拒否する 繰り返しそれが任務だ
暴れる人たち 動かない人たち ただ殺める俺は人形(マリオネット)
鏡の中の世界など 在りはしないと
思っても 無意識に俺の心の影が創ってる
この俺が唯ひとつ 今ここでできることは
鍵を奪い 死んだ仲間に報いることだけだから
あいつらの命がけの 誇りを踏みにじった
奴を許すわけにはいかない それが俺の覚悟
鏡の中ならば 確実にやれる…
(たぶんおまえらはここに
何かを探しに来たという事は予想できるんだ…
娘を守るために必要な何かを取りに来た…だな?
『何を取りに来たのか!?』それは俺がもらうッ!)
ここで鍵を取れば 全ては終わるんだ 逸る胸 昂ぶる気持ち
暴走する敵 落ちてく鳥たち 忍び寄る死への誘い(いざない)
切り落とした片腕 涙と共に
これしきの事など 今までの苦しみに比べれば…!
この俺が死んでしまっても お前らに安息はない
次の刺客が強い覚悟で 任務を果たすことだろう
俺に残った力はない 薄れる意識の向こう
薄ら見える 既にいなくなった仲間の姿
もう戻ることはない 俺の心 In the mirror
(
アバッキオの野郎だって「鍵」のために 自分の手を切断した
…このイルーゾォだって こっ…こォォれしきィィの事ッ!!!)
『裏切り者』『ゲスな仕事』 言われても構わない
そこに鏡の他に確かな 居場所見つけられたから
俺らはもう元に戻れない あの平穏な日々に
今更焦がれているなんて どうかしてるけれど
願わくば残された 仲間に日常を…
(せっ…せっかく…!!こいつの拳をガードできたのに…
覚悟決めて 腕まで失って 「鏡の外」に 出てきたのに…)
最終更新:2008年03月02日 22:32