「ボスの娘を捕えなければ
確実に首輪に繋がれたまんまなんだ
フッ困ったもんだぜ」
「組織の連中は暗殺チームを
汚らわしいものだと思い込んでいる
これは、とんでもねぇ侮辱だぜ」
何処から説明してやろうか
走り行く車体の上で
ここに捕えた
ミスタさえ
護衛チームならば
後ろめたくないくらい
イラつきを感じても
直に冷やしてやりゃあ 一瞬だ
さあ ブチ…割れな
お前らを始末した後で
じっくり探すさ
俺の超低温の能力は
全てを止めるッ！
荒巻いてる海だろうが
その気になりゃあな！！
「考えてもみろ
俺達のような暗殺チームが
パッショーネのメンバー、ボスの親衛隊と
組織にとって重要な存在であることに変わりはないはずだ」
「俺達の仕事は組織の敵を追跡して
組織が問題なく運営できるように暗殺すること」
「信用はもらえないかもしれないけど俺はこの仕事に誇りを感じている」
お前から学んだ教訓だ
二度とボルトなぞ打ち込めねえように
空気凍ると知りながら
弾丸撃ち出すのは
ミスタの真の覚悟と
俺の覚悟の勝負ッ！
生暖けえ血が流れてる
敬意を表す
覚悟の強さが上なのは
俺のほうだがなッ！
首から出た血を凍らせて
固定したなら
俺は弾を喰らっても
もう、仰け反りはしねえッ！！
「自由を得たいからという
ただそれだけの理由でボスを裏切ったんだ」
「ペッシが成長する可能性を信じている」
「一番頼りになるのは兄貴だ！」
「首輪と鎖の先にボスがいて」
「俺達には栄光を手に出来る能力がある」
繋がれた鎖を断ち切ろう
For our freedom!
親愛なる仲間のため
命かけたぜ
時に静止世界での俺は
過激だろうか
首輪ぶっちぎりたいんだ
皆見てると
自由を得るんだ…
俺達の自由を…
「ボスは直接部下と会うことはしなかった」
「信頼されなくてもいい
ただ、認めてほしかったんだ」
「お察しの通り、裏切り者だ
そう呼ばれようが構わねぇ」
「ねっほーり はっほーり
…ってナメてんのかクソが！」
最終更新：2008年06月18日 00:46
