朝 目が覚めて
真っ先に思い浮かぶ 君達のこと
アバッキオに 勧められた紅茶
だって今では いい思い出
卸したてのコート 白いマフラー
翻して出かけるよ
さあ 新生パッショーネへ!
心に あなたの言葉を
君の笑顔を 揺るがない精神を
なにがあっても 決して立ち止まらない
ネアポリスの進むべき 道を
真っ直ぐに導いて 照らす
光となる
ふとした瞬間
心に どしゃぶりの雨が降る
昨日のことのように
思い出す 墓碑の前で座り込んだ
そんなとき
「しょうがないからつきあってやる」なんて
ワイン両手に君が笑う
今日は一日飲み明かして
二日酔い それもいいですね
マフィア稼業は今日は休んで
ねえそちらは 穏やかな場所ですか?
手を伸ばしても届かない 境界
想いよ風に 乗って
もうあの頃の自分には 戻れない
でも それでいい
次の未来へ
だから 僕たちは行きます
目を開いて 進むべき道を
どこに いても 還る場所は同じはず
逆風にも負けない覚悟を抱いて
ギャング界の頂点に立ちます
…なんてね
最終更新:2008年06月18日 02:27