「フッハッハッハッハッハッハ!
ザ・ワールド! 時よ止まれ!」
「そして時は動き出す・・・・」
むかしむかしあるところに
エジプトカイロのお屋敷の
闇の中君臨するは
赤き瞳の吸血鬼
スタンド使いを探すため
今宵 闇に踊りましょう
赤く麗しき血に飢えて
ついでに美女も狙っとく
ジョースターたちに知られたら
スタンド使いを派遣します
普段は屋敷の棺桶で
眠って過ごします
「次は貴様だ」
闇の
DIO 優雅に立つ
ジョースターの血を求め
配下のスタンド使いたちは
嗚呼、全然役に立ってくれない
赤き瞳が気にするは
エジプト数屈の占い師
スタンド使いという噂
今宵お目にかかりましょうか
月を見上げるその御姿
まさしくブ男と呼ぶべき
一応配下に誘っとく
君の能力を見せてくれ
窓からガシャンと逃げられて
今日は諦めて帰ります
路地に見つけた張り紙には
『変質者に注意』
「きさま!見ているな!」
闇のDIO 虚ろな顔
狂おしいカリスマを出す
とても美しく強いのに
嗚呼、センスなくてあまり意味ない
今夜こそはと立ち上がる
普通の銃火器不必要
時止めスタンドお任せあれ
吸血鬼をなめるんじゃあない
喉にナイフが刺さったまま
横たわる君も美しい
これが我が逃走経路だ
さあジョースターの血をおくれ
時止め入門された時
戦慄が我が身を襲う
あれはいつのことだったかな
時止め出来たのは
「おめーは俺を怒らせた・・・・」
闇のDIO ド派手に散る
驚愕を目に宿して
問答無用で蹴り受けて
嗚呼、復活できずに倒れされる
むかしむかしあるところに
イギリスウインドナイツのお屋敷の
闇の中君臨してた
赤い瞳の吸血鬼
棺の中で100年間
ご飯も食べれず眠ってる
赤い瞳の闇のDIOは
なんと独り寂しく海底
ついに棺が見つけられて
とうとう海底から上がる
乾いた唇が紡ぐは
歓喜に震える声
「WRYYYYYYYYYYYYYYYY!」
闇のDIO 静かに立つ
儚く白い色香
残る棺はもぬけの殻
嗚呼、ようやく外に出られたよ
最終更新:2008年06月18日 17:52