友情を超えた
その絆【I legami】
「物心ついたときから
この世で最も大切なものは
『友情』だと信じてきた」
その結果がどうだ…?
親友と信じてた
奴にはめられ、裏切られ
オレは馬鹿だけど
お人よしじゃない
何も感じない訳ない
友情なんてものは 捨ててやる
もう誰も信じない
心許したりなんてしねえ!
くだらない話したり
共に笑いあったり
そんな何気ない心の
つながりが欲しかっただけ
それさえも
願うことは
贅沢なことなの?
何も特別なものを
欲しがってる訳じゃない・・・!
何も手に入らない 父さんの愛も
「ナランチャ・ギルガ 15歳です・・・。」
ポルポに会いに行ったその日 奴は
信頼できるかどうか テストするといった
「『信頼』ってものは そうでもしないと
手に入らないものなのか?」
そんなに容易く 手に入るものじゃない
『友情』も『信頼』も
そんなの知ってる
これまでの痛みが
嫌でもそれを証明してる
そう思ってたはずなのに
彼らに出会い
願ってる・・・
「信じたい・・・」
「同じ道を歩みたい」
「俺たちは仲間だ。」とか
「お前を信じてる。」とか
そんな言葉 一度だって
交わしたことないけど
心で感じられる
言葉にしなくても
俺たちは誰より
深く強くつながってる
初めて手にしたのは『信頼』という絆
「ポルポさん、
本当の、信頼ってのはさあ
テストなんて小細工しなくても
分かるもんだぜ?」
「殺せ ちくしょう
このナランチャ・ギルガ・・・
命が惜しくて仲間の居場所を
チクると思ってんのか?」
「てめーはぜってェェェーッ
逃がさねえーぜぇー」
「くらえ エアロスミス!」
この命仲間のたま
落としたって 構わない
あんなにも 死ぬことが
怖かったはずなのに・・・
永遠に会えなくても
歩む道 違くても
そんなことでは
俺たちの 絆は
消えないだろう?
友情を超えた
その絆【i legami】
「オレはもう2度と一人じゃない
どんなに離れても
心でつながりあってる
仲間がいるから
もし…万が一 死んじまってもさあ…
オレたち ずっと…
仲間だろ?」
最終更新:2008年06月19日 00:34