緑、結界、カイロにて。

「緑、結界、カイロにて。」


音も無く世界に めぐらせる『法皇(ハイエロファント)』
(分かり合える人なんていない
 みんなに出会うまでずっとそう思っていた)
何かを植えられ 命を狙った
それなのに助けてくれた
理由も無いのに 不思議な人たち
私も力になりたくて
裁けないスタンドなど在りはしないと
知ってても不思議な能力が道程(みちのり)を厳しくする
私にも心通う仲間たちいるのなら
記憶の中 巣食う恐怖 もう二度と屈しません
砂漠には赤い太陽 現れて照りつける
笑いそうだと思うなんてどうかしてるけれど
禁じられた『世界(ワールド)』 近づけば最後…

(この生命エネルギーによって作り出されたビジョンを
 自由自在に操ることが出来る特別な能力を持った人間
 それが僕ら)

何かがおかしい 誰も気づかない
夢の中さえが戦場
忠誠誓って 襲い来る刺客
切り裂かれた私の両目
縛られる弱い心 自分呪った
乗り越えて 戻ろう 果たすべき目的がまだあるから
存在が変わるほどの覚悟持ってみたくなる
暗黒へと消えた二人 思うたび鳥肌立ち
後悔は決してしない この旅に これからに
全てを懸けて 暴き出して見せる その正体
音も無く『世界』を 取り囲む『法皇(ハイエロファント)』

(僕のスタンドなら、きっと、出来る)

存在が消える前に伝えたいことがある
これが最後 メッセージを託したら 時計に撃つ
静けさに抱かれながら 届くように祈ってる
ゆるやかに降る 水の中で そっと 瞳閉じる
止められた時間に 打ち勝って you are star

(最初から決めていたわけじゃない
 出会わなければ静かに暮らせたのかもしれない
 でも見つけた
 僕がこの旅に同行した理由を
 僕という存在が持つ意味を

 ありがとう)

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最終更新:2007年08月17日 16:18
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