人が一つの夜を眠るとき 二千の冬を
人が五十の春を見るとき 無数の春を過ごす
『柱の男』
雪男とかネッシーとかに 出会ったとき 悪い者だと
考えたんじゃ 共通語（ことば）も探し出せないまま
ご機嫌いかが？
アミノ酸が 細胞が 微妙ながら体温が 脈拍がある
石と化しながら こいつはッ!! 生きているッ!!
意味は『メキシコに吹く熱き風』 眠り覚まして
思い知ったか おまえは最初から 負け犬ムードだったのだ どけいィ
地球の自転のこと 考えて 飛び込んだか？
水面の反射と 頭上の太陽の 両面焼きのハムエッグよ
『この原始人が』
会ったこともねえ 50年前の死人なんか くそくらえだぜ
誇り高き血統 未来に託す魂を 受け取るしかない
シーザー・ツェペリは今さっき ここで死んだ おめえどこだ
どこで眠ってる 今探してやる 掘り起こしてやる
あんたが割らずに残してた シャボン玉
風に帰ってく 戦士の最期の 痛み和らげるこの血は
『敬意』
戦闘者としての純粋さ それは弱さ
あくまで『赤石』！『究極生物』！
どんな手を使おうが勝てばよかろうなのだ
はるか昔 ひとりの天才が 生まれ落ちた
あらゆる恐怖を 赤い太陽の 存在を克服したくないか
そして今 ふたたび天才は 生まれ変わる
全ての能力 全ての生命 そしてギリシア彫刻の美――
いいや 策はあるぜ 息が止まるまで
逃げるんだよォーッ
くらえ波紋疾走 地球のエネルギー 『これも計算のうちかJOJO』
そう貴様は言う
最終更新：2008年08月03日 04:55
