[[プロローグ]]
苦しい‥‥無限に繰り返されるこの痛み。
助かることなんてない‥‥もう諦めた
俺はこのまま痛みに耐えながら孤独の恐怖を味わなければならない、
いつしか考える事もやめるだろう
精神が死ぬ‥‥それこそが俺にとっての唯一の助かる道
だが‥‥できる事なら謝りたかった
もっと傍に居てやれば良かった
あの頃には考えられないぐらいの人間らしい想い
すまない‥‥ドッピオ
そして我が娘トリッシュよ。
「‥‥‥り‥‥なさい」
女の声が聞こえる……一体誰だ?
目が潰れるぐらいの強い光が目を突き刺す。
ようやく光に慣れ目を開こうとした時だ
「おらぁ!」
「ぐぼぉっ!」
鋭い衝撃が心臓に襲いかかる
俺は薄れいく意識の中、風にゆれるリボンを見た
ディアボロ圧死
最終更新:2007年11月05日 16:06