彷徨える魂、巡り会う者達

 
「…馬、か」
 
タイガーバームガーデンを後にしたポルナレフは、E-6の竹林のすぐ傍に位置する川沿いの草原で足を止めていた。
その手に抱えているのはデイパック。そして――ポルナレフの前に立っているのは、一頭の馬。
無駄のない筋肉によって構成されたその逞しい外見は、一種の美しさすら感じさせる。
それはポルナレフに支給されたランダムアイテムにして、一頭の馬。
その名は『ヴァルキリー』。鉄球使いであるジャイロ・ツェペリという男の愛馬だ。
デイパックの中に入っていた紙から飛び出てきたのは流石に驚いたが、やはり何らかのスタンド能力によるものなのだろうか?
ともかく、この馬がこちらに大人しく頭を垂れてきている辺り素直に従うつもりがあるらしい。
馬は機動力の高さ故に移動手段としてはかなり魅力的だ。徒歩で駆け巡るよりもよっぽど効率がいい。
乗馬の経験は殆どないが…まぁ、コツさえ覚えれば何とかなるだろう。
このヴァルキリーとやらは素直に使わせてもらおう。
 
そうしてポルナレフは慣れぬ動きでヴァルキリーに跨がる。
…やはり特に暴れることもなく、素直に操ることが出来るようだ。
手綱を片手に、懐から『あるもの』を取り出す。
 
もう一つ、支給品があったのだ。
確認した所、それは手持ちサイズのトランシーバーのような物体。
取り付けられた画面には黒い画面のレーダーが表示されている。
どうにも『生命探知機』というらしく、周辺の生命反応を教えてくれるとのこと。
丁度いい。これを使えばジョースターの一行やDIO様を見つけ出すことも可能かもしれない。
 
ポルナレフを乗せたヴァルキリーはその両足を一歩ずつ踏みしきる。
そして長い両足に勢いを重ね―――雄々しく、猛々しく草原を駆け抜ける。
風の如く、地を刈り取るような疾走を開始した。
 
向かう先は、前方に存在する広大な竹林の内部。
 
 
◆◆◆◆◆◆
 

◆◆◆◆◆◆
 
 
 
深い深い竹林の中をとぼとぼと和服の少女が歩く。
その表情は暗く、こわばった様子で周囲をきょろきょろと見渡している。
片手に握りしめているのは一種の通信機器『スマートフォン』。彼女の支給品の一つだ。
スキマ妖怪がこんな道具を持っていたような気がする…。悪戦苦闘の末に使い方は理解できたのだが、いまいち用途がわからない。
一応もう一つ支給品があったのだが、それは紅く輝く奇麗な宝石(エイジャの赤石、というらしい)で戦闘には到底使えそうにもない道具だった。
つまるところ彼女に武器は一つも支給されていない。戦闘が不得手なこの少女にとって、これはかなり致命的な事態である。
 
それにしても…こんなことに、巻き込まれるなんて。
 
少女――『稗田阿求』は、殺し合いという状況下で自衛の手段を得られなかったこと。
そして、ゲーム開始時に『迷いの竹林』に転送されるという己の不運を呪った。
この竹林は非常に広大で深々としているし、此処を迷うことなく進むことができるのは因幡の兎くらいだと聞く。
それに、夜間である為にいつどこから人が襲いかかってきてもおかしくはない。
万が一、殺し合いに乗っている人物に遭遇すれば…その時点で終わりかねない。
参加者として記載されている数多くの妖怪達に比べれば、自分は赤子も同然の実力なのだから。
というかそもそも…自分に戦闘能力なんてない…。
 
勿論、こんなことに巻き込まれて怖いに決まってる。
転生の時までの短い命とはいえ、日々を平穏に暮らしていたのだ。
――そんな私が、こんな『殺し合い』という催しに突然巻き込まれた。
理解なんて出来るわけがないし、殺し合いなんてしたくもない。
だけど、あの主催者たちは―――山の神をも殺す力を持っているのだ。
生殺与奪を握られている。その時点で私達は殺し合いに乗らざるを得なくなってしまうのだ。
…それでも、私は乗ろうとは思えなかった。そもそも、乗った所で生き残れる自信もないという…。
というか、あの二人が何者なのかも解らない。荒木飛呂彦に、太田順也といった名前の二人組。
妖怪とは違う、神々とも思えない。見かけは人間なのだが…
まるで、神々をも超越したような賢者の様な。神々をも創り出す絶対者の様な。
そんな雰囲気さえ、感じ取れた。勝ち目なんて無いような気すらしたのだ。
 
………。
 
…………。
 
…私は、さっきから頭の中でごちゃごちゃした情報をまとめながら色々と考えていた。
 
そうしながら…何の宛も無く、歩いてきたけど。
 
これから…どうしようか?
 
何をするかも、方針も決まってない。殺し合いなんてしたくもないけど…
かといってあの主催者を倒す、なんてことが出来るんだろうか…?
出来るとしたら、この殺し合いに巻き込まれてる大妖怪達がとっくにやってるような気さえする。
 

 
 
『―――し―――』
 
 
―――やっぱり、殺し合いに乗るしかない?
私達は命を主催者の掌に握られてるも同然なのだ。
 
 
『――もし――』
 
 
大妖怪ですら対処出来ない状況となれば…本当に、私達は従わざるを得ない?
殺し合いなんていう、残酷で、ふざけた催しに…。
 
 
 
「―――もーしもーし?」
 
―背後からぬっと誰かの声が聞こえてきた。
ひゃっ、と情けなく小さな悲鳴を上げながら私はハッと後ろへ振り返った。
物思いに耽りすぎて、周りのことを前々気にしてなかった…!我ながら不覚にも程があった。
そうして何だかんだで振り返った先にいたのは―――
 
 
「――貴女は、」
 
「確か…稗田のお嬢さん、よね?」
 
私の背後から話しかけてきたのは、桜色の髪を靡かせるお嬢様だった。
やはりと言うか何というか、当然の如く見覚えのある人物。
というより、自分でもよく知っている人物だ。稗田の一族が書き記す幻想郷縁起にも載っている、名のある御仁なのだから。
――彼女は、『西行寺幽々子』。冥界に住まう亡霊の姫君だ。
こんな暗い竹林の奥底で亡霊のお嬢様と出会う。…何となく怪談物のようでもある展開だ。
 
ともかく、私はそうして幽々子さんとこの殺し合いの場で出会ったのだ。
 

◆◆◆◆◆◆
 
 
どれくらいの時間を歩き続けていたのだろうか。
行けども行けども、竹林から抜けられるような気がしない。
たった数分の時間でさえ、何十分も経過しているような気分になる。
私―――『マエリベリー・ハーン』は、盃を片手に持つツェペリさんを後ろから着いていくように歩いていた。
自衛用といっては心許ない日傘(『八雲紫の傘』という私の支給品である)をその手に携えて。
一応振り回せば武器にはなるかもしれないし、がんばれば敵の攻撃も防げる…かもしれない。そう思って一応握りしめていたのだ。
 
「…メリー君、大丈夫かね?疲れた時は遠慮なく言うんじゃぞ。お嬢ちゃんが無理することはないからのう」
「あ、はい…まだ大丈夫です。お気遣い、ありがとうございます」
 
時折こうして、ツェペリさんを振り返って私のことを気遣ってくれていた。
…やっぱりツェペリさんと一緒にいると、心強く感じる。そう思うことが出来た。
さて、私達はこうして歩いている間。少しばかり言葉を交わしていたのだ。
その時に私は、少し前に抱いていた疑問を投げかけたのだ。
 
 
『―――ツェペリさん、ペットボトル知らないんですか?』
 
 
些細なことだけど、どうも気になっていたのだ。
現代人がペットボトルのことを知らないなんて、有り得ないと言ってもいい。
でも、ツェペリさんはペットボトルの開け方を知らないどころか「ビン」だと思っていたらしい。
どうにもそこが引っ掛かって…私はそのことについて聞いてみたんだ。
(ペットボトルの開け方も教えてあげたのは余談。)
ツェペリさんは当然の如くペットボトルなど見たことがないと言っていたし、
それどころか現代人なら当然のように知っている道具も殆ど知らなかったのだ。
そこから色々と会話を重ね、私はふとあることに気づいて…ツェペリさんにこう質問をした。
 
 
『―――えっと、ツェペリさん。今は西暦何年ですか?』
 
 
それがきっかけで、私達はあることに気がついたのだ。
―――ツェペリさんは今を『1888年』だと思っていたらしい。
そう、私の生きている時代から見て…何百年も前の時代。言うならば馬車が街中を普通に走ってるような時代だ。
オカルトサークルに所属していたせいか、何というか…こうゆう『お互い時間軸が違うのでは』みたいな発想が何となく浮かんだのだ。
そうして聞いてみたら、案の定だった。ツェペリさんが居たという「英国」も、話で聞くだけでも明らかに現代とは異なる環境だった。
最初は半信半疑というか、思いつきのようなものだったのだが…互いに話を交わして確信することができた。
私とツェペリさんは―――別々の時代から呼び寄せられている。
 

 
『―――もしかすると、名簿に見受けられるジョースターやツェペリの名を持つ者は
 時間軸の異なる血縁者…ということも有り得るかもしれんな』
 
私の推測を汲み取りしながら、ツェペリさんはそんなことも呟いていた。
そうなると、あの主催者達は時間干渉すら可能ということになる。
あの大人数を、全く気づかないうちに一つの場に呼び寄せるというだけでも相当な力なのに…いよいよ相手が全能の神のようにさえ思えてきた。
一体、どんな手段を用いればあの二人を倒せるんだろうか?
正直…勝ち目がないんじゃないか、ってさえ思えてくる。でも、諦めるなんて駄目だってこともわかってる。
この期に及んで諦めるなんて…私を支えてくれて、蓮子を探すことにも力を貸してくれているツェペリさんを裏切ってしまうようなものだ。
それに…もっともっと、蓮子と一緒に毎日を楽しく過ごしたいから。
だから、私は諦めたりなんか…
 
 
 
 
 
「メリー君、誰かが此方に接近している」
 
盃の水に浮かぶ『波紋』を覗き込みながらツェペリさんが私にそう言ってきた。
え、と私は慌ててその場で身を固くして身構える。
誰がこの殺し合いに乗っているかも解らない以上、とにかく注意はしなくちゃいけない気がした。
…ツェペリさんが波紋の動く方向をじっと見ている。
そして、私の耳にも次第に何かの足音が聞こえてきた。―――人間の足音じゃない。
これは…もっと違う、動物か何かの足音?
 
そう思っていた矢先。竹林の陰から、ゆっくりと一頭の『馬』が姿を現してきた。
屈強な馬の上に股がっているのは、箒のような頭をした西洋人の男性。
 

 
 
「―――やはり、人が居るようだな」
 
電子機器のような機械を片手に、男は私たちを見下ろしてそう呟く。
何となくだけど…ピリピリとした雰囲気を纏っているのが解る。
殺気のような、威圧感のような。そんな只ならない雰囲気を。
ツェペリさんはそれに気づいてか、私を庇うように身構えている。
 
「…君は、殺し合いに乗っているのか?」
 
ツェペリさんは片手を構えながら、目の前の男の人にそう問いかける。
もしYESと答えれば即座に攻撃しかねないような態度を見せている。
しかし目の前の男の人は、その問いかけに対し特に気にかけることもなく。
 
「君たちに質問がある」
 
ツェペリさんの質問を遮り、男の人が逆に質問を返してくる。
そして、男が静かに口を開いた。
 
 
「―――『ジョースター』という名に聞き覚えは?」
 
 
ツェペリさんは、きっとその質問を聞いて驚いていただろう。
私だって、ジョースターの名が出てきたことに驚いていたのだから。
 
 
◆◆◆◆◆◆
 

◆◆◆◆◆◆
 
 
「いやぁ、最初に会えたのが貴女で良かったわ~。」
「ん、そうですか?」
「貴女って何となく冷静そうというか、それなりに聡明そうだし。現に殺し合いに乗るつもりもないんでしょ?」
 
『何となく冷静そう』。まぁ、喜ぶべきところ…なのかしら?
私と幽々子さんは、互いが殺し合いに乗っていないことを確認して竹林を歩きながら情報交換をすることにしたのだ。
どうやら幽々子さんも突然この催しに巻き込まれ、私のように竹林を彷徨っていたらしい。
そこで私を見つけて声をかけてみたものの、私が物思いに耽っていたせいで何度も呼びかける羽目になって…と。
うーん、我ながらなんとも恥ずかしい…。何度も発せられてる呼び声に気づけなかったなんて…。
しかも背後から声をかけられてちょっとばかし吃驚してしまったし。
それにしても、このお嬢様はこんな状況下でも結構飄々としてるなぁ…と。
 
「えっと、というか…幽々子さんは、怖くないんですか?割といつもと変わらぬ態度に見受けられますけど…」
「んー…そりゃ、少しは怖いわよ。…でも、怖がってた所で何も始まらないじゃない?そもそも私は怖がられる方でしょ、亡霊なんだし。」
 
悪戯っぽく笑みを浮かべながらそんなことを言いつつ、幽々子様は懐から何かを取り出す。
 
「それに、ね。」
「…それって、」
「これ、私の支給品。この刀が何なのか、解るでしょ?」
 
当然の如く、それが何なのかを理解することが出来た。
そう、それは彼女にとって非常に縁のある人物が持ち合わせていた物―――
人の迷いを断ち切ると言う、あの短刀だ。
 
「…勿論、解りますよ。それは…貴女の従者の」
「そ、『白楼剣』。あの子が――妖夢が愛用してる刀。何だか知らないけど、運命みたいなものを感じない?」
「運命、ですか」
「―――何だか、離れていても…あの子が私の傍に居て守ってくれてるみたいじゃない。」
 
彼女はにこやかな表情を浮かべて、心強そうに刀を両手で抱きしめるように抱えていた。
幽々子さんの顔からは、不思議な安心感のようなものさえ感じ取れる。穏やかなその表情は、何となく…美しくさえ見えた。
それにしても、運命か。…数多く存在するであろう支給品の中から、自分の従者の武器が支給される。
それは確かに、ある意味で一種の必然のような巡り合わせなのかもしれない。
―――そして。やっぱり彼女は、妖夢さんを信頼しているんだな…と。そう察することが出来た。
ずっと傍に居て、幽々子さんの為にいつも頑張って奮闘してると聞く。
彼女はやっぱり…幽々子さんにとって、かわいい従者なんだろうなぁ…。
そんな信頼出来る大切な人がいつも傍に居るのは、やっぱり素敵なことだと思う。
それだけに、今の状況は彼女に取っては…多少なりとも…いや、きっと確実に心細いのだろう。
…だからこそ、私も出来る限り…このお嬢様を支えてあげよう。
戦える力なんて何も持ってない私だけど、せめて誰かの支えにはなってあげたい。
それが私に出来る、精一杯のことならば。
 

 
 
「―――ねぇ、阿求」
「…ん?」
 
歩きながら少し考え事をしていたが、暫くして幽々子さんが私に声をかけてくる。
どうしたのだろうか。少し黙り込みすぎてしまったかな…。
そう思っていた矢先、私の予想とは違う答えが返ってきた。
 
 
「向こうに、誰かいるわ。…3人ほど」
 
幽々子さんはこちらをちらりと見ながら足を止め、小声でそう言ってきた。
どうやら、人がいるらしい。…直後に、私もすぐに動きを止める。
しー…と幽々子さんが指で「静かにしてね」と言わんばかりの素振りをしつつ、竹の間から『誰か』を覗き込んで見ていた。
私もそれに追従し、極力音を立てないようにとことこと動きながら竹林の隙間から覗き込む。
 
 
 
『――君は――殺し合い―――乗っているのか――?』
 
 
『君たち―――質問が―――』
 
 
『―――『ジョースター』という名に――』
 
 
自分達のいる場所から、距離にして十数歩以上はゆうに離れているか。
どうやら、二人の男性が何か会話をしているようだ。
見た所、片方は馬に乗ったがっしりとした体格の、箒のような頭をした男性。
会話をしているらしいが…どことなく、ピリピリとした…妙な囲気が感じ取れる。
距離のせいか会話内容は少し聞き取りづらいものの、曖昧になら一応把握することは出来る。
そして男が向く先に居るのは、二人の影。…姿を見る限り、一人は壮年の紳士風の男性。
もう一人は―――
 
 
「……………。」
 
その時、ふと私は横を向いた。
そう、一緒に竹林の隙間から状況を覗き込んでいる幽々子さんが、目をぱちぱちとさせていることに気が付いた。
何か『意外なもの』を目にしたかのように。『数十年来の知り合い』を突然見つけたかのような。
とにかく、幽々子さんが『何か』に驚いていることだけは理解することが出来た。
それはあまりにも突然のことだった。一体、どうしたのだろう…?
そう思っていた最中、幽々子さんが静かに口を開いた。
 
 
 
 
「……あの子。紫に、似てるような…」
 

 
 
小声でそう呟いた幽々子さんの視線の先を私は向く。
そう、紳士風の男性の傍にいる『もう一人の人物』の姿を見たのだ。
―――それは、金色の髪を持つ少女。特徴的な帽子を被り、その手には閉じられた傘を携えている。
少しばかり怯えているのか、男性の後ろに隠れるようにして不安そうな表情を浮かべているのが見える。
あの様子を見る限りだと、彼女は恐らく普通の人間なのかもしれない。とても場慣れしてるようには見えない。
 
 
でも。その姿は。
幽々子さんが口にした『人物』に、何となくだけど…似ていた。
彼女の姿を見た瞬間、確かにそれを理解することが出来たのだ。
あらゆる『境界』を手中に収める『かの大妖怪』に。
妖怪の大賢者と呼ばれる『彼女』に。
 
―――スキマ妖怪『八雲紫』様に、あの少女はどこか似ているような気がした。
 
 
 
【D-6 迷いの竹林/深夜】
 
【稗田阿求@東方求聞史紀】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:スマートフォン@現実、エイジャの赤石@ジョジョ第2部、基本支給品
[思考・状況]
基本行動方針:とりあえず殺し合いはしたくない。
1:八雲紫様に似ている?ともかく、状況を伺ってみよう。
2:主催に抗えるかは解らないが、それでも自分が出来る限りやれることを頑張りたい。
3:荒木飛呂彦、太田順也は一体何者?
[備考]
※参戦時期は未定です。
 
【西行寺幽々子@東方妖々夢】
[状態]:健康、多少の不安
[装備]:白楼剣@東方妖々夢
[道具]:基本支給品
[思考・状況]
基本行動方針:殺し合いには乗らない。紫や妖夢に会いたい。
1:あの子(メリー)は、紫に似てる…?
2:主催者を倒す為に信用できそうな人物と協力したい。
※参戦時期は神霊廟以降です。
 
【マエリベリー・ハーン@秘封倶楽部】
[状態]:健康、精神はだいぶ落ち着いている。
[装備]:八雲紫の傘@東方妖々夢
[道具]:基本支給品
[思考・状況]
基本行動方針:蓮子と一緒に此処から脱出する。
1:あの人(ポルナレフ)はジョースター家のことを知ってる?
2:蓮子を探す。ツェペリさんの仲間や謎の名前の人物も探そう。
[備考]
参戦時期は少なくとも『伊弉諾物質』の後です。能力の制限は不明です。
ツェペリとジョナサン・ジョースター、ロバート・E・O・スピードワゴンの情報を共有しました。
ツェペリとの時間軸の違いに気づきました。
幽々子と阿求には今のところ気付いていません。
 
【ウィル・A・ツェペリ@第一部 ファントムブラッド】
[状態]:健康
[装備]:星熊盃@東方地霊殿
[道具]:基本支給品
[思考・状況]
基本行動方針:ジョジョやスピードワゴンと出会い、主催者を倒す。
1:目の前の若者(ポルナレフ)と対話する。彼はジョースターの血族について何か知っている…?
2:ジョジョ達だけでなく、メリーの友達も探そう。
[備考]
参戦時期はウインドナイツロッドの入り口のトンネルを抜けた直後です。
メリーと宇佐見蓮子の情報を共有しました。
メリーとの時間軸の違いに気づき、「ツェペリやジョースターの名を持つ者は時間軸の異なる血縁者なのでは?」という推測を立てました。
波紋探知機は最も近い距離にいるポルナレフにのみに反応しています。幽々子と阿求には今のところ気付いていません。
 
【ジャン・ピエール・ポルナレフ@第3部 スターダストクルセイダース】
[状態]:健康
[装備]:ヴァルキリー@ジョジョ第7部、生命探知機@現実
[道具]:基本支給品
[思考・状況]
基本行動方針:ジョースター一行を探し、始末する。
1:目の前の二人から情報を聞き出す。DIO様に害を為すと判断すれば始末。
[備考]
※参戦時期は香港でジョースター一行と遭遇し、アヴドゥルと決闘する直前です。
※肉の芽の支配下にあります。
※生命探知機は竹林に隠れてる阿求と幽々子も探知していますが、後回しにしてツェペリ達への尋問を優先しています。
 
※5人は地図から見てD-6の中央辺りの竹林内部に居ます。永遠亭からは距離的にはさほど遠くありません。
 

 
<スマートフォン>
稗田阿求に支給。
現代人なら誰もが知っているタッチ式の携帯電子機器。
此処ではどのような機能が使えるかは今のところは不明。
 
<エイジャの赤石@ジョジョ第2部>
稗田阿求に支給。
ルビーのような真紅の宝石。
その内部に入った光は何億回も反射を続け、皮膚をも溶かす光線として照射される。
柱の男であるカーズは究極生命体に至るべく、これを石仮面に使い骨針のパワーを強化しようとしていた。
 
<白楼剣@東方妖々夢>
西行寺幽々子に支給。
白玉楼の庭師兼剣術指南役の魂魄妖夢の愛用の刀の一つ。人の迷いを断ち切るとされる短刀。
 
<八雲紫の傘@東方妖々夢>
マエリベリー・ハーンに支給。
大妖怪である八雲紫が常に携えている傘。弾幕ごっこの際だろうと構わず携えており、恐らく耐久力は高いと思われる。
 
<ヴァルキリー@ジョジョ7部>
ジャン・ピエール・ポルナレフに支給。
死刑執行人の一族であるジャイロ・ツェペリの愛馬。
 
<生命探知機>
ジャン・ピエール・ポルナレフに支給。
一定の距離に存在する生物の位置を探知し、画面上に表示する電子機器。
サイズ的には携帯電話などと大差ない。少なくとも数十メートル圏内に存在する生物は探知出来るようだ。
あくまで『生命』を探知する為、死体には反応しない。
尚、参加者以外の生命も探知することが可能(ゴールド・エクスペリエンスの能力で生み出された生物など)。
 
遊戯開始
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最終更新:2014年03月17日 19:46