第八話「友と、恩師と、土星の輪」 まとめ。
ムトウタチバナは生きていた。
レッドとの死闘において、タチバナは死ぬつもりはなく、勝算をもって挑んでいた。
爆発の前に自らの身体を分子レベルまで分解し、爆風によるダメージを回避していたのだ。
あとは能力を解除すれば自然に元の姿へと戻る段取りだったが、
何者かが修復前の頭部を持ち去ってしまった為に、修復速度が著しく低下してしまっている。
その頭部は、謎の人物の手でDr.ERの手に渡っていた。
謎の人物は
「自分から手に入れたことを秘密に、頭部の人物について詮索しない、大事に扱ってくれ」
等の条件を付け、シルビアを監視役としてERに預ける。
タチバナの部位をERに預ける目的も、その人物の正体も全ては謎につつまれている。
少しづつ自力での再生を試みる、散らばってしまったタチバナの部位。
盲目のスタンド使いソマは片腕と下顎を、
物に命を与えるスタンド使いアルジスは胴体をそれぞれ発見し、
タチバナへの興味により回収を始める。
一方、杏子は腕を見つけ、タチバナ復活の希望に心を躍らせていた。
杏子はソマと出会い警戒するも、
タチバナ復活を阻止せんとするツチノコスターと洗脳された佐藤の襲撃を受け、
ソマと共闘することになる。
強敵相手に、戦闘に向かない二人だったが、杏子の冴え渡る感と、ソマの歴戦の経験でそれを退け、
ついに土星の裏切りをも見抜く。
土星の攻勢に絶対絶命の窮地に立たされる杏子たちを、戦場に姿を見せたサトヨシが救う。
「運命」や「現実」を捻じ曲げ、世界を従えうるその能力に恐怖する土星。
サトヨシはその強力すぎる力の弊害を恐れて、戦闘を避けていたのだ。
土星、ツチノコスター、佐藤、サトヨシ、アルジス、杏子。入り乱れての総力戦。
アルジスと杏子の連携によりツチノコスターを倒し、佐藤は正気に戻る。
敗北を覚悟した土星は自ら命を絶った。
土星は「あい るーず こんとろーる」というレッドと同じ言葉を残し、
タチバナの部位はその言葉に反応を示した。
その理由はわからない。
それぞれが「ムトウタチバナの復活」に向けて動き出した。