「今度は裏!今度は裏だッ!」
シュッ!
ひゅ~、、、ポン
「ィイイヤッホ~エッ!
やったぜ!また当たっちまった!今日の俺は最ッ高についてるぜッ!」
靴を飛ばし、浮かれる男が一人。
どうやら彼は靴が裏か表かで自分の今日の運勢を見ているようだ。
彼の名はプーチン。
自称今世紀最大のギャンブラー・・・らしい。
彼の友人の一人に話しを聞いてみると
「ん?プーチンかい?あぁ、あいつはきっとギャンブルのしすぎで後々身をくずすよ(笑)」とのこと。
プーチン「ィイイヨシッ!最後は横だ!裏でも表でもない!横向きにいきゃ~俺は最ッ高にハッピーだぜ!」
シュッ ・ ・ ・ バコッ!
「痛ッ!」
プーチン「ん?ま、まさかやっちまったか?
あちゃー、当たってるわ。スイマセーン俺の靴とんじゃいまして…」
男「なにやってんだコラッ!殺す気か!」
プーチン「だから、スイマセンって」
ヒュッ!
!?
タバコの煙(?)が十字を切り、プーチンに!間一髪よける!
プーチン「な、いきなり何すんだタコ!」
羊「うっせー!俺はさっきまで禁煙中だったんでムカついてたんだ!お前のせいでまた吸っちまったじゃねェか!ぶっ殺す」
プーチン「俺のせいでタバコ吸った?それは関係ね~だろ」
(この能力!奴はスタンド使いだ!だが、、、俺の飛ばした靴は横を向いてる、つまり俺は最ッ高にハッピーだ!ィイイヤッホ~エ!!)
プーチン「OK!ゲームを初めよう!」
******
それを一部始終見ている男がいた。
「なんだょぉ…誰だあいつらぁ……俺と同じようなの持ってるじゃあ~ん」
ワンセグは偶然通りかかった。彼は身心ともに病んでいて、たまに彼自身も予期しない行動をするときがある。今日は夢遊病のように町を徘徊していた。
「グヘへ……残った方に俺の“イエロー・カード”をぶち当ててやるよ……」
「聞き捨てならないな」
「だ……誰だ!」
ワンセグの後ろには彼が立っていた。先ほどの勝者にして、どこか憎めないあの男。
「人呼んで“放浪の針師ぽん”とは私のことだ」
「……」
「さぁ治療の開始だ。まずはその汚れた“精神”を浄化してやる!」
「よく分かんねぇけどよぉ……お前が邪魔だということは十分に分かった」
┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
「か か っ て きや が れ !」
******
ゴゴゴゴゴ
プーチン「マッドダイス!!!」
赤2 青1
プーチンのダイスが三匹の水の狼に形を変える!!
羊(気色悪ぃ色の狼だな………)
プーチン「行け、マッドダイス」
流れる動作で狼が羊を襲う
羊「しってるかい?羊ってのはよぉ、狼に食われるだけじゃねぇ
身を守るためには狼すらもブッ殺すんだ!!!
クロス・スモーク!!」
十字が狼を切り裂く!!!!
羊(………!!!
な、なんだこのカードは!!!
腕にくっついてとれない!!ヤツのスタンドか!!)
******
ワンセグ「ヘッヘッヘ、まずは1枚だ…。あと1枚でテメェはスタンドごとWay Away(遠くの道)へさよならだぜぇ…」
羊「ならばその前に貴様を倒す!クロス・スモーク・スペシャル!」
羊が大きく空中に十字を描く。
十字の煙は実体となってワンセグに襲いかかる。
ワンセグ「あめえなあぁ!? その程度かわせねえわけが…、ッッ!? 何だ!? 体がいうことを…ハッ!?」
振り向いたワンセグの体には数本の針が刺さっていた。
その視線の先に立っていたのは…、
ぽん「言ったはずだ、貴様の汚れた魂、このマッスル・コーディネートのぽんが『治療』するとなッ!!」
ワンセグの体の筋肉はあちこちが暴走させられ、不自然な動きしかできない。そこに羊のクロス・スモークが襲いかかるッ!
ドッガアアァァーンッッ!!
しかしッ!!
貫かれていたのは!!
羊「水の狼ッ!?」
プーチン「甘い、甘いねえ~! 俺の狼は3匹いるんだぜぇ? これで最後の3匹目がやられたってわけだぜ。つまり、俺はここからもう一度ダイスを振ることができるってことだ。今の状況にもっともあったスタンドが出ることを願うぜっ!
マッド・ダイス!!」
******
プーチン「これは今までで「サイコー」の「ひき」が出そうだぜェ・・・。」
プーチンは羊に目をやりながらダイスを準備する…
羊「…これはただの「煙」ではどうにもならんな…」
羊は咥えていたタバコを取りかえる
羊「スー…。プフー…。」
プーチン「この…雰囲気…只者じゃあないッ…!だがッ!俺はッ!今「サイコー」に運が良いはずじゃねェかッ!今の俺がッ!この俺がッ!負けるギャンブルはありえねぇぇぇぇぇぇぇぇ!!振らせてもらうぜッ!「マッド・ダァァァァァァァァイス」ッ!」
ズギュウウゥゥン!!
バァァァァァン!!
赤…4 青…6
プーチン「ひゃっはぁッ!「青の6」!?「青の6」だとッ!こいつぁ!こいつぁ「サイコー」だァ!出でよ!「サンダードラゴン」!!」
ドギャァァァァァァアアン!
雷鳴が鳴り響くとダイスから4頭の雷龍が生まれ、4頭は羊を一斉に睨みつける。しかし羊はその切りつけような視線をすっと受け流し口を開く。
羊「このタバコは「ブラックスプリット」…ニコチンは今までのタバコとはダ・ン・チだ…。(フ・スー)ブラック・スプリット・クロス!!」
ビシャアアアアアア!!
ズッバアァァァァン!!
いかにも健康を害しそうな煙が龍を一頭切り刻み、消し去る。残った3頭はそれを見て怖気づいてしまう。
それほど今の事態は一瞬のことであり、本体のぷーちんとともにあの煙の恐ろしさを網膜に焼き付けられてしまったのだ…。
プーチン(うろたえるんじゃねェッ!!今の俺が「サイコー」に運がいいんだッ!!そう簡単にやられちまうはずが!「青の6」をひく程の強運だぞッ!負けるはずがッ…)
羊「負けるはずがねぇ」
プーチン「負けるはずがね・・・ッ!はっ!!」
羊「お前・・面白い奴だったぜ…」
ズッギャァァァン!!
プーチン:リタイア!
******
羊「さて、次はお前だワンセグ!」
羊「おっとその前に腹ごしらえしておくか。」
羊は自分の足元の草を食べた。
羊「草も食ってパワーアップッ!ブヂュルヂュルつぶして~」
ワンセグ「喰ったなッ(ニヤリィ)。俺のスタンド攻撃をその草に与えていたとしたら?」
羊「何ッ~?!な、なんだ、俺が下にいる?!俺が俺を見ている?! 理解不能!、理解不能!」
ワンセグ「イエローカードの2枚目を食ったんだよ。魂が抜けてるぜ!」
羊「あっ!理解『可』能!」
羊(クロス スモーク):魂が浄化されてリタイア
******
ワンセグ「(チクリ)…ん?」
ぽん「言ったはずだ…俺は「治療しに来た」っとな…俺の「スタンド」で突けば…健康・良好だ。」
ワンセグ「気分が…爽快だぁァァ・・・!ふひゅぅぁ・・・」
ワンセグの顔に見違えるように赤みが差し、呼吸が整う…。
ワンセグ「こんな気分になったのは初めてだァ…じゃ、遠慮無くお前を「飛ばして」や・・・・」
ぽん「そりゃ無理だ。」
ワンセグの胸が膨張し、弾けた。
ボッギャァァァン!!
ワンセグ「ガ・・・・ナァァァァァンデェェェェェ!?」
ぽん「一緒に『超強心』に「針」を撃ちこんでおいた。「健康体」であればこんな風に胸が張り裂ける。お前の体を治したのはそういうことだ。」
ワンセグは既に生きてはいない…
ぽん「それに…『病人と闘う主義じゃァない。』」
ワンセグ:リタイア!