ぽん「やれやれ……今日はやたらとスタンド使いに会う日だな……」
時計は既に17時を周っていた
ぽん「…………ん?」
ぽんの足元にはワンセグが倒れている
ぽん「こいつはスタンド使いか?」
ぽんは足元の男を見てヒッカカルものがあるが思い出せない
ドドドドドド
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ぽん「なんだか…体が重いな…」
燦燦午後「生まれろ『命』…」
燦燦午後が地面に手をかざすと、植物の芽が顔を出した
ぽん「お前…スタンド使いか…?」
燦燦午後「スタンド…?この能力はスタンドというのか?俺はこの能力で世界中を緑でいっぱいにするのが夢なんだ…それに俺の名前は『お前』じゃあないぜ…燦燦午後っていうんだ…」
ぽん「悪かったよ…燦燦午後。(戦う意思はなさそうだな。)俺はぽんっていうんだ」
そう話している間にも燦燦午後は緑を増やしていく
ぽん「ところで…お前の名前はなんていうんだ?」
燦燦午後「…?ナニ言ってるんだ…?さっき教えてやったじゃあないか…忘れっぽい奴だな…燦燦午後だ…」
ぽん「え…そうかい…おかしいな…それになぜだか体が重い…ダメージを受けたような…
(まさか…スタンド攻撃か…?だがこの燦燦午後からは闘志は無い…いったいこれは…)
とにかく…『マッスル・コーディネート』で回復のツボを…
はッ
お…思い出せない…押すべきツボが…
か…体にダメージがどんどん溜まっているぞッッ…
やばい…これは本当にやばいッッッ」
オシニス「くくく…奴めどんどん記憶を失っているようだな…最後にはスタンドも出せなくなり、廃人となるのさ…俺は少し離れて見物でもしてるだけ…くくく」
燦燦午後「なあアンタ…」
オシニス「ヒッ!?(こ…こいつはさっきまでぽんと居た…いつの間に横に…?)な…なんだよッ?」
燦燦午後「さっきさ…ここで立ちションしてなかったかい?」
オシニス「あ…ああ、したが…それがなんだっていうんだ?」
燦燦午後「よくさぁー、草むらで小便しながら、草木の栄養になるから良いんだっていうオッサンいるじゃあないか…オッサンってなんで適当なことばっかり言うんだろうなぁ?小便はさ、植物を枯らしちまうことだってあるんだぜ…?だから許せないんだよなァー立ちションってよぉー…ド田舎ならともかく、コンビニだってあるんだからトイレくらい借りればいいのにさぁー…」
オシニス「な…ナニが言いたいんだッッ」
ドドドドドドドドドドドドド
燦燦午後「だから緑好きの俺としてはさ、立ちションしてる奴らは全員懲らしめることにしてるわけよ…
『ブリリアント・グリーン』ッッッ!!!!」
無数の大根がオシニスを襲う!!
オシニス「ぐあッ!?な…なんだこの大根は…アッ…アッーーーーーーーーーーーーーッッッッッッ!!!!!!」
オシニス、リタイア
ぽん「あれっ?思い出してきたぞ…ツボ…なんだ…忘れっぽくなったのか?…物忘れに効果のあるツボも押しておくか…
あれ、燦燦午後どこ行ってたんだ?」
燦燦午後「いやちょっと…環境保護活動をね…」
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ぽん「はッ!危ない燦燦午後ォッ!!」
上空から巨大な刃が燦燦午後を襲うッ
燦燦午後「なッ…」
ぽん「マッスルコーディネート!脚力強化ッ!」
間一髪、ぽんが燦燦午後を抱えて横に飛び避ける。
ぽん「やれやれだぜ…」
燦燦午後「た…助かった…ありがとう…」
亜門「ハハーハハハッ!!二人まとめて切り刻んでやるッ」
ぽん「新手のスタンド使いかッマッスルコーディネートォッ!!!」
亜門「ゼブラヘッド!!」
空中にできた裂目が刃に変わり、ぽんの打ち出した鍼をなぎ払う
亜門「死ねぃッッ」
巨大な刃が二人を襲う
左右にそれぞれ飛び避ける二人
ぽん「なるほど…なかなかシンプルな戦い方をする奴だ…シンプルな奴ほど強い…
だが…そんな巨大な刃では容易く攻撃が読めてしまうぞッ」
亜門「ハハハーッ喰らえッッ」
このとき、再び巨大な刃が襲ってくるものだとぽんは予想した。
しかしそうではなかったッ
ぽん「こ…これはッ」
シュンシュンシュンシュンシュンシュン
今度は無数の小さな刃が襲ってきたのだ
亜門「今まで大きな刃しか作り出さなかったのは、大きな刃しか出せないと思わせるためだ…裂目の入れ方は自由自在なのだッ」
ぽん「よ…避けきれないィィィーーーーーッッッッ!!!」
ズビブシュズババシグレッグッッシュゥゥゥゥゥッッッ
ぽん全身に裂傷を負いリタイア
燦燦午後「ぽん・・・」
亜門「さあ次はお前だ…」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
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燦々午後「……!」
(俺の植物達がなくなっていく)
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亜門「なんだよこのうざってぇもんは……
消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えちまえ!!!!
'ゼブラヘッド'!!」
植物を次々に消していく
燦々午後「おい、お前だな。環境をこわしてるやつは」
亜門「環境ぉ?人間一人でどうにかなるもんに環境なんてつけてんじゃねぇよ……
この邪魔くせーのはテメーのスタンドか」
ドドドドドド
燦々午後「環境を守るためにお前には死んでもらう、'ブリリアント・グリーン'!!」
亜門「ゼブラヘッド!」
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燦々「食らえ!我が有機野菜たちを!」
各種野菜が亜門を襲うッ!
亜門「くだらねぇ~~~!!てめーのスタンドはっ、死ねい!」
亜門は一際大きな刃を創り出した!
亜門「はっ!?」
亜門「こ、これは…人参が…俺の手にィィィィ!ひぃぃぃぃああぁんまりだあぁ~!!人参キラーい!heyyyyy!」
亜門は急に泣き出した。
燦々「なんだこいつ!気持ちわりい!おまえがいままで犠牲にした、野菜のカタキだ!くらえ!金時人参をッ!」
甘みを帯びた特産金時人参が亜門を襲う!……
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金時人参が襲いかかる!!
ゴゴゴゴゴゴゴ
亜門「……金時?金時っつーのは甘いんじゃなかったかぁ?」
燦々「そう!金時人参は普通の人参より赤く、旨味の多い人参なんだ!人参の甘さを知らないまま死んじまいな!!」
亜門「俺はよ、親父が人参嫌いだったから食わず嫌いなのさ………
そんなにうまいならくってやるぜ!!!
食べやすいデかさに砕けゼブラヘッド!」
人参は口にはいる大きさにくだかれた
亜門「………少し勇気がいるが……、食うぜ」
燦々「苦手な物が克服出来るわけがなぁい!!!」
ドドドドドドドドドドドド
亜門「…グレート……、初めてくったがうまいじゃないか……俺は甘いものが好きだからな………」
燦々「ス、スタンドのかたちが変わった!
精神的に乗り越え進化したというのか?」
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「続きをしようぜ……自然主義者さんよぉ……」
『こいつのスタンドは試練を乗り越えたことで“成長”したのか……?』
「黙ってちゃあ分からねえぞぉ!」
「お前は大地を尊敬してるか……?」
「?」
「恐竜は大地を敬わないから滅びたんだ。大地……つまり自然だ」
「けっ……知らねえなぁ……だが!」
ゼブラヘッドを出す。心なしか先ほどより強そうに見える。
「お前は自然と共に朽ち果てるんだ!」
「自然は人間と共に過ごしてきた!」
迫りくる刃。さっきのそれより数段は大きく、強力だ!
「これで終りだ!」
「と思うか?」
「!?」
無数の蔓と蕀が燦々午後の周りを覆う。
よく見ると中央の木に蔓と蕀が巻き付いていて、刃は木と少々の蔓を斬って消滅した。
「さっきの行動(人参を食べる)のおかげで時間稼ぎできたよ……」
「な……何だと?」
「蕀と蔓は武器に使われるほど固いんだぜ?再生能力も桁違いだ。」
「へっ……御託はそれだけか?今の俺は成長してパワーもスピードもお前を勝っている!
更に貴様はこんな大技を繰り出して精神力がもつのかぁ~?」
「確かにもう僕はスタンドを使えるほど精神力は無い」
だが……支えを失った蔓と蕀はどこへ行くかな……
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「ま……まさか!」
そう……支えを失った蔓と蕀は……
「ぎゃあああああ」
「貴様に絡み付く!」
どんどん亜門に絡み付く!例えるなら鼠に絡み付く蛇のように……
「こんなもの……ゼブラ……ヘ」
「無駄だ。自然は貴様の能力を遥かに超えている」
間もなく亜門の体は蔓の中に消えた。
「自然の怒りを知っただろう?これが貴様が馬鹿にした自然の報いだ!」
亜門 リタイア