逆転姉妹
「んっ・・・はぁ・・はぁ・・これが・・茜のパンツ・・」
自分の部屋で妹の茜のパンツのにおいをかぎながら必死にオナニーをする兄、祐樹。1階には妹の茜がTVゲームに熱中しているためか、声を殺しながらもこっそりと出る喘ぎ。
兄の祐樹はおとなしく、男の癖に女顔で色白く背が低い上に髪も切ってなく、
セミロングぐらいあるせいか、同級生からは「オカマ」などと罵られることもあった。
もちろん、異性などとは縁が全くといっていいほどなかった。
一方妹の茜は、兄と比べ活発的で、学校でも人気がある。その人気は男子からよりも女子
からの方が人気があった。
「はぁ・・はぁ・・こうすれば・・」
といい、自分の硬くなったペニスに茜の白いパンツを宛がう。
そして、布越しに自分のペニスを必死に扱く。
「うぁ・・きもちいい・・」
そして、祐樹の中にどんどんと快楽の波が押し寄せてきた。
「はぁ・・うっ・・・出るっ・・・」
と、茜のパンツの中に精液をどくどくと出している時に・・・
「お兄ちゃん、借りてたゲーム返しに・・ってなにしてるの!?」
茜が突然部屋に入ってきた。妹の突然の訪問に兄は「!!」という状態になったが
どうすることもできず、下半身丸出しのまま座っているしかなかった。
「いや・・これは・・ち、ちがうんだよ」
「何が違うの?ってかそれ!あたしの下着じゃない!何してんのよ!」
茜がヒステリックに怒っている。しかし、兄はどうすることもできず、ただあやまっていた。
「ご、、、ごめん・・ごめんなさい、、あの・・下着だったら、代金教えてくれれば払うから・・」
「そんな問題じゃないでしょ!しかもそんな・・カッコで・・信じられない!変態!
お母さんが出張から帰ってきたら言いつけるからね!」
それを聞いたとたん、祐樹の顔色が今まで以上に真っ青になった。
(こんなこと知られたら・・・ど、どうしよう・・)
「あ、そ、それだけは・・・お願い、言わないで・・お願い!」
と目に涙を溜め、必死に妹にお願いするなさけない、兄。それを見て
「はぁ?言わないわけないでしょうが!なんなら携帯から今言ってもいいぐらいよ。
あ、そうよ、携帯なら写メも使えるし、、この下着も証拠として撮ってメール送ろうかしら?」
フフっと笑いながら余裕たっぷりに徹底的に兄を嬲りながら、祐樹が汚した自分の下着を携帯で撮る。一方祐樹はもう本当にどうしていいかわからない状態で。頭がパニック寸前に陥っていた。
(どうしようどうしようどうしよう・・)
「あ、、お、お願い。茜の言うこと何でも聞いてあげるから、ね?これは内緒にして、、
いや、して下さい。」
このフレーズを聞いたとき、茜がニヤッと怪しく微笑んだ表情には祐樹は気づかなかった。
「何でもって、本当にどんなことでもいいの?」
と茜が再度、聞き直す。
「う、うん、もちろんだよ」
祐樹はとにかく、親に報告されないようにすることに必死だった。
「う~ん・・じゃ、”とりあえずは”内緒にしてあげる。もし、言うこと聞かなかったらすぐに言っちゃうからね!もちろん今撮った写メもみせるから!」
「う、うん!ありがとう!」
これで、とりあえずは、なんとかなる・・そう思ってホッと安堵の表情を見せる祐樹。
「じゃあね、今日から茜が”姉”で、お兄ちゃんは私の”妹”ね」
「えっ?い、妹?それは無理だよ・・だって僕、男だし・・」
と困惑する祐樹に茜が言う
「大丈夫、お兄ちゃん”かっこいい”っていうより”かわいい”し、それに背も低いし毛も薄いし。」
「で、でも・・あ、じゃあ僕が”弟”になるってのはどうかな?」
そういうと、徐に茜が自分の携帯を取り出し、誰かに電話を掛け始めた
「あ、お母さん?あのねぇ・・」
「わ、わかった、わかったよ・・」
あわてて電話する茜に自分の痴態を報告するのを止めさせた。
「あ、なんでもないの、元気かなぁって。うん、またね。・・・それでいいのよ、お・に・い・ち・ゃ・ん。じゃあ今日から、”祐樹”って名前は要らないよね。それじゃあ、う~ん・・」
としばらく、考えている茜を見て、祐樹は「これからどうなっていくんだろう・・」という不安でいっぱいだった
「ん!きまった!まぁべただけど、”祐樹”だから、”ユウコ”でいいよね」
「うん・・それでいいよ・・」
兄の祐樹が元気なく答える。
「なに?気に入らないの?」
「い、いやそんなことないよ。すごくいいよ!」
と答える祐樹。(まぁいいや、すぐ飽きるだろ・・)と軽く考えていた。
「な~んか引っかかるわね。まぁいいや。じゃあ、さっそくその服を脱いでて。ちょっと部屋に行ってユウコちゃんが好きそうな、私のお古もってくるからね」
といって部屋に戻っていった。
(茜の服をきるんだ・・)と思うと、祐樹の中がまた熱くなっていった・・
(は!僕は何を考えてるんだ・・僕にはそんな趣味なんてないよ・・)
(それにいまはそんなことを考えてる場合じゃないよ・・)
と自分の置かれている立場を自分自身に言い聞かせ、熱くなっていた物を鎮めた。
しばらくして、茜が自分の部屋から服を数着もってきた。
「おまたせ~ユウコちゃん。あれ?まだそんなダサい服(男の服)
着てるの?それに私脱いでて待っててって言ったはずなんだけどなぁ~?」
そこにはまだ、服を着た祐希が何をするでもなくぼーっと待っていた。
「え・・だ、だって・・今日は寒いから、、。それに、お母さんいないし
風邪引いたら大変でしょ?」
たしかに今日は夜の8時を回った所もあってか、少し寒さが出てきていた。
しかし、運動部で体を鍛えている茜にとっては、そんなもの全然感じなかった。
「???全然寒くないじゃない?・・まぁいいわ。ユウコちゃんは体弱いものね
今日だけは許してあげる。でも今度から言うこと聞かないとお仕置きだからね」
「はい・・」
祐希は情けなく妹の茜に従うしかなかった。
「んじゃ、早速その服をぬいで、これを着て」
と言って祐希の目の前に出したのは、茜が中学校の時着ていた制服だった。
「これ・・着るの・・?」
「当たり前じゃん。ユウコちゃんは、可愛い私の”妹”なんだからね」
「こんなの、、僕恥ずかしいよ・・せ、せめてもう少しボーイフィッシュって言うのかな?
そういう服とかのほうがいいな」
さすがに、女子用の制服を見せられて恥ずかしくなったのか、ここにきて初めて
抵抗(といっても、だだをこねるような少女のようだが)した。
「はいはい。そんなダダこねちゃだめだよ~。それに、ユウコちゃんは女の子
なんだから、”僕”じゃダメでしょ。そりゃまぁ、”僕”って言う子もしっているけど
ユウコちゃんは”私”って言わないとダメだよ。わかった?」
まるで、だだをこねる少女をあやすような口調で、祐希を叱る茜。しかし、祐希は
さすがに(そこまでしなくても・・)という気が大きくて、素直に「はい」と言えず
黙ってしまった。
「・・・」
「あれぇ~?ユウコちゃんはお返事もできない悪い子だったのかなぁ~?じゃあ、もう一回聞くね
”わかったかな~??”」
少し強めな口調で言う茜。さすがの祐希もこれ以上黙るとまずいと勘づいて、ようやく返事をした
「・・はい」
「声が小さいわね・・まぁいいわ。さっき今日は許すって言っちゃったからね。でもほんとに
今日だけだからね。」
「ね・・ねぇ・・」
「なによ?」
「さっきから、”今日だけ”とか言ってるけど・・もしかして、明日も妹でいないとダメなの?」
祐希は今日で、長く続いて大体寝るまでには飽きるだろうと思っていた。
「は?ばかねぇ~今日も明日も・・まぁそのことはいいわ・・後でゆっくり・・ね?
ユ・ウ・コ・ちゃん♪」
茜はこの時点でははっきりと言わなかった。そのことが、祐希を余計不安にさせた。
しかし、祐希はまだ兄としての権限が残っていると思い、大丈夫だと自分に言い聞かせ
落ち着かせた。
(え?どういうことなの・・ま、まぁ大丈夫だよね・・茜は女の子なんだから、
僕がちょっと強く叱れば・・)
「さ、ちょっと脱線しちゃったけど、制服を着ましょうか。じゃあ、服も下着も全部脱いで」
「え、、ぜ、全部?下着もなの?」
「そ、だって女の子がトランクにTシャツなんて変でしょ。それとも何?まだ抵抗しようって
言うのかな?さ、脱いだ脱いだ」
(う・・恥ずかしい・・)
さすがに恥ずかしいのか、脱ぐのを羞じらいてしまう祐希。そんな様子を、茜はにやにやと見ていた。
(やっぱかわいい・・お兄ちゃんは絶対私の”妹”になってもらうからね・・)
「さ、やってんの?あ、わかった。ユウコちゃんは自分で脱げないんだね。じゃあ
お姉ちゃんが脱がしてあげましょうね~」
茜の手が祐希の上着を掴む。そのとき祐希はビクッとして反射的に茜の手をどかそうと
茜の手を思いっきり叩いた。
「やめろ!」
「いたっ・・(本トは痛くないけど)」
「あ、ごめん・・大丈夫・・?」
さすがに、これには茜も怒ったようなのか、思いっきり祐希を睨みつけた。
「”今日の所は”って言ってあげたいようだけど・・さっきから何回も何回も・・さすがに
ユウコちゃんにはお仕置きが必要な用ね・・」
「あ、ごめん・・お姉ちゃん・・ゆるして・・」
「だ~め!ほら、こっちにくる!」
「うわっ・・!」
祐希の腕を引っ張る茜。男なのになよなよしているせいか、たいして力を入れていないのに
簡単に引き寄せられる。そして、ひざの上で腹這いにさせられる。
「ほら、こっちにお尻向けて!あ~ズボンなんか要らないよね。」
というと、思いっきり引き下げられたせいか、一緒に下着も引き下がった。
「あら!パンツまでいっしょに脱げちゃった。まぁ手間が省けていいか。」
「ひっ・・・ごめん・・ゆるして・・」
「だーめ!ふふ・・よかったわね、ユウコちゃん。私のお仕置きは、後輩にも”とっても良く
効く”って有名なのよ。これされた後輩が、ちゃ~んと部活動に精を入れるって意味でね♪
ユウコちゃんにはとってもいい子になってほしいから特別に、”スペシャルバージョン”でやってあげる♪」
祐希の顔がどんどん青ざめていくのがわかる。
「や・・嫌・・お願い・・お願いだからやめて・・いい子になるから・・」
「あらぁ~?さっきの”やめろ!”って言ってた威勢はどこにいったのかなぁ~?」
「お願い・・やめて・・」
「だ~め!ふふ、白いお尻・・じゃあ、いくよ~」
茜が祐希のお尻を叩いた瞬間、パシーンという威勢の良い音とともに、祐希の断末魔の叫びが聞こえて
きた。
「ぎゃああああああ」
「良い声・・じゃあ2発め~!」
「いやあああああ」
「3発め~♪」
パシーン、パシーン・・と部屋には、まるでゲームをやるようにお仕置きを楽しんでいる
様子の茜の声と、祐希の断末魔の叫びが聞こえていた。
「4発め~♪」
「ひっ・・ひっく・・」
「あら?泣いてるの?」
「もう・・ひっ・・やめてよぉ・・ひっく・・」
涙を貯めて茜を上目使いで見る祐希。その表情にはもう男らしさのかけらもなく、その代わりに
まるで本当にお仕置きされている少女のような顔だった。
「だらしない・・後輩だって止めてとは言ってくるけど泣いたことなんか無いわよ。まぁ
ユウコちゃんは可愛い妹だもん。しょうがないよね~♪じゃあ4発め~♪」
「いや・・ゆるして・・いやああ」
パシーン・・そして、祐希には永遠に続くと思われた拷問も10発目にしてようやく終わった。
お仕置きが終わった後では、祐希のお尻は真っ赤になっていた」
「ひっ・・ひっく・・・」
"元"妹の茜から屈辱的なお仕置きを受けてか、"元"兄はまるで少女のように下半身を丸出しの
まま、お尻をぺたんと床にくっつけた、いわゆる少女座りで泣いていた。
「ほ~ら。いつまでもなかないの。それにそんなカッコじゃ風邪引いちゃうよ?」
その言葉に、改めてわれに返った祐樹は上着をギュッと引き下げて、顔を真っ赤にして
ペニスを隠した。
「ひっ・・うっ、うわ・・!見ないでよ・・」
「ふふ・・もう見ちゃったよ~。ユウコちゃんの可愛いお・ち・ん・ち・ん♪・・ん?でもユウコ
ちゃんは女の子だから、クリちゃんかな?」
その言葉に顔を真っ赤にして祐樹は黙りこくってしまった。
「・・・」
「これでわかったでしょ?お姉ちゃんに、あんまり駄々こねると、こういうきつ~いお仕置きが
まってるんだからね。お姉ちゃんも、あんまり可愛いユウコちゃんにこんなことしたくないんだから
あんまり駄々こねないようにね。」
「・・・」
「返事は!?」
「あ、、は、はい!」
さっきのお仕置きがよほど聞いたのか、祐樹は先ほどと比べ物にならない大きな声で返事をした。
「うん。さっきよりかは声が大きくなったけど、今度からはすぐに返事するようにね。じゃあ、
さっそく、これ着てみようか」
「は、はい・・」
祐樹は顔を赤らめながら返事をした。
「あら、恥ずかしいのかな?でも大丈夫よ。お姉ちゃんが、ちゃ~んと可愛く着させてあげるからね」
「え、、いいよ・・僕、、いや私自分で着るから・・お姉ちゃんはその間部屋に行ってて・・」
祐樹はさすがに恥ずかしいのか、自分で着替えることを強く希望した。しかし、茜がそんなことを許す
わけなかった。
「だ~め。ユウコちゃんは今日初めて女の子になったんだから。それとも、女の子になったのは今日だけ
じゃないのかな~??あ、そうかもね。私のパンツでオナニーするほど"変態さん"だもんね~♪」
「う・・ち、ちがうよ・・・」
「じゃあ、私が着替えさせてあげるから。ちんとしているのよ。」
茜はまるで中学生というより、小学生をあやすような口調で祐樹に言った。
(恥ずかしい・・早く飽きてくれないかな・・それとももしかして、これからずっとこうなの・・?)
祐樹はいまだに終わらない妹ゴッコに少し不安を持ち始めていた。
「それじゃあ、まずはパンティからだね。ほら、祐樹ちゃんにぴったりな純白のパンツだよ。
それじゃあ、まず右足から上げて~」
「・・パンツぐらい自分ではくよぉ・・」
「ん?なんかいった?」
そう茜が言うと、祐樹は素直に右足を上げた。
「そうそう、できるじゃない~エライエライ。じゃあ今度は左足ね~・・そうそう。そんでもって・・
よいしょっと!」
茜は祐樹の足に下着を通すと、思いっきり下着を上に引き上げた。そして、そこには女物の下着を
きた祐樹の姿があった。
(うぅ・・恥ずかしい・・)
「似合ってるにあってる!サイズもぴったりだし・・毛も薄いし。あんまり目立たないね(笑)」
(っ~~~)
祐樹が一番気にしていることを言われて、祐樹は口をかみ締めて顔を下に向けた。
そんな表情を見て茜は、心の中でニヤニヤが止まらなかった。
「じゃあ、次は上着脱いで~。はい、バンザーイして。」
もう祐樹には抵抗する余力など残っておらず、素直にバンザイをした。
「そうそう。素直な子は私の好み♪」
といって、茜は一気に上着を脱がした。上着だけを脱がすつもりが、またもや下に着ていたTシャツま
でも、いっしょに脱げてしまった。
「ふふ・・可愛い乳首ちゃん♪ちょっと触ってみようかなぁ~」
「や・・やめてよ・・」
「ふふ、冗談よ冗談」
といいながら、茜の目は明らかに冗談で言っているような感じではなかった。
「じゃあ、ユウコちゃんには、何がいいかな?う~ん・・まだキャミソールでいいよね。胸もないし
でも、スポーツブラくらいは着といたほうがいいかな?ユウコちゃんはどっちがいい?」
「え・・どっちでもいいよ・・」
そのとき茜の表情が少し強張った。
「・・良く聞こえなかったけど、もう一度聞くね♪キャミソールとスポーツブラ、どっちがいい?」
少し強めな口調に感づいた祐樹がびくっとして答える。
「あ、、じゃあ・・その・・キャミソールってのでお願い・・」
「誰にお願いしているの?」
「うぅ・・・お願い・・お姉ちゃん・・」
「ふふ、ユウコちゃんはキャミソールがいいんだ♪じゃあ、ユウコちゃんのリクエスト通り、
キャミソールを着させてあげる。」
といって、水玉模様が入った、いかにも少女が着そうなキャミソールを着させた。
「これも似合う~。ユウコちゃん可愛いから何でも似合うね。」
可愛いといわれても全くうれしくない祐樹だった。
(うぅ・・恥ずかしいよ・・)
「ユウコちゃん。可愛いってほめられてるんだよ?ほめられたら、なんていうんだっけ?」
「・・あ、ありがとう」
蚊が鳴くような細い声でお礼を言う祐樹。
「あれ?季節はずれの蚊かな?聞こえないな~?」
「ありがとう・・お姉ちゃん」
今度は多少大きくはなったが、やはりまだ小さかった。
「う~ん・・まぁいいや、今度からはもっと元気な声おねえちゃん聞きたいなぁ~」
「はい・・」(恥ずかしい・・)
「じゃあ今度はスカートね・・よいしょっ・・と、や~可愛い。本トに何でも似合うんだから♪」
「あ、ありがとう・・お姉ちゃん・・」
「どういたしまして♪じゃあ、これで最後ね。うわ何かどきどきしてきた。じゃあ着せちゃうわよ~♪」
といって、制服の上着を着せる茜。
「よいしょっ・・と。できた~!あ~本トに可愛い妹になっちゃったね♪ちょっと上着が大きかったかな?
でも、そのちょこっと出ている指先が、かわいい~♪」
(え・・どんなかっこなんだろ・・ちょっと気になる・・)
最初は恥ずかしいとしか思っていなかった祐樹だが、だんだんと自分が女装したところが気になってきた。
「じゃあ、祐樹ちゃんも気になるだろうから、私の部屋から体全体が写る鏡、持ってきてあげる。
ちょっとまっててね。」
といって、茜は部屋に戻っていった。
(どんなカッコになってるんだろ・・茜は可愛い可愛いって言ってたけど、あんなのお世辞だよね・・
そもそも、僕は男なんだ・・可愛いわけないじゃないか・・)
と自分は男なんだ、と何回も何回も言い聞かせた。それによって、茜にぼろぼろにされた、
祐樹の男としてのプライドが何とか保っていた。
そう言い聞かせながら、まっていると茜が部屋から大きな鏡を持って戻ってきた。
「おまた・・せっと。これ結構重いんだよ。私なら大丈夫だけど、ユウコちゃんの可愛くて細い腕じゃ
ポキっといっちゃうかもね」
「ば・・馬鹿にしないでよ。ぼ・・私だって持てるんだから・・」
茜はまんまと挑発にのった祐樹をさらにからかった。
「ふぅん・・じゃあ持ってみなよ。」
と言い、祐樹に鏡を持たせた。
(僕は男なんだぞ・・馬鹿にするな)
と心の中では半ば怒りつつ、鏡を持とうと手をかけて思いっきり上に上げようとした
「よいっ・・しょ・・!・・・うっ・・ぐっ・・はぁはぁ・・」
しかし、普段は運動は殆どせず体育も苦手な上、部活も文芸部というどちらかというと女の子が好みそうな
部活に入っている祐樹には、とうていもてるものではなかった。
「はいはいそこまで。ごめんね、ユウコちゃん。お姉ちゃん、ユウコちゃんがとっても力持ち
だってわかったから、そこで終わりにしようね。そうじゃないと、ユウコちゃんのかわいいお手手が
真っ赤になっちゃうよ。」
と茜が、祐樹を慰めた。これにより、さっきまで言い聞かせていた祐樹の中の男としてのプライドが
また引き裂かれていった。
(うっ・・なんで・・なんでなの・・)
そして、プライドがずたずたに引き裂かれた祐樹からは次第に涙が出てきた。
「うっ・・うぅ・・ひっ・・」
「あらあら・・ちょっとお姉ちゃんいじめすぎちゃったカナ?反省反省。ごめんね。お姉ちゃんちょっと
意地悪だったよね。ごめんごめん。じゃあ、鏡で可愛く変身したユウコちゃんいっしょに見てみようか」
とやさしく謝る茜を見て、祐樹はほんの少しだが、茜に依存するようになった。
(こんなやさしくしてくれるのに・・僕はなに考えてんだ・・ごめんね茜・・)
そして、祐樹よりも背が高い茜の肩に抱かれながら、祐樹は鏡の中に写っている自分の姿を見た。
「え・・これが・・僕なの・・?」-----
「そうよ~これが、ユウコちゃんよ。もう、祐樹なんて子はいないのよ。」
「あ、そうそう、さっき言ってたことだけどね、もちろんユウコちゃんが妹でいられるのは今日だけじゃ
ないから安心してね。これからずぅ~っと、ユウコちゃんは私の可愛い妹でいられるのよ♪あ、でも
もちろん、お母さんやお父さんの前とかはちょっとまずいからね。その時ばかりは"表面上だけ"ユウコ
ちゃんがお兄ちゃん役をしてもらうからね♪どう?うれしい?」
そう聞いて祐樹は愕然とした。
(そんな・・これからずっとだなんて・・)
「あらあら、うれしくって言葉もでないってやつ?まぁ、嬉しくなくても、さっき言ったことは
守ってもらわないとね~。さもないと・・・」
「う、うれしいよ・・!わ、私、お姉ちゃんの妹になれて嬉しいよ!」
茜が自分の痴態を言いそうなのを、よほど聞きたくないのか、茜が喜んでくれそうなことを
元気良く(どちらかといえば必死に)言った。
「うんうん。そうだよね~。私も嬉しいよ。こ~んな可愛い妹ができて。今すぐにでも自慢したいぐらい
だもん♪・・・でも、妹にはない点が一つだけあるよねぇ~・・」
といいながら、茜は祐樹の肩にかけていた手を、だんだんと下のほう下のほうへとやった。
そして、茜の手が祐樹のパンツに手をかけた
「え・・いやっ・・やめて・・やめてお姉ちゃん・・!」
「ふふ……こ・こ・は・女の子にはないはずよねぇ~♪」
といって、茜は祐樹のペニスを下着越しに擦った
「いや・・いやだったら・・」
祐樹のペニスは、祐樹の意思と正反対にどんどんと熱を帯びていった。
「あらあら~、こんなに大きくなっちゃって♪ふふ、どんどん擦っていけば、ユウコちゃんの
身長こえちゃうかもね♪」
そして、下着から頭をだしたペニスを茜が握り、そのまま男子がオナニーをするように擦っていく。
「あ、あ、やめ・・やめて・・・」
「ほらほら・・鏡の中の可愛い女子中学生が、意地悪なおねえちゃんに悪戯されちゃってるよぉ?
たすけなくっちゃ~」
などと、茜はユウコの赤くなっていく表情を見ながら楽しんでいた。
「あ~もうパンツいらないよね。とっちゃえ!」
といい、茜はユウコの下着を力任せに引き降ろす。
「ひっ・・だめ・・」
「ん~?なんでだめなの~?あ、ユウコちゃんおオキニだったのかなぁ~??」
「いや、そうじゃなくて・・あっ・・だめぇ・・・」
祐樹が抵抗する間も、茜は祐樹のペニスを扱くスピードを早めていった。
これにより、祐樹のペニスに限界が近づいてきた
「あ・・・もう・・だめぇ・・あぁぁぁ・・」
祐樹が行きそうになった瞬間を見計らって、茜はユウコのペニスを扱くのを中断した。
「ぁ・・ぇ・・・なんで・・・」
息を荒くして、恨めしそうに茜の顔を見上げる祐樹。
「なんでって、あんなに止めて欲しいって言うんなら、やめるしかないでしょ。私も、
もう飽きてきちゃったしね。」
「そ・・そんな・・」
祐樹のペニスは、まだ何かを求めているようにピンとボッキしたままだ。
(あぁ・・どうしよう・・イきたいよ・・・)
もう祐樹は我慢ができなかった。もう、祐樹は射精したい気持ちでいっぱいで、すでに
理性など吹き飛んでいた。
「あ・・あの・・おねえちゃん・・お願い・・続けてくれない・・かな?」
「う~ん・・続けてあげてもいいけど・・そんな頼み方じゃねぇ・・・」
「じゃ、じゃあどんな頼み方ならいいの・・?」
「う~んとね、"私はいやらしい女の子です。今もいやらしいことばっかり考えている変態さんです。
どうかお姉ちゃんのやわらかい手で私のいやらしいおちんちんを扱いてください"っていったら、
続けてあげてもいいかなぁ・・?」
と、あからさまに自分から、変態だといわせようとする茜。でも祐樹にはもう選択権がないほど
快楽の波がそこまで押し寄せていた。
(そんなこと・・・でも・・もう・・)
「ゎ・・わ・・ゎたしは・・・ぅう・・いえないよぉ・・ねぇ?絶対に言わなきゃだめ・・?」
「だーめ。別に私はいいのよ。それにおねえちゃんもう眠くなってきちゃった。もう寝ちゃおうかな?」
といって、自分の部屋に戻る素振りを見せる茜。祐樹の痴態がばれてからもう3時間が経ち、時刻は23時を指していた。
「あ・・だめ!お願い・・行かないで・・いうよ・・言うから」
「ふふ・・ちょっとからかっただけだよ。じゃあ、言ってみようか?ユウコちゃん忘れているかもしれ
ないから、もう一回言ってあげる。お願いする時は、"私はいやらしい女の子です。今もいやらしいこと
ばっかり考えている変態さんです。どうかお姉ちゃんのやわらかい手で私のいやらしいおちんちんを扱いてください"
ってお願いするのよ。」
さっき言ったばっかりなのに忘れているはずもないことは、茜は十分知っていた。しかし、このお願い
を強調することによって、祐樹自身を辱めるためにわざわざ言ったのだ。
「うぅ・・ゎ・・ゎたし・・は・・い、、いやらしい女の子です・・ぃまも・・い、いやらしいことを・・
ばっかり考えている・・へ、変態さんです・・どうか・・おねえちゃんの柔らかい手で・・わたしの・・
ぃ、、いやらしい・・おちんちんを・・扱いて・・くださいぃ・・!」
蚊が鳴いているような声で、何とか言う祐樹。そんな声でお願いする祐樹を茜は許すわけなかった。
「ん?なんか、蚊のような音が聞こえたけど・・祐樹ちゃん大丈夫?刺されてない?」
その言葉は祐樹には、(もっと大きな声出せ)といっているようにしか聞こえなかった。
祐樹はもう覚悟を決めて、大きな声でお願いするしかなかった。
(もう・・だめ・・限界・・早くイきたい・・どうせ茜しかいないんだからもういいよね・・)
「わ、私は、、いやらしい女の子です。今も、、いやらしいことをばっかり考えている、、へ、変態
さんです。どうか、お姉ちゃんの柔らかい手で私のいやらしいおちんちんを扱いてくださいっ!」
「あら~。そんなに嫌らしい女の子だったの~ユウコちゃんは。お姉ちゃんがっかりだなぁ~
でも、せっかくの可愛い妹の頼みだもんね。お願いには答えてあげなくっちゃね。」
といい、茜は祐樹のペニスを激しく扱き始めた。そうすると、本当に限界だったのかあっという間に
射精してしまった。
「あ…でるぅ…イくっ……」
ついさっきオナニーしたばっかりの祐樹には考えられないような量が一気に出た。そして、祐樹は
その反動でたっていられなくなり、腰が床に落ちてしまった。
「あ~あ・・・でちゃったね・・しかもこ~んなに……
ふふ、ユウコちゃんったらよっぽど気持ちよかったのかな?よだれまで出てるよ?」
しかし、祐樹には茜の言葉に耳を貸すほどの余力さえ残っていなかった。
(出しちゃった・・妹の手で・・・)
「はぁ・・はぁ・・・」
「ユウコちゃんは気持ちよかったかも知れないけど、お姉ちゃんのお手手、ユウコちゃんの真っ白なおしっこで汚れ
ちゃった。ユウコちゃんが汚したんだから、当然、ユウコちゃんがお口で綺麗にしてくれるよね?」
「え・・それって、精子をなめろってこと・・?」
「そ。そういうこと。さ、きれいにして」
といって、祐樹の目の前に精液がたっぷりと付いた手を差し出す
「い・・・いや・・それだけは許してよ・・おねえちゃん・・」
「だ~め!ユウコちゃん、さっきまでは聞き分けの良い子だったのに、また悪い子になっちゃうのかな~?
そんなんじゃ、もう一回おしおきかなぁ~?」
と茜が脅すと、よほどさっきのお仕置きが聞いたのか、祐樹がびくっとした。
「・・・きれいにします。」
といって祐樹はひざ立ちしながら、しぶしぶ口の中に祐樹の精子が付いた茜の手を入れた。
そのとたん、戻しそうになるような青臭いにおいと、味が口の中いっぱいに広がった。
(おぇ・・・だめだ・・やっぱり離そう・・)
しかし、後頭部からは茜が片手だけだが、がっちり抑えていて離すことは無理だった。
「だめよ~離しちゃ。綺麗にするまでしっかりと、お口でお掃除するのよ」
「うぅ・・むぐっ・・・」
祐樹はそれでも離そうと抵抗したが、片手だけとはいえ茜の運動部で鍛えた腕には勝てず、仕方なく自分の精子をなめる
ことにした。
「ぴちゃ・・ちゅ・・」
「そうそう・・良い子ね・・。あぁ…ユウコちゃんの可愛い舌が手に触れて気持ちいい・・・。」
何度も、戻しそうになったがそこをぐっとこらえ、何とか茜の汚れた手を綺麗になめとった。
「う、むぐぅ・・っぷはぁ・・・はぁ・・はぁ・・・これで・・いいよね・・」
「うんうん。上出来よ。エライエライ。じゃあ、ユウコちゃんにはご褒美にいいもの聞かせてあげる。」
「え・・・いいものってなに・・?」
といって、ポケットからなにやら細長い機械を出してきた。そして、茜がそのスイッチを押すと、
祐樹には耳をふさぎたくなる言葉が出てきた。
『わ、私は、、いやらしい女の子です。今も、、いやらしいことをばっかり考えている、、へ、変態
さんです。どうか、お姉ちゃんの柔らかい手で私のいやらしいおちんちんを扱いてくださいっ!』
「い、、いやぁ・・!返して!お姉ちゃんそれ返してよぉ!」
祐樹は半ばヒステリックになって必死にボイスレコーダを取り戻そうとする。しかし、背が低いせいか
茜が腕を上げてボイスレコーダーを持ち上げると、祐樹はジャンプしてやっと届くというような身長差
だった。そのため、なかなかボイスレコーダーを奪い取ることはできなかった。
「ほらほら~、とってみなさいよ~♪それに、そんなピョンピョンしていると、ユウコちゃんの大事な
ところが丸見えだよ~・・ホラッ!」
といい、茜はボイスレコーダーを奪い取ろうとする祐樹のスカートを片手で思いっきりめくった。
「キャッ・・・いやぁ・・!」
祐樹はペニスを隠そうと、反射的にスカートを下に引っ張ってしまう。
「キャッ・・だって。可愛い~。ふふ、またこれで証拠が一つできちゃったね♪もし、ユウコちゃんが聞き
分けが悪い子になっちゃったら、お母さんにこれとあの精液でべとべとのパンツの写真を見せたらどう思うかなぁ~?
きっと、"祐樹君"が妹だった頃の私に強制的にオナニーさせる、変態さんだっていうことがばれちゃうね♪
…そうしたら、"祐樹君"どうなっちゃうかな~??」
ニヤニヤしながら話す、茜。そして、徐々に顔が青ざめていく祐樹。
「…す、すなおになるから…それを私に頂戴……おねえちゃん…」
「だ~め。あげちゃったら、ユウコちゃんが聞き分けがない悪い子になったとき、他の子に
ユウコちゃんってこんなにはしたない子なんだよ~って教えちゃう手段がなくなっちゃうジャン。
だから、これはおねえちゃんが大事に預かっておきます。」
そういいながら、またポケットにボイスレコーダを戻した。
「そういえば、また顔色悪くなってきちゃったねぇ~・・どうしちゃったのかなぁ?」
(も・・もうだめだ・・全部終わった・・あぁ・・・なんか眠く・・なっ・・て………)
もう時計の針が深夜の1時を指していることや、思いっきり射精させられた上、男のプライドがずたずた
に引き裂かれたせいか、祐樹の心労がピークに達していたのだ。
「あら、ユウコちゃん・・・ユウコちゃ~ん…こんなところで寝ちゃったら風邪引いちゃうよ~?
…寝ちゃったみたいね…。今日は色々あったもんね。仕方ないか…。これから、男なんて汚らわしい
ものなんかじゃなくて、可愛い女の子に変身させてあげるからね。ふふ、明日から楽しみ♪
んじゃあ、お姉ちゃんのお部屋でいっしょに寝ようね~・・ん・・しょっと・・軽い子・・」
といって、軽々と祐樹を持ち上げ、茜は祐樹を自分の部屋へと持っていった。
/*夕暮れの公園で誰かが呼んでいる、そのほうに顔を向けるとそれは明らかに茜の顔だった。 */
/*茜:ユウコちゃ~ん、もう帰るよー。早く帰らないととお母さんにしかられちゃうよ? */
/*・・え?僕、ユウコじゃないよ……祐樹だよ?茜 */
/*茜:何いってんの~?貴方はユウコでしょ~??それに、祐樹って誰~? */
/*な、なにいってんの??僕は、茜のお兄ちゃんで祐樹って名前だよ?? */
/*茜:???ユウコちゃんは私の妹でしょ??ユウコちゃんどうしたのぉ? */
/*え?ち、違うよ……僕は、お兄ちゃんで男なの。それで茜は僕の妹なんだよ?? */
/*茜:??ほんとに大丈夫?頭うったのかな?じゃあなんでユウコちゃんはスカートはいてるの?*/
/*え?スカート・・・う、うわぁ!なんで、何ではいてるの??? */
「うわっ・・・!」
がばっと布団を上げると、そこには昨日のままの女子中学生の制服を身にまとった祐樹の姿があった。
「昨日のあの出来事……夢じゃなかったんだ………」
改めて、肩をがっくりと落とす祐樹。しかし、祐樹は今日からまた兄としての立場が戻ると信じていた
(で、でも、もう茜のことだから飽きてるよね……昨日はあんなこといってたけど、、きっと冗談だよね…)
と自分に言い聞かせた。しかし、その希望はすぐに崩れ落ちることとなった。
「あ、おはよ~ユ・ウ・コ・ちゃん♪昨日は急に寝ちゃうから大変だったんだからね。まぁ可愛い妹
のことだもん、あのまま寝ちゃったら風邪引いちゃうと思って、私のベットでいっしょに寝させてあげたって
わけ。」
(え、まだ僕を妹扱いしているの……?)
祐樹は、いまだに自分のことをユウコと呼ぶ茜に不安を感じていた。
「ね、ねぇ……僕はもう茜の妹なの……?」
祐樹が今ある男としてのプライドのかけらを総動員してようやく発する、男としての抵抗。
しかし、その抵抗も全く無意味なものとなった。
「あら?ユウコちゃん、また僕だなんて……ユウコちゃんは、もう私の可愛い妹になったのよ。昨日言ったよね?
"ずぅ~っと妹でいてもいいのよ"って。それに、祐樹なんて人お姉ちゃんもう忘れちゃった。後、お姉ちゃんの
名前を呼び捨てにしたら駄目でしょ?"茜"だなんて…昨日の素直なユウコちゃんはどこにいったのかなぁ??
それとも、もう一回おしおきが欲しいの??」
「あ、、いや、、ちがうの。あの………昨日はなんだか色々あって……頭が真っ白になっちゃったの……。
だから、へんなこと聞いちゃったの。ご、ごめんねお姉ちゃん。だがら、おしおきだけは止めて……お願い…。」
必死に妹らしく女言葉を使い、妹を装って茜に気に入られるようにした。
「あ、そうなの。まぁ、昨日は初めて女の子になった記念日だもんね。お姉ちゃんも1日で女の子になれる
なんて思ってないから心配しないで♪もちろん、おしおきなんてしないから安心して。そして、今日からは、
女の子として生きていくんだからね。楽しみだね♪」
満面の笑みを浮かべながら言う茜に祐樹は、本当に妹になるんだという覚悟が迫られていた。
「うん……お姉ちゃんの言うこと守って、素直な女の子になる……」
「そうそう、素直に返事をくれる子は、お姉ちゃん好きだな。じゃあ、ユウコちゃん。お腹すいたでしょ?
朝ごはんたべよっか?そして、ユウコちゃん昨日はお風呂はいらずに寝ちゃったから、お風呂にも入ろうね。」
祐樹が時計を見ると、針はちょうど9時を指していた。そして、祐樹のお腹からは"ぐ~"と鳴った。
「………」
その音に祐樹の顔が恥ずかしかったのか少し赤くなる。
「あははっ。ユウコちゃんお腹すいていたのね。それじゃあ、下に降りて歯と顔を洗ってらっしゃい。
お姉ちゃんは後でいくからね。」
「うん……」
そして、祐樹が出て行った後、茜は徐に携帯を取り出した。そして、着信があったメールを見る。
-----新着メール-------
件名:妹君今日来るの?
名前:由紀子
----------------------
ね?前言ってた妹君、
今日くんの?
めっちゃ楽しみ~!
色々準備してまって
ま~す☆
------(END)-------
そのメールを見て、ニヤけ、そのメール相手に電話をかける。
「…もしもし、由紀子?…うん、今日そっちに連れてく。あぁ、"アレ"準備しといてね
あと、美智子も呼んどいてね。うん、わかった。じゃあね~(ピッ)…ふふ、楽しみ…」
そして、そんなことも知らずに、祐樹は歯を磨き、顔を洗っていた。そして、改めて鏡に映った
自分の顔を見る。
(あ・・この顔・・・僕なんだよね………僕……どうなっちゃうのかな…)
と考えながら、自分の顔をじっと見つめる祐樹。その時後ろから茜の声が聞こえた。
「あ~ら。ユウコちゃん。自分の可愛さにうっとりしてるのかなぁ~?」
といって祐樹の肩に手をかける茜。びくっとして茜のほうを振り向く祐樹。
「あ、、おねえちゃん。な、なんでもないよ……」
「ふふ、隠さない隠さない♪そうよねぇ、こんな可愛い顔見ちゃったらだれだってうっとりしちゃうって。
さ、ちょっと遅いけど朝食にしましょうか。」
といって台所に戻ろうとする茜。しかし、それを祐樹が引きとめた。
「あ、ちょ、ちょっと……おねえちゃん……さっきから気になったんだけど…あの…下……」
「ん?あぁ、そういえば、ユウコちゃんパンツはいてなかったね(笑)まぁいいじゃん。どうせ朝食食べた
後お風呂に入るんだから、ね?じゃあ、朝食にしましょう。」
といって台所に戻る茜。
(そんな………恥ずかしいよ……)
しかし、また勝手なことをするとお仕置きされると思いなにもできなかった。
そして、祐樹も台所にもどっていった。そこにはもう料理が並べられていた。
「ごめんね。おねえちゃんあんまりお料理上手じゃないから、目玉焼きしか作れなかったの。
あと、食パン焼いてあるから食べようね。」
そこには、目玉焼き、、というよりスクランブルエッグに近い感じのものと食パンが2切れ
置いてあった。そもそも、母親が出張に出かけてから、食事は殆どコンビニ弁当か外食だった。
それも、2人は違う高校に通っているので、帰宅する時間も一緒ではないので、一緒に食事をする
ということは、まずなかった。
「ふふ……なんか、こうやってユウコちゃんと食事するのが久しぶりなような気がする。」
「うん……わ、私もそんな気がする」
「でも、これからはずっと一緒に食事しようね。可愛いユウコちゃんのためなら、おねえちゃん料理
頑張っちゃうからね。だから、ユウコちゃんもまっすぐ家に帰らなきゃ駄目よ。」
(こういうことは、妹として言って欲しかったな……でもうれしい…)
「うん……ありがとう、おねえちゃん。」
「どういたしまして♪」
(ま…そのうち一緒に帰ることになるんだけどね……♪)
と、何か考えでもあるのか、心の中でつぶやく茜
「あ、、そうだ、今日はお風呂はいってから、お姉ちゃんのお友達のところにお出かけするからね。
…きっと楽しい1日になるわよ♪ユウコちゃんも楽しみだよね?」
「う…うん、私、楽しみ。…あ、あの……その、友達の家に行くまでも、私、女の子のカッコしなくちゃ
だめなのかな…?」
祐樹は心の中では、全然楽しみではなかった。他の女子にも女装した姿が見られることがとてつもなく恥ずかしかった。
しかし、それ以上に茜の友達の家に行くまでの距離まで女装したまま行くというのが祐樹には耐えられなかった。
「??ユウコちゃんは、女の子なんだから、男のカッコなんかしちゃおかしいでしょ?ユウコちゃんは
たまに変なことを言うわね……」
先ほどとは打って変わり、茜の声が少し冷たくなった気がした。
「え、あ、、あの……」(まずい……)
「ま、いいわ。早く男の祐樹のことは忘れるのよ。……あ、そうそう、それで思い出したんだけど、祐樹
だった頃の男の服、要らないよね?今日友達の家に行く前に、古着屋にもって行きましょう。その
お金は、ユウコちゃんのおこずかいにしてあげる。」
「え……そんな……」
「なに?うれしくないの?」
「…あ…いや、う、うれしいよ。私うれしい。おこずかいも欲しいし。…でも、お母さんに内緒に売っちゃったら
まずいんじゃないかって……おもっ…て」
祐樹はどちらかというとあまり金を浪費しないほうだったので、いままでの小遣いでも十分のたくわえが
あった。だから、本当は小遣いなんて要らないから、せめて男物の服は残しておきたかった。
「あ、そんなことを心配してたのね。それなら、大丈夫。朝に電話かかってきたんだけどね、お母さん
家に帰ってくるのあと1ヶ月ぐらい伸びるんだって。まぁ、そのぐらいあれば、ユウコちゃんも祐樹だったなんて
ことをわすれて、女の子になっているだろうから、そのときに"私は、おねえちゃんの妹「ユウコ」です"って
いえるよね。ふふ…そうすれば、お母さんも納得するわよ。……まぁしなくても納得"させる"んだけどね…
まぁ、お母さんに言う時は、おねえちゃんも一緒に説得するからね。心配しなくてもいいのよ。」
これで、「祐樹」として生きる手段はほぼ絶たれてしまった。
祐樹は、男としての死の宣告を受けたような気がし、黙りこくってしまった。
(うそ……うそでしょ……?僕……祐樹は本当に女の子になっちゃうの……?)
「あらあら、感動して声も出ないってやつ?まぁ無理もないか……ユウコちゃんが願ってもなかった、
女の子になるんだもね。……お姉ちゃんのパンツでオナニーするぐらいだからよっぽどなりたかったんだよね(笑)」
その言葉に、悲しみというより、祐樹にあった怒りが沸々とわきあがってきた。
(そんな、僕は女の子になんかなりたくなんかないし、お母さんにそんな恥ずかしいことなんかいえない…。
もう、いいかげんにしてよ茜……!)
「いいかげんにしてよ、茜……!」
というと、祐樹は勢い良く椅子から立ち上がった。
そして、茜の席まで近づいていて勢い良く怒る。
「あら~?なに~その態度、そんな態度とってもいいの~?お母さんにあのこと、ばらしちゃうよ~?」
「ばらせばいいよ……あれは僕がやったことには間違いないし、、認めたくないけど、、変態だって思われてもいいよ。
それ以上に、もう茜の言いなりになんかなりたくないよ!」
「あらあら~?昨日はあ~んなにお仕置きされて、えんえん泣いていたのに、今日もお仕置きされたいの~??
できればお姉ちゃんも、あんまり祐樹ちゃんに痛いことしたくないんだけどな~。」
「あ……あれは……昨日は、ちょっと動揺してしちゃって…だから涙もろくなっていただけなんだ!
もう、僕は昨日みたいにおとなしくなんかないし、それに僕はお前の兄なんだぞ!」
祐樹は自分の中で一番怖い自分を前面に押し出して、茜に自分のやっていることを改めさせようと思っていた。
ここまで言えばさすがに答えると思っていた。しかし、茜にはどう見ても子犬がキャンキャンとほえているようにしか聞こえなかった。
「ふ~ん……ユウコちゃんは私のお兄ちゃんだったんだ。でも、そんなカッコで言われてもね(笑)」
確かに、今の祐樹のカッコはとても、男としての威厳が通るようなカッコではなかった。どっちかというと
"私もおねえちゃんになってみたい"と駄々をこねる少女のようだった。
「う……いいかげんにしろ!」
といって、茜の頬を殴ろうとして、手を出した。しかし、その手は簡単に茜に捕らえられてしまう。
「あら~危ない子。お姉ちゃんは人を殴ってもいいなんて、一回も教えたことなんてないよ~??
こんな、悪いお手手は、おっちゃおうかな~…??」
茜が命いっぱい力を入れて祐樹の手首をぎりぎりと力を入れる
「い……いたっ!やめろ…!離せ!離せってば!」
といい、茜の手を思いっきり自分の手から引き抜こうとする。しかし、簡単に茜に弾かれる。
「あははっ。無理無理。ユウコちゃんにはとても無理よ~。しかし、こんな悪い子ちゃんになっちゃったのは
おねえちゃん悲しいな~。……こんなこといいたくないけど、ここ、切っちゃおうか?」
茜が、祐樹のペニスをギュッと握る。その瞬間言い表せない痛みが祐樹の前身にいっき広がる。
「!!!!!」
「ねえ、いらないよねぇ、こんな悪いお手手と、おちんちんは。どっちとも潰しちゃおうか♪」
といい、ギリギリと力任せに祐樹の腕を反時計回りに回しつつ、ペニスを握る力を増していく。
「っ……ぅ~いたいいたいいたいいいいーーー!!やめて、やめてえええ!」
「じゃあ、今度からはこんな反抗的な態度とらない?おねえちゃんの言うことを聞く素直で可愛いユウコちゃん
でいる!?ほら、返事!」
このまま、だんまりを続けていると本気で腕と、ペニスを逝かれてしまうと思った祐樹は返事をした。
「わ、わかりました!ぼ、私は、おねえちゃんの言うことを聞く素直で可愛い妹になります!」
「よし、よろしい」
といって、ぱっとペニスを握る手を離す茜。そして、腕を握っていた手を茜がぐっと引っ張り、自分の口元に
祐樹の耳を持ってくる。
「……いいかげんにするのは、あんただよ。こんど、あんな態度とってごらん。本当に玉と腕両方潰すんだからね…」
ゆっくりと、冷たい声で言い放す茜。その言葉は、あからさまに冗談とは受けがたい言葉だった。
そして、さーっと顔色が青白くなる祐樹。自分はとんでもないことをしてしまったと感じた瞬間だった。
そして、手を突き放すと祐樹はドテッと床にしりもちをついてしまった。
「いたっ……はぁ……はぁ……」
「さぁ~姉妹喧嘩はこれでおしまい!これからは、"仲が良い"姉妹になろうね♪」
しかし、そんな声は祐樹のところまで聞こえてはいなかった。
もう祐樹は、心の中でも"茜"と言わなくなっていた。
(いや…どうしよう……怒らせちゃった……おねえちゃん怒らせちゃった………)
「あれぇ~?返事が聞こえないけど?」
「……!う、うんっ!私、おねえちゃんと仲良くなるっ!」
「うん、素直でいい子ね♪……なんか震えているけど大丈夫?おねえちゃん、ちょっと脅かせ過ぎちゃったカナ?
ごめんね~?でも、あんな反抗すると、ユウコちゃんの前に、こわ~いおねえちゃんが出てくるから気をつけてね♪」
「うん。もう反抗的な態度はとらない、とらないから、やさしくしてね……うっ……ぅわぁ~ん」
祐樹が堰を切ったように、号泣する。
「あらあら~また泣いちゃったの?ユウコちゃんは本当に泣き虫さんね~。ま、そこが可愛いんだけど。
ほらほら、お姉ちゃんの胸の中においで~♪」
といって、茜も床に座り、女の子座りで情けなく泣いている祐樹を胸の中で抱く。その瞬間、祐樹に
茜の胸の感触が顔全体に当たるが、泣いているためかあまり感じなかった。
「うぅ………ぐすっ……うぐっ……」
(あぁ……本当に可愛いっ!さっきの反抗は予想外だけど、結果オーライよね♪)
と、心のなかで思いながら、自分の胸のなかで泣いている祐樹を見る。
「ほらほら、そんなになかないの。そんなに泣いちゃうと、可愛いお顔が台無しだよ?」
「うぅ……ごめん………ごめんね……おねえちゃん……ぐすっ……」
「もう許してあげるから、泣かない泣かない。ほらっ、お風呂はいらなくちゃだめでしょう?」
(ちょっと脅かしすぎたかな……?まぁいいよね♪)
そして、茜が胸の中で咽び鳴いている祐樹の肩を前に押し出し、祐樹の目を見ながら話す。
祐樹の目は涙でほんのり赤くなっていた。
「じゃあ、お風呂はいろっか?」
「ぐすっ……う、うん……」
そして、茜は祐樹の肩を抱きながら、風呂場にへといった。
「さ、脱いで脱いで。それとも、またお姉ちゃんが脱がしてあげよっか?」
「い、いいよ……自分で脱ぐから……」
「そう。まぁユウコちゃんは、中学生の制服着ているけど、もう高校生だもんね~
それぐらいできるよね。」
といって、祐樹を辱める茜。その煽りをモロに受け止めて、茜の思い通りに恥ずかしがる祐樹。
しかし、祐樹には一つ気になることがあった。
「ね……ねぇ?お姉ちゃんもお風呂に入るの?」
「ん?もちろんよ。可愛い妹が一人でさびしくならないように、お姉ちゃんも一緒にお風呂に入ってあげる♪」
といって、何も気にすることなく服を脱ぎ始める茜。今までの祐樹ならここで抵抗していただろうが、
さっきのこともあってか、もう抵抗する力は残っていなかった。
「うん……おねえちゃんと一緒に入れて私うれしいよ。」
精一杯の元気で発する声。こんど、茜の機嫌を損ねてしまったら何をされるかわからなかったからだ。
「そうよね。おねえちゃんも、こんな可愛い妹と入れて嬉しいよ♪……さ、ユウコちゃんも脱ぎなさい。」
「……うん。」
といって、制服を脱ぎだす祐樹。しばらくして、全部脱ぎ終えた祐樹だが、やはり異性にペニスが見られるのが
恥ずかしいのか、ペニスを手で覆い隠してしまう。それに対して、茜は胸も性器も隠さなかった。
「あら、はずかしいのかな~?ユウコちゃん。でも、昨日も、今日の朝も見られてるんだから隠さなくったって
平気よ~(笑)。さ、その手をどけて。」
言葉には表さないものの、さすがの祐樹も多少なりとは抵抗をした。しかし、運動部をやっている茜にとっては
そんなものは、全くといっていいほど通用しなかった。
「あっ……」
「ふふ……何回見ても可愛いおちんちんね。切っちゃってもわかんないんじゃないの?」
その瞬間、さっきの言葉がよみがえり、少し青くなる祐樹。
「………」
「冗談よ。さ、お風呂に入りましょ。」
祐樹には、冗談には聞こえなかった。
「うん…」
そして、風呂に入る2人。そこには、いつ張ったのかすでにお湯が沸かされていた。
「じゃあ、先に体を綺麗にしてから、お風呂に入りましょ。おねえちゃんが髪の毛洗ってあげる。」
「あ、ありがとう……おねえちゃん」
「だいぶ素直になってきたね♪エライエライ。」
と、まるで新しいことを覚えた少女を褒めるような口調で言う茜。
「それじゃあ、お目目に入らないようにギュッと閉じていてね。」
「う……うん。」
茜の言うとおり、目を強く閉じる祐樹。その上から更に茜の声が聞こえてくる。
「じゃあ、シャンプーでごしごししてあげるから、ちんとしているのよ~。」
そういって、髪を洗い出す茜。その間、祐樹は暗闇の中で一人考えていた。
やはり、さっきのお仕置きが余程聞いたのか、未だにそのことについて考えていた。
(……おねえちゃん、まださっきのこと怒こってるのかな……?…そんなことないよね…さっき
も許してあげるって言ってたし……)
そう考えているうちに、頭の上からシャワーでシャンプーを洗い流す音が聞こえた。
「さ、シャンプー終わったわよ。次は、体ね。」
といって、体を洗うスポンジにボディーソープをつけて背中から洗い出す茜。
「ふふ……白くてちっちゃくて……本当に高校生なのかな?」
「う……高校生だもん……」
「冗談よ。ユウコちゃんは可愛い女子高生だもんね。」
茜が言うと、どうしても女子高生になりきっている少女の話に付き合っているとしか見えなかった。
茜がどう考えても、少女を相手に話しかけているような話し方しかしないからだ。
「さ、お次は、ぽんぽんとお股ね。じゃあ、前に向いて。」
「え……前は自分でやるよぉ……」
「だ~め。ほら、前を向く。」
「ひゃっ。」
と茜が祐樹の座っている椅子をぐるっと回す。そこには、少し顔をピンク色に染めて恥ずかしそうに俯いている
祐樹の姿があった。
「あらあら、そんな恥ずかしそうにしちゃって。お姉ちゃんのおっぱい見るの恥ずかしいの?おねえちゃん
だったら、平気だからいいのよ。だ・か・ら、ほら、こっち向いて。向いてくれないとおねえちゃん寂しいなぁ~」
しかし、祐樹はなかなか見れなかった。異性の裸を見るのは成長してからこれが初めてだったからだ。
恥ずかしいはずの状態に限って、ペニスが段々と硬直してきた。
(そんなこといわれたって見れないよ……あっ…いや…)
「あ、また、おちんちん隠しちゃって。だめだっていったのに~、ほら、足広げて。」
「あっ、いやぁ……」
といって、茜が足を広げると、硬直したペニスが勢い良く顔をだす。
「あら、またおちんちん立っちゃったの?本当にユウコちゃんはいやらしい子ね。おねえちゃんの裸みて
いやらしいことでも考えちゃったの?」
「う……うん…。で、でもほんのちょっとだけだよ?……ご、ごめんなさい。いやらしい私をきらいに
ならないで、おねえちゃん……。」
と必死に、茜に謝る祐樹。その祐樹をみて、茜はぞくっときた。
(うわ……かわいぃ~…やっぱ、さっきのが聞いてるのかな?(笑))
「うん、嫌いになんかなるわけないじゃない。こんな可愛いユウコちゃんなんか嫌いになる人なんていないよ。
だから、心配しないで。さ、体あらおうね。」
本当を言うと、このまま祐樹の体でもてあそびたかった茜だが、出かける用事もあったためそれは止めておいた。
そして、茜が体を洗う。ちょうど胸に差し掛かったところで茜が言った。
「ユウコちゃんのお胸ってかわいいねぇ~。ピンク色でちっちゃくて。……でももう少し大きい方がおねえちゃんは
好きだな~。ちょっとお胸揉んでみよっか。」
そういうと、徐に手で胸を隠す祐樹
「や……そんなことしても、私のお胸は大きくならないよぉ……だから、体あらって……」
「あら、ユウコちゃんったらお胸なんか隠しちゃって……。本当に女の子なんだね♪でも、だ~め。
それに、お胸が大きくならなくても、お胸にしこりがあったら大変でしょ?だから、その検査もかねているのよ。」
といって、弱弱しく胸を隠している手をどかし、胸を揉み始めた。
「あっ……やっ……はぅ…」
「かわいいあえぎ声……もっと聞かせて……」
といって、立っている乳首をこりこりさせたり、つまんだりする茜。
そうすると、より一層祐樹が喘いだ。
「いやぁあ……だめぇ……おねえちゃんやめてぇ……」
「ふふ、もうココもピンピン♪」
といって、祐樹のピンク色の亀頭をつんつんとする茜。すると、祐樹のペニスがぴくっと動く。
「ひゃっ……やだよぉ…おねえちゃん……」
いやだという祐樹だが、止めて欲しくなかった。そのことは茜も良く知っていた。
「ここは遊んであげたいけど……お出かけもしなくちゃならないし、ここら辺にしとこうか。」
といって、またスポンジで体を洗い始める茜。祐樹は、トロンとした目でちょっとピンク色に染まった顔になっていた。
「はぁ……はぁ……」
「ふふ…いやらしい顔…。でも、もう触ってあげない。続きは…あとでね♪」
(あ……もっと……もっと触って欲しいよ…)
そして、茜はそれ以上茜を刺激しないように体を洗った。しかし、祐樹の股のところでスポンジが止まった。
「う~ん…祐樹ちゃんは、ひげもすね毛とかも無いんだけど……ここの毛はちゃんと生えているのよね~…
ここ、そっちゃおっか?」
「……っ!え!?そ、それは……勘弁してよ…」
無駄だとわかっても、さすがの祐樹も抵抗した。
「だーめ。さ、ちんとしているのよ。動いちゃったら、祐樹ちゃんの可愛いおちんちんが落ちちゃうかもねぇ?」
その言葉に、少し青くなる祐樹。そして、茜がスポンジをT字剃刀で、ジョリジョリとペニスの周りにはえている
体毛をそり始めた。
「あぁ……いやぁ……」
「あらぁ~?なんでいやなの~?こっちのほうが、もっと可愛らしくなっておねえちゃんすきだなぁ~?」
徐々に無くなっていく毛。しかし、祐樹の毛はもともと少なかったのか、すぐにそり終えた。
毛は少なかったといえ、その毛すらなくなったペニスは本当に幼いように見えた。
「うぅ……ひどいよぉ……おねえちゃん…」
「なんで~?こっちのほうが絶対に可愛いよ。まぁすぐになれるから、ね?機嫌直して。」
「……うぅ……うん……」
「よしよし、えらい子。じゃあ、今度はお姉ちゃんをあらってね。おねえちゃんの髪はユウコちゃんよりちょっと長いくて、
洗うの大変だろうから、ユウコちゃんはおねえちゃんの体だけあらってね。」
「うん。」
といって、スポンジに泡を付け直す祐樹。そして、茜の背中を洗う祐樹。
しばらくすると、茜の声が飛んできた。
「じゃあ、そろそろ前も洗ってもらおうかな。」
といって、後ろに向く茜。そこには、豊満な胸とちょっと筋肉質の体がバランスよく整っていた。
しかし、やはり祐樹は顔を赤らめながら、直視することはできなかった。
「ほらほら~ちゃんとみないと体、あらえないでしょ~?あ、あと、おねえちゃんにも体洗う前に
胸がおっきくなるマッサージしてね。」
「え、、わ、私もするの?」
「もちろん。さ、早く。」
祐樹は恥ずかしながら、茜の胸を見ながら、その胸を揉み始めた。
「ふぅ……あっ……ふふ…おねえちゃん気持ちいいよ。ちゃ~んと丁寧に揉んでね♪」
(あ……おねえちゃんのおっぱい…やわらかい…………)
茜の胸を揉んでいたら、段々と祐樹のペニスが硬くなっていった。
「あんっ…あぁ…おねえちゃんも、祐樹ちゃんのちっちゃなお手手でもまれて感じてきちゃった……んっ……きもちいい……」
段々と、茜の声に喘ぎ声が混ざってきた。そして、その声を聞いて段々と祐樹も興奮してきた。
(あぁ……おねえちゃん……はぁ……はぁ…)
すると、突然祐樹が茜の胸を揉むのを止める。
「あっ……こ~ら。腕がとまってるよ。」
そのとき、祐樹がいきなり茜の胸元に飛び込んできた。
「おねえちゃん……おねえちゃん……!」
「キャッ……ユウコちゃん……んっ…そんなに……おねえちゃんのおっぱい……あっ……吸いたかったの?」
「むぐっ……ちゅ……ちゅぅ……」
必死に茜の胸を吸う祐樹、そして、自然と祐樹が自分のペニスを茜の太ももにこすり付ける。
「あっ……こらぁ~……んっ……そんなことしちゃ……汚れ…ちゃう…あぅ……でしょ…」
「はむっ……むぐっ……ちゅ……ちゅぅぅ……」
「あ、、吸われるのいい……はぁう……!」
「むっ……はぁ……お、おねえちゃん…私……おねえちゃんの中に入れたい……」
と、上目使いで訴えかける祐樹。祐樹は、もう射精させるのに頭がいっぱいだった。
茜は祐樹の体を押し出そうとするが、乳房を吸われて力が抜けてしまい、押し出せずにいた。
(だめ……このままじゃ……)
茜は力を振り絞り、何とか祐樹の肩をつかむと、祐樹の体を押し出した。
「んっ………だ、だめっ!はぁ…はぁ……今日は……用事があるんだから、今は我慢するの。わかった?」
「でも……でもぉ……」
祐樹は今にも泣きそうな顔をする。
「ふふ……駄目なものはだ~め。そのかわり、おねえちゃんのお友達のところに行ったら、ココでたっぷり
きもちよ~くしてあげるからね。」
といって、祐樹のお尻の穴をつつく。その何か不思議な感覚に、思わず声をあげてしまう祐樹。
「ひゃっ…」
「ふふ……楽しみ…。さ、胸を揉むのはここら辺にしといて、体あらってくれない?はやくしないと、お姉ちゃん
風邪ひいちゃうよ。」
「あぁ……お願い…いかせてぇ…」
「だから、お友達のところに行ったらイかせてあげるっていってるでしょ。あんまりしつこい子、おねえちゃん
嫌いだなぁ~。」
その言葉に、ようやく理性を取り戻す祐樹。もしかしたら、お仕置きされる…と思ってしまったのだ。
「うっ……ご、ごめんなさい」
「そ、わかればいいの。じゃあ、体洗ってね。」
「……はい」
と、素直に体を洗い始める。しかし、中途半端に寸止めされた祐樹の中ではまだムラムラしたままだった。
そして、体を洗い終えた後、祐樹は湯船につかり、風呂場を後にした。その時には、すでにペニスは収まっていたが
祐樹の中ではまだ、中途半端に寸止めされた気分だった。
(おねえちゃんの意地悪………)
「ふぅ……いいお湯だったねぇ~……。あら、なにその恨みがましい目は。射精だったら後で何回でもさせてあげるから
そんな怖い顔しないの。……もちろん、ここでね♪」
といって、祐樹のお尻の穴にさわる。触るだけのつもりだったが、少し中に入ってしまった。
「あっ……あぁ!おねえちゃんっ…中に指が!」
「ん?きもちいいの?」
「気持ちよくなんてないよぉ!だから、離してよ……」
「はいはい。……どうせすぐに気持ちよくなるからね。心配しなくてもいいのよ。」
その言葉を聞いて、逆に不安になる祐樹だった。
「さ、早く服を着て。ここに服を用意してあるから着るのよ。」
といって、茜が目で促した先には綺麗にたたんである洋服があった。言うまでもなく、男物ではなかった。
「お姉ちゃんの着てない服でもよかったんだけど、それじゃあちょっとユウコちゃんには合わないだろうと思って
昔着ていたのだけど、その服あげるね。」
あげるといわれても祐樹は全く嬉しくはなかった。しかし、返事をするときには全く逆のこと言わなければ何が
まっているかわからない。
「あ、ありがとう…おねえちゃん……」
「そう。喜んでくれてよかったわ。じゃ、お姉ちゃんも着替えるから、ユウコちゃんも着替えよ?」
「……うん。」
まだ、祐樹の中には女物を着るのには抵抗があった。しかし、茜に対する抵抗心は殆どなかったので、
黙って着ることにした。
(う……やっぱり、着たくない……でも着なくちゃ…)
そう思いながら、恐る恐る真っ白なショーツを手に取る祐樹。そして、覚悟を決めて履き始める。
(うわ……やっぱり気持ちいい…)
昨日やった、パンツ越しのオナニーを思い出してしまい、ペニスを少し勃起させてしまった。
(あっ……だめ…!お願い、収まって…)
しかし、祐樹の願いもむなしく、ペニスは中途半端に勃起したまま収まることはなかった。
これが、茜に見つかったらまた面倒になると思った祐樹は、先にスカートから履き勃起しているペニスを
隠すことにした。しかし、そのスカートにも問題があった。
(これ……どう履けばいいんだろ…)
男である祐樹が、スカートを履いたことはもちろんなかったため、どうやって履くかわからなかった。
ズボンとは違ってベルトを通す穴もなければ、ゴム製でもないのでズボンみたいに腰まで上げれば、ゴムが
締めてくれるということもなかった。これには祐樹もどうしようもできず、茜を呼ぶことにした。
しかし、呼んだら勃起していることが、ばれてしまう……と気づいた祐樹は、後ろ向きで茜を呼ぶことにした。
「ね……ねぇ…おねえちゃん……スカートが上手にはけないんだけど…履かせてくれない?」
「ん?スカートはけないの?じゃあ、おねえちゃんが履かせてあげるからちんとしているのよ。」
といって、茜は後ろ向きのまま呼んだ祐樹のことを、特に突っ込まないで素直に応じた。
(よかった……気づかれなかった……)
しかし、茜が気づかないはずがなかった。茜が、スカートを取り付けた所を見て、祐樹が安堵の表情
を浮かべているとき、いきなり布越しから茜がペニスを摩ってきた。
「あ~やっぱりね。ユウコちゃんはおねえちゃんのパンツ大好きな変態さんだから、こうなるとは思ってたけど。
本当になってるなんてね(笑)おねえちゃん悲しいなぁ~♪」
といいながらも、全然悲しそうにないような口調で祐樹のペニスをこする茜。その間にも、祐樹のショーツはカウパー液でどんどん染みが広がっていく。
「あらあら~なんか恥ずかしいシミができてるわよ~?」
その言葉を聞いて祐樹の顔は真っ赤に染まる。
「っ~~~!やめて…やめてよ……あぅ…はぁ…」
「そうね。祐樹ちゃんが止めて欲しいんだもん。止めてあげなきゃね♪」
といって、あっさりと止める茜。祐樹が本当は続けて欲しいと目で訴えかけても無視して、またドライヤーで髪を乾かし始める茜。
「ぇ………?そ、そんな…………」
「ん?どうかしたの?」
茜が何事もなかったように聞きなおす。
「え……いや……なんでもないよ…」
「そう。なら早く着替えちゃいなさい。そんな半裸でいると風邪ひいちゃうわよ。」
と、着替えをするように言う茜。一方の祐樹は風呂場に続いて脱衣所でも射精を中断されるもどかしさが続いてか、
茜が手でさすってないのにもかかわらず、ショーツのシミを広げていった。
(あぁ……イきたい…あともう少しなのに………小さくなればわかんないかも………)
茜が隣にいるにも関わらず、祐樹は小さくなって、そっと自分の手をペニスに持っていきオナニーを再開しようとした。
しかし、茜がそんなことを見逃す分けなかった。
「あら?ユウコちゃんどうしたの?おなか調子悪いの?」
といって近寄ってくる茜。そんな茜に対し祐樹はドキッとして身動きが取れなくなってしまった。
「!!……」
「あらあら、震えちゃって……どうしちゃったの?背中さすってあげる。ほ~ら大丈夫よ~。」
「あぁ…ぁ…りがとう……」
息絶え絶えに返事をする祐樹。もう終わりだ……と思っていた。
「前かがみになって何してるの~?………何してるの?」
と、とたんに茜の声が冷たくなる。
「ひっ……」
「ねぇ……おねえちゃんに内緒でオナ二ーしてたの…?どうなの?」
冷たく、ゆっくりと確実に聞こえるように話す茜。
「あ…あの……私…女の子だから……ここ…ちっさく……して…おかないと…」
「あぁ、そういうことね。……でも、小さくする方法なら他にもあるんだよね?」
その言葉で、さっき耳元で言われたことを思い出す。祐樹の顔が青白くなっていく。
「ぇ……あ、、ご……ごめんなさい……もうしませんから……許して……」
と必死に許しをもらおうとする祐樹。
「ふぅ……まぁいいか。ユウコちゃんは変態さんだもん。仕方ないよね♪でも、こんどからは、私が良いっていうまで
勝手にオナニーしたら駄目よ。」
と、また新たな制約を勝手に付け加える茜。これで、祐樹は茜の許しなしに勝手にオナニーすることができなくなった。
「う、うん。約束するよ。」
「じゃあ、早く着替えてよ。本当に遅いんだから。それとも、半裸の方が心地良いの?」
「ち、ちがうよ……」
といって立ち上がり、再び着替えだそうとする祐樹。しかし、その前に気になったことがあった。
ショーツにシミが広がって、気持ち悪かったのだ。
「お、おねえちゃん……」
「今度は何!?」
半ば怒りながら、聞き返す茜。そのことばに少しビビリながらも、なんとか言い続ける祐樹。
「あ、あの……おねえちゃんのパンツにこんなにシミができちゃって……気持ち悪いし取り替えてくれないかな……?」
といい、スカートを自らたくし上げ、茜にみせる祐樹。祐樹の顔は恥ずかしいのか顔を赤らめていた。
「あら~かわいい水溜りができてるわね♪でもだめよ。それはユウコちゃんがかってに汚しちゃったんだから、罰として履いておくのよ。」
たとえ、自分が勃起させたとはいえ、射精をさせようとして、シミを作らしたのは茜だ。さすがの祐樹もこの気持ち悪さはよっぽど耐えられないのか、少し抵抗した。
「そ、そんな……だ、だって……しみ作らせたのは…………」
「なに?私がシミ作ったから、関係ないって言いたいの?」
「…………な、なんでもない…」
といってあっさり抵抗するのを止めた。そして、着替えを再開した。祐樹が持ったキャミソールを広げてみると、そこにはピンク色で、胸元には小さなリボンが付いていた。これはさすがの、祐樹も着るのを躊躇した。
(こ、こんなの………でも着るしか……)
しかし、立ち止まっていても仕方ないと思い、祐樹は思い切って着ることにした。小さいと思われたが、意外なほどぴったりとサイズがあっていた。そのカッコはどっから見ても少女にしか見えなかった。祐樹は自分の姿が見えてないものも、今着ている下着の自分の姿を想像すると、自然と顔が赤くなってしまった。
(な、なに考えてるんだ……早く服着なくちゃ……)
といって、最後に残った、袖に花模様のパッチがあしらわれ、胸元に黒い紐で装飾されているいかにも少女らしいブラウスを着た。
そして、茜に着替えが終わったことを告げる。
「お、おねえちゃん。服着たよ。」
茜が祐樹のほうを見ると、そこには男らしさの欠片もない祐樹の姿があった。
「ん~?…可愛いぃ~!!やっぱり、お姉ちゃんの服が良かったのかな~??(笑」
その言葉に、恥ずかしいのか目を伏せわずかに赤くなる祐樹。そのしぐさがまた茜の加虐的な悦びを掻きたてる。
「こ~んなに可愛いのに~……ここは立派に男の子なんだよねぇ~…ねぇ、本当に切っちゃおっか?」
といって祐樹のペニスをショーツ越しに軽くつかむ茜。
「ひぅっ……!そ、そんな………やめてよ……」
「ふふ、冗談よ。じゃあ、上に行って"祐樹"クンの洋服まとめてきましょう。先に部屋に行って服をまとめておくから、
ユウコちゃんは、大き目の袋を持ってきてね。」
「う、うん………」
と返事すると、上に向かう茜。そして、祐樹も後についていこうとしたが、スカートを履き慣れていないため歩く姿はどこか頼りなかった。
「う……なんかスースーする……しかも、このスカートなんだか短いよ…」
さっきはペニスを隠すことで頭がいっぱいで気づかなかったが、茜が祐樹を辱めるためワザと短めのスカートを用意していたのだ。
わずかな風や階段を上る時、簡単に見られそうなほど短かった。
しかし、そんなことを気にしてられず祐樹は適当な紙袋を見繕って、自分の部屋へと持っていった。
「あ~来た来た。ユウコちゃんみて~この服、ダッサイよね~(笑)"祐樹"クン、お母さんにばっかり服買ってきてもらってたのばればれ。」
とまるで、祐樹が他人だったことのように話しながら男物の服をたたんでいく茜。
(う……そんなこといったって……)
確かに祐樹自身服には全く興味なかった。なので、服は全部母に任せていたのも事実だった。
しかし、祐樹自身気に入っていたものもあったので、全てダサいと言いつけられるとさすがに傷ついた。
「で、、でも……その服、私はかっこいいと思うな~……」
「え~!?本当に~??この服とかフロントにでかでかと何かいっぱいローマ字入ってるし、
それにこの服とかも青いチェック柄だし~。あ、もしかして、ユウコちゃんはこんなの服を着てるような人が好きなのかな??」
「い……いや、好きとか嫌いとかじゃなくて……その……」
「??かっこいいってことはそういうことを言ってるんじゃないの?変なの。まぁいいわ。これ全部売っちゃっお。」
ついに売られる……と祐樹は思った。これを売られたら本当に女物だけしかなくなる危機感を感じて、祐樹は必死に売らせない方法を考えた。
「……あ、でもおねえちゃんまだ高校生でしょ?それじゃあ古着屋に持っていっても売れないんじゃないの……?」
「ん?あ、そうねぇ……お母さんもいないし……承諾書ももらえないし……あ、じゃあ友人に弟いる子がいるから、その子に売っちゃいましょ♪大丈夫、ユウコちゃんが可愛くお願いすれば買ってくれるわよ。」
とさらっと言い返す茜。やはり、服を売らせないようにするのは無理だった。そんな祐樹に更に追い討ちをかけるように茜が言う。
「あ、そうそう。この部屋、もう要らないから、お姉ちゃんとユウコちゃんのお部屋にしましょ。ふふ、楽しみだね♪
毎日おねえちゃんと一緒に寝れて悲しい思いをしなくていいのよ♪」
祐樹は当然この部屋は自分の部屋だったわけだから、この部屋は当然自分の部屋だと思っていた。
「え、、だ、だってここは私のお部屋になるんじゃないの?」
「あら、ユウコちゃんも自分の部屋が欲しいの?でも、ユウコちゃんにはまだ一人部屋は早いと思うな~。……それに一人部屋あげちゃうと、また一人でいけないことしそうだしね(笑)」
といわれ、昨日したことを思い出し、ドキッとする祐樹。
「……し、しないよ……だから、ここを私のお部屋にして……」
「う~ん……まぁいいか。ユウコちゃんも、もう高校生だもんね。この部屋はユウコちゃんの部屋にしてあげる。……でも! 寝るときはおねえちゃんの部屋で一緒に寝るのよ。わかった!?」
「う、うん。わかったよ。」
「じゃあ、この服を袋に詰めていきましょうか。」
といって服を祐樹が持ってきた紙袋に詰めていく。そして、全部詰め終わったところで茜の友人宅に向かうこととなった。
「友達の家まではそんなにないから、歩いていこうね。」
「うん……。」
祐樹は茜の友人のところに行くと何をされるかわからなかったので、正直怖かった。
そして、しばらく歩いていると茜が祐樹の異変に気づく。祐樹の歩くスピードが段々と落ちてきていたのだ。
スカートが風でめくれないように、手でスカートを押さえながら、下を俯き歩いていたから必然的に歩くスピードが落ちていたのだ。
「ちょっと、ユウコちゃん歩くの遅いんじゃない。それに、そんなにスカート抑えなくったってパンツなんか見えないよ。それに、そんなに下俯いてんじゃ皆に可愛い顔見せられないでしょ。」
(そ、そんなこといったって……恥ずかしい)
「ほら、手をどかす。それと、顔を上にあげる。……あら~顔真っ赤にしちゃって可愛いんだから♪」
「お、おねえちゃん~……はずかしいよぉ……」
と茜にやっと聞こえるような声で話す祐樹。
「恥ずかしがらないの……あ、そうだ。じゃあ恥ずかしいのがどっかに飛ばしちゃうおまじないしようか?」
「え……なに…そのおまじないって……?」
と、祐樹が言ったらニヤッとにやけると茜がいきなり祐樹のスカートをめくり上げる。
「おまじないって言うのはねぇ……こういうことよっ!」
「キャッ……!」
と反射的に、スカートを押さえつけてショーツを見えないように隠そうとする祐樹。しかし、それはもうおそかった。
後ろからひそひそと男子の声が聞こえてきた。
「……おい、みたかよ。さっき、可愛い子のパンツ丸見えだったぜ」
「え、うそ、うわー見てなかった。お前写真とかとってねーの?」
「あるわけねーよwそれじゃ、このネタ今日のおかずにしよっと。」
後ろの話を聞いて茜が祐樹に言った。
「……よかったね、ユウコちゃん。可愛い子だってさ。それに、今日のおかずにもなっちゃったね(笑)」
「うぅ…………ひどぃよ……おねえちゃん……」
「でも、これで恥ずかしくなくなったでしょ?ほら、早く歩く。」
といって、どんどんと歩くスピードを速めていく茜。そんな茜の後をついていくのに祐樹は精一杯だった。
しばらくすると、茜の友人の家に着いた。
「さ、ついたわよ。"ピンポーン"……ごめんくださ~い。由紀子~いる~?」
と、由紀子の名前を呼ぶ茜。しばらくすると由紀子が玄関のドアをあけ、2人を出迎える。
「おそーい。いったい今まで何してたの?もう13時よ。」
「ごめーん。妹のおめかししてたら遅くなっちゃった。それより早く家に入れてよ。」
「いいよ、入って。」
といい中に二人を入れる由紀子
「おじゃま~♪」
「おじゃまします……」
「あ、この子が茜が言ってた妹?可愛い~♪ね、お名前なんていうのかな~♪」
と名前を聞いてくる由紀子。祐樹は恥ずかしながら答える。
「わ、私の名前は……ユ、ユウコっていいます……」
「あら~ちゃんとお返事できるじゃない~♪」
と、こっちもまるで高校生相手に褒めているようには見えなかった。そして、由紀子が茜に耳元で話す。
「……おめかしってうそでしょ?調教してきたの間違えでしょう?」
「ふふ……あたり♪ここまでするの、結構大変だったんだから」
とヒソヒソと話す二人。しかし、祐樹にはそんな会話どうでもよかった。
(早く帰りたいよ……)
すると、唐突に由紀子が切り出してきた。
「じゃあ、2階の私の部屋でまってて。私は、適当にお菓子を見繕って持ってくから。あぁ、あと美智子も
もうきてるよ。」
といって台所のほうに消えていく由紀子。そして、2人も2階に上がっていった。
「さ、ここよ。入りましょ。」
「お、おじゃまします……」
といってドアを開け、部屋の中に入る。
そこには、女の子らしく人形など綺麗に飾り付けされた部屋があった。そして、めがねをかけて本を読んでいる
女の子もいた。
「あ……茜先輩……こ、こんにちは。」
その声の主は、茜の一年下の後輩で茜が所属している運動部のマネージャーをしている美智子だった。
どちらかというと、茜のような活動的な感じではなく、祐樹のようなおとなしいタイプだった。
「美智子ちゃんこんにちは~。あ、こっちは妹のユウコね。ほら、ユウコちゃん挨拶は?」
と、茜が顔を赤くして俯いている祐樹に挨拶するように促す。しかし、祐樹は茜以外の他人に(しかも自分より2年も下の後輩に)自分の女装姿を見られてよっぽど恥ずかしかったのか、蚊の泣くような細い声で挨拶をした。
「あ……こ、こんにちは…。妹の、ユウコです…」
「ほらほら~そんな声じゃ美智子おねえちゃんに聞こえないでしょ?お家にいた時の元気なユウコちゃんは、どこに行ったのかな~? ね、美智子ちゃんも聞こえなかったよね?」
美智子には聞こえていたが、茜が「聞こえなかったと言え」と言う風に目で訴えかけていたので、そのことに従うしかなかった。
「ぇ……あ、はい。私にも良く聞こえませんでした…。」
「そうよねぇ~。ほら、ユウコちゃん。もっとはっきりと元気良く挨拶しなおして。あ、それと"今日はよろしくお願いします美智子おねえちゃん。"って付け加えるのよ。」
と言い、もう一度挨拶をすることを強要する茜。祐樹はそれに従うしかなかった。
「うぅ……こんにちは。妹のユウコです。今日は…よろしくお願いします。…美智子おねえちゃん……。」
何とかさっきの声よりは元気に声をだす。しかし、声はやはり小さいままだった。
「う~ん……少し元気がないなぁ~。まぁいいか。ごめんね~美智子ちゃん。この子なんか恥ずかしいみたい。」
「い…いえ……。とんでもないです……」
とあくまでも、遠慮しがちに話す美智子。
「あ、そういえば、美智子ちゃんの紹介をユウコちゃんにするのを忘れてたわね。この子は私の後輩で、私が所属しているバレー部のマネージャーをしているの。この子今はとってもおとなしいけど、実は……」
意味深に続きを話そうとすると、さっきまでおとなしかった美智子が茜が話を続かせないように、顔を赤くしながらすこし大きな声で叫んだ。
「や、やめて!!……ぁ…や、やめてください……茜先輩…」
その声にビクッとする祐樹。そして、茜が申し訳なさそうに美智子に謝る。
「あ……ごめんね、美智子ちゃん。ちょっと喋り過ぎそうになっちゃったね。ごめんごめん。」
(なんなんだろ……なんか秘密でもあるのかな……)
と、祐樹は少し気になっていた。その時、由紀子がジュースとクッキーをお盆に盛ってきて部屋に入ってきた。
「おまたせ~♪あら、何か気まずい雰囲気ね。茜またなんかやらかしたの~?」
「ちがうわよ~。ただ、ちょっと……ね。」
と言って、美智子のほうに視線を向ける茜。その感じでなんとなくだが、由紀子もわかった。
「……あぁ、そういうことね。美智子ちゃん大丈夫だった?変なことされていない?」
「ぃ………いぇ……とんでもないです……」
と、さっきと同じようなことを繰り返す美智子。
「ユウコちゃんも、茜には気をつけてね。この子"危ない"から。」
「…は、はい……」
今日の朝に脅された祐樹には、その言葉の意味がよくわかった。そのやり取りを尻目に、黙々とクッキーとジュースを
飲み食いする茜。
「あれ?皆食べないの?このクッキーちょっと味気ないけど、まぁまぁおいしいよ。」
一言余計に話す茜。その言葉を聞いて少し不機嫌気味に返す由紀子
「……悪かったわね。それより茜、何か買って欲しい物があるんじゃなかったの?」
「あ、そうそう。その件は、ユウコちゃんがお願いするんだったよね。」
と言って、祐樹に話を振る茜。
「ん?茜じゃなくて、ユウコちゃんが何か私に買って欲しかったの?なにかな~?由紀子おねえちゃんにいってごらん」
「ぇ……あの…」
と、いきなり話を振られて戸惑う祐樹。その様子を見て由紀子が更にあせらせるような言葉を投げつける。
「ほら~ちゃんと言わないとお姉ちゃんわからないなぁ~?」
「えっと……その……祐樹の服を…買ってください……」
何とか服を買って欲しい趣旨を由紀子に伝える祐樹。しかし、由紀子は祐樹が誰かと言うことを知っているのにも関わらずまた攻め立てる。
「祐樹って誰?お姉ちゃんわかんないなぁ~??」
「え……?あの……その……祐樹って言うのは……」
祐樹とは自分の"男の"時の名前なんてことも言えず、また戸惑ってしまった。そんなやり取りを見かねて、茜が助け舟を出す。
「ほらほら、由紀子もそんなにいじめないの。祐樹って言うのはね、私達のお兄ちゃんなの。ね、ユウコちゃん。」
「そ、そうなの…。祐樹っての言うのは私のお兄ちゃんなの。それで、服が小さくなったから、由紀子お姉ちゃんなら弟がいるらしいから買ってもらえないかなぁ……?」
と、何とか由紀子にお願いする祐樹。さすがの由紀子もこれ以上は攻め立てなかった。
「そうなの。それじゃあ、服見せて。……う~ん…確かに私には中2の弟がいるけど……着るかなぁ~?ちょっと女の私からみてもダサいような……」
「ぇ……買ってもらえないの……じゃ、じゃぁ……しかたないよね……お姉ちゃん」
と言って、茜に言う祐樹。そのとき、茜が耳元でささやく。
「服が売れないとお仕置きだからね…」
その言葉を聞きぞっとする祐樹。なにが何でも売らなくては…という気持ちが祐樹を攻め立てる。そんな祐樹の表情をみて、由紀子がニヤけ、話し出す。
「う~ん…いくら可愛いユウコちゃんでもこの服はねぇ……ちょっと申し訳ないけど、遠慮しとくわ。ごめんね~」
「え……あ、あの…!お願い…買って……買ってください。いくらでもいいの…だから買ってください、お願い由紀子お姉ちゃん!」
お仕置きされると知ったとたん、必死で自分の男物の服を売り込む祐樹。そんな祐樹を見かねてか、今まで黙っていた美智子が助け舟を出す。
「あ……あの…由紀子先輩…。ユウコちゃんもこんなに頼んでいるんですから、買ってあげたらどうですか……?」
「う~ん…。美智子ちゃんの言うことも、もっともね。それじゃあ、買ってあげる」
その言葉を聞き安堵の表情を浮かべる祐樹。「これでもう用がないから帰れる」と思っていた。しかし、その思いはあっという間に打ち砕ける。
「ただし!ちょこっと私からのお願いを聞いてくれたらね♪」
祐樹は茜のお仕置きが余程怖いのか、その言葉の意味を深く考えずにその"お願い"を聞き入れることにした。このことが悪夢の始まりだった…
「お願いって何かな…?あ、お部屋のお掃除とかかな…?」
祐樹は茜のように性的な悪戯はされないと信じていた。しかし、そんなわけなかった。
(馬鹿ね…普通気づくでしょ……)
心とは裏腹に由紀子は優しく言い正した。
「ううん、お部屋とかのお掃除なら、おねえちゃんがちゃ~んとやっておくから大丈夫よ。……そんなことよりも、おねえちゃんユウコちゃんが一人エッチしているところ見たいな~?」
「ぇ……そんな……お、お姉ちゃん……」
祐樹が茜に助けを求める。しかし、こんな状況を茜が助けるわけなかった。
「ほらぁ~由紀子お姉ちゃんがユウコちゃんの一人エッチが見たいって。まさか、できないって言わないよね♪ユウコちゃんさっきあんなにイきたいよ~ってお姉ちゃんにお願いしてたもんね。今なら思う存分射精してもいいのよ。」
祐樹はようやく先ほど茜が言っていた「後で射精なら存分にできる」という意味が解った。
「そんな……皆が見てる前でなんて……できない……できないよぉ……」
祐樹は顔を真っ赤にし、よっぽど恥ずかしいのかうっすら涙を浮かべながら俯いてしまった。しかし、由紀子は容赦なく言い放つ。
「ほら、はやくやってよ~。あ、美智子ちゃんカメラそこにあるから、ユウコちゃんが一人エッチ始めたら撮るのよ。」
と由紀子に言われて、美智子があらかじめ由紀子が用意していたビデオカメラを手に取り録画の準備をする。
「あ……はい…。」
ビデオを自分のほうに向けられ、さすがの祐樹もビデオカメラを構えている美智子に訴える。
「え……いや!やめて…!美智子おねえちゃん写さないで、お願い…!!」
そのカメラを見て、祐樹は真っ赤な顔を手で隠す。そして、茜が美智子に強くカメラを放さないように言いつける。
「美智子ちゃん、カメラ置いたら駄目よ。ユウコちゃんに同情する必要はないのよ。」
「は…はい。ごめんね………ユウコちゃん。」
と言って、素直に茜の言うことを聞きユウコにカメラを向ける美智子。更に由紀子が追い討ちをかけるように言う。
「さ、早くやってよ。いつまでそうやって縮こまっているつもりなの?まぁ嫌なら、別にいやならやらなくてもいいけど。でも、そうなるとユウコちゃんどうなっちゃうのかな?茜がとってもきつ~いお仕置きやられることは確かね。」
その言葉を聞き、祐樹は顔を隠している手をどけて、茜の目を見る。その目は、確実にやれと言っているように祐樹には聞こえた。
「うぅ……やり……ま…す……」
「そう、ユウコちゃんはいい子ね。じゃ、私達によ~くみえるようにオナニーしてね。あ、後オナ二ーするときは、ちゃんと今からユウコはオナニーします。皆さん見てください、って私達とカメラの前で言うのよ。」
と由紀子が言うと、祐樹はスカートをめくりあげ、ショーツを下ろそうとする。しかし、やはり恥ずかしいのか中々下ろそうとはしない。
(恥ずかしい……でも、もう……)
祐樹は覚悟を決めるとショーツを下ろし、すっかり縮こまったペニスをさらす。そのペニスを見て顔を真っ赤にしながらもカメラを回し続ける美智子と、ニヤニヤしながら見つめる茜と由紀子。そして、祐樹がさっき由紀子に言われたとおりに話す。
「い……今から…ユウコは……オナ二ー…しま…す。皆さん……見てください……」
やはり、声は小さかったが意外にも由紀子も茜もやり直しを命じなかった。そして、祐樹は自分の手をペニスにあてがい扱き始める。
「う……はっ……はぁ……はぁ……」
「あぅ……うっ…ぁ…はっ…はぁ………」
小さく喘ぎながらペニスを扱き続ける祐樹。その姿は、ペニスさえなければ本当に可憐な少女そのものだった。
しかし、極度の緊張か中々いくことができなかった。
「あれ~?ユウコちゃんのアソコ、あんまり元気ないね。やっぱりズリネタがいるのかな。じゃあ、私がユウコちゃんのために一肌脱いで上げる。」
といって由紀子が履いていたズボンを脱ぎ、何の躊躇もなくショーツを脱ぎ捨てた。そして、祐樹の前でM字になって自らの性器を祐樹に見せ付ける。
「ほ~ら、これ見て精子をどぴゅ~って出して♪」
祐樹は目を背けたが、そんなこと茜が許すはずなかった。
「ほら、目を背けないの。ちゃ~んと見るのよ。」
茜の言う通りに祐樹は、由紀子の性器を見ながらペニスを扱き続ける。今日の朝、茜の性器も見たはずの祐樹だが、そのときは恥ずかしさでいっぱいでまじまじと、異性の性器を見ることなどできなかった。
(あぁ……由紀子おねえちゃんの…おまんこ……)
「はぁ……はぁ……う……はぁ……」
「な……なんだか、ユウコちゃんのオナ二ー見てたら私もしたくなってきちゃった……」
と言って、由紀子までオナニーを始めた。その様子を見ていた茜はやれやれという感じで見ていた。
「はぁ…まぁそれほどユウコが可愛いってことだからいいか……美智子ちゃん、ちゃんと撮ってる?」
といって美智子のほうを見ると、顔を真っ赤にしながらも黙々と祐樹のオナニーを撮っている美智子の姿があった。
「………」
「はぁ……はぁ……うっ…あっ……」
「ユウコちゃんイきそうなの…?はぁ……あっ……あぅ…お、お姉ちゃんもイ…きそうから…一緒に……」
と息絶え絶えに言う由紀子。その言葉に祐樹も答える。
「う……うん……ユウコも……イク……いっちゃう……あぅう……!」
「あ……私も…いくぅ……!」
といって思いっきり射精する祐樹。それとほぼ同時イク由紀子。祐樹の精液と由紀子の愛液が、床のカーペットを汚していった。
「はぁ……はぁ……」
「ユウコ……ちゃん……すごいかわいい……はぁ……はぁ……」
といい二人とも息を荒くして、なんとか今の興奮を鎮めようとしていた。そのとき、茜からあきれたような声が聞こえてきた。
「まったく……由紀子までオナニーすることないでしょうが……」
「ごめ~ん。あんまり可愛く必死にオナニーしているユウコちゃんの姿見てたら…つい…ね。」
茜は「はぁ~」とため息をつき、美智子に話しかけた。
「まったく……美智子ちゃんもあきれてるわよ。ねぇ、美智子ちゃん。……あら、何もじもじしてるの?」
美智子のほうを見ると、何やら自分の太ももを股にすり合わせていた。美智子もユウコと由紀子のオナニーをみて興奮していた。
「!!……いえ……なんでも…ないです…」
驚いて茜のほうを見る美智子。すると、茜は由紀子にアイコンタクトをし、由紀子に伝える。すると、由紀子は美智子のほうにすりよって美智子の股をまさぐり始めた。
「あらら~美智子ちゃんのアソコもうずいてきちゃったの~??」
「いや……やめてください…先輩……」
美智子の必死の抵抗もむなしく、由紀子によってスカートを外され、純白のショーツが引き落とされた。そこには、女の子にはあるはずのないものがそそりたっていた。
「いやっ……!みないでお願い……!!」
「あはっ、やっぱり~♪相変わらず大きいね~。こ・こ・♪」
といって、由紀子が美智子の大きくなっているペニスをさする。
「あぅ……やめて……ゃ……!」
「ほら~そこまでよ。由紀子。悪乗りしちゃ美智子ちゃん可愛そうでしょ」
といって茜が、由紀子の暴走を制止させる。そして、美智子が持っていたカメラをいったんテーブルの上におくと、何がなんだか状況を把握できていないような感じの祐樹に説明する。
「いきなりびっくりさせちゃってごめんね。この子、おちんちんは生えているけど、ちゃ~んとおまんこもあるのよ、ほら」
と、茜がペニスの下にある女性器を祐樹に見せる。その本人の美智子は恥ずかしくて顔を手で隠していた。
「っ~~~!!」
それを見ても祐樹はびっくりして目を見開いていた。そんな祐樹の表情をみて、更に茜は話を進める。
「ふふ…びっくりした?この子はね……両性具有者っていうの。……つまり、"ふたなり"ってこと。」
祐樹はふたなりって言葉自体は知っていた。昔エロ漫画を興味本位で読んだときに何度かその言葉が出てきたこともよくあり、ズリネタとしても使ったこともあった。しかし、本当にあるものだとは知らなかった。そして、茜は顔を隠している美智子にこっそり耳元で話しかけた。
「ねぇ…ユウコちゃんの処女、欲しい?」
「………………はぃ…ユウコちゃんの処女…私にください……」
と、ユウコとセックスすることをお願いする美智子。そんな美智子を見て、さらに茜は話を続けた。
「ふふ……可愛い子…いいわ、あげる。可愛い後輩のためだもんね。でも、処女をあげるんだから、ちゃんとユウコちゃんをエスコートしてね。そうしないと、ユウコちゃんいやいやしちゃうからね。由紀子は私が黙らせておくから、しっかりやるのよ。」
といって、美智子の背中をポンポンと軽くたたく茜。そして、茜が美智子から離れると、覚悟を決めたように美智子はキョトンとしている祐樹のところに向かう。そして、祐樹のそばに座ると、祐樹にしか聞こえないような小さな声で話しかける。
「ね……ねぇ……こんどは……私と……いいことしよっか……?」
「ぇ……いいことってなに……?もう、私…帰りたいよぉ……」
話のわかるのは、唯一この美智子しかいないと思った祐樹は、必死に美智子に悲願する。そんな今にも泣きそうな祐樹の顔をみてキュンとする美智子。
しかし、美智子は自分の性欲のためにも許すわけにはいかなかった。
「あ……あのね……それはできないの……ごめんね……それに…私のアソコも…こんなんになっているから……ね…お願い……お姉ちゃんと…しよ?」
美智子は2人とは違い、やさしくお願いした。それが祐樹の良心に効いたのか、祐樹も承諾した。
「う……うん。いいよ……。でもあんまり痛いことはしないで……」
「うん……なるべく痛くしないようにするから、、じゃ、じゃあアッチのベットにいこうね……」
といって、祐樹をベットにエスコートする美智子。そんな二人を由紀子は、ただ指をくわえてみているだけだった。
「いいなぁ~私もユウコちゃんとセックスしたい~」
「あなたは黙ってるの。」
祐樹はセックスと聞いたときは、自分が挿入する側だとおもっていたが、その勝手な思い込みはすぐに間違えだったと気づくことになる。
そして、美智子がベットの上に祐樹を座らせると、祐樹に自分の勃起したペニスを見せつけて言い放つ。
「あの……ユウコちゃん…これ……フェラしてくれない…かな?」
「ぇ……そんな……できないよぉ……」
祐樹が拒むことは、簡単に予想できた。しかし、さっきまで大人しかった美智子とは違っており、とても先ほどと同一人物とは思えないほど積極的だった。
「できないじゃ……ないの。ほら、しゃぶるの!」
といって突然、祐樹の頭を掴み、自分のものを強引に祐樹の小さい口に入れる美智子。いきなりの美智子の行動にびっくりして、目を見開く祐樹。
「ぁ……ごめん。ごめんね……でも……とまらないの…あぁ…ユウコちゃんのお口気持ちいい……」
「むぐぅ……ふご…む……んぐぅ~!むぐぉ~!」
どうやら、祐樹は「やめて!」と言いたいようだったが、そんなことお構いなしに祐樹の口を美智子は犯していった。
「気持ちいい……気持ちいいよぉ……はぁ……はぁ……もっとぉ…もっとおくまで……」
「!!!んぐっ………がぁあ…………んぐぅ……!」
美智子は殆どオナホールのように祐樹の喉の奥まで、勃起したペニスを出し入れしていった。そんな様子を茜は別に野次をかけるわけでもなくじっとカメラに収めていった。しかし、由紀子はちょっと心配そうにつぶやく。
「あらら……ユウコちゃん苦しそう…」
美智子はよっぽど溜めていたのか、もう射精しそうになっていた。
「あぁ……気持ちい……でるぅ……でるよユウコちゃん……いっぱいだすからね…飲んで…私の精子のんで……!あぅ…!」
「!$)!!」
祐樹はなにか言葉を発しようとしたが、美智子のペニスが邪魔で声を発することができなかった。そして、どくどくと、祐樹の喉に直接射精していった。
「はぁ……はぁ……はぅ…」
「ぷは!げほっげほっ……!あぅ……苦い……」
祐樹が精子をこぼしそうになったがそれを、美智子が強引に口に戻して飲ませた。
「むぐっ!?うぅ……ゴクっ……ひどぃよぉ……美智子おねえちゃん……うっ……」
あんまりの突然の行為に祐樹は驚いて少し涙を流していた。
「ご、ごめんなさい…あんまり愛らしかったから……ごめんね……泣かないで……」
「うぅ……ぐすっ……」
そんな祐樹をみて、美智子は茜と似たような感情を持つようになっていた。
(あぁ可愛い……この子を私の手で汚したい……めちゃくちゃにしたい……)
おそらく、先ほどまでの美智子ならこんなことは思わなかったであろう。しかし、今は理性が吹っ飛んでしまっていたためか、祐樹を悪戯したい、自分の物にしたいと言う気持ちが率先して出てきていた。そんなことを思ってか知らず、美智子のペニスはまだまだ足りないと言わんばかりに勃起していた。
「……なんだか熱くなってきちゃった。」
といって、着ていた上着もブラも脱ぎ、全裸になる美智子。そんな美智子を見て赤くなり、目を背ける祐樹。そして、美智子が全裸の状態で祐樹の背中から抱きつく。
「こんな可愛い服が汚れたら、茜先輩にしかられちゃうから、脱ごうね。」
と言い、白いブラウスを脱がせる美智子。祐樹は一瞬抵抗しようと美智子の手を跳ね除けようとしたが、その手を美智子が優しく制した。それ以降は祐樹もさきほど強引にフェラされたこともあってか、抵抗しなかった。そして、下着のキャミソールも脱がされ祐樹も全裸にされてしまった。そんな祐樹を見て美智子がつぶやく。
「……かわいい。これで本当に…ペニスがなかったら女の子なのに……ぁ…ごめんね。ユウコちゃんは女の子だったよね…」
この言葉で、今まで自分がやってきたことと、忘れかけていた男であるということを思い出し、ますます顔を赤くする祐樹。そんな祐樹を尻目に、美智子は祐樹の胸に近づく。
「ここ、可愛いピンク色だね。……ちょっと悪戯しちゃお。」
といって、祐樹の顔をのぞきこむと祐樹をやさしく押し倒し、胸を口で甘噛みしたりしゃぶり始める美智子。
しばらくすると、祐樹の口から段々と喘ぎ声が聞こえてきた。
「ぁ……いやぁ……あぅ……」
「ふふ……ユウコちゃん気持ちいい?」
そんな美智子の問いかけに、素直に答える祐樹。
「はぅ……う……うん……気持ちい……」
「かわいい……じゃあ、もっと気持ちよくなろう……?」
といって、美智子は自分の胸と祐樹の胸を擦り合わせながら、祐樹に濃厚なキスをする。実は祐樹にとってはこれが始めてのキスだった。
そして、美智子にとっても同姓とは何回かキスはしたが異性としたキスはこれが初めてだった。
「んむぅ……はぁ……ちゅっ……」
「…むぅ……あ……ん……」
こんな状況の中でも茜は二人の邪魔をしないように、野次などを飛ばさずに黙々とカメラに二人の様子を取り続けていた。
その横で由紀子が、ヒソヒソと茜に耳打ちする。
「……ね…ねぇ。このままじゃユウコちゃん、美智子に取られちゃうかもね。」
「……そうね。でも…面白くなってきたと思わない…?美智子ちゃんなら、ユウコの立派な"彼氏"になってくれるわよ(笑)」
「ふふ……本当に怖い"お姉ちゃん"ね(笑)」
そんな二人を尻目に、カメラも忘れて堂々とキスを続ける美智子と祐樹。美智子の体と祐樹の体には胸以外にも、二人の勃起したペニスが押し付けられていた。
「んふぅ……はぁ……ユウコちゃんのおちんちん……とっても熱くて火傷しそう……」
「み……美智子おねえちゃんのモノだって……熱いよ……」
トロンとした目でちょっと恥ずかしそうに、はぁはぁと息継ぎをしながら言う祐樹の姿は、美智子が今までなかった衝動に駆られた。
(も……もうだめ……我慢できない……)
そう美智子が思うと、重ね合わせていた体を起こしベットの横においてあった透明な液体が入った容器を手元に持ってくると、それを自分の手に塗りつける。
「ね……ユウコちゃん……もっと気持ちよくしてあげる……」
「??」
これ以上どう気持ちよくするのというような顔で美智子の顔を見つめる祐樹。
「ユウコちゃん……ちょっと四つんばいになってくれない?」
と美智子が言うといわれるままに、祐樹は体を起こして、美智子の前で四つんばいになる。
「これで……いいの…?」
少し不安気に言う祐樹。
「うん……楽にしてね…。」
と言って、先ほど手に塗った透明な液体…ローションを祐樹のアナルに塗りつける。
「ひゃっ……!美智子お姉ちゃんなにするの……」
突然、自分のお尻に響く冷たくて不思議な感覚にビクッとする祐樹。しかし、美智子はお構いなしに尚も塗り続ける。
「じっとしてて……。はぁ…あぁ……」(あぁ……早く入れたい……)
「お姉ちゃんやめて……こんなの駄目だよぉ……あぅ…!」
しかし、そんな祐樹の願いも興奮している美智子の耳には届かなかった。そして、美智子は祐樹のアナルに指を入れた。
「じゃあちょっと……指入れるけど動かないでね……」
「!!…や、やめて!なんかへん…お尻が…抜いてよ!」
体をくねらせて、必死に美智子が入れた指を引き抜こうとする祐樹。
「動かないでって言ったでしょ!」
突然、祐樹を叱る美智子。そんな美智子声を聞き驚いたのか、ピタッと動かなくなる祐樹。祐樹は美智子が興奮状態であることは解っていたので、これ以上怒らせると何をされるかわからないということを、茜から身をもって知っていたからだった。
「…そう……それでいいの……」
といって、何度かローションを塗りつけた指を出し入れする美智子。
祐樹は本当は異様な異物感がしてたまらなかったが、叱られたこともあり声には出さなかった。
(なに……この変な感じ……)
「……うぅ……」
「さ、そろそろね……はぁ……はぁ……やっと……ユウコちゃんの中に……」
と言って、祐樹のお尻に自分のペニスを擦り付ける美智子。そんな美智子の声を聞き、祐樹は後ろを向くと美智子が膝立ちになっており、ペニスを今にも挿入しそうな美智子の姿があった。その姿を見て、祐樹は青ざめていった。
「!!や、やめて!無理、無理だよ!そんなの入らないよ!!」
「駄目……いままで散々我慢してきたんだから……ユウコちゃんがいけないのよ……あんないやらしいオナニーするから……」
しかし、祐樹の抵抗もむなしく、美智子が祐樹を犯すという行為を止めようとはしなかった。
「おねがい……お願いだよ……何でもやるから……フェラでもなんでも……」
あまりの怖さに祐樹は少し震えていた。しかし、そんな祐樹の姿すら今の美智子には愛おしく感じていた。
そして、美智子は祐樹のアナルの周りを自分のペニスでしばらく撫で回した後、ついに祐樹のアナルに自分のペニスを挿入した。
「はぁ……はぁ……じゃあ、入れるよ……んっ…!」
祐樹は自分の小さなアナルに、割って入ってくる美智子のペニスに祐樹は悲鳴をあげた。いくら指で慣らした後とはいえ、指とペニスでは太さが全然ちがった。
「!!あぁあああ!!やだぁ!抜いて!抜いてよぉ!」
「あぁ……すごくきつい……気持ちいいよ……あぁ……気持ちよすぎて出ちゃう……あぅ!」
「!!!#"」
入れた瞬間さっき出したにも関わらず、すぐに祐樹の中に大量の精液を放出する。祐樹は目を閉じ必死にベットのシーツを掴み耐える。
美智子のペニスはもう2回も射精したにも関わらず、萎えることなくまだカチカチに勃起していた。
「あぁ……あっ…ユウコちゃんの……おまんこ……気持ちよすぎるよぉ……」
「あぁぁぁぁ……熱い……」
そんな二人を見てて、由紀子が面白そうに呟く。
「あらら……。ユウコちゃんも大変だわ。(笑)」
「……おねがぃ……射精したんだから………終わりにしようよぉ……」
「だめぇ……この日まで……茜先輩とセックスさせてもらえなかったんだから………いっぱい出しちゃうんだからね……じゃあ動くよ……」
「ふぁあああ!?あっあぁあああ!やめてぇー!」
そんな祐樹の叫びもむなしく、美智子の腰は止まらなかった。その腰はどんどんと速度を上げていった。
「あ、あ、気持ちいい…ユウコちゃんのおまんことっても、気持ちいいよ……」
「ふぐっ……あぁ……ぐすっ……おえがい…もぅやめてぇ……」
祐樹はあまりの痛さに顔が涙でグシャグシャになっていた。しかし、美智子はそんなことはお構いなしに腰を振り続ける。その様子は傍から見たら女が少女を強姦しているという異様な光景にも見えた。
「だめっ……!痛いのは……すぐになれちゃうから……我慢して……」
「あぁ……うぐっ……ぐっ……」
祐樹は本当に痛かったのか涙が止まらなかった。しかし、しばらくするとその泣き声に段々と喘ぎ声のような声が混ざっていった。
「ぐすっ……あぅ……あっ……はぁ…」
「ユウコちゃん……気持ちよくなってきたの……?」
そんな美智子の問いかけに、祐樹は必死に首を振る。しかし、頭ではそう思っていても体は正直だった。
(ちがう……気持ちよくなんかない……)
「くすっ……じゃあなんでココは大きくなってるのかなぁ……?」
美智子が祐樹の勃起しているペニスを掴む。その事実を認めたくない祐樹は必死に否定する。
「!!ちがう…これは……さっき勃起した………あぁ…!」
「うそつく悪い子はこうしちゃう……」
美智子が祐樹のペニスを扱きながら祐樹を犯し続ける。
「あぁ……やめてぇ……」
「うそばっかり……気持ちいいくせに……」
美智子の言う通り祐樹は感じていた。しかし、体でわかっていても犯されながら感じているとは思いたくはなかった。
「ち……ちがう……感じて…あっ……はぁ…なんか……んっ…ないよ……」
「そうなの…。じゃあ、お尻だけでイかせてあげる…はっ……はぁ…。」
美智子は祐樹のペニスを扱くのを中断し、今までにも増して腰を振るスピードを速めていく。さっきから、美智子のペニスが前立腺を刺激しているためか祐樹は確かに感じていた。しかし、アナルだけではもう少しというところでイくことができず、祐樹は寸止めされているような気分だった。
祐樹のアナルが慣れてきたのか、先ほどよりもより一層喘ぎ声が大きくなっていく。
「あぁ……あぅ……んっ…あっぁああ…!」
「ほら……気持ちいいでしょ……んっ……あっ…私も……気持ちいいよ……はぁぅ……」
祐樹のペニスは中途半端に刺激されているせいか、カウパー液がとめどなく溢れており、今にも射精しそうだった。
(あぁ……もうだめぇ……いきたいよぉ……)
祐樹は自分でも我慢したつもりだったが、やはり美智子から与えられる快楽には勝てず、とうとう美智子にペニスを扱くことを自分からお願いしてしまう。
「おねがぃ……おねえちゃん……あっ……お…おちんちん……触ってぇ……」
自分でも言っていることが恥ずかしいのか、祐樹は顔を真っ赤にしながら何とか蚊の鳴くような細い声でお願いする。
「ふふ……ユウコちゃん……やっぱり変態さんだったんだ……でも……そんなユウコちゃんが大好きだから、触ってあげるね……」
美智子が祐樹のペニスを再び扱き始める。祐樹は余程射精を我慢していたのか、すぐに出しそうになる。
「あぁぁっ……!いくっ……いくぅ……!」
しかし、祐樹の射精はまたしても美智子の手によって中断された。
「あぁああっ……!やだぁ……!いかせて……いかせてよぉ……!」
「だ~め。まだまだイかせないんだから……」
そして、美智子はペニスの変わりに今度は乳首をいじってくる。
「ぁあぁぁぁ……いや……あぅ…!おちんちん触って……いかせてぇ……!」
「ふふ……乳首も気持ちいいんだね……そんなにイかせて欲しいのなら、早く私を気持ちよくして……」
(そろそろ……かな……?)
美智子が不気味に微笑む。すると、突然乳首から手を離し、更には祐樹のアナルから自分のペニスも抜いた。祐樹は支えるものがなくなったかのように、ベットに倒れこむ。そして、祐樹のアナルからは先ほど美智子が中出しした精液が溢れ出す。祐樹は、突然の美智子の行動にあっけをとられた。
「ぇっ……なんで……?」
「ふぅ……お姉ちゃん、ユウコちゃんとのセックスに飽きちゃった……私もオナニーやってイくから、ユウコちゃんもオナニーして射精すればいいよ?」
中途半端に閉ざされた快楽に祐樹は悶える。さっきはあんなに嫌だった異物感も、今では快楽を与える感覚になっていたのだ。
(な……なに…これ……足りない……イきたいのに……)
「どうしたの~?ユウコちゃんオナニーしないの?」
ニヤけながら、祐樹に話しかける美智子。祐樹が十分、前立腺を犯される快感が体に染み付いたことをわかってワザとやっていた。そして、祐樹は面白いくらい、美智子の予想通り動いてくれた。祐樹は何か物足りなさそうに、足をモジモジさせる。
(い……入れて欲しい……おちんちん欲しいよぉ……)
「あれ?ユウコちゃんどうしたの?…まさかあんなに嫌がってた、お姉ちゃんのおちんちんが欲しいの?」
その言葉に図星なのか祐樹はゆっくり頷く。
「じゃあ、お願いしないとね。ユウコちゃんは素直で可愛い子だってことは、茜先輩から聞いてるから、お願いできるよね?」
自分よりも2つも下の後輩に言われるのは、屈辱だったが今の祐樹はそんなものはどうでもよく、とにかくあの快楽が欲しくてたまらなかった。
「……ぉ…おねがい……お姉ちゃん……わ、私の…お尻に……お姉ちゃんの…おちんちん入れて、私のエッチなおちんちん扱いてぇ……」
顔を赤く染めながら恥ずかしそうに、後ろを向きながら必死にお願いする祐樹をみて美智子はゾクっとした感覚に襲われた。
(かわいい……もっと悪戯しちゃお……)
「ユウコちゃん、お姉ちゃんのおちんちん、ユウコちゃんのどこに入れればいいの?お姉ちゃん頭が悪いからわかんないなぁ~?ちゃんと、入れる所を私に示してくれたら入れてあげる。」
「っ~~~……!」
祐樹は恥ずかしさから目をギュッと瞑り、自らもう一度お尻を美智子のほうに突き出す。
「ここ……お尻にいれて……早く……」
「本当に言っちゃうなんて……ユウコちゃんって淫乱な女の子だったのね。お姉ちゃんがっかりだわ……。でも可愛いユウコちゃんのお願いだもんね。聞いてあげなくちゃ…」
「そ、そんな……お姉ちゃんが言えって言うから……それに私は淫乱じゃない…」
祐樹は顔を真っ赤にしながら反抗する。そんな反抗する祐樹の耳元で、美智子がはっきりと聞こえるようにささやく。
「あら、そうなの?……じゃあ、さっきお姉ちゃんのおちんちん入れられてあんなに喘いでいたのはだれかな~?おちんちん扱いてくださいって言ってた女の子は誰なのかな~??」
「っ……」
美智子が言うことは紛れもない事実なので、祐樹が反論することなど到底できるはずがなかった。
「ほら、答えて。誰なの?答えないとお姉ちゃんほんとにやめちゃうよ?」
「………わ、私……ユウコです」
「それで、何して欲しかったの?お姉ちゃん忘れちゃった。」
祐樹を辱めるためにワザと聞きなおす美智子。祐樹は悔しかったが答えるしかなかった。
「……お、お姉ちゃんのおちんちん……ユウコのお尻に入れて……おちんちんも扱いてくださぃ……」
「ふふ……ほんと淫乱な子……」
美智子は自分のペニスを祐樹のお尻に何度か擦り付けて、アナルを刺激した後、自分のペニスを一気に入れる。
「あぁぁぁ!…はぁぅ……」
「ほら……扱いてあげるよ……」
「あぅ……あっ…きもちい……あぁ……」
祐樹は快楽をむさぼる様に、美智子の腰に合わせて自分から腰を動かすようになっていた。そんな祐樹をみて、美智子は更に辱める。
「…ふふ……やらしいんだ……ほんとに淫乱ね……先輩、ちゃんとユウコちゃんのエッチな顔とっておいてくださいね。」
「ち……ちがぅ……あっ……はっ……と、とっちゃ……やぁ…お姉ちゃん……」
そんな祐樹の抵抗もむなしく、茜は美智子に犯されている祐樹の顔にカメラを近づける。そして、犯されている祐樹に茜がこっそり話しかける。
「ふふ……どう?美智子のおちんちんは……?おいしいでしょ?……こんなアへ顔になって……ほんとに淫乱だったのね……。こんなエッチな子はお家に帰ったらお仕置きね……」
祐樹は必死に許しを請うが、美智子に犯されてよっぽど気持ちいいのか、呂律が回らず上手く伝えられなかった。
「や……やめへ……おひお……あぅ……おひおき……やめぇ……あぁ!」
「なんていってるかわかんないよ?…よっぽど気持ちいのね。ほら、ちゃ~んとユウコちゃんのエッチなお顔とってあげるから、イきなさい」
どんどんと腰とペニスを扱くスピードを速めていく美智子。そろそろ限界が近づいてきたのが、美智子の喘ぎ声も大きくなってくる。
「はっ……あっ……はぅ……はっ……ユウコちゃん…私…もう……」
「あぅ…あ……あたし…ユウコもぉ……」
「「イクぅー……っ!!!!」」
そして、二人はほぼ同時に達してしまった。美智子が祐樹のペニスを抜くと、そのままベットに倒れだらしなく涎をたらす祐樹。さっきの倍の量の精液が祐樹のアナルからあふれ出し由紀子のベットのシーツカバーを汚していく。
「はっ……はぁー…はぁー……」
「あぁ……気持ちよかったよ……ユウコちゃん…」
その後ろでぐったりと座りこむ美智子。そんな二人をみて、録画停止ボタンを押しカメラをテーブルの上に置く茜。
「ふふ……二人とも、とっても可愛かったわよ。」
「あ……ありがとう…ございます…」
美智子がかろうじて返事をするが、祐樹はまだ息を整えるので精一杯で返事はできなかった。そして、さっきまで空気扱いだった由紀子がいつの間にかペニスバンドを装着し、ベットにあがりこむ。
「さ、美智子ちゃんとのラブラブセックスはそこまでね。あーあ…こんなに汚して……今度は由紀子お姉ちゃんからのお仕置きタイムね♪」
「ぇ……うあ……」
由紀子がベットで倒れている祐樹の髪を思いっきり引っ張り上げると、思いっきりペニスバンドを口に突っ込みフェラをさせる。
「ほらー美智子に遣ってたようにちゃんとやってよね。」
「ふぐっ……んっ……くちゅ……」
祐樹は虚ろな目で、由紀子のペニスバンドをしゃぶり始める。
「そうそう……これをアンタのいやらしいマンコにぶち込むんだからちゃ~んと舐めるのよ。」
由紀子の目つきが明らかに先ほどとは変わって、何か獲物を捕らえて様な目つきだった。
そんな由紀子の様子を見て、不安になった美智子が茜に由紀子を止めるように言う。
「い…いいんですか?茜先輩…。由紀子さん…ちょっとまずいですよ…それに、祐…ユウコちゃんだって…」
「いいじゃない……由紀子がどんな感じで犯すのか見てみましょ。…きっと楽しいわよ。ほら、今度はアンタがカメラとるのよ。」
茜がサディスティックに微笑む。そんな茜の表情を見てますます不安になりながらも、カメラを撮り録画を再開する美智子。一方の祐樹は今から何が始まるのかよくわかっていなかった。
「んぅ……ちゅっ……はぁ……」
先ほどとは違い、自分から進んでぺ二バンをフェラし続ける。
「いい子ね…フェラはこんなもんでいいでしょ」
由紀子が強引に祐樹の口からペニスバンドを引き抜く。引き抜いた時、祐樹は何か物足りないような顔をした。
「はっ…あぁ……」(もっと……もっとぉ……)
「そんなに物足りなさそうな顔をしないの。今からたっぷり犯してやるんだから……」
由紀子は壁に寄りかかりながら座ると、そそり立っているペニバンを指差しながら祐樹に命令する。
「ほら、ユウコちゃんの大好きなおちんちん、入れて欲しかったら自分からココに座りなさい。」
「あ……あぁ……」(入れたい……気持ちよくなりたい……)
祐樹はその言葉に抵抗できず、自分から由紀子のペニスの上に座り始めた。
「あっ……あぁぁぁああああっ!」
ずぶずぶと祐樹の中に入っていくぺ二バン。しかし、さっきの美智子のペニスより長かったのか途中までしか入らなかった。そんなことを由紀子が許すわけもなく、祐樹の方をつかんで思いっきり腰を下ろさせる。
「ほら、なにやってんのよっ!」
「!!!あああああああっ!!!」
びっくりして祐樹が目を見開き、口はだらしなく開きっぱなしになる。しかし、由紀子は容赦なく腰を動かし始める。
「はぁー…はぁー…あああっ…!ぁうっ…!」
「ほーら、気持ちいでしょ?さっき美智子とヤってたときも、あんなに気持ちよさそうに喘いでたもんねぇ。」
しかし、あまりに入っているのが深すぎたのか、祐樹は喘ぎ声どころではなかった。
「あぁ……深いぃ……抜いてぇ……痛いよぉ……あぁ…!」
祐樹は口から涎をたらしながらも必死に歯をかみ合わせながら耐えているというような感じだった。目からは再び涙も出てきていた。しかし、そんな祐樹にお構いなしに由紀子は思いっきり突き上げる。
「そんなの慣れるわよ……ってね。ほらほらほら~本当は気持ちいいくせに~。」
「やめてぇ!」
本当に嫌なのか、涙を流しながら必死に首を振りながら訴える。そんな様子をみて、美智子が由紀子に訴える。
「由紀子さん……!や、やめてあげて…ユウコちゃんほんとに嫌がってますよ?」
「あら?貴方いつからそんなに偉くなったの…?それにさっきもユウコちゃん嫌がってたのに貴方無理やりやってたでしょ? ……説得力ないわよ。」
「っ……!」
そう言われては、美智子も反論できなかった。しかし行為が終わった後、由紀子に犯されている祐樹を見ていると、自分の恋人を目の前で犯されているような感覚に陥り、美智子は悔しい気持ちでいっぱいだった。美智子は俯き唇をかみ締める。その間にも祐樹の喘ぎ声とは到底思えない、どちらかというと断末魔の叫びのような声が美智子の耳に入る。
(ごめんね……ごめんね……)
そんな美智子を見て茜は不気味に微笑む。
「ほらっ、ユウコちゃんのぺニクリも触ってあげる。」
美智子のように優しくしごくのではなく、ワザと力を入れて強引に扱きたてる。さっきイったばかりなこともあってか、祐樹のペニスは気持ちいとはとても思えなく、むしろ痛いぐらいだった。
「あぅっ!…痛っ……だめぇ扱かないでぇ……」
「うそばっかり。こーんなに勃起してるのに…ほらほら~気持ちいいお汁いっぱいだしていいんだよ~?」
初めはいたいと言っていた祐樹だが、由紀子が執念にペニスを扱いていくと祐樹のペニスも気持ちよくなってきたのか、少しずつ喘ぎ声を出してきた。
「あっ……あぅ……」
「気持ちいいの?気持ちよくなってきちゃった?出していいのよ?」
由紀子が祐樹の体に抱きつき、腰の動きを段々と早めていく。抱きしめられた時、祐樹の背中には由紀子の胸の感触が背中いっぱいに伝わってきた。そして、由紀子が耳元でささやく。
「ほら~だしちゃいな。前にカメラ撮ってる美智子お姉ちゃんにユウコちゃんのいやらしい汁かけちゃいな……」
そう囁かれ、ぼんやりとした目を開くと目の前には自分達の行為をカメラに収める美智子の姿があった。
「いやぁ…!お姉ちゃん扱くのやめてっ!美智子お姉ちゃんにかかっちゃうっ!……ああぁっ!」
しかし、体全体から感じる快楽に祐樹の理性は勝てなかった。由紀子は段々とビクついてくる祐樹の体からもうすぐイくことを感じ、祐樹に囁く。
「ふふ……でももう限界なんでしょ?我慢は体に毒だから、出しちゃおうね♪」
「あぁ……だめぇ……だめったら……」
(イっちゃったら美智子お姉ちゃんにかかっちゃうよ………)
自分に言い聞かせるように必死に唇をかみ締め、射精を我慢する祐樹。しかし、それも由紀子が与え続ける快楽には勝てなかった。
「あら?我慢してるの?そんなユウコちゃん見ちゃったら余計虐めたくなってきちゃった。」
「だぁ……めぇ……っ!あああぁあああっ!イクぅっー!!!」
祐樹は3回目の射精とは思えない量を思いっきり精子をだす。その精子は勢い良く出したせいか、美智子の顔にも少しかかる。
「きゃっ……」
「あぁ……ごめん……ごめんね………」
美智子に許しを請う祐樹。そして、由紀子がペニスを引き抜き、祐樹の体を抱いていた手を離すと、人形のようにベットに倒れこむ祐樹。今度こそは本当に力が残ってないかのようだった。まるで、何度も強姦されたような(実際にされているのだが)少女のような表情だった。
「ふぅ……最高にいやらしかったよ。ユ・ウ・コ・ちゃん♪」
「はぁー…はぁー…」
ベットに倒れている祐樹を見ながら微笑む由紀子。そんな由紀子を見て茜は呆れたような声で言う。
「はぁ……貴方って子は……ほんとに強引なんだから……ユウコちゃんもう気絶寸前じゃないの。」
「え~?そんなことないよ。ユウコちゃんも"あ~ん気持ちいよぉ~"って言ってたし(笑」
「………まぁ、予想外にいいもの撮れたし良しとするか。」
二人の会話をよそに、祐樹は虚ろな目で美智子の顔を見ると、美智子はカメラを置きメガネを外すと顔に付いた精液を指ですくい取り舐めていた。
そんな美智子を見て、祐樹が息絶え絶えで美智子に話しかける。
「あぁ……だめ…だよぉ……お姉ちゃん……んっ……ばっちい……よぉ……はぁ…はぁ…」
祐樹の言葉に気づいて、美智子が祐樹の方に近づき話しかける。
「そんなことないよ…ユウコちゃんの出したもので汚いものなんかないんだから。んっ…とっても美味しいよ。」
美智子が祐樹の目の前で、自分の顔に付いた祐樹の精子を掬い舐めながら、祐樹の頭を優しく撫でる。祐樹はその心地よさか、段々と瞼が下がってきた。
「あり……がとう……」
そう言うと、祐樹は瞼を閉じスースーと息を立てて寝てしまった。あれだけ何度も辱められて半ば強制的に射精させられれば無理もなかった。目には涙の跡もうっすら残っていた。そんな寝ている祐樹を見て、美智子は静かに呟く。
「かわいい……もう私の物にしちゃいたいぐらい……」
寝ている祐樹に気づき由紀子も祐樹のそばに近づいてくる。
「あ、ユウコちゃん寝てる~。…かわいいぃ~♪ねぇ茜も見てよこの子、子猫ちゃんみたいに可愛いよ~」
「…昨日も見たわよ。」
茜は撮ったビデオを確認しながら、由紀子を軽くあしらう。そんな祐樹の前ではしゃぐ由紀子を見て美智子が言う。
「…由紀子さん、あんまり大きな声だしたらユウコちゃんが起きちゃいますよ。」
「あ、それもそうね。ごめんごめん。」
由紀子は素直に美智子に謝った。しばらくして、茜がビデオの確認をし終わったのか由紀子に話しかける。
「ビデオの方は問題ないわね。あ、由紀子。ユウコが持ってきた服の代金はらってよね。貴方ちゃんと買うっていったんだから。」
「あ、ごめんごめん。ユウコちゃんには気持ちよくしてもらったし。……お金ないからこれでいい?」
由紀子が茜に100円を渡す。すると、茜の顔が険しくなる。
「あんた……あんなにいい思いして、これっぽっちはないでしょう?」
「じゃ、じゃあこれで……」
そう言うと、由紀子は財布から1000円取り出して渡す。茜は仕方ないなというような顔をして許した。
「はぁ……まぁいいわ。このビデオで稼いでもらうからね。」
「そ、そうそう。こんなにいいビデオだったら、皆買うよ~」
そう言うと、茜はビデオカメラのほうに視線を向ける。しかし、美智子はビデオを撮るということまでは聞いていたが、売るとまでは聞いていなかった。せいぜい、祐樹が生意気言った時に辱めるために撮ったビデオだとおもっていた。それは、さすがに祐樹が可愛そうだと思い美智子は反抗した。
「そ…そんなの聞いてません!そんなことしたらユウコちゃん可愛そうじゃないですか!」
「あら、恋人の痴態が学内に知れ渡るのが怖いの?…大丈夫よ。このビデオを"売る"だけでユウコは売らないから。それに、枚数限定で売るからそんなに行き渡らないわよ。」
「そうそう。それに、この売上げ三人で山分けするんだよ。そしたら、ユウコちゃんとのデート資金にもなるじゃん♪」
そう聞いて、美智子の怒りは沸々と湧き上がってきた。
「だ、駄目です!!そんなこと許されません!大体、今のカメラなんて全部DVDに簡単にコピーできるから枚数限定でも意味ないじゃないですか!このビデオは私が処分します!」
美智子はテーブルにおいてあるビデオを取ろうとする。しかし、茜が美智子の腕をつかみ、それを制止する。
「美智子ちゃん……貴方は特別に色々と可愛がってあげたよねぇ~…その恩を貴方は仇で返すの~?」
そうしていると後ろから由紀子が細長い棒状のプラスチック棒を持ちながら近づき、美智子の肩越しに茜に言う。
「ねぇ茜~…前に美智子ちゃんに一回だけやった、あのお仕置き…やろっか?」
由紀子がその棒状のプラスチックのスイッチのような所を押すと、小刻みに震える。それを見た美智子の顔が段々と青くなる。
「ひっ……」
「そうねぇ~…美智子ちゃん、ちょっとわがままだからしよっか~…」
茜が不気味に微笑みながら言うと、由紀子がベットに美智子を持っていこうとする。美智子は本当にやられると思い必死に許しを請う。
「ご…ごめんなさい!もう生意気言いませんから許してください!!ごめんなさいごめんなさい…」
美智子はよっぽどそのお仕置きが嫌なのか、震えていた。そんな様子を見て、二人は美智子を許すことにした。そして、茜が美智子に話す。
「ふぅ……よっぽどいやなのね。この尿道攻め。…私にはペニスがないから何とも言えないけど、あの時も凄い悲鳴だしてたもんね。……わかったわよ。許してあげる。…でも今度こんな"優しい"先輩に反抗したら……問答無用だからね。」
「は…はい…。生意気言ってすみませんでした……」
美智子が反省したと思うと、今度は由紀子が口を開く。
「さ、喧嘩はここまでにして、どうするの今日?ここでお開きにするの?」
「ん~…そうねぇ~。もういいでしょ。この子も疲れて寝ちゃったし、もう暗くなってるし。」
茜が窓を見ると、本当に暗くなっていた。そして、由紀子が美智子に言う。
「美智子ちゃん、シャワー浴びていく?私も浴びるからちょうどいいかなって思ったんだけど。」
「い…いえ…いいです。あ…でも顔だけは洗わしてください…」
「あぁ…そうね。美智子ちゃん、ユウコちゃんに汚いのぶっかけられたもんね(笑」
そう由紀子に言われると、美智子は少し頬を赤くして反論する。
「そ、そんな…汚くなんかないですっ。…ただちょっとべたつくのが、いやだから…」
「はいはい。じゃあ、風呂場にいきましょうか。茜ちょっと待っててね。」
「うん。」
そして、美智子と由紀子は着替えると風呂場へと向かっていった。しばらくして、二人が戻ってくると今度は祐樹の着替えをさせようとして、茜が祐樹を起こした。
「ユウコちゃん……ユウコちゃ~ん…そんなカッコで寝ると風邪引いちゃうよぉ~?」
ほっぺを少し叩く茜。しばらくすると、祐樹が起きだす。
「……んぅ~…」
「ほら、着替えて。全裸で町歩いていたら公然わいせつ罪で捕まっちゃうよ。」
そう茜が言うと、祐樹は自分が全裸だということを思い出し、顔を赤くする。そして、先ほど脱いだ服に着替えると、まだ眠たかったのか目が虚ろになる。そして、眠らないように何度も首をコクコクさせる。そんな様子を見て、由紀子がのんきに言う。
「かわいぃ~。もういちいちやることが、かわいいんだから♪茜~この子、ちょうだい~?」
「なにいってるの。…さ、美智子ちゃんも帰るわよ。」
「はい…。」
眠そうな祐樹を見て、美智子が茜に案を持ちかける。
「あ…あの…ユウコちゃんなんだか眠そうだから、私がおぶっていきましょうか……?」
「ん…そうね。ユウコちゃん眠そうだから、そうしてくれる?」
茜からそう言われると、美智子は祐樹の前にしゃがむと祐樹に自分の背中におぶるように言う。
「さ、お姉ちゃんの背中に乗って。」
しかし、恥ずかしいのか祐樹は美智子の背中に乗るのを躊躇する。躊躇する祐樹に茜が言う。
「ほら、美智子お姉ちゃんがおぶってくれるって言ってるでしょ。美智子お姉ちゃんに甘えちゃいなさい。」
そう言われると、恥ずかしいのか少し顔を赤らめて美智子の背中に乗る。そして、
「んしょっと……私でもおぶれちゃった…ユウコちゃんほんとに高校生?」
「お姉ちゃん~…」
「ふふ…冗談冗談。茜先輩、帰りましょうか。」
茜はそういわれると、美智子に先に玄関で待ってるように伝える。
「美智子ちゃん、ちょっと由紀子と話すことがあるから、先に玄関に行ってて。」
「はい。」
美智子は返事をすると、先に下に降りていった。そして、茜は由紀子と二人になるとなにやら話を始める。
「……由紀子、アンタのおじさんにはいってあるのよね……?」
「ふふ…ばっちりよ♪…おじちゃんったら私には弱いんだから。」
「意外に仕事が早いね。」
「意外にってなによ。それに、ユウコちゃんは貴方だけのものじゃないんだから……可愛い妹君は皆で可愛がってあげないとね♪」
「そうね…ふふっ…」
そう茜が言うと、二人は微笑む。そして、二人は話が終わると玄関に下りてきた。そこにはスースーと寝音を立てながら寝ている祐樹とその祐樹をおぶっている美智子の姿があった。
「あ、二人が話し長いから、ユウコちゃん寝ちゃいましたよ。」
そんな寝顔をみて、また由紀子が言う。
「あ~本当だ。かぁいいぃ~♪ねぇ、ほんとにユウコちゃん持って帰っちゃうの?」
「本当よ。じゃ、由紀子がユウコちゃんを奪いにかかる前に帰りましょうか。」
「は、はい…由紀子先輩、失礼しました。」
「じゃあね~♪」
美智子は少し含み笑いをし、由紀子に挨拶すると二人は玄関を出て行った。そして、由紀子が一人でニヤけ呟く。
「楽しくなってきた…♪」
帰り途中、茜と美智子は雑談をしながら茜の家に向かって歩いていた。雑談の内容は、もちろん祐樹についてだった。
「しかし、まぁ美智子ちゃんがあんなに積極的になるなんて……私びっくりしちゃった。」
「そ、そんな……私だってやるときは…やるんですから……」
自分のやったことを思い出し、少し顔を赤らめる美智子。
「…まぁ、わかるわ。その気持ち。だって本当に可愛いんだもんね。なんていうか…母性本能をくすぐるって言うか…」
「確かに…」
そんな雑談が続いた後、二人は話題も無くなったのか沈黙の時が流れる。その流れを茜の一言が切った。
「美智子ちゃん……気になってたんだけど貴方、ユウコのこと本当に好きになっちゃったの?」
その言葉に美智子がドキッとする。しかし、美智子は冷静に包み隠さず茜に話す。
「………はい。なんていったらわかりませんが……なんかユウコちゃんに初めて会ったときから……その…ドキドキしていて… 私、今までこんな気持ち初めてで……」
「好きになっちゃったってわけね。」
「…は、はい……で、でも茜先輩が駄目って言うのなら、もちろん私は諦めます。」
ちょっと悲しそうな顔で俯く美智子。しかし、そんな美智子を横目で見て茜が言う。
「誰が駄目って言ったの。好きにしてもいいわよ。…でも、ユウコちゃんが正式にうちの学校に入ったら……その時は守らないとね。」
美智子はその"守る"という意味は十分にわかった。つまり、茜が通っている高校は女子高である為…好奇の目で見た女学生が悪戯する可能性がかなりあるということでる。その言葉を聞き、美智子の表情がパッと明るくなる。
「は、はいっ!守ってあげます!」
「ふふ……頼もしい"彼氏"だこと。」
そう雑談しながら、二人は茜の家に向かっていった。
「お邪魔します…。」
「あ、まって美智子ちゃん。ここで降ろさないで、2階の私の部屋に行って、ユウコを起こして頂戴。私は、台所少し片付けてから行くわ。」
「あ、はい。それじゃあ、お部屋に先に行ってますね。」
そう告げると、美智子は二階へと上がって行き、茜は台所へと消えていった。二階へ上がると、ベットに祐樹を起こさないようにそっと寝かせる。
「ふふ……かわいい…。私より一歳上なんて思えないくらい…。」
美智子はベットに寝息を立てて寝ている祐樹のそばに座り、髪を撫でながら祐樹の寝顔をうっとりとした目で観察していた。しばらくすると祐樹が目覚めた。
「……んぅ~……ふぁ……」
「おはよう。目が覚めた?」
目を擦る祐樹を上から見つめていた美智子に少し驚き、慌てて起き上がる祐樹。祐樹は無意識の内に、ベットの上に少女座りで座っていた。
「あ……美智子お姉ちゃん。ここ…私の家?」
「そうよ。ユウコちゃんったら、ほんとにネンネがすきなのね。私がおぶってるときも全然おきなかったよ。…でも、寝顔可愛かったよ。」
少し恥ずかしいのか祐樹は、頬を赤らめる。その恥ずかしさと同時に、夢だと思っていた今までの行為はやはり現実だったということを、同時に知らされることになった。
「あ、ユウコちゃん起きたの。良かったね、大好きな美智子お姉ちゃんにおんぶしてもらって。…ごめんね、美智子ちゃん。おぶってもらって。」
「いいんです。私から頼んだことなので…。あ、それじゃあ私、そろそろ帰ります。」
そう言い残して、美智子は茜の部屋から出て行こうとする。
「あ、まって。美智子ちゃん、今日は色々あったから体汚れたでしょ?シャワーでも浴びていってよ。お風呂も張ったから。
…ついでに、ユウコちゃんも一緒に入っちゃいなさい。後、ご飯も食べてって。って言ってもコンビ二弁当だけどね。」
「え…いいんですか?」
「もちろんよ。美智子ちゃんには色々手伝ってもらったし……それに、ちょっと脅しちゃったしね。遠慮しないでいいのよ。」
茜が先ほどの脅した時に放った口調とは思えないような、優しい口調で美智子に言う。
「じゃ、じゃあ…。ユウコちゃん、お風呂はいろっか?お姉ちゃんが体洗ってあげる。」
「え……わ、私は…別に…後でも……」
先ほど由紀子の家で悪戯されたことを思い出すと、一緒に風呂を入ることを躊躇する祐樹。
「ユウコちゃん、嫌なの?……そうよね。さっきユウコちゃんが、嫌がってるのに無理やり…色々やっちゃったもんね…。」
そう言うと、少し悲しそうに顔を俯く美智子。
「あ、いや…あの…その…。」
そんな美智子を見て、なんて声をかけていいのか混乱する祐樹。そこに、茜が更に攻め立てるように言う。
「あら、ユウコちゃんったら悪い子ね。こんなに優しくしてくれる美智子お姉ちゃんを悲しませる様なこと言っちゃって。…私の躾けが悪かったのかしらね。」
少し強い口調で言う茜に、祐樹はまたお仕置きされるのではないかと少し怯える。茜に叱られる祐樹を見て、美智子は祐樹を庇う。
「茜先輩。ユウコちゃんは悪くないんです。本当に私が悪いんですから…ごめんなさい、ユウコちゃん…無理に誘っちゃって……こんなお姉ちゃん嫌いだよね。
茜先輩、ご好意は嬉しいですけど、やっぱり帰ります…ユウコちゃんも私がいたら嫌みたいだから…。」
怯える祐樹を庇った後、そのまま帰ろうとする美智子。
(庇ってくれたんだ……それなのに………)
「ま、待って美智子お姉ちゃん!嫌なんてことないよ。…だから、一緒にお風呂はいろ…。」
美智子は心の中でガッツポーズを取ると、嬉しい気持ちを抑えてさっきと同じように少し悲しいそうな顔で祐樹に言う。
「そ、そう?じゃあ、お風呂にはいろっか?」
「うん。」
祐樹は頷くと、ベットを降りて美智子と一緒に部屋を出ていこうとする。美智子が出る前に立ち止まり茜に言う。
「あ、茜先輩も入ります?」
「いや、私は遠慮しとく。三人も入れるほど大きな風呂じゃないしね。……それに、二人の邪魔をしたら悪いからね。」
「先輩~」
冗談交じりにからかったつもりの茜だった。しかし、美智子にはあまり冗談にはきこえなかった。そして、三人は茜の部屋を後にした。
祐樹と美智子は風呂場の脱衣所に着くと、美智子は何一つ気にせず服を脱ぎ始める。祐樹はまだ恥ずかしいのか隅でこそこそと服を脱いでいた。
そして、美智子が先に全て脱ぎ終わって祐樹のほうを見ると、下着はまだつけたままだった。
「あれ?どうしたの?…ほら、早く脱いで。お姉ちゃんならさっき裸見てるんだから、恥ずかしくないでしょ?」
そういうと、美智子は祐樹の下着を脱がせる。
「あっ……」
「ふふ…かわいいおちんちん。」
といってまじまじと、祐樹のだらしなく垂れ下がってるペニスを見る美智子。そして、更に祐樹を辱めるように言う。
「さっきは良く見ていなかったけど…祐樹ちゃんのおちんちんって皮かむってるのね。でもちょこっと頭でてるから、仮性包茎って言うのかな?」
「もう…見ないでよぉ~…」
と言うと、祐樹は顔を赤くしながら自分の手でペニスを隠す祐樹。そんな祐樹を見てますます苛めたくなる自分を抑える美智子。
「ごめんごめん。でも、そんなユウコちゃんもかわいいよ。それじゃあ、この可愛いゴムもとって…っと。入りましょうか。」
「う、うん。」
美智子は祐樹の髪に結んであった、月の形をした飾りが付いてたゴムを二つとも取ると、祐樹の手を引っ張り風呂場に入っていく。
「じゃあ、お風呂に浸かる前に体洗いましょう。さ、椅子に座って。背中洗ってあげる。」
美智子にそういわれると、祐樹は素直に椅子に座る。そして、美智子が祐樹の背中を洗い始める。
「ユウコちゃん……あの…さっきは……ほんとにごめんね。あんなに嫌がっていたのに無理やり……その……やっちゃって……」
自分でも言うのが恥ずかしいのか、顔を赤らめながら、祐樹になんとか聞こえるような細い声で言う美智子。
その言葉を聞いて、祐樹は由紀子の部屋で行われた行為を思い出し、顔を真っ赤にし、黙り込む。
「………」
「そ、そうよね。嫌なこと思い出させてごめんなさい……」
祐樹の背中越しから必死に謝る美智子。祐樹はそんな美智子に対して少し後ろめたいものを感じていた。
「そんなに謝らないで。もう気にしていないから…」
「そ、そう?ありがとう、ユウコちゃん……お姉ちゃんのこと嫌いにならないでね」
「そんな…嫌いになんかならないよ……だから、ホントに気にしないで」
「う、うん……ありがとうね…ユウコちゃん。」
美智子は祐樹のその言葉に、先ほどまで罪悪感で溢れていた気持ちが救われた様な気持ちになれた。
しかし、美智子にはまだ引っかかるところがあった。美智子は祐樹ならきっと親身になって聞いてくれると思い、思い切って告白した。
「ね、ねぇ…ユウコちゃんは、私みたいな体、どう思う?」
「えっ?」
いきなりの美智子の質問に少し戸惑う祐樹。美智子は質問の仕方を変えて、もう一度祐樹に質問した。
「えっと…ユウコちゃんは、私みたいな性器が二つある体ってどう思う?」
「ど、どう思うって……今までお姉ちゃんみたいな人と会ったことなかったから、びっくりはしたよ。」
祐樹は美智子の問いかけに素直に自分が思っているを素直に話す。その言葉は帰ってくることは予想していたが、実際に聞くと少しショックだった。
「そう…やっぱり……こんな体、嫌だよね…?気持ち悪いよね…?」
少し悲しそうな声で、問いかける美智子。
「そ…そんなことないよ。気持ち悪いだなんて…。そんなこと言ったら……女装している、僕の方がよっぽど気持ち悪いよ……」
祐樹は自分のことを「私」ではなく「僕」といったことに、ハッとしたが美智子は気づいていないようだった。
「そう…。ありがとう。ユウコちゃんは優しいのね。……私ね、こんな体でしょ?…だから、同級生によくからかわれていたの…今は、ユウコちゃんのお姉ちゃん
に色々助けてもらって、そんなことは殆ど無くなったんだけど……でもね、今もたまに陰でコソコソ言う声がたまに聞こえてくるの……"おかま女"とか"奇形女"とか…
…私……わたし……ほんとに……つら…かっ……たの……ひっ…」
そう美智子が告白すると、祐樹の背中からスポンジの感触が消えた。その代わりに、美智子の泣き声が後ろから聞こえてきた。
「お、お姉ちゃん……?」
祐樹が後ろを振り向くと目を手で覆い隠して泣いている美智子の姿があった。
「ひっ……くっ……うぐっ……」
「な、泣かないでよ…お姉ちゃん…。そんな泣いちゃうと、お姉ちゃんの可愛い顔が台無しだよ?……だから泣かないで……」
必死に慰める祐樹。しかし、美智子は昔のことを思い出したのか、中々泣き止まなかった。そんな美智子に祐樹は先ほど美智子がしてくれたように、頭を撫で始めた。
「うぅ……あり……ひっ……がとうね……ユウコ…ちゃん…」
「泣かないでよ……私は美智子お姉ちゃんのことが大好きだよ…?そんな大好きなお姉ちゃんが泣いてると、私まで悲しくなっちゃうから、さっきみたいに
優しい笑顔を見せてよ。ね?」
祐樹は頭を撫でながら、美智子の顔を何度も覗き込む。その思いが伝わったのか、美智子は、涙を手で拭うとまた笑顔にもどった。
「……ご、ごめんごめん。お姉ちゃん、ちょっと泣き虫さんになっちゃったね…。ユウコちゃんのがうつっちゃったのかな…」
「そんなぁ~…」
「ごめんごめん。冗談よ。……でも、大好きって言ってくれたのは本当に嬉しかった…。お姉ちゃんも、ユウコちゃんのこと、大好きだよ。」
そういうと、美智子は少し強めに祐樹をギュッと抱きしめる。その瞬間、美智子の体の感触が祐樹の体に伝わってくる。
「……お姉ちゃん、ちょっお苦しいよ……」
そういうと、美智子はいったん祐樹の体を引き離す。
「ごめんね……でも、もう少し抱かせて。」
そういうと、美智子は再び祐樹の体を抱きしめる。祐樹は女の子特有の感触に頬をうっすら染めて、美智子は嬉しくて少し涙が出ていた。
(ありがとう……ユウコちゃん……)
しばらく抱き合った後、美智子は再び祐樹の体を洗い始める。
「ちょっと遅くなっちゃったけど、体洗っちゃいましょ。」
「うん。」
二人とも体を洗った後、頭も洗い終わると浴槽に浸かる。一度に二人入るには多少窮屈な浴槽だったが、美智子の上に祐樹が座る形で入ると何とか二人一緒に浴槽に
浸かることができた。美智子のひざの上に座っていた祐樹は、なにやら違和感を感じていた。
「ね、ねぇ…お姉ちゃんの、お…おちんちんが……お尻に当たってるよぉ……」
「ふふ……お姉ちゃんのおちんちん、ユウコちゃんのスベスベのお尻で元気よくなっちゃった。……ね、このまま入れてもいい?」
美智子が自分のペニスを祐樹のお尻に押し付けながら話す。その感触で、先ほど何度もお尻を犯されたことを思い出し、少し痛みがよみがえる。
「やめてよぉ……」
「冗談よ…からかっただけ。」
そういうと、美智子はまた後ろから祐樹の体を抱きしめる。しかし、今度はさっきと違い祐樹の乳首を少し抓り刺激した。
「ひゃっ……痛っ…」
「ほんとは気持ちいくせにぃ~」
「そんなことないよ…離してよぉ…」
「はいはい。」
(ふふ…かわいい…)
美智子は、祐樹の乳首から手を離した後、浴槽から上がり脱衣所に戻る。そして、髪を乾かした後、美智子は先ほど髪を結んでいたゴムを再び髪に結び、
先ほど着ていた服に着替えた後、眼鏡をかける。一方の祐樹は、いつの間にか用意されているピンク色で水玉模様が入ったパジャマに着替える。
(これ……ちょっとはずかしいよぉ……)
しかし、男物の服は全て由紀子に売ってしまったのでこれを着るしかなかった。しばらくすると、美智子が祐樹のほうを振り向く。
「ユウコちゃん~着替えおわった……かわい~♪茜先輩も、いいセンスしてるなぁ~」
祐樹は恥ずかしいのか、少し顔を赤くする。
「うぅ…」
「ふふ、照れない照れない。かわいいよ♪じゃ、ご飯食べよっか。」
そして、二人は茜が待つ台所に向かう。そこには、温められた弁当3つテーブルの上においてあった。
美智子が、隣の居間でテレビを見ている茜に風呂からあがったことを伝える。
「茜先輩~あがりました~。」
「あがったの。…ユウコちゃん、そのパジャマかわいいね♪」
「うぅ……」
祐樹はその言葉に、先ほど美智子に見せた反応と同じように反応する。
「じゃあ、ちょっとお粗末で悪いけど、夕ご飯にしましょ。」
茜がそういうと、各自弁当を食べ始める。しばらくの沈黙の後、茜が口を開く。
「ねぇ美智子ちゃん、お風呂どうだった?」
「あ、とってもいい湯加減でした。気持ちよかったです。」
美智子は当然、湯加減のことを聞いているのかと思ったが、それは美智子の見当違いだった。
「そう、それは良かったわね。…でも気持ちよかったのは湯加減だけかなぁ~??」
その言葉に、二人とも驚いてかとたんに頬を赤く染める。更に、美智子は食べていたものをうまく飲み込めず、咽だす有様だった。
「うっ…ごほっごほっ…先輩~…急になんですか~…。気持ちよかったのは湯加減だけで、別にいやらしいことなんてしてませんよ。ね、ユウコちゃん」
「う…うん…」
"いやらしい"ことをもう少し長く風呂に入っていたらきっと現実のものになっていただろう。そう祐樹は思っていた。
「本当に?じゃあ、ユウコちゃんの可愛いお尻に、またいけないことしようとしてたのは誰かなぁ?」
「そ……それは……」
「ん~?もしかして図星だったの?なんとなーく言っただけなんだけどねぇ?」
本当を言うと、茜はパジャマを脱衣所に置いてくる時に二人の会話が聞こえていた。なので、美智子の反応は容易に予想することができた。
「い、いえ。そんなこと…やってません。ね、ねぇ?ユウコちゃん」
美智子が祐樹に必死に話を合わせる様に、目で訴える。その時、少し冷たい目で茜の方も祐樹に聞いてくる。
「ホントにそうなの?ユウコちゃん?…まさか私には嘘つかないでしょうね。」
(ど、どうしよう…でも、実際に見られてないからわかんないよね……)
祐樹は、茜が二人の会話を本当は聞こえていたという事実を知らないため、少し後ろめたい気持ちがあったが美智子の嘘に合わせることにした。
「うん。美智子お姉ちゃんは、そんなことしなかったよ。」
「そう。まぁ、素直なユウコちゃんが私に嘘つくなんて思えないし……疑ってごめんなさいね、美智子ちゃん。」
「い、いえ…とんでもないです。」
二人は、ばれなかったとほっと胸をなでおろす。嘘をつかれた茜は、意外にもそれ以上は突っ込まなかった。
その後は、学校の事など他愛もない話をしながら食事を取っていた。そして、食事が終わると美智子は帰る支度を始める。
「それじゃあ、私はこれで…夕飯ごちそうさまでした。」
「いいのよ。帰りは暗いから気をつけてね。……ユウコちゃんがいるんだから浮気しちゃだめよ♪」
「し、しませんよぉ…」
美智子は少し頬を赤く染め照れながら言う。
「じゃあね、ユウコちゃん。また来るね。」
「うん。またね。」
そんな二人を見ていた茜が面白いことを思いついたように美智子に言う。
「あ、美智子ちゃん。彼女にさよならのキスはしなくていいの?」
「せ、先輩~…」
美智子は恥ずかしいのか、顔を真っ赤にして反論する。勝手に彼女にされた祐樹も、恥ずかしいのか俯いていた。
「冗談よ。まぁ、こんなこと言われなくても、いずれするようになると思うけどね。」
「うぅ…じゃあ、私はこれで。失礼しましたっ」
「じゃあね~♪」
よっぽど恥ずかしかったのか、美智子は玄関のドアを閉めると足早に家に帰っていった。
「ふぅ…やっと二人になれたね。ユウコちゃん。」
「うん…。」
「じゃあ、私はお風呂はいってくるから、ユウコちゃんは、私の部屋でまっててね。今日は一緒に寝ましょうね。…あ、私の下着でいけないことしちゃだめよ。」
その言葉に、昨日の夜にやってしまった行為がフラッシュバックする。余程恥ずかしいのか、顔を真っ赤にする祐樹。
「し、しないよ…」
「あらあら、顔真っ赤にして。どうしたのかな~?なんか恥ずかし~いこと思い出させちゃった?…そういえば昨日の夜、私の変態なお兄ちゃんが、必死に私の下着でオナニーしてたの知ってる?おかげでその下着べとべとになっちゃったのよ。ユウコちゃんはそんなことしないと思うけどやったら駄目よ。」
「うぅ…」
茜がわざと昨日祐樹がした痴態を再確認させるように話す。それを聞いてますます罪悪感と恥ずかしさが一気に祐樹の中に攻め立てる。
「それに、私のお兄ちゃんったら……」
「あ、あの!わ、私、お姉ちゃんの部屋いってるね。」
祐樹は耐え切れなくなり、茜がまだ何か話し足りないようだったが、二階に上がることを告げると、早々に茜の部屋へと向かっていった。
「ふふ……可愛いユウコちゃん♪」
そうつぶやくと、茜も浴室へと向かっていった。
祐樹は顔を真っ赤にしながら急いで茜の部屋に入り、茜のベットに突っ伏せ火照った顔を枕にを埋める。
(うぅ……ひどいよ……あれは…仕方なかったんだ…仕方なかった……)
半ば無理やり自分がやった行為を事故だと自分に言いつける。しばらくして、祐樹はベットから体を起こして、そのままベットの上に座る。
祐樹が目をやった先には、頬が少し赤くベットに座っている女性....と言うより、着ているものや背の低さ、華奢な体系、童顔なところからか少女のような娘が体全体を写す鏡に映っていた。茜に負かされていることの象徴のような自分の姿を見て、祐樹は自分が少し情けなくなった。
(これ……僕なんだよね…。僕、女の子になっちゃうのかな……妹になっちゃうの…?)
「妹になるの…ユウコちゃん…?」
自分の鏡に向かって自然に思っていることが言葉につい出てしまう祐樹。そして、自分のことを自然に『ユウコ』という茜が勝手につけた名前を口に出してしまう祐樹。
今日の夢としか思えないような体験を通して、自然に自分が女言葉になって、更には自分のことを女性名で言う自分に祐樹は少し怖くなっていた。
(うわ…私…いや僕は何言ってんだ…違う、僕はおねえちゃ…茜の兄貴で…男で…妹なんかじゃない。…で、でも…もう少し近くで見たい…)
祐樹は自分の今の姿を否定しつつも、ベットから降りていつの間にか鏡の目の前に座り、自分の姿をまじまじと観察する。
茜のお古の可愛らしいパジャマ、華奢な体、セミロングで少し栗色の髪の毛、高校生にもなるのにひげ一本無い上、童顔で色白。鏡の向こうには男らしさの欠片もない
祐樹の姿だった。鏡をじっくりと見るが、祐樹にはいまだにその姿が、自分であると言う実感が無かった。
「こんな…こんなの…僕なんかじゃない…」
「ふぅん…じゃあ、これは誰なの~?」
祐樹がハッとして振り向くと、そこには祐樹の肩に手を置いて不敵な笑みを浮かべ、祐樹を見つめる茜の姿があった。祐樹は、突然のことに少し固まる。
「ねぇ?この鏡の向こうに座っている、可愛らしい娘は誰なの?」
「………」
茜の問いかけにも全く反応せず、ひたすら俯いてだんまりを決める祐樹。そんな祐樹の耳元に茜が口元を近づけて小さく言う。
「誰なの……『祐樹お兄ちゃん』…」
「!!!」
久しぶりに聞く『祐樹』と言う言葉に驚き俯いたまま目を見開く祐樹。
しかし、祐樹はそれでも答えずにだんまりを決める。茜はそんな祐樹を叱り付けるわけでもなく、再び冷たい小さな声で話し続ける。
「……」
「知らないの……そう…じゃあ、私が教えてあげる…」
そう言うと、茜は徐に祐樹の下半身に手をやる。祐樹はそれを感知して必死に手で股間を押さえるが、茜の前では全く意味が無かった。そして、無理やりズボンを引きずり降ろす茜。祐樹は必死に足や手をバタつかせ抵抗する。
「やだっ……お姉ちゃん……!」
「大人しくするの!」
茜が一喝すると、祐樹は案の定大人しくなる。そして、茜は祐樹のペニスを扱き始める。扱きながら、茜は祐樹の耳元で話し続ける。
「貴方はね…紛れも無く『祐樹お兄ちゃん』だよ。優しくて、男なのに可愛らしい…『祐樹』。」
「やぁ…!あっ…だめっ…はなしてよ…!」
「だめ。離さないよ。ちゃんと鏡見て。」
「うぅ……」
「ほら~恥ずかしがることないんだよ。…『お兄ちゃん』。……いや、『ユウコちゃん』。……この姿はね…貴方自身の深いところで冬眠していた姿なの。」
「と、とうみん……?あっ……あぅ…」
「うん。今の姿は、ずっと祐樹君の中で冬眠してた姿なの。貴方は今、『ユウコ』として快楽を得ているの…」
「そんな……あんっ…あぁ……だめぇ………でちゃぅ……」
「もう限界なの?……いいわよ。ほら、鏡にたっぷりと出しなさい!」
「あぁあああっ!イクぅ―――!」
茜は意外にも寸止めはせずに、祐樹のペニスを激しく扱いて射精までさせた。祐樹は荒い息をつきながら、呼吸を整える。
「はぁ……はぁ……」
「ふふ……気持ちよかったでしょ?…鏡の中のユウコちゃんも、気持ちよさそうだね。」
「っ~~!」
祐樹は鏡を見ると鏡越しではあるが、自分の精液がべっとりとついている自分の姿があった。恥ずかしさからか目をギュッと瞑る祐樹。そんな祐樹を見て茜が、クスッと笑い祐樹を後ろから抱きしめ、ゆっくりとした優しい口調で話す。
「恥ずかしがらないで。さっきも言ったけど、これは貴方の中の自分でも気づかないような所に、冬眠していた自分の姿。だから恥ずかしがる必要なんてないの。ほら、目を開けて。」
「うぅ……」
そっと目を開けて鏡を覗き込む祐樹。そこには、少女が高校生ぐらいの女性に後ろから抱かれている姿があった。そして、鏡の中の茜が優しく微笑む。
「ほら見て。これは、祐樹君の本当の姿の、ユウコちゃんなの。…どうしようもないくらい可愛い女の子。」
「本当の姿……?わたしの…?」
「そうよ。ユウコちゃんは、祐樹君の中にいた、本当の姿。だから、ユウコちゃんになっても、さっき由紀子の家でやったこととか、オナニーしてあげたらとっても気持ちよさそうだったじゃない。今でも、私が抱いてあげてると私の温もりも、ユウコちゃんの肌に感じてるでしょ…?」
「う、うん…」
祐樹が頷くと、茜は徐に鏡についている祐樹の精液を人差し指で掬い、祐樹に舐めさせようとする。
「舐めて。」
「い…いやだよぉ…」
「舐めるのっ」
少し強い口調で言うと祐樹はすぐに口を開き、茜の掬った精液を舐める。
「どう…?」
「どうって……とっても苦いし…臭い…」
「ふふ…これが、貴方…ユウコちゃんの『味』。お世辞にもおいしいなんていえないけどね。……ちょっとは、ユウコとしての実感わいてきた?」
「……わかんない。ユウコって言われても…なんだか、違う人を呼んでるみたいで……」
「そっかぁ。まぁ仕方ないよね。昨日と今日の二日だけじゃ、実感なんて湧くわけないよ。これから、じっくりとユウコとして生活していけば大丈夫だから。……ちょっとお姉ちゃん、難しいこと言ったかもしれないけど、これだけは覚えていてね。貴方の本来の姿は、今の姿なの。今までは自分に偽りを持って生きていただけ。」
茜はそういうと。祐樹の頭を優しく撫でる。一方の祐樹は少し混乱していた。しかし、その中では茜の思想通りに動いている祐樹の姿も見られた。
(この姿が…ぼ…私…ユウコなの…?…わ…私はユウコで…女の子……)
「ゎ…わたしは…ュ…ュゥコ…な……の……?」
今にも消えそうな細い声で鏡の中にうつっている自分を見ながら言う祐樹。
「そうよ、貴方はユウコなの…」
そんな祐樹の姿を横目で見て、思わずニヤける茜。実を言うと、茜に祐樹の『本来の姿』なんてわかっているはず無かった。ただ茜は、祐樹を散々妹扱いし、由紀子の家では男としてのセックスを一切やらせず、女として犯しても、いまだに自分を男と言い張ろうとしている祐樹が気に食わなかった。もちろん、茜もたった一日で祐樹の中の男を完璧に消し去ることなどできるはずないと考えていた。だからこそ、祐樹の中に一日も早く女としての心を植えつけたかった。
(ふふ…可愛い…こんなことにすぐ騙されるなんて。男と言い張ったらまた『お兄ちゃん』に戻してあげようと思ってたのに。ごめんね、『お兄ちゃん』♪今日からは、私の可愛い妹として、美智子の『彼女』として……そして、私の部員と同級生の『後輩』として…生きていってね)
「さ、ユウコちゃん寝ましょうか。もう11時よ。今日は色々あって疲れちゃったから眠たいでしょ。…それに、そのままだったら風邪引いちゃうよ。」
「あっ…」
祐樹は茜に言われて、慌ててズボンを引き上げる。そして、二人は一緒に茜のベットに入る。
「さ、電気も消して…と。寝ましょうか。」
「あ…ちょっと電気消すの待って、お姉ちゃん……」
「ん?なに?」
茜が電気を消して、寝ようとした時、祐樹がそれを引き止める。
「あ…あの……わ、私…どうなっちゃうの…かな…?」
「どうしちゃったの?」
「い、いや…だから…なんだか…自分がわからなくなっちゃって…」
少し目に涙を溜める祐樹。そんな祐樹を茜は自分の胸元で優しく抱く。
「ちょっと混乱させちゃったみたいね。ごめんね、ユウコちゃん。いけないお姉ちゃんで。…ユウコちゃんは、何にも心配しなくていいのよ。全部私に任せればいいの。大丈夫、お姉ちゃんは、ずっとそばにいるからね。だから、心配しないで、ね?」
「う…うん…ぐすっ…」
「あ~また泣いてる~。ほら泣かないの。ホントに泣き虫さんね、ユウコちゃんは。……じゃあ、私のいっぱい泣いてネンネしようね。」
「うん…。」
茜は電気を消すと、祐樹の背中をやさしく擦りながら、二人ともいつの間にか眠りに落ちた。
・・・それから数ヶ月後。
茜と由紀子、そして美智子と申し訳なさそうに手をつなぐ、チェックのブレザー服を着た祐樹が、茜の通う女子高に登校している姿があった。
最終更新:2013年05月21日 23:34