単発ネタ


「はじめまして、佐藤信二といいます。これからよろしくお願いします。」
ある日、うちのクラスに転校生がきた。なんとなく、僕と似ているような感じがした。
そして、僕の横の席がちょうど空いていたので、佐藤君は僕の隣に座った。
「はじめまして。僕の名前は若林悠太。よろしくね」
「こちらこそ。」
彼と一緒に話してみると、どうやら趣味も性格も似たような感じだったから、親近感が
もてた。それから僕達は、よく遊ぶようになりいつの間にか仲のいい親友になっていた。
そして、今日も何事もなく一日が終わるはずだった……。

それは、僕と佐藤君が図書室に行って、教室に帰る途中におきた。クラスのいじめっ子が
ワザと佐藤君にぶつかって、絡んできたのだ。
「うわっ…」
ぶつかった衝撃で本が落ちる。その本をいじめっ子が思いっきり踏みつけて、拾えないようにした。
「ね……ねぇ、足どかしてくれないと本が拾えないよ……。」
「おい、佐藤。お前どこみてあるいてんだよ。そんなに拾いたきゃ、慰謝料払えよ。」
「ぇ……そんな…お金なんて持って着てないし……」
「じゃあ、お前のその女みたいな手で俺の足どかして持っていけよ。まぁむりだとおもうがな。」
必死に足をどかそうとしている佐藤君。そんな、佐藤君を僕はじっと見ていることしかできなかった。
「んっ……ぐっ…」
「はは、見てみろよこいつ。ばかじゃねーの?こういう手は、こうしてやるか。」
いじめっ子が足をどかそうとしている佐藤君の手を思いっきり踏む。でも、佐藤君は何も言わずに
ぐっと目をつぶり、こらえているだけだった。そんな、佐藤君を見ていて何もできない僕は、情けなくなり
初めて親友を守るために反抗した。
「や…やめろ!足をどかせよ!」
「お、なんだ?彼氏のお出ましか?」
「う、うるさい!どかないと本気でぶつぞ!」
僕の手は恐怖からか怒りからかはわからなかったが、手が震えていた。
「おいおい、そんな手で俺を倒せんのかよ?ほら、かかってきな。早くこいつを助けてやらないと、彼女の手が
とれちゃうぜ?」
踏んでいる足でギリギリと力を入れているのがわかる。
「くっ……くそぉ!」
そして、僕は持っていた本の角で思いっきりいじめっ子の頭を殴る。なんどか僕も殴られるが、しつこく本で殴った
ため、ついにはいじめっ子は諦めてその場から逃げていった。
「くっ…くそ!覚えてろよ!」
そして、僕は踏まれた手を撫でている佐藤君のところに近寄り声をかけた。
「だ、大丈夫?佐藤君?」
「う……うん。大丈夫だよ……。それより、ごめんね。僕のせいでこんな怪我までしちゃって…」
佐藤君が心配そうにさする腕を見ると、少しあざができていた。そのとき、なぜか僕はどきどきして、顔が少し赤くなった。
「だ、だいじょうぶだよ。それより、早く教室にもどろ?授業が始まっちゃうよ。」
(なにかんがえてるんだ…僕は……)
「う…うん…。そうだね。」
そして、僕達は教室に戻っていった。それ以降、なぜか僕はドキドキして佐藤君に話しかけることはできなかった。
そして、放課後、佐藤君が家に誘ってくれた。
「ねぇ、僕の家によっていかない?」
「う、うん。寄らせてもらうよ。」
出会ってから結構立つけど、今まで佐藤君の家には一回も入ったことなかった。僕は佐藤君の家によることにした。
「ちょ、ちょっとまっててね。すぐに終わるからね」
「う、うん。」
何か知らないけど、僕は佐藤君の部屋の前で待たされた。しばらくすると、部屋の中から佐藤君の声が聞こえてきた。
「入ってもいいよ。」
「じゃあ、はいるよ。おじゃまし……」


僕は唖然とした。そこには、佐藤君しかいないはずだったのに僕の前には髪が長く、真っ白なワンピースを着ている
少女が独りいたのだ。僕は、部屋を間違えたのかと思い、すぐに出て行った。
「ご、ごめんなさい…!間違えました…」
「あ、まちがえてなんかないよ。僕だよ、佐藤だよ。」
よく見ると、それは本当に佐藤君だった。僕は信じられなかった。それからは何も言葉が出なかった。
「………」
「ごめんなさい。幻滅しちゃったよね……。でも、何か若林くんに会ってから……ドキドキしていて…なんていうか…
友達っていうか……恋人…みたいな……」
言い終える頃には、佐藤君の顔は真っ赤になっいた。そのしぐさは本当に少女にしか見えなかった。
「そ、そんなことない。佐藤君本当にかわいいよ。ただちょっとびっくりしちゃって……実は…僕もさっき腕をさすってもらった時……ドキドキしてたの…」
僕は佐藤君に素直に自分の気持ちを打ち明ける。それを聞いて、佐藤君の表情も少し和らいでいった。
「そうなの…うれしい……実は、僕が転校してきたのも……これが原因なんだ。実はね、前の学校でも……好きになった友達がいて、そのことを思い切って打ち明けたら……裏切られちゃって……そのことで皆に"オカマ"呼ばわりされちゃったんだ… それで、耐え切れなく…て…うぅ…。」
必死に涙を堪えながら、話し続ける佐藤君
「でもね、仕方ないよね。ほんとのことだもん……。でも今はそれでよかったと思ってるんだ……転校できたおかげで、若林クンみたいな、素敵な友達に会えたし…。」
「うん。僕もだよ。実はね、佐藤君が来るまで、まともに友達なんかいなかったんだ…。だから、嬉しいよ。僕は裏切ったりなんかしないから安心して。だから、泣かないで…。」
そういうと、佐藤君の顔がぱっと明るくなった。
「ありがとう。ね、もしよかったら、若林君もこんな格好してみない?若林くんなら、似合うと思うよ。」
確かに僕は、昔から女の子に間違えるぐらいだった。幼稚園の頃は男の子よりも、女の子とままごとをして遊んでいた。
そして、小学生になった今でも、髪が伸びてきたせいか、女の子に間違えられることがある。でも女装なんてしたことなかったからやっぱり抵抗があった。
「えぇ!?僕なんかだめだよぉ。佐藤君は可愛いけど、僕がやると変になっちゃうよ…。」
「そんなことないって。…それとも、やっぱり嫌?…そうだよね。ごめんね、無理にさそったりして。」
ちょっと寂しそうな顔をする佐藤君。僕はそんな佐藤君の表情に耐え切れなくて、ついに承諾した。
「う…ぼ、僕もやるよ。似合わないと思うけど、ちょっと興味あるし……。」
「本当?じゃあ、着替えよ。」
ぱっと明るくなると、佐藤君は嬉しそうにクローゼットからおんなじワンピースを持ってきて、棚から飾りがついたゴムと髪をとかすくしを持ってきた。そして、僕は言われるままに服を脱ぎ、パンツ一丁になった。男同士なのになんだか恥ずかしかった。
「ふふ…顔赤くして、恥ずかしいの?恥ずかしがることないよ。僕も男だからね。」
「う…うん。でも恥ずかしいよ……」
いつも身体検査のときなら全然恥ずかしくないのに…。そんな僕を尻目に僕の髪をくしでとき、星とつきが飾りでくっついていたゴムを僕の髪の毛に結びつけている。でもどうつけているのかは、鏡を見ていないので全然解らなかった。そして、ワンピースを着させてもらう。
「さ、完成したよ。鏡で見てみようか。」
「うん…。」
どんなんになっているかは、ちょっと心配だった。佐藤君の部屋にあった身長大の鏡で僕の姿を見てみる。
「え……これ…僕なの……?」
「そう、君だよ…。」
後ろから覗き込む佐藤君と僕の姿が鏡に映る。そこの僕は、ワンピース姿に髪型は佐藤君に聞いたところ、ツインテールという髪型らしい。そして、佐藤君は僕とおそろいのワンピース姿に、髪型がいつも結んである髪を下ろしてあったので長髪だった。
そんな二人の姿は、とても男には見えなかった。
「若林君可愛い……」
すると、いきなり僕の顔を後ろに向けると、キスをした。僕は初めてだったけど、拒むことなんてできなかった。
「んっ……」
「ぷっ…はぁ…若林君目がトロンとしてる…すごくエッチな顔だよ。」
「そんな…こと…」
確かに僕は、そんな顔していたのかもしれない。でも、佐藤君も顔が赤くなっていた。
「ね、きもちいいこと…しよ?」
僕の顔をなぞるように触る佐藤君。気持ちいいことって何かはよくわからなかった。すると、佐藤君は突然僕のワンピースをめくり上げブリーフを下げて、いつの間にか大きくなっているアソコを扱きはじめた。


「やだ……なにするの…あっ……佐藤く……あぅ……」
「ね、きもちいいでしょ?…こうやってやると、真っ白なオシッコが出てとっても気持ちいいんだよ。」
え、それってお漏らし?と、言おうとしたが、気持ちよさが前面に押し出してきて、僕は声に出せなかった。
その間にも、佐藤君がどんどんとアソコを扱くスピードを速めていった。
「あっ……あぅ……だめぇ…はぁ……ぅ…だめぇ……なんか……なんか…くるぅ………」
それは何か感じたことがない感覚だった。そして、僕のアソコから大量に白いオシッコみたいなのが出てきた。
その白いオシッコが、僕の着ているワンピースをいやらしく汚していった。
それは、佐藤君の言う通り、とても気持ちよかった。あんまり気持ちよすぎて、僕は立っていられなくなり腰が座ってしまった。
鏡の中の僕を見ると、佐藤君の言ってた通り、顔がピンク色に染まっていて目がとろんとして更には、よだれまでもだらしなく出ていた。
「はぁ……はぁ……」
「ふふ……とっても可愛い……よっぽど気持ちよかったのかな?よだれでてるよ?」
僕はそういわれると、拭こうとしたがその力さえも出てこなかった。そして、僕がしばらく座って、興奮を収めようとしていると佐藤君がワンピースを自らたくし上げ、パンツを下ろし、僕に大きくなっているアソコを突き出してきた。
「ね……ねぇ……若林君のエッチな顔みてたら、僕のココも大きくなっちゃった……お姉ちゃんの部屋にあったエッチな本に書いてあったんだけど、おちんちん舐めると気持ちいいんだって……だから……なめてくれない……?」
僕に断ることなんてできなかった。それは、気持ちよくしてもらったお礼とかとは、違うような感じだった。なんというか、自然に、つられていった。
「う……うん…なめてあげる……」
僕は誰に教わったわけでもなく、僕は佐藤君のアソコを舐め始めた。それは、とっても苦くて変な味だったけどなんだか興奮してきた。
「あっ……はぅ……気持ちいいよ……若林く…はぁう…!」
いつの間にか、僕の後頭部は佐藤君の手でがっちりと押さえられていた。
「んぐっ……ちゅっ……んっ……」
「あぁ……あっ……あぅ……でちゃう……若林君のお口に……はぅ…でるっ!」
佐藤君は僕の後頭部を抑えながら、思いっきり僕の口に白いオシッコを出し続けた。その臭いや味はとても青臭く、なんともいえない味だった。
「ぷはっ……あぅ……ひどいよぉ……佐藤君……」
「はぁ……はぁ……ご、ごめんぇ……はぁ……はぁ……」
佐藤君が出した白いオシッコが僕の着ているワンピースにぼとぼと落ち、更に汚れていく。佐藤君が、さっきの僕みたいな顔をしていた。
そんな、顔がとても愛らしく見えて、今度は僕から佐藤君にキスをした。
「んっ……ちゅ……」
「!……はむ……ちゅ……」
さっきより、そのキスは少し長かった。そして、キスが終わると僕達は見つめあった。しばらくの沈黙の後、佐藤君が口を開く。
「ねぇ……これで、僕達……恋人……なの…かな?」
「うん……僕達は……恋人…だよね…。」
そう僕は言った。僕は冗談じゃなくて、本当に佐藤君が愛らしいと思っていた。しばらくすると、佐藤君の目がまた潤んできた。
「うれしい…。僕……うれしい……嬉しくて…涙出てきちゃった……」
「僕が拭いてあげる…」
佐藤君の落ちてくる涙を指で拭く。そして、僕達はその日、佐藤君のお母さんが帰ってくるまで、一緒に嬉し涙を流したり、キスをしたり、抱き合っていた。その日からは、僕達の仲はより一層深まった。あんまりくっついているから、カップルとかオカマ野郎とか言われてからかわれたりしたこともあったけど、そんなこともうどうでもよかった。なぜなら、本当に愛し合っているのだから…。

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最終更新:2013年04月27日 17:45