(「ちゅーぶら!!」二次パロ)
原作を知らない方の為に、登場人物を簡単に紹介しておきます。
葉山 奈由(はやま なゆ):
下着部設立をもくろむ下着マニアの中一。
下着メーカーに勤務する義兄の試作品を日々、試着モニターしている。
ツインテールのメガネっ子。
小町 陽樹(こまち ひろき):
頭数だけでも同好会の助けになるかと思い、
男子生徒ながら奈由の下着同好会に入会してしまう。
奈由をライバル視している割りには気がある様子。
白石 遥(しらいし はるか):
奈由の友達で、男性恐怖症。
その豊満な乳房は奈由や弥子の憧れの的となっている。
短めのお下げ髪。
神宮寺 弥子(じんぐうじ やこ):
同じく奈由の友達。
ちっちゃくてつるぺた。ショートカット。
下着同好会:
小町の助言で奈由が設立、会員は上記4名のみ。
正しい(女性向け)下着の選び方と着け方を啓蒙すべく、
奈由が布教活動を行っている。
そんな同好会活動中での一コマです。
「今日はコマチ君の為にこれを持って来たんだよ!」
そういって奈由は紙袋から、女子の制服を取り出した。
「形から、ってワケじゃないけど、女の子の格好していたら、
コマチ君も、恥ずかしがらずにより抵抗が無いんじゃないかなぁ、
と思って」
「ば、バカ、余計に恥ずかしいだろ!」
顔を真っ赤にして小町が反論をする。
「大丈夫、私の洗い替えで余ってるのだから、遠慮しないで」
「いや、問題点はそこじゃなくてだな、」
放課後の教室、遠くグラウンドから運動部のかけ声が聞えてくる。
そして、それをかき消すように二人の会話が教室内に響く。
遥と弥子はそんな二人の様子を見て、
“また奈由の暴走が始まったよ”とばかりに
顔を見合わせてヤレヤレ、といった表情をしていた。
下着同好会にひょんな事から入会する事になって
しまった小町だが、やはり女子の為の同好会、
本人に幾らやましい事がなくても、気恥ずかしさから
気後れしてしまう。
そんな状況を打破すべく、
“女の子のモノを扱うのであれば、女の子の格好に
なってみれば良い”
とのばかりの単純な発想で「コマチ君女の子化計画」を
提案する奈由であった。
「ほら、それにコマチ君が女の子の格好していれば、
こういう場に男子がいても、遥ちゃんも抵抗が
少ないでしょ?」
「う、うちは別にかまへんけど……
でも、その方が落ち着く、かな……?」
関西弁でおっとりと遙が答える。
「ほら、遙ちゃんもああ言っている事だし……
だめ? どうしても?」
奈由は祈るように両手を組むと、
うるうるした瞳で小町を見上げる。
小町もそんな奈由に対して、
面と向かってNO!とは言えず、
結局、女装を受け入れざるをえなかった。
(しょうがねぇなぁ……とりあえず着てやれば、
奈由も満足すんだろ)
「わ、わかったよ、但し今回だけだからな!」
「ホント? ありがとコマチ君! じゃあ早速お着替えだね!」
奈由は先程のうるうる瞳がウソだったかのように、
途端に生き生きとしてくる。
そんな様子を見て若干の不安と後悔を感じる
小町であった。
「コマチ君は、まだ胸が無いからこれね」
小町がシャツを脱ぐと、タンクトップの上半分だけを
切り取ったようなファーストブラを奈由から手渡される。
(いや“まだ”無い、とかそういう問題じゃないから……)
心の中で奈由の天然ボケに突っ込みつつも、
始めて手にする女性用下着を見つめる。
本格的なブラからすると、シャツみたいなものだ。
とは言え、これを着てしまうと、何か超えてはいけない
一線を超えてしまう気がする。
(こ、これを着なくちゃいけないのか……)
躊躇していると、着方がわからないのかと
勘違いした奈由がアドバイスを出してくる。
「ね? これなら着るのも簡単でしょ?
ほら、普通にシャツのように頭から被れば
いいだけだから」
まごまごしていると口だけでなく、
まるで幼女のお着替えを手伝う母親のように
手まで出してきそうだ。
(ええい、ままよ!)
両手を上げて腕を通すと下に引っ張ってずり下げ、
胸の所定の位置に微調整する。
(こ、これ位かな……?)
しかし、見ると着るのとでは大違い、
見た目は極端に短いランニングシャツのようだが、
ブラの下端がぐるりと胸の周囲を締め付ける感覚は
男性用下着には無いものであり、
始めての感触に、困惑と戸惑いを隠せない小町であった。
「うん、いいよ、コマチ君、似合ってる!」
こんな姿を誉められた所で、なんとも複雑な気分である。
正直、男としては全然嬉しくない。
そんな小町の様子などお構い無しで、奈由は暴走を続け、
ブラの下に手を入れて、胴囲の余裕を確かめたりしている。
「ほら、サイズもぴったりだし」
「やーい、やーい、ぺったんこーー!」
何時もは一番胸が小さくてコンプレックスを
感じている弥子が、自分の下が出来たかと思うと、
囃し立てた。
「しょ、しょうがないだろ、男なんだから……」
と弱々と反論するも、こんな姿では威厳も
へったくれもあったもんじゃない。
「はい、はい、かわいそうだからこれも入れてあげるわね。
元のサイズに合せてちっちゃいのだけどね」
とブラの中に薄めの胸パッドを入れられた。
とうとう、奈由にまで同情して貰う羽目になってしまった。
胸の大きさが女子の“序列”というならば、この時点で
小町の立場は明らかに一番下だった。
しかし、僅かとはいえ膨らんだ胸に、何か嬉しさを
感じずにはいられない小町であった。
(ふーん、その割りには満更じゃなさそうね……)
そんな様子を弥子は冷静に観察していた。
続いて、セーラー服とスカートを渡される。
キャメルカラーの前開きセーラー服に袖を通して
チャックを上げると、胸の前にリボンを付ける。
そしてえんじ色のスカートを穿き、ズボンを脱いだ。
「ほら、ウエストの位置はここじゃなくて、もっと上!」
(スカートみじかっ!)
予想より高いウエスト位置のせいで、想像以上の短さで
脚が大きく露出し、顔から火が出る程恥ずかしくなる。
(しかもスースーして落ち着かねぇ……
女子っていつもこんなの履いているのかよ……)
「はい、最後にこれね」
奈由がニコリとして、白いショーツを小町に差し出す。
(ぱ、パパパ、パンティー……!?)
ブラはまだランニングシャツみたいなモノ、と割り切って
着る事が出来たが、女性下着の象徴みたいなものを
いきなり渡されては動揺してしまう小町であった。
「こ、これも穿かなくちゃいけないのか?」
「ね? 中身までちゃんと着飾ってこそ、女の子でしょ?
より女の子に近づけば、より抵抗も少なくなると思うの」
「わ、わかったよ……」
小町は渋々受けとると、スカートの中に手を入れトランクスを
脱ぎ捨てると、白くてちっちゃくてふわふわした布切れに
足を通す。
(パンティーまで穿いて……丸っきり変態だな、オレ……)
しかし、男性用下着の厚くごわごわした感触とは正反対の、
薄くしなやかな布地が適度がフィットする感触は、
想像以上に穿き心地がいいものだった。
(うわ、気持ちいい……)
その感触に思わずピクリ、とペニスも動き出す。
「じゃあ、仕上げに、っと」
奈由は鞄からダッカール(鳥の嘴のような形状の長い髪留め)を
取り出すと、小町の前髪をちょっと斜めに流して留める。
たちまち、ショートカットの少女らしい雰囲気になる。
「うん、似合っててかわいいよ、コマチ君」
そう誉められた所でやはり複雑な気持ちの小町であった。
改めて上から見下ろすと、薄めだが制服の上からでも
わかる胸の膨らみ。幾ら作り物とわかっていても、
自分の一部のように感じてドキリ、とする。
そして自分の周りに広がるプリーツのスカート。
くるっ、と右足を軸に一回転すると、ふわっ、スカートが広がる。
脚の間に新鮮な空気が入り込む感覚は、ズボンには無い
新鮮なものだった。
「何? なんだかんだ言ってノリノリじゃん?」
と弥子。
「ね? 女の子の格好もいいもんでしょ?」
奈由が満更でもない、と言った表情で完成品を
眺めていた。
(奈由の……制服……)
改めて自分が奈由の制服に身を包まれていると意識すると、
ペニスがむくむく、と起き出してくる。
(ちょ、オレ、静まれ!!!)
しかし意識すればする程、勃起は段々と勢いを増し、
伸縮性に富む布地のショーツを大きく膨らませ、
やがてはスカートまで持ち上げてしまう。
「キャッ!」
遙は唐突に持ち上がってきたスカートを見て、
両手で顔を覆ってしまう。
「コマチ君!」
奈由はいささか怒った口調で、小町のスカートをバッ、と
捲りあげた。
勃起したペニスではち切れんばかりに膨らんだショーツが
三人の元に晒されてしまう。
「コマチ君、女の子の格好して興奮しているの?
ダメ? やっぱし女の子の気持ちには成れない?」
「しょ、しょうがないだろ、男の生理なんだから……」
困ったようにふてくされて小町が答える。
「生理? 男の子にも生理あるんだ?」
「い、いや、そういう意味じゃなくて、」
「じゃあ、サニタリーショーツが必要だよね」
(こら、待て、人の話聞け!)
小町が言いかけようとした時にはもう奈由はクルリ、と後ろを
向いて、義兄から貰ったサンプル製品や試作品の
入った紙袋を嬉しそうにガサガサと漁り始めていた。
弥子はそんな奈由の勘違いをあえて指摘せずに、
ニヤニヤとした表情で見守っていた。
(奈由ってば、下着の事には凄い詳しいくせに、
それ以外の事となると、てんで疎いんだよね……)
(い、言った方がいいのかな……?)
遙がおどおどした様子で戸惑っていると、
弥子は人差し指を口に当てて小声で囁く。
「シーーッ、ね、遙ちゃん、面白いから、
このままちょっと見てようよ」
「普通のショーツよりも薄手で通気性が良くってね、
股間の布が防水で漏れないようになっているの。
それでここには羽が入るポケットが付いていてね、」
サニタリーショーツを広げながら、嬉しそうに懇切丁寧な
解説を続ける奈由。
(い、いや、男のオレにそんな詳しく説明しなくてもいいから……)
「さ、じゃあ穿かせてあげる!」
そこにどんな誤解があろうとも、
下着スイッチの入ってしまった奈由の暴走は誰にも止められなかった。
奈由は嬉々として、生理用ナプキンまで用意し始めた。
「ちょ、神宮寺、見てないで助けてよ、お願い、」
「え? 何の事かな~? 下着の事は奈由ちゃんに任せておけば
ばっちりだよ~? ね~~?」
と、とぼけた振りをして弥子は答える。
同意を求められた遙は引きつった苦笑いで、ぎこちなく頷いた。
(や、弥子ちゃんってば、意外と……誤解してたわ、うち)
一方、そんな周囲など我関せずで爆走する暴走列車、奈由号。
え?ブレーキ?何ですかそれは?
奈由は小町のショーツを脱がすと、新たにサニタリーショーツに
足を通させる。
「あ……」
いざ、穿かそうとして、困り顔の奈由。
「そっか、これは女の子用のサニタリーショーツだから、
防水布の位置にオチンチン来ないんだ……」
(だから、その下着は女の子用しかないんだってば!!!)
小町の心の中の突っ込みも奈由には届かない。
「困ったなぁ……そうだ、えいっっ!!」
いきなり小町のペニスを下にグイッ、と折り曲げると
ナプキンで包み込み、そのままショーツを上げてしまう。
丁度股間に挟んだような状態で固定されてしまった。
「ね?これならもうおっきくならないし、遥ちゃんも平気でしょ?」
「う、うん、それなら……」
と渋々、遥も承諾した。
「いや、ちょっと、苦しいから、」
既に小町の反論など誰も聞いていない。
胸の大きさの序列でも最下位で、女の子としても不完全な
小町の立場は、この女子グループの中ではみそっかすも同然で
発言権は無くなっていた。
「じゃあ、続けましょ」
奈由の下着レクチャーが再開する。
勿論、下に押さえこまれたからと言って、
小町の興奮が収まるわけではなく、むしろさっきより
困った状態になっていった。
女装しているだけではなく、まるで女の子のように
ナプキンを股間にあてて、ペニスを包み込まれているのだ。
そうした異常な状況がより興奮を呼び起こしていた。
歩く度に、ペニスの違和感と共に、股間のナプキンを
挟み込んでいる感触を、どうしても意識せざるをえない。
(お、女って生理の時はいつもこんなのを
股間に付けているんだ……)
むくむくとペニスは大きくなり、首をもたげようとするが、
ピッタリと履き込んだショーツと、伸縮性の少ないクロッチ部の
防水布がそれを許さなかった。
(き、きつい……)
窮屈感を感じながらも、立ったり座ったり、歩いたりする度に、
柔らかいナプキンが絶妙な感覚で亀頭を撫で上げるので、
徐々にもやもやした感触がペニスの根元に集まって来る。
(や、やばい、こんなので感じちゃってる……)
しかも、格好だけとは言え、全員女子生徒の格好になったせいか、
本来の女子の気も緩み、段々と大胆になってきた。
中一なのに立派な胸を持つ遙をモデルに、ブラのフィッティングの
指導をする奈由。
中一男子がこんなのを見せつけられては溜らないワケがない。
こうして倒錯感から来る精神的興奮、
物理的なペニスへの刺激、視覚的な刺激、
と三方向から小町は徐々に追い詰められていった。
じわじわとせり上がってくる射精感に危機感を感じた
小町は、なるべくペニスに刺激を与えないように
小股でちょこちょこ歩くようにしたが
そんな努力は焼け石に水、
我慢汁を一滴、また一滴とナプキンに垂らしていった。
(どうしよう……汚しちゃった……)
太股の内側がぞわぞわする感覚に、思わず
内股でもじもじしてしまい、上気した顔は
赤らんで行く。
そんな仕草を勘違いした奈由からからかいの言葉が出る。
「どうしたの? コマチ君、女の子らしくかわいくなっちゃって!」
「ば、ばか、こっち見んな!」
恥ずかしい姿を見られたら、一層恥ずかしくなる。
もう精液が溢れ出そうな程、射精感は高まっていた。
このままでは奈由達の目の前でナプキンの中に
お漏らし射精してしまう。
(だ、だめだ、もう限界、)
「と、トイレ!」
しかし、教室の扉に手をかけて時点で思い出す。
自分は今、女の子の格好をしているのだ。とても男子トイレに入れる
格好ではないし、さりとて女子トイレに入るわけにも行かない。
しかも、級友にでもこの格好を見つかったら事である。
そう思うと、ぎりぎりの所で思い止まった。
「や、やっぱ我慢する……」
「大丈夫?一緒についていってあげようか?」
女子と一緒に女子トイレなど、それこそまっぴらゴメンだ。
「だ、大丈夫だから!」
と、足のモジモジさせながら言った所で説得力は無い。
「どうしたの? 恥ずかしいの? でも、もう漏れそうなんでしょ?
大丈夫、私が連れて行ってあげるから」
と、奈由に手を強引に引っ張られると、反射的に太股に力を
入れて抵抗する。
「あ……」
これが最後の引き金となってしまった。
身体の奥深くから、堪え切れない快感が溢れ出てくる。
「で、出ちゃう……」
ビュクッ、ビュクッ、と射精の律動が走ると、ねっとりした粘液を
ナプキンに吐き出す。
いつもは射精と同時にペニスの先端から解放されていた快感は、
尿道が押しつぶされているせいで
いつまでもペニスの中でわだかまっており、
その感覚は、まるでいつまでも射精が続くかの快感を
小町に与えていた。
尿道が精液でパンパンに膨れるようにじんわりとした快感を
与えると、ゆっくりと尿道孔から漏れていき、ナプキンを
汚していく。
股間に、熱く湿ったジワッとしたイヤな感覚が溜まって行く。
(お、オレは女の子の格好して、しかもナプキンまで着けられて、
その中に射精しているんだ……なんて変態なんだ……)
あまりの情けなさに涙が滲んで来る。
「大変、お漏らししちゃったの? 下着替えなくちゃ!」
あまりの快感に動けない事をいい事に、奈由がスカートを
捲り上げ、サニタリーショーツをずり下げた。
小町の脚の間に絡まったショーツのクロッチ部には、
白くてドロッとした粘液が塗られたナプキンが貼り付き、
生臭い匂いを放っていた。
「あれ?おしっこじゃない……? こ、これが男の子のせい……り?」
「奈由ちゃん、しゃせいだよ、しゃ・せ・い!」
流石に見るに見かねた弥子が助け船を入れる。
「ふーん、男の子はこんな風になっちゃうんだ……」
しみじみと奈由が町田の粗相後を眺める。
「でも良かったね、ナプキン着けておいて。
下着汚さないで済んだでしょ?」
ニコリと嬉しそうに奈由は小町を見上げたが、小町は
あまりの恥ずかしさに、顔を真っ赤にして視線を反らす事
しか出来なかった。
「じゃあ、ナプキン交換してあげる!」
やっと解放されるかと思いきや、再びナプキンと
サニタリーショーツに密封されてしまう。
「これからもどんどん汚していいからね(ニコ)」
「も、もう汚さないよ……」
しかし、尿道が下に折り曲げられていたせいで、
出来れなかった精液が滲み出ると、言葉とは裏腹に
再びナプキンを汚してしまう小町であった。
(End)
最終更新:2013年04月27日 18:13