春ノ春
東京、深夜4時。
暗闇を烏が鳴き飛ぶ中、深夜の闇は、多くの男子諸君に平等を与えた。
宮美春(みやみ はる)という青年は、己のモノをただ獣のようにしごいていた。
いやらしい音を立てながらカウパーが飛び散り、彼の手の中でローションのような役割を果たす。それと共に彼の動きは更に激しくなる。
より激しく快感を感じると共に、彼は左手を右の乳首にあてがい、激しくこする。
そしてついに絶頂を感じた。
"イクっ!"
白濁液が噴出し、見事に縦に伸びた。春の顔が白く塗られる。
彼は汚らしい臭いが嗅覚を支配するのを感じながら、唇の周りを覆う精子を舐めた。彼のモノは射精したというのに、まだ雄雄しく立っている。
もう一度射精したいといわんばかりなそれだったが、春はオナニーの友である、"賢者タイム"に入っていた。
すでに頭の中にあるのは自分のケツの穴が知らない男性に犯される妄想ではなく、数学の方程式である。
残った精子を取るため、春は街で貰っていたポケットティッシュをつかんだ。
一枚だして精子をふき取ると共に、机においていた携帯がなる。
春はティッシュを精子が付いた部分を中心にくるみ、それをゴミ箱に投げ、携帯を取った。新着メールの項目をクリックすると、そこに先輩である武真賢(ぶま けん)の名前が見えた。こんな時間にいったいなんだろうか。
「やらないか?」
春は思わず吹いてしまった。先輩らしいネタだ。彼はよくゲイネタを使うのである。
真面目そうな雰囲気の中にそれがあり、二人は非常に楽しい日々を過ごしている。
春の中に歓びが広がる中、もう一度ボタンを押す。
一行目には、こう書いてあった。
「女装ゲーム、やらないか?」
"女装"、性癖がばれたのだろうか?
春は緊張すると共に、全ての内容を読もうとした。
「お前と賭けがしたい。今日学校でくじ引きだ。お前がハズレを引いたら、帰宅の電車内で女装しろ。詳しいことは学校で話す。」
女装はばれていないようだったが、それでもこの二文字を見てしまったことによりまだ緊張している。
しかしそれと共に、春は自分が持っていたある欲望が現実味を帯びていると思った。
さらにそれは、"自分から行うことではなく。罰ゲームだ"。
罰であるという点は、彼の直感的な言い訳になった。それは欲望を果たすことのできる、いいわけだ。
しかしその一歩を踏み出すには、まだ暗く不明瞭な点があるのを春は知っていた。このことについては、しばらく吟味する必要がある。
「お前が勝ったら、秀夫から貰った抜きゲーをやる。やりたいって言ってただろ?」
その通りだった。
少し周りと性のことに合わせようとして言ったのだ。それとほんの少し、その抜きゲーをやりたかった。
「ルールは簡単なんだ。お前に徳がある。俺はお前が女装するのを見て笑う。お前はただ女装して電車に乗る。お前は背が小さいし、女に見えるからすこし恥ずかしいだけだろ?」
その通りだったが、それ以上である。
「お前が勝てば、俺は抜きゲーをわたす。なんなら、お前が負けても褒美でやるよ。簡単だろ。メールはいらない。学校で答えてくれ。じゃあな。」
春は少し興奮していた。自分の欲望が果たされるか分からないが、その可能性が自分の視界にあるのだ。
春は少し肌寒い街中を、いつも通りに歩いていく。
まだチャイムが鳴るのに2時間ある。学校に付くまで十駅、五十分だから、全く急ぐ必要はなかった。これならとてもすいている、各駅停車に乗れるだろう。
そう思いながら、切符売り場への階段を上る。
駅はいつも通りがらがらだ。ここは少し、通勤ラッシュというものには関わっていないらしい。
少しずつ視界が改札を迎えると共に、またいつも通りのことが起きた。
といっても、とても素晴らしいことなのだ。
同じクラスの女子生徒、役道天華(やくどう てんか)だ。
彼女も15歳だったが、既に春よりも、精神的にも肉体的にも大人びていた。
小学校に通う頃からAが並び、学級委員が必要となると、常にその立場に立っていた。
更に発育途中の円錐型の乳房に、180cmの身長、モデルのように少し張った体は、女性でも男性でも、憧れの対称だろう。
春は彼女が近所に住んでいるということと、彼女がツンツンとしてくること以外、何も知らなかった。
春が改札機を通ろうとしたとき、天華は春に挨拶をした。
「おはよう。」
「うん、おはよう。」
意地悪そうに放たれたそれは、独り言のようだった。
天華は春を見ることもせず、ただホームへの階段を降りて行くからだ。
春も改札を通り、同じ階段を降りていく。
その後は2分で電車が止まって、二人は同じ両で学校へと向かった。
ドアの前で姿勢良く立っている天華の瞳は、どこか憂鬱そうに外の町並みを写していた。
四時間目の授業が終わると共に、一斉に生徒たちは食堂へと向かっていく。
春もその波の一部となり、食堂に向かう。
好物のフランクフルトと主食のざるそばを頼むと、右の肩を賢が叩いた。
「またチ(ピー)コ喰うのか?」
声に手をかぶせて(ピー)を作り出しながら、賢は笑った。
「そう...ですよ。好物ですから。」
グスリと"演技"する春に賢は肩を掛け、「座ってる」と言い放ち席のほうに向かっていく。
賢はもう自分で頼んだうどんを食べ始めていた。足元に怪しげな黒い袋がある。
春がフランクフルトとざるそばを持ち、賢の横に座ると、早速賢はしゃべりだした。
「朝の事、覚えてるよな?」
「ええ。」
「やるのか?」
「やります。」
春は電車の中で答えを出していた。
自分の容姿と、周りの目は理解していた。
そして性癖もである、さらにその上に位置する、いや、一番上にある、女性になりたいという気持ちも理解できたのだ。
春は、本気で女性になりたかったのだ。
公然的な問題では、少しおろかかもしれない。でも周りに痴態や欲情を見せないという自信もあった。
性という垣根を越えて、春は女性になろうとしていた。
しかし少し恥ずかしいことに、誰かに命令されてやりたいという気持ちがあったのだ。
そしてその一歩を口に出したのである。
賢はにやりと笑い、説明を放った。
「じゃあくじ引きだ。見てくれ。」
賢は割り箸をポケットから抜いた。一本の先端が赤く塗ってある。それを春に見せると、二つを割って腰の後ろに隠し(赤く塗っていない方の割り箸を一回転させた。その箸の先端は、もう一本と同じく赤く塗られていた。)た。
「くるくるくるくるくる。」
賢は箸を回転させて、箸を前に出した。春がきりださなければ、"ショウ"の成功だ。
「引け。」
春はただ願った。当れ。当れ。当れ。
しゅっと春から見て左側を引き抜く。見えたのは―
(やった!赤だ!)
「先、輩...」
「ざんねーん!じゃあ春詳しいことを教えよう。
春は悔しそうに賢に割り箸を返した。早速説明が始まる。
「よし、詳しいことを教えよう。まずお前は女子車両に乗る。そして、おまえは俺の妹を知ってるな?」
「はい。知ってますよ。中学校に通っている...」
「ああ。そうなんだ。そこで妹はバレー部をやってる。で、だ。」
少し賢は間をおき、一つ演出的に春に迫る。
「バレー部のユニフォームが新しくなる。古いユニフォームは処分されることになった。だから妹に頼んで、一つ貰ってきたんだ。Sサイズの、まだ使われてなかったやつをな。」
賢はそういうと、うどんをどかし、足元から袋を机に乗せた。
袋を中が見えるように開くと、そこに白い半そでのユニフォーム、その下に履くブルマ。そしてすこし厚いセーターと、いわゆる私服である半ズボンが入っていた。
春はとにかくユニフォームを来て女子車両に乗り込むということを理解した。説明は続く。
「お前は6時間目が終わったら男子トイレにこれを持ち込んで、着替えろ。俺が「来い」と合図したらでてこい。いいな?その後は電車に乗って帰るだけだ。いつもと変わんないだろ。そして駅のトイレでセーターと半ズボンだ。近くの公園で制服に着替えろ。」
「はい。ありがとうございます。」
「なんでありがとうなんだよ。」
春は何も言わず、フランクフルトにぱくついた。
賢の股間のフランクフルトはその傾斜を高めていた。
春の5、6教科目は、信じられないほどの早さでおわった。
小学生の時も、中学、そして今通っている学校でも経験した事が無い事だ。
しかしその数少ない素晴らしい事も、この後することにとっては小さく見えてしまった。
春は例の袋といつものリュックを持って、トイレに向かう。
トイレの前では賢が待っている。ビデオカメラをいじりながら、ニヤニヤとこちらを眺めていた。
大の所は、やはり全て空いている。その一つのコンパートメントに入ると、空気が変わったような気がした。
とにかく急ぎたかった。"焦りは禁物"という言葉を覚えていたが、落ち着いて一秒でも考えるのは無理だった。
パンツ以外裸になると、春は自分の体が華奢だと改めて思う。
皿形の胸に、"可愛い"程度の脂肪で覆われている身体、引き締められた臀部。
思い出すのはうっすらと毛が生えた股間、そしてその上の、男根だ。
その姿が見えても、特にひどく思う事はなかった。"私は男で、女なのだ"
(うわぁ・・・)
ユニフォームを着ると、まさに"部活帰りの着替え忘れた女子中学生"となった。
今考えてみると、そのようなシチュエーションは春にはいささかおかしく思えた。というか、おかしいだろう。
しかしユニフォームの右側には、宮実春と女の子らしく書いてあった。服や場面はどうにしろ、春は女の子なのだ。
「終わったか?今だ!今だ!来い!」
賢の声が響くと、春は大きくドアを開く。
鏡に美しい少女が写り込んだ。
ちょっと顔を赤らめ、鏡を見ている。
「来い!」
賢の声が春を引き戻し、春はトイレを走って飛び出た。
トイレに入ろうとした賢が春にぶつかる。
まるで少女漫画の一場面のようだった。
春はまだ顔を赤らめ、賢は春の美しさに見とれている。
その次は一転して、賢はまたニヤニヤと笑い出した。
おかしな事に、春はいつもと同じような帰宅を味わった。
違うのは服装と、賢だ。
周囲はいつもと同じく、春を好奇の目で見た。
いつもは男子の制服、今はユニフォームだ。
賢はずっとビデオカメラをまわして、賢の火照っている顔を撮っている。
「あの?公開しないでくださいよ。」
「分かってるよ。これは俺用の」
「いまなんて・・・」
「いや、何でも無い。何でも無いんだ。可愛いぞ。」
またざわぁと恥ずかしさが押し寄せた。少し早く歩き出す。
夕暮れ時―。
二人は改札を通り、駅のホームへと出た。
「分かってると思うけど言っとく。俺はいつも通りお前の一個前の駅で降りるからな。」
「はい。分かりました。」
賢の家は、春の降りる一つ前の駅の近くにあった。
「それと、時刻表だと次の電車の一両目が女性専用車両だ。」
「じゃあ、そこに乗りますね。」
会話の後、二人の間にぎこちない空気が流れた。それをどうしようとしても、形すらつかめない。
どこから生まれているかも分からなかった。
もう少し賢がからかうはずだったのだが、それは見当違いのようだ。
そして電車が止まる。
「じゃ。」
「…はい。」
春と賢は別れた。春は一両、賢は二両だ。
春が車内に乗る。すぐに扉がしまる。
どこからか、とても大きな恥ずかしさ、そしてとても大きな快感が襲う。
周りは女性、自分もだ。誰も不思議そうに見ない。いや、不思議そうに見る目があった。
第一、少しも汚れていないユニフォームで帰ってきている"女子中学生"だ。
しかし素晴らしいことだった。車内はとてもすいており、特に緊張するということもない。
素晴らしい感覚の中、春は最後の列から二番目の奥の席に座った。
一方賢はシルバーシートの奥の席に座る。そこからは、春の事が簡単に見えた。
彼はひじを壁に預ける。そしてその内側のV字になるところに、ビデオカメラを伏せる。
春を見た。可愛い。笑っているところが―。ん?
春は賢がこちらを見ているということを思い出し、あわててニ両目をのぞく。こちらを凝視している姿が目に入ると共に、すぐに顔が引きつる。
とても楽しい。それは顔に出さなくても味わえるのだ。とても、気持ちがいい。
次の駅に到着した。
何人かが乗ってくるが、相変わらずすいていた。それが八駅続いていく。
その八駅間は、春の"電車に乗っている時間"では最高の評価なのは間違いない。
九駅目につくと、賢が立ち上がり、春に向かって軽く手で挨拶をする。
春は少しうなずいて返した。次には満面の笑みだ。
しかし、なにげなく人が出入りしていくのを見ていると、そこに見慣れた姿が現る。
天華だ。
こんな事がばれてはまずい。公然的な問題では、それを学級委員が治さないはずがない。
その通りだ。天華は"ユニフォーム姿の女子"を見ると、誰にでも分かるようにあからさまに驚きを顔に浮かべた。
春は幸せな時が一気に引いたというのを感じたし、その通りだった。
色々な考えが頭を回るが、そのどれもが先に進まない。
体は緊張で固まりかけている。
しかし天華は近づいてこなかった。また扉の前に立ち、外を眺める。
少し顔を赤らめているのと、白いエコバックを持っていること以外行きの電車と全く姿は同じだった。
あっという間に時間が過ぎて、春の家の最寄り駅に付いた。
アナウンスと共に、扉が開く。
もしかしたらこのままここに座っていれば、次の駅まで何もおきないかもしれない。
そう思ったとき、誰かが春を強く引っ張って駅に連れ出した。
間一髪だった。
春を連れ出したのは、天華だった。
「宮美君、何で女装なんてしたの?どういうことか、説明しなさい。」
天華は少し大きく息をしながら、大きな声で放つ。
春はただ思ったことを吐いた。
「僕は女の子になりたいんだ。」
天華は何も返さなかった。春は言葉を続ける。
「変かもしれないけど、僕は女の子になりたいんだ。ただHな事をしたいって思って乗ったんじゃない。Hな事もしてみたいけど…。これとは関係ないんだ。楽しもうとしたわけじゃないんだ。」
息が続かない。
「でもこれが女の子にとって嫌だったんなら謝る。でも僕はなにもしようと・・・」
春は自分の考えの欠点について考えた。女性になっているけど、女性な訳ではない。
男の目で女性を見るのを、女性は嫌がるかもしれない。
でも春は女性になりたかったのだ。
「すみませんでした。」
春は天華の顔を見ることができなかったが謝る。
「私はあなたを認めるわ。でも罰よ。うちに来て。これはば、罰だからね。」
「え?・・・」
最後の方は少し緊張して聞こえた。しかし同時に威厳というものもあった。
春は天華の横について歩いた。天華は春と共に歩いた。
天華の家に着き、二人は彼女の部屋に入り、机に向かい合わせで座った。
これからさっきの事が学校や親に知らされるのだろうか。
「ねぇ、宮美君。」
「はい…。」
「今からやる事秘密にしてくれたら、さっきの事も秘密にしてあげる。」
「やる事?」
「罰、よ。」
意味を理解できなかった。誰もが固まってしまう状況だろう。春もそうだった。
単純な疑問が言葉に出る。
「えっ…?」
「これは罰よ。あんたのアナル、犯すから。」
唐突すぎる。アナル?犯す?"罰をやる"?どういう意味だ。
天華が立ち上がる。威厳があるが、少し顔を赤らめている。そしてその股間には・・・。ペニス?
春が考えているも無く天華は春の襟を引っぱり、顔を引き寄せた。
「やるの?やらないの?」
答えはほとんど明白だった。
「やり、ます。」
「よろしい!ベッドに四つん這いになりなさい!」
春は天華のベッドに乗り、四つん這いになる。柔らかな女の子のベッドだ。
じわーっと身体に汗が出て、恥ずかしさに震える。しかし春はその一部に快感がある事を感じた。少し、少しだけだが気持ちいい。
「お尻を突き出して。ブルマとパンツ脱ぎなさい!」
早すぎる流れに春は着いていけなかった。
「脱げって。言ってるの。」
言う通りにする意味は無いはずだが、感覚的な感情がなぜか服を脱がせていく。
ブルマを外し、パンツを・・・脱ぐ。
すると、股間にいつもの硬さを感じた。
「あら?勃ってるけど?これはなんでかしら。女の子にお尻の穴犯されちゃうから?」
春はさらに恥ずかしさに身を震わせた。いつもよりひどく冴え、亀頭が股間の肌に張り付いている。
説明できなかった。なぜ勃っているのだろうか。ただいえるのは頭の中が真っ赤に燃えて、おかしくなるほどの興奮を溜め込んでいる事だ。そしてそれは解放を待ち望み、強く大きくなっている。
「お尻の穴可愛いわねぇ。男の子なのに桃色よ。」
どうにかなりそうだった。天華がアナルに顔を寄せ、小さく笑っている。鼻孔がなんども動いている。
脳がまだか、まだかと訴える。それが喉を超えようとする。春はそれを抑えた。はずだ。
「お尻の穴、早く犯してください!」
春はベッドに顔をうずくめた。もう何も理解できない。勝手にお尻が上に上がり、天華に更に近づく。そして更に淫らになる。
アナルが開くのを感じ、そこに少し冷たい空気が差し込む。するとさらに興奮した。
天華はくすっと笑って、小さな手鏡を取ってくる。
「顔真っ赤よ。ほら、見て。」
春の顔の横に手鏡が置かれると、春は何も考えずただその鏡を見た。
トイレで見たときよりも、ずっと可愛い女の子だ。
「可愛いわ。だから言って、エッチに、"挿入てください"って。」
「エッチな穴に、チンチンぶち込んでください!」
「あらぁ。もっとエッチに言えないのかしら?」
「春の汚らしいウンコ穴に、天華様のギンギン極太勃起チンポ挿入てください!」
「そこまで言えとはいってないわよ。でも挿入てあげる!」
天華はすくりと身体をあげると、春の腕をつかんで仰向けにさせる。
スカートを捲し上げると、そこにペニスバンドが現れる。その先端をつかみ、それを春の尻の溝に何度も振って当て続ける。
アナルはさらに大きくなり、ペニスバンドより一回り大きくなりながら、"頂戴"といいたそうに呼吸のような動きを続ける。
時計回りに当て続けると、春が小さく喘ぎ出す。モノはカウパー液をダラダラと出し続けている。それがアナルに流れ、ペニスバンドを潤滑する。
春が快感に溺れそうになるとき、天華のペニスがついにアナルに入った。
「アアッ!!!!!!」
春は痛みと快感が混じるのを叫ぶ。
アナルが痛みに閉じ、ペニスの締まりが強くなる。天華の笑い声の中カウパーが精子のように溢れ出る。
止まらないピストンの中、春はその快感に犯されていく。
「チンポ気持ちいい!気持ちいぃぃぃぃぃぃ!」
自ら腰を振り、天華のパンツにアナルが当たる。天華はすぐに春の腰を抑えて、股間を密着させる。
「停止よ。どう?痛い?気持ち良い?」
言葉では答えられない。
そのかわりに春は淫らにだらしなく右手で自慰を始める。滑稽なのは分かっていたがその事実にも興奮する。
カウパーが更に漏れ出る。ペニスバンドや天華のパンツ、ベッドを濡らし、あの独特の臭いが部屋一杯に広がる。
春はしごき続ける。手が乱暴に動くが、気になど出来ない。
射精感が迫る。快感は更に上に上っていく。
「イキます!イク!イクッ!イク!イク!イク!イク!イクイクイクイクイクイクイクぅっ!!!」
白濁液が天華の顔にかかる。朝とは違い、とても量が多く、どろどろし、まだ出ている。
春はアナルの快感を感じながら、少し衰えた快感に変わり理性を思い出す。
少し恥ずかしかったが、天使のような天華の顔で再び笑う。
モノが再び巨大になり、春はそれに触ろうとした。
「罰、終わりよ。」
しかしまだアナルには、しっかりとペニスバンドが入っている。
「これからは、お楽しみ。」
天華の笑顔はまだ続いていた。春はそれに返した。
最終更新:2013年04月27日 20:30