『WIKI』

白夜が気分で書いた短編小説


「今日こそは、逃げ切ってやるうううううううううう><」
地を駆けていく音、今日も彼は、逃亡を図ろうとした
「うふふ、無駄だよじょぞ^^」
彼の前に、まるで逃げ道を知っていたかのように魔法使いのような格好をした男が立ちふさがる
「びゃ・・・・白夜><」
「さすがはリアル⑨、逃げ道が手に取るように分かるぜ」
白夜と呼ばれた男は、突如としてわけの分からない呪文を唱える
「やめてええええええええええええええええええ><」
彼の体は光に包まれ、元々いた地点に戻っていた。

「お帰りじょぞ^^ 本を受け取った以上、この遊びから逃げるなんて許されないよ」
本屋の書店の人が言った、彼は何冊かの本をじょぞに無償で与えている
しかし、その代わりこの街の暇人達の暇をつぶすための仕事を与えている
「うう・・・・・」
本を受け取ってしまった以上、この仕事は避けられないのである。
万が一避けようものなら、過去の失態なんかの大半を晒されてしまう
その中には、とんでもないような写真も混ざっているのだ
アルテミス、これ以上逃げるなら罰つけないといけなくね?」
「それもそうだな」
魔法使い風の男と、本屋の書店の人が話し合っている
「お仕置きだね、行け李!」
アルテミスが言うと、本屋から格闘家風の男が出てきた

「罰ゲームって・・・・暴力!?」
さすがのじょぞも、怖くなったようだ
「ちょっ・・・・・何でも言うこときくから、お願い、それだけは><」
「アルテミス様お願いします」
だが、李に容赦は無い、彼に恨みでもあるかのように、力強く一撃を放つ
「こい!セイバァァァァァァァァx・・・・・・」
じょぞは、殴られた痛みからか、無意識に叫んでいた、意識が遠のいていく・・・

「問おう、お前が私の下僕か?」
遠のく意識の中、声が聞こえた
…?
じょぞは、唐突すぎて状況を理解していない
「もう一度問おう、お前が私の下僕か?」
じょぞは状況を理解した、セイバーだ、自分の前のセイバーが舞い降りたのだ そうに違いない
「はい!私は貴方の奴隷です!」 じょぞは無我夢中に叫んだ


「SS撮りました」
しかし、その返事はセイバーのソレとは到底思えない
「はっ・・・・まさか!?」 じょぞは突然われに返った
そう、そのまさかであった
現れたのは、K-1という男だ
彼は町一番の倉庫の持ち主で、彼の蔵にはさまざまな物が眠っているという
「早速今の発言を保存DA」
そういうと、彼は蔵へ向かった
「お願い圭一、蔵に入れるのはやめてえ><」
蔵にこんな証拠写真を入れられては永久保存されかねない、というか彼ならするだろう
「じゃあうぃきにうpだな^^」
アルテミスもノリノリである、うぃきとは、他人の眼にもつくじょぞ博物館のようなもので、彼の言動が記録されている
「うぃきもだめええええええええええ><」
じょぞは、慌てて引き止める
だが、とうとうアルテミスが足を止める事は無かった

今宵もまた1つ、WIKIの記事が増えた・・・
最終更新:2009年04月06日 02:11
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