基礎データ
出版 |
徳間書店 |
構成 |
上・下 |
発行日 |
1992/7/15, |
読書 |
2007/9/10-9/18 |
ストーリー
道州制が採用され、世界で唯一の兌換紙幣を発行した四国州は、世界中から金と欲望と犯罪者が集まる魔窟へと変貌を遂げていた。
そこを舞台に、さまざまな組織と男たちの思惑が錯綜する。
おもな登場人物
流水(ながれみず)無紋 |
脊梁山脈に棲む無法者の長。主人公? |
中原安樹 |
香我美群保安官 |
緒方海人 |
連邦警察高知特別捜査官駐在事務所主任捜査官 |
左野(ひだりの)広之 |
通称H.H. この若者の誘拐が、事件の発端 |
尼子左菊 |
連邦警察特別捜査課・秘密捜査官(女) |
鬼無(きなさ)麻里 |
連邦警察特別捜査課・秘密捜査官(女) |
多門紅林 |
連邦警察特別捜査課・秘密捜査官。失踪 |
松平貞則 |
日本海洋開発社・会長 |
中司信介 |
州警察・参事官 |
ここがポイント
週刊誌連載を思わせる、小出しであっさりしたエロと暴力の連続。
「殺し犬」などの荒唐無稽な設定もいとおかし。
この四国の女はみんな犯されるのを待っている。
登場人物のへんな名前。
進行表
ページ |
章 |
状況 |
みどころ |
上16 |
1 |
バレンチノは不貞を働いた妻のロゼリーナを尻から犯す |
あっさり |
上36 |
1 |
左菊は接触した流水を多門と確信し、自ら抱かれる |
「ああ-多門さま」 |
上52 |
1 |
誘拐された左菊は、すでに誘拐されていた麻里とともに黒人に犯される |
陵辱の期待に濡れる左菊。犯されるのはOKだが拷問には弱い。 |
上63 |
1 |
上流階級の千影は、山中で2人のチンピラに犯される |
夫の正体を明かせば退散するチンピラを、そのまま歓迎する千影 |
上79 |
2 |
わざと犯された妻の千影を、殺し犬をおびきよせる餌にすべく陵辱する中司 |
無茶な設定が光ります |
上86 |
2 |
中司を捕らえて尋問する無紋は、その過程で解放した千影を抱く |
もちろん後ろから |
上113 |
2 |
市長の妻・入郷香織は、山中で2人の若者に犯される |
千影のパターンとマジ区別できません。 |
上154 |
3 |
囚われの左菊と麻里の、男たちによるいよいよ処刑前の最後の陵辱がはじまった |
前と口はいくらでも受け入れたものの、後ろを犯されかけた瞬間に相手を殴りつけて反撃に入った左菊と麻里 |
上163 |
3 |
平河の妾の美鈴は、平河の命で別の男に月に一度抱かれるのだが、男がいない時には自慰もする |
「ああッ、男さまッ」 |
下36 |
5 |
捕らわれの左菊と菫は、小黒に奉仕する |
「小黒さまの、男根さま!」 |
下61 |
5 |
脱出に失敗した左菊と菫は、邑で小黒に犯される |
|
下104 |
6 |
平田は石飛の前で深雪を犯す |
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下131 |
6 |
小黒は珠樹に男根を与える |
|
下198 |
7 |
小黒は芳流を性交奴隷にしようとする |
|
下208 |
8 |
権田は売春婦を抱く |
|
下239 |
8 |
左菊はひたすら犯されている |
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下274 |
8 |
次の売り物になる左菊は舞台で性交を披露する |
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ラスト
主人公たち大活躍。悪は壊滅。女も救出。
しかし自ら奴隷市場に潜入した2人の女の行動には、なんの意味もなかったのであった…。
最終更新:2007年09月22日 09:23