Macを無線LANのAP(アクセスポイント)にする

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 あなたが自宅や会社で既に無線LAN環境を整えているならばともかく、そうじゃない場合でも心配いりません。あるいは、長期の旅行や帰省などで無線LAN (WIFI) 環境の無いところで iPhone と MacBook の家計簿データの同期をしたくなったとしても大丈夫。AirMac 内蔵の Mac があればなんとかなります。Mac自体を無線LANのアクセスポイントにしてしまうことができるのです。  MacBook (OS 10.6.2)をベースに説明しますが、10.5以前のものでも同様に設定が可能です。 ---- ***まずは、MacBookのシステム環境設定の「共有」でインターネット共有開始  無線LANに繋がる他のコンピュータやiPhoneのために、&bold(){共有する接続経路をLANに、相手が使用するポートをAirMac}にしてインターネット共有を開始します。実際には共有元にインターネット回線が無くともカラ共有することでiPhone等の有線ネット端子を持たない端末とローカルでの通信を行うためだけに利用することができます。なので有線のLAN端子にケーブルが刺さっている必要はありません。臨時仮設ではありますが、このとき飛ばす電波にWEPキーをかけておくことで近所の人が知らずに電波を盗んでいくようなことにはならないです。  10.6の場合、左上のアップルメニューから、システム環境設定>共有>インターネット共有と開いて行きます。インターネット共有が灰色表示で選べない場合は左下の南京錠アイコンをクリックしてロック解除して下さい。    このとき、インターネット共有開始時点で共有先=クライアントから見た&bold(){このマックのIPは10.0.2.1固定になる}というところが肝です。(Macのネットワークユーティリティ.appのInfoのところで一応確認)。ちなみにMacのネットワーク環境設定のIPの設定は、共有する接続経路側のものなので、iPhoneとかから見たらそっちは無関係です。(無線向けにインターネット共有中のMacは無線側とそれ以外で2つのIPを持つ事になり、無線側は10.0.2.1です)。 ***iPhone等の各端末からそのMacBookのWiFiネットワークにぶらさがる  というわけで、共有を受けるiPhoneやiPodTouchやその他のPCは、WiFi設定で、MacBookが飛ばしている電波をキャッチしにいくわけですが、各端末(iPhoneやiPodTouch)のIPの設定は、DHCPサーバを参照する動的な設定ではなく静的な自己割当で、10.0.2.2~10.0.2.254を、重複しないよう手動で入れる必要があります。 iPhoneではホーム画面から、 設定>WiFi(Macが飛ばしている電波の名前を選択して一番右の(>)マークをクリック) そして次のように設定します。 &bold(){IPアドレス:静的} ●&bold(){IPアドレス:10.0.2.2}  (もしくは10.0.2.3でも10.0.2.4でも・・・・10.0.2.254でも) ●&bold(){サブネットマスク:255.255.255.0} ●&bold(){ルーター:10.0.2.1} ●&bold(){DNS:10.0.2.1(もしくは空欄)} ●&bold(){検索ドメイン:(空欄)} (複数の端末をぶらさげる場合はIPが重複しないようにして下さい。ただし、10.0.2.xxxです。)  これで、無線LANの電波が飛んでいないところでも、自分のMacから電波を飛ばすことで他のMacやWinのコンピュータやiphone/iPodTouchとで無線での各種ファイル共有やローカルでの通信を行うことができるようになりました。有線LAN経由でインターネットに繋がっているMacであればそのインターネットをiPhoneやiPodTouchのために無線LANで飛ばし直すという事も可能です、というかそれが本来の「インターネット共有」の使い方です。  この状態ではMacのファイル共有なども外部から利用できる状態です。もちろんOSXでパスワードプロテクトされていますから無線電波を拾われてWIFIのWEPキーまで解析されてもまだセキュリティーは保てているわけですが(安易なパスワードで主要ファイルを共有でもしていない限り)、そもそもMacをWiFiアクセスポイントにしている間は、そのMacはWiFiクライアント(アクセスポイントにぶらさがる側=子機)には成れませんし、無駄に電波を飛ばすのもなんなので、しばらく使用しない場合はインターネット共有を停止して、電波を止めておいたほうが良いかと思います。   ----  ※ネットワーク環境設定のAirMacの項目に「ネットワークを作成...」という、似て異なる機能設定がありますが、こちらからですとWiFi電波は飛んでくれますが、iPhone/iPodTouchでは通信の種類によってはうまくいかない事があるようです。   ---- カウンタ 合計:&counter() 今日:&counter(today) 昨日:&counter(yesterday) [[トップページに戻る>http://www31.atwiki.jp/jumsoft/pages/1.html]]                以下は広告欄です
 あなたが自宅や会社で既に無線LAN環境を整えているならばともかく、そうじゃない場合でも心配いりません。あるいは、長期の旅行や帰省などで無線LAN (WIFI) 環境の無いところで iPhone と MacBook のJumsoft家計簿データの同期や、その他のアプリでファイル転送やチャット等をしたくなったとしても大丈夫。AirMac 内蔵の Mac があればなんとかなります。Mac自体を無線LANのアクセスポイントにしてしまうことができるのです。  MacBook (OS 10.6.2)をベースに説明しますが、10.5以前のものでも同様に設定が可能です。 ---- ***まずは、MacBookのシステム環境設定の「共有」でインターネット共有開始  無線LANに繋がる他のコンピュータやiPhoneのために、&bold(){共有する接続経路をLANに、相手が使用するポートをAirMac}にしてインターネット共有を開始します。実際には共有元にインターネット回線が無くともカラ共有することでiPhone等の有線ネット端子を持たない端末とローカルでの通信を行うためだけに利用することができます。なので有線のLAN端子にケーブルが刺さっている必要はありません。臨時仮設ではありますが、このとき飛ばす電波にWEPキーをかけておくことで近所の人が知らずに電波を盗んでいくようなことにはならないです。  10.6の場合、左上のアップルメニューから、システム環境設定>共有>インターネット共有と開いて行きます。インターネット共有が灰色表示で選べない場合は左下の南京錠アイコンをクリックしてロック解除して下さい。    このとき、インターネット共有開始時点で共有先=クライアントから見た&bold(){このマックのIPは10.0.2.1固定になる}というところが肝です。(Macのネットワークユーティリティ.appのInfoのところで一応確認)。ちなみにMacのネットワーク環境設定のIPの設定は、共有する接続経路側のものなので、iPhoneとかから見たらそっちは無関係です。(無線向けにインターネット共有中のMacは無線側とそれ以外で2つのIPを持つ事になり、無線側は10.0.2.1です)。 ***iPhone等の各端末からそのMacBookのWiFiネットワークにぶらさがる  というわけで、共有を受けるiPhoneやiPodTouchやその他のPCは、WiFi設定で、MacBookが飛ばしている電波をキャッチしにいくわけですが、各端末(iPhoneやiPodTouch)のIPの設定は、DHCPサーバを参照する動的な設定ではなく静的な自己割当で、10.0.2.2~10.0.2.254を、重複しないよう手動で入れる必要があります。 iPhoneではホーム画面から、 設定>WiFi(Macが飛ばしている電波の名前を選択して一番右の(>)マークをクリック) そして次のように設定します。 &bold(){IPアドレス:静的} ●&bold(){IPアドレス:10.0.2.2}  (もしくは10.0.2.3でも10.0.2.4でも・・・・10.0.2.254でも) ●&bold(){サブネットマスク:255.255.255.0} ●&bold(){ルーター:10.0.2.1} ●&bold(){DNS:10.0.2.1(もしくは空欄)} ●&bold(){検索ドメイン:(空欄)} (複数の端末をぶらさげる場合はIPが重複しないようにして下さい。ただし、10.0.2.xxxです。)  これで、無線LANの電波が飛んでいないところでも、自分のMacから電波を飛ばすことで他のMacやWinのコンピュータやiphone/iPodTouchとで無線での各種ファイル共有やローカルでの通信を行うことができるようになりました。有線LAN経由でインターネットに繋がっているMacであればそのインターネットをiPhoneやiPodTouchのために無線LANで飛ばし直すという事も可能です、というかそれが本来の「インターネット共有」の使い方です。  この状態ではMacのファイル共有なども外部から利用できる状態です。もちろんOSXでパスワードプロテクトされていますから無線電波を拾われてWIFIのWEPキーまで解析されてもまだセキュリティーは保てているわけですが(安易なパスワードで主要ファイルを共有でもしていない限り)、そもそもMacをWiFiアクセスポイントにしている間は、そのMacはWiFiクライアント(アクセスポイントにぶらさがる側=子機)には成れませんし、無駄に電波を飛ばすのもなんなので、しばらく使用しない場合はインターネット共有を停止して、電波を止めておいたほうが良いかと思います。   ----  ※ネットワーク環境設定のAirMacの項目に「ネットワークを作成...」という、似て異なる機能設定がありますが、こちらからですとWiFi電波は飛んでくれますが、iPhone/iPodTouchでは通信の種類によってはうまくいかない事があるようです。   ---- カウンタ 合計:&counter() 今日:&counter(today) 昨日:&counter(yesterday) [[トップページに戻る>http://www31.atwiki.jp/jumsoft/pages/1.html]]                以下は広告欄です

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