恋愛要素0

恋愛要素が欠片もないけどこれくらいの距離感が好き
ss書いたことないんでアレだけど適当に流し読みしてくれたら嬉しい


「いえぃ!あたしだよん!……なんてな、遊びに来たぞ~」

ドアが吹っ飛ぶんじゃないかというくらい凄まじい勢いで律が部屋に入ってくる
律が突然入ってくるのは何時ものことだから驚きはしない、が

「とりあえずノックくらいしろ」
「別に良いだろー、なんかやましい事でもあるわけじゃなし」
「……」

この話題は危険だ、やましいこと有りまくりだからな

「あー……なんか飲み物持ってくるけど、律は何がいい」
「んーと、オレンジジュース!」
「ない」
「じゃあコーラ!」
「ないな」
「んー緑茶」
「生憎切らしている」
「じゃあ何ならあるんだよ」
「水」
「1択じゃんか、しかも水かよ!真面目に考えたあたしの数秒を返せ!」

まぁ麦茶ならあるんだけどな
とか思ってるけど口にはしない

台所へ行き二人分のコップをお盆に乗せて部屋に戻ると
律が本棚を漁っていた
……良かったエロ本隠しておいて

「なにしてるんだ」
「なんか面白い漫画ないかなーって」
「大体のは読んじゃってるだろうから真新しいもんないぞ。ほれ、飲み物もってきた」
「おーサンキュって麦茶あるんじゃん」
「水だと思っていたものは実は麦茶だったという新事実をついさっき発見してきたところだ」
「いやいやいや、色で分かれよな」
「まぁいいじゃないか、そんで今日はどうした?」
「んー?別に何もないけど、澪が構ってくれないから押しかけてみた」

暇つぶしかい!と思いつつ俺のところに遊びに来るという選択肢が2番目にあることが嬉しかったりする

「そうか、じゃあなんかゲームでもすっか」
「おー、じゃあ対戦しようぜ!この間澪と対戦したらズタボロに負けちゃったから鍛えないと」
「お前そんな弱かったっけ?」
「言ったな~!みてろよ、ぎゃふん!と言わせてやるんだからな」
「ぎゃふん」
「やる前からいってんじゃねー!」
最終更新:2009年09月30日 13:10
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