りっちゃんは札幌に住んでるイトコ
いつも俺が書いてるイトコの兄ぃものとは別物として読んでいただければと
夏・・・俺は何度目かの失恋をした。
今回ばかりはかなり本気だった。
その落ち込みっぷりは酷かったのだろう・・・
母親が北海道への航空
チケットを渡してきた
「気分転換に北海道のおばさんの所にでも行ってきなさい。りっちゃんにもあってないでしょ?」
正直、お袋に心配されるまで落ち込んでたのか・・・
まぁ、せっかく頂いたチケットだ。律には小学校以来会ってもいない。
いままで存在すら忘れていた。会いたいと思ったのは、人恋しさからだったのかもしれない
出発日が翌々日だった為、そそくさと準備を始めた
出発当日、なれない飛行機に戸惑いながらも、やっとの思いで千歳空港に到着した
俺「律が迎えに来てくれるといってたけど・・・目印を伝え合うのを忘れてたな」
?「あの・・・人違いだったら申し訳ないんですけど、◯◯さんですか?」
不意に声を掛けられてびっくりした
俺「そうですけど・・・もしかして律か?」
律「うん!人違いだったらと思って心配したけど、変わってないねw」
俺「なんだそれw律は・・・なんだ・・・その・・・かわったな」
俺が知っている律は、男の子とまざって遊ぶような活発な子だった。
もちろん、いまでも活発そうである
ただ・・・女の子になっていた。当時からは想像ができないくらい・・・
律「ははぁん・・・私がレディになってたのにびっくりしたんだろ?」
俺「正直な。小さい頃は男の子って言われてもしょうがなかったろ?」
律「ひっどいなぁ。私だってもう17歳なんだぜ?」
俺「もうそんなんになるのか・・・俺も年をとるわけだ」
律「そこまで年じゃないだろ?ここで立ち話しててもしょうがないし、取りあえず私の家までいこうよ」
俺「ああ、頼むよ。慣れない飛行機のせいでかなり疲れたから」
律「よっしゃ!我が家に向けてしゅっぱーつ!」
律「やっと家にとうちゃーく」
俺「やっとついた・・・意外とかかるもんだな」
律「北海道はそれだけ広いってことだよ。アニキはこの部屋使って。あと鍵はこれね。家に誰もいなくて出掛けられませんとかじゃつまんないだろ?」
俺「さんきゅ。ここをベースにいろいろ回らせてもらうよ」
律「んじゃ、さっそくで悪いんだけど、部活あるから出かけてくるな」
俺「あいよ。そういやなにやってんだ?」
律「聞いて驚くなよぉ。軽音部でドラムたたいてんだ」
俺「まじか!?すごいな」
律「だろ?んじゃ、いってきます!」
かなり会ってなかったのに、こんなに親しく話せたのはイトコってだけじゃない
律の人懐っこさのおかげだろう
俺はその事に安心しつつ、荷物を片付けるのも忘れベッドに横になった
なぁに、まだこっちでの日にちはある。今日は疲れを取って明日からに備えよう
夕飯はジンギスカンだった
地元でも食べた事はあったが、やはり本場は違う
どうも、近くの肉屋で生のラム肉を買ってきてくれたらしい
本場のジンギスカンを食べさせてもらった事に感謝しつつ、部屋に戻り明日の予定をたてていた
コンコン
俺「は~い。どうぞ」
キー・・・パタン
律「あのさ、アニキは明日どうするか決めたのか?」
俺「とりあえず買ってきたガイドマップ通りに回ってみようかと思うけど」
律「じゃあさ、私が案内してやるよ。地元民しかしらない穴場スポットとかさ」
俺「それは助かるよ。でも、部活は大丈夫なのか?」
律「へっへー、偶然にもアニキが帰る日まで休みなのです!」
俺「ホントにかぁ?休んだりしてないよな?」
律「ホントだよ。変なとこ勘ぐるなよな」
俺「じゃあ、明日以外でも暇な時はいろいろ連れてってくれよ」
律「まかせとけ!明日は早いからな。さっさとねなさい!」
俺「疲れてるからさっさと寝るさw明日、楽しみにしてるからな」
律「10時には出発するから、それまでには準備しといてな」
俺「りょーかい。おやすみ」
俺はすぐにベッドに潜り込んだ。明日の事を楽しみにしながら
最終更新:2009年09月30日 13:47