律「アニキ~、これなに?」
俺「!?(そ・・・それは・・・)」
律「なに?これ?」
俺「ポ・・・ポイントカードだよ!そう!ポイントカード!」
律「アニキのじゃない名前が書いてあるぞ?」
俺「う・・・バーのだよ。本名じゃつくらないんだよね~。そういうの」
律「ふ~ん?」
俺「女の子がいる店のだよ!だがな、やましい事はなにもない!」
律「じゃあさ、なんでそんなにあせってんだよ?店の名前も書いてあるし、調べちゃおっと」
俺「・・・」
律「え~っと、魔法・・・学園・・・?」
俺「・・・はい。女の子が魔法学園の生徒って設定で飲みながら話すんだよ。カウンター越しだから何もない!」
律「こ~ゆ~のが好きなんだ?ふ~ん」
俺「先輩に連れてかれて仕方なくだな・・・」
律「ポイントカードには何回かいった形跡があるけど?」
俺「・・・はい。何回か行きました・・・」
律「連れてってよ。ここ」
俺「はぁ!?」
律「ほら?ソフトドリンクもあるみたいじゃん」
俺「なんでだよ!?お前には関係ないだろ!?」
律「いいから連れてけ!」
律「はい・・・」
律「じゃあ、今度の土曜日ね」
俺「わかりました・・・」
ガールズバー2
当日・・・
俺「ここの・・・地下」
律「ふっふ~♪たのしみだなぁ」
ちり~ん
店「いらっしゃ~い」
俺「ひさしぶり」
店「ひさしぶり~♪あれ?お連れさん?」
俺「あぁ・・・どうしても連れてけって駄々こねられてさ」
律「ども~!はじめまして!」
俺「未成年だけど大丈夫だよね?」
店「お酒飲まなければね。」
俺「だってよ。律」
律「は~い」
店「何飲む?」
俺「俺はシャンディーガフ」
律「じゃあ、コーラで」
店「ちょっとまっててね」
律「きれーな人だな。若そうだし」
俺「だろ?」
店「お待たせ。もしかして彼女?」
俺「いやいや、イトコだよ」
店「かわいい子じゃない。彼女にしちゃえば?」
俺「ばっ・・・なにいってんだよ。妹みたいなもんだしさ」
店「そうやってごまかしてるだけでしょ?」
俺「ま・・・まっさか~・・・」
店「律ちゃんだっけ?あなたはどう思ってんの?」
律「・・・///」
俺「お前までなに赤くなってんだよ!?」
店「あ・・・いらっしゃ~い」
俺「あそこでだまるなよ・・・」
律「・・・あ~したほうが楽しいと思ってさw」
俺「おまえなぁ・・・」
俺「んじゃ、そろそろ帰るわ。律は先でてろな」
律「なんでさぁ。あ、二人っきりになりたいとか?」
俺「バカか!?おごられるやつは先に出てるのが鉄則だ」
律「へ~い」
店「あの子、○○さんに気があるって」
俺「まさかwお互いにそこら辺は線引きしてるよ」
店「あのくらいの子にはできないからね。○○さん次第だって」
俺「大人な事いうねぇ・・・。俺より若いくせに」
店「女だもんwあのぐらいの年のことはわかるってw」
俺「俺しだいねぇ」
店「そうそう!気がないわけじゃないんでしょ?」
俺「ははは・・・。さてっと・・・待たせてるから帰るわ!」
店「逃げちゃだめだよ。またね~」
律「ごちそ~さまでした!時間かかってたけど、何はなしてたんだよ?」
俺「別に・・・なんでもないさ。ははは・・・」
律「なにごまかしてんだよ?」
俺「なんでもないって!遅いし帰るぞ~!」
俺(俺の気持ち次第って・・・妹みたいな存在だからこそ、踏ん切りがつかないんだろうが・・・)
最終更新:2009年10月09日 09:51