蟷螂族 -R.Wの場合
- 蟷螂族
- 『とうろうぞく』と読む。R.Wに居るごく少数の蟲人(勿論内骨格系
生息形態
- 同種族での10人から30人程度から成るコロニーが一般社会。
- 主に自給自足、その日暮らしの生活をする。毎日がサバイバル。
- コロニー内のリーダーは一般的に雌個体が多い。雄個体が少ない理由は下記の通り。
- 雄固体の方が身体的には優れているが、ある一定の時期になると自分の妻に食わせる為に自らの首を刈る。
種の特徴
- 外観は人とほぼ同じで、違う点は主に手首から伸びている鎌である。鎌は皮膚が変化した物とも言われるが、内部に筋肉や骨がある事から掌の骨が変形してできた物ではないかというのが通説。
- 稀に、独特なフォルムを持つ個体が誕生する事もあり、その固体は「鎧鎌士※1」と呼ばれる。
- 鎧鎌士の身体能力は同種族一般固体の約6倍から13倍と言われる。正確な記録は存在せず。
- 腕の鎌は生まれた時は爪程度の硬さだが、歳月が経つにつれて硬く鋭くなっていく。この為、腕に包帯などを巻くなどして、己の鎌で己を斬らぬようにする。
- 全体的に人よりも皮膚が硬く、刃物で斬り付けられても大した傷を負わない。彼等の鎌はその皮膚すら易々と切り裂く。
民族性
- 狩猟系民族。
- 主に道具は使わず、己の鎌を使う。
- 性格は勇猛な者が最も多く、そして皆異常なほど我慢強い。
- 動きを止めたままで3日間過ごす事ができる者もいるらしく、獲物を一撃で仕留める為の機会を気配を断ってうかがう事が彼等にとって重要な技能であるらしい。
歴史
- ルーツは諸説がありはっきりとはしていないが、
- 今の所何らかの実験によって生み出された「人造説」と、神が試練としてこのような姿にした、という「神造説」が有力とされる。
- 歴史の影で暗躍をしていた者も多く、一部の歴史ではマーダラーと呼ばれている。
宗教
- コロニー単位での信仰。
- 種族の物として「鋼教※2」があるほか、
- 「エーレイア教※3」を信仰するコロニーも少なくはない。
生息
- 主に樹海の奥深くや切りたった渓谷沿い、秘境と呼ばれる場所に住む。
- 故に他種族との交流は殆んど無く、種族自体があまり知られていない。
- 祷子(蟷螂 祷子)の住むコロニーは鋼教信者
用語解説
※1「鎧鎌士」
- 鎧鎌士
- がいれんし。全身を鎧のような分厚い皮膚で覆っている突然変異体。脚の数が増えていたり、翅が生える固体も存在する。
※2「鋼教」
- 鋼教
- こうきょう。生きる者の命を刈り取る事を必要悪だと説く宗教。呼吸法や精神鍛錬によって真理を得ようとする闘争宗教。
※3「エーレイア教」
- エーレイア教
- えーれいあきょう。生き物の命を刈り取る行為は、命を借り受ける行為だと説く鋼教と似て非なる循環宗教。しかし何故か宗教対立は無い。
最終更新:2007年09月05日 02:13