八不思議のゲームルール
判定
セッション内で、GMがダイス目による判定が必要だと判断した場合、判定が発生する。
GMが提示した数値に対し、PCが2D6を振り、同値以上のダイス目を出せれば成功とする。
※1ゾロや6ゾロを出した場合の大成功や大失敗はない。数値だけの判定。
例)
GM「では、PCがその中から正しく情報を得られるか判定になります」
GM「探し物なので種別は探索。難度は「9」 関連する特徴があれば使用してかまいません」
種別とは以下にあるステータスのことで、PCのその値を参照し判定に数値を足していい。
難度はその判定の難しさで、数値が大きいほどそれが難しいことだとなる。
特徴とは以下にある9つ特徴のことで、その中に判定に関連するであろうものがあれば数値の足しにしていい。
基本ステータス
本人の身体的な能力を表すステータス。
6つのステータスを持つのではなく、9のステータスの中から3つ選ぶ方式に。
一度決定すると、以後変更はできなくなる。
剛力:力の強さやその力を発揮する能力。
頑強:身体の打たれ強さ。過酷な状況や敵の攻撃に耐える力。
反射:即座に状況に反応できる能力。いわゆる反射神経。
疾走:早く走ったり高く飛んだりする運動能力。
感知:小さい音や細かい違和感などに気づける能力。
探索:雑多な中や隠された中から目当てのものを探し出す能力。
推測:今自分の中にある、あるいは目の前の情報から真相を導き出す力。
精神:感情や精神に負荷のかかる中でそれに耐える力。
魅力:自分に対す相手に対し発揮される魅力。または自負の源。
特徴ステータス
個人の種族や経歴、生まれ持った能力による特徴を表すステータス。
それらを3つ。自由に設定することができる。
※この中に基本ステータスの代替となるような特徴があってもかまわない。
以上、計6つのステータスにプレイヤーはGMからもらった点数を自由に割り振れる。
そしてこれらのステータスはセッション内の判定に用いることができる。
★5章まではひとつの判定に基本ステータスはひとつしか使えなかったが、以後は2つ以上合わせることも可能とする。
例)100m走を走る際に、タイミングよくスタートを切るのに「反射」、ゴールまで走るのに「疾走」を使用する。
例)不意打ちを受けた際に、それに気づける「感知」、攻撃に耐える「頑強」を使用する。
※5章までどおり、ここに特徴を合わせることも可能。
フレーバー特徴
直接判定には使用できないが、そのキャラを表す特徴的な部分。またはこれはできないというNG要素。
これに関してはいくつまでという制限はない。
運命点
セッションの開始時にGMから「5点」配られる点数。
セッションの中でPCが身体/精神的にダメージを受けたと判定されると減少する。
これが0点になると同セッション中は行動が起こせない状態に陥ったと扱われる。
また、場合によってはPCが死亡しキャラクターロストが起こることもありえる。
運命点は判定時に1点消費することで判定にダイスの数をひとつ増やすことができる。
運命点は状況に即した合理的な理由とロールがあれば他人に譲渡できるとする。
※怪我をして運命点が減少したPCに対し、別のPCが手当てをする等。
最終更新:2022年09月03日 14:04