308 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/10(木) 04:27:18.72 ID:uv2Pfv6tO
澪「律ー大丈夫かー?」

律「何とかな」

澪「動けるか?」

律「上に乗ってる瓦礫が邪魔で無理そうだ」

澪「こっちもだ。助けが来るまで待つしかないな」


澪「まさかこんなに大きい地震が来るなんてな」

律「おかげで私の家も私達もこの様だよ」


309 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/10(木) 04:28:22.55 ID:uv2Pfv6tO
律「なあ澪」

澪「何だ?」

律「今年の合宿も楽しかったな」

澪「急にどうした?」

律「また行きたいな」

澪「当たり前だろ。そのためにも早く助けに来てもらわないとな」

律「ああ」


310 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/10(木) 04:29:10.58 ID:uv2Pfv6tO
律「本当に家が壊れちまったのか」

澪「……ああ」

律「つらいなあ。色々と思い出がある分」

澪「勉強会をしようと言って律が私のを宿題を写すだけだったりな」

律「よりによってその話かよ」

澪「聡君ともよく遊んだな。聡君は無事なんだろうか……」

律「あいつはそうそうどうにかなるタマじゃないって」

澪「だといいけど……」

律「澪は心配性だな」


311 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/10(木) 04:30:10.33 ID:uv2Pfv6tO
律「澪は小学校の頃から泣いてばかりだったな」

澪「な!!」

律「男子にいじめられたとか転んだとか」

澪「な、何で今そんな話を!!」

律「こんな状況だけど今は泣かないんだな」

澪「そうだな……」

澪「律がそばにいるからだと思う」

律「何だよそれ」







312 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/10(木) 04:31:06.38 ID:uv2Pfv6tO
男「おーい!こっちに人が埋まってるぞー!」

澪「救助が来たみたいだな」

律「ようやく私達の体が掘り出されるみたいだな」

澪「そろそろいくか」

律「ああ」



終わり

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最終更新:2009年09月10日 04:37