61 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 23:30:57.23 ID:occjvz6o
唯「いきなり寒くなったよ~」
唯「そろそろムギちゃんを使う時期だね~」
紬「あらあら」
ぎゅう~~~
唯「えへへ~、暖か~い」
律「あ~唯ばっかりずるいぞ!」
澪「全く唯ったら、ムギは暖房じゃないぞ」
唯「でもこれで暖房いらず~」
唯「ああ~私の家に欲しいな~」
紬「じゃあ、唯ちゃんのお家にお邪魔しましょうか?」
唯「ええ、ほんと!?」
62 :唯「ムギちゃんは一家に一台!」 ◆y2U52lWDto :2009/11/04(水) 23:38:43.67 ID:occjvz6o
~唯の家~
唯「ただいま~」
紬「お邪魔します」
唯「うう~外は寒かったぁ~。さっそく……」
ぎゅう~~
唯「ほぅ……暖まるよぅ」
紬「あらあら」
唯「このまま私の部屋までいこーよ」
紬「唯ちゃん歩きにくくない?」
唯「別に~」
紬「それじゃ行きましょうか。唯ちゃんの部屋は何処?」
唯「あっち~」
64 :唯「ムギちゃんは一家に一台!」 ◆y2U52lWDto :2009/11/04(水) 23:46:20.84 ID:occjvz6o
唯「ここが私の部屋だよ~」
紬「唯ちゃんのお部屋ってエアコンないの?」
唯「苦手だからつけてないのです」
唯「だから、今日はムギちゃんにずーっと引っ付いてるもん~」
紬「ふふ、さすがにそれは困るわ」
唯「むう~、まあしかたないかぁ」
紬「せっかく唯ちゃんの家にお邪魔したんだし、遊びましょうよ」
唯「そうだね~何して遊ぼっか?」
65 :唯「ムギちゃんは一家に一台!」 ◆y2U52lWDto :2009/11/04(水) 23:52:34.20 ID:occjvz6o
紬「ねえ、唯ちゃん」
唯「な~に?」
紬「さすがに抱きつかれたままゲームはやり辛いわ……」
唯「う……やっぱり?」
紬「遊んでる間は離れましょう?」
唯「でも寒いよ~」
紬「遊んでいたら、気にならなくなるわよきっと」
唯「そ~かな~?」
憂「お姉ちゃ~ん、ご飯だよ~」
唯「あ、ご飯だって。いこムギちゃん」
66 :唯「ムギちゃんは一家に一台!」 ◆y2U52lWDto :2009/11/04(水) 23:57:30.77 ID:occjvz6o
憂「お姉ちゃん……」
唯「な~に~?」
憂「その……何してるの?」
唯「え、何ってご飯食べてる」
憂「それは解るんだけど……その紬さんに……」
唯「ああ、ムギちゃん暖かいからこーやって抱きついてるの~」
紬「唯ちゃん……さすがに抱きつかれながらは食べ辛いわ」
憂「お姉ちゃんも食べにくくない?」
唯「むう……言われてみれば」
唯「名残惜しいけど、ご飯の間はムギちゃんを我慢するよ……」
憂「あははは……」
68 :唯「ムギちゃんは一家に一台!」 ◆y2U52lWDto :2009/11/05(木) 00:03:31.79 ID:g1g5zD2o
唯「はぁ~、暖かい」
紬「唯ちゃん、お風呂入りたいのだけれどいいかしら」
唯「お風呂?どーぞどーぞ」
紬「それじゃあ、その……放してくれない?」
唯「はう!そーだった!」
紬「お風呂入ってくる間だけだから」
唯「むむむ……そうだ!一緒に入ろうよ!」
唯「そしたらムギちゃんを放さなくて済むし、私もお風呂に入れるし完璧だね!」
紬「唯ちゃんがいいなら、私は構わないけど……」
唯「じゃあ決まり!いこいこ~」
71 :唯「ムギちゃんは一家に一台!」 ◆y2U52lWDto :2009/11/05(木) 00:10:31.84 ID:g1g5zD2o
唯「それじゃそろそろ寝ようよ~」
唯「ムギちゃんも、ほら早くベッドに~」
紬「え、一緒に寝るの?」
唯「もちろんだよ~」
紬「それじゃあ……」
唯「わ~、ムギちゃんが一緒にいるだけでぬくぬく~」
ぎゅう~~~
紬「ちょっと唯ちゃん……」
唯「おやすみ~」
紬「さすがにそんなに抱きつかれながらじゃ……寝れそうにないわ……」
唯「す~す~」
72 :唯「ムギちゃんは一家に一台!」 ◆y2U52lWDto :2009/11/05(木) 00:15:37.35 ID:g1g5zD2o
~教室~
唯「おはよ~」
律「おはよ。どうだったんだ?一日ムギと一緒にいてみて?」
唯「一緒に遊んだり、ご飯食べたりしたとき私の考えが甘かったことに気付いたんだよ……」
律「へ?」
唯「ムギちゃんは一家に二台あったほうがいいね!そうすればいつでも暖かい!」
律「なんだそりゃ?」
律「で……ムギはなんでそんな目の周りにクマができてるんだ……?」
紬「ちょっとね……寝不足で……」
律「全く何があったんだか……」
fin.
最終更新:2009年11月08日 21:51