『エラッタ』について


『エラッタ』/エラッタリスト

誤字脱字等によるテキスト上の不備、またはその誤植修正のことです。
ルール変更(ゲームバランス調整による用語の定義変更)によって
効果テキストに不具合が発生した場合もこれに該当します。
テキストに不具合が発生し、正しいテキストが公式に発表、定義づけされた場合、
新しいテキストがルール上、正しいものとして適用されます。
この場合、いかなる理由に置いても旧テキストはルール上、『無視』します

エラッタに関する留意点/ルールブックver1.0:P26

Q:カード効果(カードの効果テキスト)とルール(ルールブック、基本ルール)が矛盾した場合はどうするの?
A:カード効果が優先されます。

例:ルールブックver1.0/P14:スピリットの召喚は『メイン』ステップで行う行動です
例:『神速』効果テキスト:『フラッシュ』タイミングでスピリットを召喚します。 

Q改:神速の召喚タイミングとルールブックの召喚タイミングが矛盾してるけどどうするの?
A改:神速が優先されます。
つまり、神速の効果テキストは基本ルールを『前提・例』とした上で、『例外』を効果化したもの。
『ルールよりカード効果を優先する』を理由として旧テキストがそのまま通用すると
勘違いするプレイヤーもいるので注意が必要です。



メラットの二つの効果』/適用タイミング:(08/10/19確認・10/07/28公式再確認)


  • カード実物のテキスト表記
  LV1-2:『自分のスタートステップ』
  このスピリット上のコア一個をリザーブに置く。
  スピリット/ネクサス/マジックの効果以外で、このスピリットにコアを置いたターンはアタックできない。

  • 旧裁定:08/10/19時点での回答による
  LV1-2:『自分のスタートステップ』
  このスピリット上のコア一個をリザーブに置く。
  LV1-2:『自分のメインステップ』(正式なタイミング表記が無いため、公式Q&A準拠の解釈)
スピリット/ネクサス/マジックの効果以外で、このスピリットにコアを置いたターンはアタックできない。
  →召喚した時点でアタック不可は発動開始するため、そのターンにコアを置いた場合もアタック不可。

  • 新裁定:10/07/28時点の公式サイト確認
  LV1-2:『自分のスタートステップ』
  このスピリット上のコア一個をリザーブに置く。
  スピリット/ネクサス/マジックの効果以外で、このスピリットにコアを置いたターンはアタックできない。
  →アタック不可も発動開始がスタートステップを通過した時点で発動開始するため、そのターンにコアを置いた場合はアタック可能。
ルール:LV1-2:スピリット/ネクサス/マジックの効果以外で、このスピリットにコアを置いたターンはアタックできない。
ルールナビQ:08/11/27:召喚時にレベルコストを乗せる行為は「スピリット/ネクサス/マジックの効果以外」に含む?
A:含みません。

  • 類似事例:ルビーの太陽:『スピリット/ネクサス/マジックの効果以外』


シャ・ズーの疲労効果の裁定変更/テキストの解釈変更10/05/13公式Q&A更新履歴で発表

旧:シャ・ズーの効果テキストの「自分か相手のスピリット」を
「自分のスピリットと相手のスピリットの両方」=「すべてのスピリット」と解釈して処理。

新:シャ・ズーの効果テキストの「自分か相手のスピリット」を
「自分のスピリットだけか相手のスピリットだけ」=「自分のスピリットすべてor相手のスピリットすべて」と解釈変更して処理
詳細はシャ・ズー項Q&A2・4番を参照のこと。

旧ルールでは相手の場に疲労可能なスピリットが居ない場合、自分のスピリットを2体指定しなければならなかった。。
新ルールでは相手の場に疲労可能なスピリットが居ない場合、相手のスピリットをゼロ体指定できる。
「空打ちOK」と「可能な限りの最大数で実行」の二大原則に基づき、「ゼロ体で実行」=「空打ち」となる。


『新定義:LV0』/破壊の裁定変更09/11/12公式サイトで発表

公式発表091112/http://www.battlespirits.com/rule/
LV1コストが不足したスピリットは「LV0」として扱う/「LV0」は効果の対象にならない
「スピリット上のコア数」がLV1コストより不足して破壊されるスピリットに関して定義変更が発表されました。
コアを失って破壊されるスピリットは『LV0/レベルゼロ』として扱われます。
以下の2パターンが該当。
  • LV1コストが1コアのスピリットがメインステップでのコア移動やカード効果でゼロコアになった場合
  • LV1コストが2コアのスピリットがメインステップでのコア移動やカード効果で1コア以下になった場合

新定義の制定に伴い「破壊」の定義も変更されました。
『LVゼロ』のスピリットは『スピリットが破壊されたとき』/『スピリットを破壊したとき』の効果の対象に出来なくなります
  • 祝福されし大聖堂
    • 効果:自分の黄のスピリットが破壊されたとき、自分はデッキから1枚ドローする。
  • 天使クレイオ
    • 効果:自分のコスト2のスピリットが破壊されたとき、自分はデッキから1枚ドローする。
  • 魔界七将パンデミウム
    • 効果:相手のスピリットを破壊したとき、自分はデッキから1枚ドローする。
  以前はポイズンシュートでLVゼロになって破壊された場合も発動しましたが、ルール変更により発動不可に。

破壊の定義変更に伴い以下の効果は例外扱いになります。
  • 魔界七将デスペラード
    • 効果:このスピリット以外の全てのスピリット上から、コアを1個ずつ持ち主のリザーブに置く。             ボイドから、この効果で破壊されたスピリット1体につきコア1個をこのスピリット上に置く。
  通常、ゼロコアで破壊されたスピリットは効果の対象になりませんが、効果テキストに
  「この効果でLVゼロにされたスピリット1体につき~」という意味の文章が明記されているため、発動します。
  ルールブックなどの基本ルールがカードテキストと食い違う場合、カードテキストが優先されます。
  例として神速も召喚手順の例外の一種です。
  「例外」自体は珍しいものでは有りません。 


091112の急な裁定変更は091106に発売されたゼロコス小玩のピョリットの登場によりチワールリターンドローを用いて
ピョリットの自壊を繰り返す無限ドローコンボが、裁定変更を必要とさせた一因と考えられます。
  • ピョリット:ゼロコスト/小玩
  • チワール:系統:「小玩」を持つ自分のスピリットが破壊されたとき、そのスピリットすべてを自分の手札に戻す。
  • リターンドロー:このターンの間、自分のスピリットが手札に戻るとき、戻るスピリット1体につき、自分はデッキから1枚ドローする。


否定文&肯定文/強制&任意の優先順位:09/04/21(090520加筆)

http://www.battlespirits.com/rule/
「否定:できない」>「完全強制:しなければならない」>「部分強制:する/させる」>「任意:できる」
外部参照リンク:公式サイト/ヒエラルキー
効果の強弱関係が公式に整理/調整された為、強弱関係が上記のように確定されました。
これにより、一部のカードは裁定変更を受けています。
例:大天使ミカファール:できる 螺旋の塔:しなければならない
「しなければならいない」が「できる」よりも上位命令のため、0+1で必ず1コア支払う。
(ミカファール公式Q&A3)
神速のコスト支払いは「完全強制:支払わなければならない」に該当する。


神速Q&A/公式Q3:09/02/20

Q:神速召喚効果を使用してみた結果、必要なリザーブコアが不足していた。この場合の処理は?
改訂前08/11/11時点:召喚に失敗したスピリットはトラッシュへ送ります。
改訂後09/02/20時点:宣言を取り消して召喚宣言前の状態に戻します。(実行不能な宣言によるまき戻し)


指定アタックの処理手順について:08/11/14日付けで公式Q&A改訂

エラッタ改訂前:アタック宣言後の『フラッシュ』:ブロック宣言確定済みのため、ディフェンシブオーラ発動可能だった
→疑問点:コレは「通常のバトルと同じ」という別項目の説明と矛盾するのでは?
エラッタ改訂後:アタック宣言の後の『フラッシュ』は無し。

改訂前の手順
0:対象指定
1:アタック宣言
2:アタック後の『フラッシュ』→「通常のバトル」ではディフェンシブオーラは使えないハズ
3:ブロック宣言
4:ブロック宣言後の『フラッシュ』

改訂後の手順
0:対象指定
1:アタック宣言
x:アタック宣言後の『フラッシュ』は無し:(08/11/14)日づけでルール改訂
2:ブロック宣言
3:ブロック後の『フラッシュ』
公式Q&Aの記述についてルールナビに確認したところ、迅速な対応にて改訂して頂けたようです。


『バトルの発生』/バトルの始まりの定義:(08/10/25時点確認)

ルールブックver1.0:アタック宣言に対し、ブロック宣言が実行された時点で発生とみなす。
ルールブックver1.1:アタック宣言を実行した時点で発生とみなす

  ブロック宣言の前(アタック宣言後)に発動可能になった。(公式Q&A参照)



  • 改暦:081019:初稿 091112:LV0制定

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最終更新:2010年07月28日 19:51