ソシエ=ハイム | メシェー=クン |
キエル=ハイム | ジョゼフ=ヨット |
ギャバン=グーニー | グエン=サード=ラインフォード |
リリ=ボルジャーノ | ミハエル=ゲルン |
シド=ムンザ | キース=レジェ |
フラン=ドール | ウィル=ゲイム |
ディアナ=ソレル | ハリー=オード |
ミラン=レックス | フィル=アッカマン |
ポゥ=エイジ | コレン=ナンダー |
ギム=ギンガナム | メリーベル=ガジット |
スエッソン=ステロ | アグリッパ=メンテナー |
ソシエ=ハイム 愛称:ソシエ | ∀ガンダム |
声優:村田秋乃 | |
ロランがお抱え運転手を務めるハイム家の次女。活発でわがままな世間知らずのお嬢様で、親友メシェーと共に飛行機を乗り回していた。 後にディアナ・カウンターの侵攻によって命を落とした父ティランの仇討ちのためにミリシャに入隊して、機械人形カプルのパイロットとなる。持ち前の負けん気、使用人であるロランへの対抗心、そしてムーンレイスへの怒りから暴走気味であったが、自分にプロポーズしたギャバンの死を経て、次第に自分の責任を認識するようになる。 ロランに対しては、あくまで使用人として頭ごなしに怒鳴り付けたり強い口調で命令したりもするが、戦いの中、それは微妙な淡い想いに変わっていったようである。 |
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一言モード1:カプルを運転してたソシエちゃんです! | |
一言モード2:うわーぁぁぁぁぁぁぁっ! |
メシェー=クン 愛称:メシェー | ∀ガンダム |
声優:鬼頭典子 | |
代々の飛行機乗りの一族に生まれ、自身も飛行機に乗るソシエの親友。イングレッサ・ミリシャの飛行機部隊に所属していたが、後にカプルのパイロットとしてソシエと共に機械人形部隊の中核となる。少年のような外見そのままのさっぱりした性格であったが、月に上がってからは美形のムーンレイスの青年と仲良くなっていたようである。 | |
一言モード1:あたしだって着てない!うまくいったらキスしてやるから! | |
一言モード2:女は男ができると自信家になるってホントなんだ。 |
キエル=ハイム 愛称:キエル | ∀ガンダム |
声優:高橋理恵子 | |
ロランがお抱え運転手を務めるハイム家の長女。ロランの憧れの人の1人でもある。 大学で勉強するよりも女性も積極的に社会に出る時代であると考え、グエンの秘書として働くことを希望する。そこで出会った月の女王ディアナが自分とそっくりの容姿を持ち、ディアナの遊び心で立場を入れ替えた時から、その運命は一変する。しかし、ディアナの思いを汲み、聡明で思慮深い性格と適応力、そして大胆な決断も辞さない覚悟によって、本物のディアナも驚嘆するまでに月の女王の職務を務め上げる。だが、その素顔は17歳の少女であり、ディアナの命によって自分を守るハリーに激しい恋心を打ち明けたりもした。 なお、お手製のマロングラッセは絶品らしい。 |
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一言モード1:ハリー…!好きだとおっしゃって下されば、アグリッパを暗殺することだってやってのけましょうに! | |
一言モード2:私はここで、ムーンレイスのための国家をサンベルト一帯に宣言することをやめて、 再度、交渉を再開されますことをお願い申し上げます! |
ジョゼフ=ヨット 愛称:ジョゼフ | ∀ガンダム |
声優:佐藤せつじ | |
鉱山師シドの助手を務める青年。マハ族の一員であったが、幼い頃に部族抗争によって親を失ったところをシドに拾われ、以降は彼と行動を共にしている。 機械の知識を買われミリシャの機械人形部隊に入隊するが、少々自信家で排他的なところがあり、ムーンレイスのロランに対して冷たい態度をとることもあった。しかし、フランと恋仲になるにつれ、優しい一面を見せるようになり、最後の戦いの頃には彼女のお腹の中にはジョゼフとの子供がいた。 なお、彼が指揮するミリシャのジャラピィ部隊のジャラピィとは「ガラクタ軍」の意味である。 |
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一言モード1:そこまで…そこまでやるのか!マヤイトは! | |
一言モード2:ロラン!フランを頼むぜ!そいつ、俺のガキをさ…俺のガキを、フランが預かってくれてるようなんでな。 |
ギャバン=グーニー 愛称:ギャバン | ∀ガンダム |
声優:大塚芳忠 | |
ルジャーナ・ミリシャの機械人形部隊であるスエサイド部隊の隊長。額の傷と口ヒゲがトレードマーク。 集団戦を訓練されてきたスエサイド部隊を率いて、戦闘に関してはシロウト同然のソシエやメシェー達を小馬鹿にしたような態度をとっていたが、一途に戦うソシエを認め、プロポーズをするまでに至る。その想いは一時のきまぐれではなくほんきのものであり、その誠意にソシエの心も傾いた。なお、結婚のために用意させたドレスはルジャーナ中の仕立て屋に発注したという名品(もっとも本人は照れて、そのことを隠そうとしていたが…)。 大人の男として、また死と隣り合わせにある軍人として信念と哲学を持っていたが、同時に子供っぽい部分も持ち合わせており、ルジャーナ・ミリシャの面子を賭けて、∀ガンダムに力比べを挑んだりもした。最後は誤まって発掘した核兵器の爆発で命を落とすが、その死にはソシエだけでなくスエサイド部隊の猛者達も涙を流した。 |
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一言モード1:父上の仇を取ろうと、涙を堪えて戦っているところに惚れたんだ! | |
一言モード2:では、よろしいな?ロランだが、ローラだか知らんが。 |
グエン=サード=ラインフォード 愛称:グエン | ∀ガンダム |
声優:青羽剛 | |
イングレッサの領主(ロード)であるメッサー=ラインフォードの孫。ムーンレイスの技術を使って産業革命を起こすことを望み、ディアナの地球帰還の2年前から始められたムーンレイスとの交渉でも中心となっていた。 おぼっちゃん育ちであるが、したたかな面を持ち、交渉を進める傍らでミリシャを結成し、新兵器や技術の積極的な導入に努めた。また、自分の領地であるイングレッサが崩壊しても再起を誓う打たれ強い野心家であり、その高い政治力と判断力は戦いの中でさらに磨かれていった。同時に自分の目的のためには平然と他人を利用し、最後はディアナさえも裏切ることとなる。なお、リオランを自分の趣味でローラと呼ぶ等、少々変わった癖を持っている。テレビ本編とは別物の設定であろうが、この点については小説版でさらに詳しく掘り下げられている。 |
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一言モード1:ローラはなんで私の側に居ようとしないのだ!…私は…私は…! | |
一言モード2:あ…ヒゲのある機械人形なのか? |
リリ=ボルジャーノ 愛称:リリ | ∀ガンダム |
声優:--- | |
ルジャーナ領主であるボルジャーノ候の末娘。グエンとは幼い頃からの知り合いであり、そのグエンの頼みを受け、ノックス崩壊後、権力を失った彼を援助する。 その育ちから奔放でわがままなお嬢様ではあるが、ミリシャに同行している際には何度も優れた洞察力や判断力、人間観察力を見せる。当初はグエンを巡って、キエル(=ディアナ)に対して意地の悪い仕打ちをしていたが、ディアナの代わりに月の女王を務めたキエルの働きに感心して、自分から友人になることを申し出る。 また、一見おっとりしているが、護身用の拳銃を隠し持ち、ギンガナムとの決戦の際にはルジャーナ・ミリシャを指揮する者としえt前線にも立った。 なお、ココアが大好物である。 |
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一言モード1:--- | |
一言モード2:--- |
ミハエル=ゲルン 愛称:ミハエル | ∀ガンダム |
声優:--- | |
イングレッサ・ミリシャの司令官。階級は大佐。軍人としてディアナ・カウンターとの戦いの指揮を執るが、現実的な戦力や技術力の差を把握しきれず無謀な作戦を展開することもある。当初は御曹司のグエンを飾りのように考えていたが、急激に変化していく状況と、それに応じて戦略を立てるグエンの行動力に翻弄され、結局最後まで付き従った。 老けて見えるが年齢は35歳。なお、結婚して既に子供もいる。 |
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一言モード1:--- | |
一言モード2:--- |
シド=ムンザ 愛称:シド | ∀ガンダム |
声優:--- | |
資源や遺跡を発掘したり、土壌の改良をしたりする鉱山師(やまし)にして黒歴史の研究家。懐中電灯を2つくくりつけたカエルのようなヘルメットがトレードマーク。 助手のジョゼフと共にビシニティ郊外のマウンテンサイクル発掘の指揮を執り、そのままミリシャに同行するようになる。未知の技術や史実に旺盛な興味を示し、歳はとっているがその好奇心は尽きるところがない。 |
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一言モード1:--- | |
一言モード2:--- |
キース=レジェ 愛称:キース | ∀ガンダム |
声優:--- | |
ロランと共にディアナの地球帰還作戦の2年前に地球に降下した1人。降下後はパン屋ドンキーで住み込みで修行していた。ディアナ・カウンター降下後は、怪我をした親方の代わりに親方の娘ベルレーヌと共に何とかパン屋を経営しようとする。彼の焼いたドンキーのパンの出来は非常に素晴らしく、地球、ディアナ・カウンター双方に大好評であった。しかし、敵対する両陣営相手に商売することをフランになじられる場面もあった。 一見、もうけ第一のやり手の商売人のように見えるが、その行動には信念があり、パンを焼きながら常に地球と月の共存を現実的な方法で考えていた。実際、民間レベルでは両者の橋渡しに大きく貢献しており、自分のパン工場に脱走したムーンレイスを積極的に雇い入れていた。(そのおかげで地球人にいやがらせを受けることになるが…)。 なお、当初はベルレーヌとは主人と使用人の間柄であったが、後にはほぼ夫婦同然の関係になっていた。 |
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一言モード1:--- | |
一言モード2:--- |
フラン=ドール 愛称:フラン | ∀ガンダム |
声優:--- | |
ロランと共にディアナの地球帰還作戦の2年前に地球に降下した1人。降下後は印刷工場に勤めていたが、後に念願の新聞記者となる。愛用のカメラを手に戦争を直に取材し、常に報道の意義を考えていた。 多少ヒステリックなところがあるが、恋人となったジョゼフの前ではか弱い女性の一面を見せることもあった。そして、ギンガナムとの最後の戦いの頃には、彼との子供を宿していた。 |
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一言モード1:--- | |
一言モード2:--- |
ウィル=ゲイム 愛称:ウィル | ∀ガンダム |
声優:坂口賢一 | |
ディアナが以前に地球に降下した際に想いを寄せた男性の子孫。青々としたヒゲの剃り跡がトレードマーク。 月の姫様に恋をしたという先祖の伝説を確かめるために月へ行くことを望み、キングスレーの谷に埋まっていた宇宙船を1人で発掘していた。誰にも認められずたった1人で生きてきたためか世間知らずなところと他人に対して疑り深いところがあり、現実の見えていないままディアナ・カウンターに利用されてミリシャと戦って命を落とす。しかし、ミリシャの手によって発掘された宇宙船は彼の名をとってウィルゲムと名づけられた。 なお、名家の出身らしく腰にサッシュ(装飾帯)を巻いているが、多くの視聴者は手ぬぐいを下げていると思い込んでいるようである。 また、設定上では彼は案外外国人俳優風の男くさい美形であるとされている。 |
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一言モード1:ど、どちらさん? | |
一言モード2:ディアナ=ソレル…ディアナ=ソレルって…。 |
ディアナ=ソレル 愛称:ディアナ | ∀ガンダム |
声優:高橋理恵子 | |
月を統治するソレル家の当主であり、ムーンレイスの女王を務める少女。絶大なカリスマ性を持ち、ムーンレイスから絶対の信頼と忠誠を集めている。公称の年齢は19歳であるが、何度も冷凍睡眠を繰り返して、実際は生まれてから何百年も経過しているらしい。その間に何度か地球を訪れており、そのときの体験から地球帰還を積極的に推し進める。 女王の威厳を持ちつつも偉ぶったところがなく、誰に対しても柔和な笑みを絶やさない。また、少女らしい感性も併せ持ち、キエルとの入れ替わりを提案したのも彼女である。当初から地球人との共存を考えていたが、キエルとなって地球人の生活に接するにつれて現実を知り、真に戦うべき相手であるアグリッパ一派と直接対決するまでに至る。 なお、キエルとディアナの見分け方は、瞳に輝きが入っている方がキエルであり、単色なのがディアナであり、それぞれディアナは白、キエルは青をイメージカラーとしている。 |
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一言モード1:よしなに。 | |
一言モード2:キエル=ハイム…あなたにムーンレイスを任せてもいいと思います。 |
ハリー=オード 愛称:ハリー | ∀ガンダム |
声優:稲田徹 | |
ディアナ・カウンターの親衛隊の隊長。階級は中尉(後に大尉に昇進)。金色のスモーを駆り、その戦闘能力の高さは「親衛隊隊長に攻撃して生きて帰ったものはいない」と言われるほど。ディアナに心酔し、ディアナのためなら友軍に対してでも非情な態度をとることも辞さない。当初はディアナ・カウンターの一員としてロラン達と敵対する立場にあったが、ディアナ自らが月のアグリッパと戦うようになったため、自然と協調体制をとるようになった。 多少、融通のきかないところもあるが、常に冷静で思慮深い性格。しかし、ディアナの身を案じるばかりに傍から見ると突飛な行動をとって周囲を煙に巻くこともある。 なお、トレードマークの赤いサングラスは暗視グラスであり、市販もされているようである。本人は着用の理由として、ディアナ以外の女性を見る時の目線隠しとうそぶく場面もあった。なお、第22話では素顔を拝むことも出来る。また、小説版では過去に結婚歴があったことを語っており、愛機スモーを妻の名であるアマンダと呼んでいる。 |
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一言モード1:ミドガルドォォォォォッ!ミラァァァァァンッ! ディアナさまを一瞬たりとも痛め、泣かせるようなことがあったらぁぁぁぁぁっ!! |
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一言モード2:我魂魄百万回生まれ変わっても、恨み晴らすからなぁぁぁぁぁ!! |
ミラン=レックス 愛称:ミラン | ∀ガンダム |
声優:高塚正也 | |
ディアナと共に地球に降下した執政官。当初は地球側との交渉に務めていたが、難航する交渉と食糧問題を始めとする山積みの問題に政治家として頭を痛め、サンベルトでの建国式典を契機にフィルら軍部につく。 しかし、やはりその内心にはディアナへの忠誠心が刻み込まれており、ギンガナムを追って地球に再度降りたディアナに改めて忠誠を誓う。 |
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一言モード1:ディアナ様、よろしいですか? | |
一言モード2:--- |
フィル=アッカマン 愛称:フィル | ∀ガンダム |
声優:小山剛志 | |
ディアナ・カウンター大尉(後に少佐に昇進)。頭部のちょんまげがトレードマーク。 地球側との交渉の席で上官であるアジ大佐が暗殺されたため、以降は降下したディアナ・カウンターの指揮を執る。地球人を蛮族とみなしており、武力制圧を主張し、あくまで平和的な手段をうったえるディアナに対して退陣を要求するまでに至る。 普段は軍司令としての威厳を見せるようにふるまうが、上司と部下以上の関係であるポゥの前では不器用な優しさを見せる時もあった。 ミランやポゥ同様に最終的にはディアナに再度の忠誠を誓い、地球側と協力してギンガナムの部隊と戦った。 |
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一言モード1:なんか、ちょっと寒いが…ロマンチックだな。 | |
一言モード2:この光…こいつが地球の歴史を黒く塗り替えた光…! |
ポゥ=エイジ 愛称:ポゥ | ∀ガンダム |
声優:中西裕美子 | |
ディアナ・カウンター少尉(後に中尉へ昇進)。帰還作戦の開始直後、攻撃を仕掛けて来るミリシャの飛行部隊を迎撃したことで戦端を開く。ショートカットで中世的な外見をしており、性格は気丈で負けず嫌い。上司であるフィルとは男女の仲のようである(なお、本編ではハリーとのキスシーン・・・のようなものもある)。また、非常に涙もろく、負けず嫌いの性格と合わさり、叱責されては涙を流し、敗退しては涙を流し、ついにはその涙もろさは第31話のサブタイトルにもなった。 フィルに従い、ディアナに叛旗を翻すが、その内心には他のムーンレイス同様にディアナへの忠誠心が刻み込まれており、ディアナ帰還の際にはやはり歓喜の涙を流した。 |
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一言モード1:冗談じゃないよ!ディアナがそう言うなら、あたしたち軍はいったいどういうことなのさ!? まるで道化じゃないか…! |
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一言モード2:こんなところをカトンボが飛んでいる? あれは…あのお方は…あのお方は、ディアナ様! |
コレン=ナンダー 愛称:コレン | ∀ガンダム |
声優:川津泰彦 | |
ディアナ・カウンター軍曹。冷凍刑を宣告され軍刑務所で眠っていたところを、地球帰還作戦の恩赦の名目で出所し、アグリッパによって地球に送り込まれてきた。顔左半面の刺青がトレードマーク。その凶暴さによる危険性は「補給で運び込まれた火薬の総量以上」と言われる。無軌道な言動で何を考えているか分からないところがあり、部下であるブルーノ、ヤコップや上官であるフィル達も扱いに困り果てていた。その行動原理として、白い悪魔「ガンダム」と戦うことに異常な執念を燃やす。ロランに敗れて記憶が混乱した後は流浪の僧として登場して、そこでも「ガンダム」打倒に大暴れした。 しかし、どのような時にもディアナへの忠誠心は残っており、彼に与えられた使命は物語終版になって明かされることになる。 なお、そのネーミングは「これなんだ!」からだそうである。 |
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一言モード1:ターンエーだって、時代を拓けるはずだぁぁぁぁっ! | |
一言モード2:おいらの頭の中にはちゃーんと残ってんだ。お前は白い悪魔だってな! |
ギム=ギンガナム 愛称:ギンガナム | ∀ガンダム |
声優:子安武人 | |
ムーンレイスの部門を司るギンガナム家の総領にしてギンガナム艦隊の司令。なお、月の首都ゲンガナムは彼の祖先の功績を称えて、命名されたものである。常に帯剣し、自分が武門の人であることに強烈なプライドを持っている。ギンガナム艦隊は戦いのなかった2500年の間、演習のみを繰り返しており、ギンガナムは自分の力を見せるために戦いを切望していた)(なお、ハリーも以前はこのギンガナム艦隊に所属していた)。 その強い自信とムーンレイスにとっては異端である闘争心は、他人に対しての高飛車な物言いや傲慢な態度、そして独特の口調に表れている。しかし、その内面にはやはりディアナへの強い忠誠心が存在し、地球侵攻も自分を顧みないディアナへの意趣返しでもあったようである。 月のマウンテンサイクルで発掘したターンXに導かれるようにロランの∀ガンダムと戦い、最後はロランと生身で剣を交える。 |
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一言モード1:おのぉぉれぇぇぇぇ!! | |
一言モード2:黒歴史を万人に示せば、人は闘争本能を思い出すのだ。地球帰還作戦を実行しただけで、 市民は軍人になったのだからな!フハハハハハ!我が世の春が来た!! |
メリーベル=ガジット 愛称:メリーベル | ∀ガンダム |
声優:夏樹リオ | |
ギンガナム直属の少女。奇抜なファッションと髪型、目の周りの隈取り、頭髪につけた鈴といった数多くの外見的な特徴を持つ。 月のマウンテンサイクルで発掘されたバンデットを駆り、戦いをゲームのような感覚で楽しむ。その傍若無人の言動は戦い以外にも及び、ギンガナムやグエンの側にいるのは、使命感や義務感等ではなく単なる個人的な趣味や興味からのようである。また、その出自はギンガナムの言葉によると最下層階級の出身らしい。 非常に身が軽く、月の6倍の重力を感じる地球でも逆立ち等の軽業を見せていた。 なお、最終回のエピローグではその素顔を拝む事が出来る。 |
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一言モード1:アハハハハ!這い蹲って土下座して見せるんだよ、パイロット!やってみせて! | |
一言モード2:このボンボンは、馬鹿にするしがいがありそうだね…。 |
スエッソン=ステロ 愛称:スエッソン | ∀ガンダム |
声優:ウガンダ・トラ | |
ギンガナム艦隊に所属するマヒロー隊の隊長。甘いものと弱い者いじめが大好きな巨漢で、地球から来たミリシャを完全に野蛮人扱いして、迎撃の名を借りていたぶろうとした卑劣漢。ギンガナムをギムと呼ぶ場合もあることから、古くからの武門の名家出身と思われるが、それゆえ下層階級出身の者に対しては威張り散らしている。ミドガルド曰く「名家の威光をかさにきた水ぶくれ」。 これまでの訓練の成果として、モビルスーツの陣形にこだわりを見せる。しかし、マニュアル通りの戦闘しか出来ないため、その勢いと大言壮語に反して、大した戦果は上げることは出来なかった。 |
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一言モード1:フハハハハハ!卑しいお庭番ごとき輩は、マヒローの近くに居られるだけで有難く思え! | |
一言モード2:尻を尻と言うて何が悪い! |
アグリッパ=メンテナー 愛称:アグリッパ | ∀ガンダム |
声優:石丸博也 | |
黒歴史とムーンレイスの眠る冷凍睡眠装置を管理するメンテナー家の人間。ディアナ不在の際は月の執務を司っている。地球帰還作戦の間にディアナに取って代わることを画策し、また、帰還作戦によってムーンレイスに闘争本能が甦ることを恐れて、ディアナ暗殺を企てる。 策謀家であるが器は小さく、すぐに動揺して声を張り上げ、その仕草もどことなく女性的である(なお、その女性的な声は、兜甲児と同じく石丸博也氏が演じられている)。 リリのことを大層気に入っており、リリ曰く「嘗め回すような視線」で彼女を眺めたという。しかし、そのおかげでグエン達はすんなりと彼と謁見することで出来たのである。 最後は月の女王の名の下にディアナとキエルに処刑されそうになる(実際に手を下したのはミドガルドだが…)。 |
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一言モード1:毒を以て毒を制するか…くれぐれも、穏やかにな。 | |
一言モード2:あのヒゲのモビルスーツが地球文明を埋葬したことは、説明されている… 月光蝶という名前によってな。 |