第一話 銀河美少年

2010年10月3日(日)

STAR DRIVER 輝きのタクト 第一話 銀河美少年

スパロボOGジ・インスペクターに続き本日放映開始した「STAR DRIVER 輝きのタクト」。エウレカセブンのBONESが手掛ける秋ロボットアニメの新作です。

全体公式
http://www.star-driver.net/
MBS公式
http://www.mbs.jp/star-driver/

初回は無事視聴完了。こちらもキーワードだけ拾って備忘しとこうと思います。一応可能な限り今後も続ける予定。
(こちらは全国区なのであまりネタバレを自重しません。録画はしたけどまだ見てない、とかいう方はご注意を)。



【内容の超概要】
南十字島の学園へ編入するため、この島へ泳いで辿り着いた少年、ツナシ・タクト。彼は学園生活の目標として「青春謳歌」を標榜する一方、島の地下に眠る人型機械「サイバディ」を巡る戦いに関わっていくこととなる…




【感想キーワード】
1)異色の学園もの
2)ホンダ・ジョージさんへ合掌
3)存外ギャグじゃない「銀河美少年」
4)サイバディとゼロ時間
5)早くもブルーレイ



1)異色の学園もの
本作は学園もの+ロボットアニメを標榜していますが、年齢層は大分下がりますが「エルドランシリーズ」とか、同じく島学園ものってあたりで共通項のある「蒼穹のファフナー」と比べると大分イメージが違う印象。最たる理由は敵が同じ学園内の人物(教師とか生徒とか)という点でして、共通の敵に対して一致団結して立ち向かうとかそういうテンションではありません。それでいて作品の空気感は「ひぐらし」みたいに友人同士で腹の探り合いをするようなサスペンス的なものではなく、「青春学園もの」という底抜けに明るいテンションがしっかりとあるので、かなり不思議な感覚。今後一体どういった匙加減になるのでしょうか。

その辺りを可能たらしめる基本設定については、世界観解説での制作者インタビューで大分詳しく触れられております。
http://www.star-driver.net/wosd/the_world_of_stardriver.pdf
要約すると、「ゼロ時間」という限られた世界の中でしか動かせない「サイバディ」と呼ばれる巨大機械がある。それを現実世界に持ち出したい一派がいて、その目的を持っている者は秘密結社として暗躍。その一方、構成員は今のところそれを「現実世界の外で起こっていること」と処理していて、普段はごく普通の学園生活を営んでいる…という仕掛け。



2)ホンダ・ジョージさんへ合掌
1)に関連してですが。
前半で主人公のタクト君に親しげに話していた2年の先輩・ホンダさん。
後半では人攫いになり、秘密結社の幹部敵な立ち位置になり、そして駆けつけてきたタクト君に第1話にして粉砕される
イメージ的にはゼオライマー1話の耐爬というか、Gガンダム1話のミケロというか、まぁそんな役回り。しかし彼、上記の設定から考えれば、寮でも学校でも明日にはタクトと顔を合わせなければなりません。タクトに敗れたことで「スタードライバークラスを除籍」させられたというのに、一体どんな顔で(汗
これで「敗れた生徒は次週には放校されて影も形もありません」とかだと泣けますが、流石にそんなことはないでしょう。この辺りの空気感が如何に形作られていくのかには注目。



3)存外ギャグじゃない「銀河美少年」
トレイラーでは「青春を謳歌しようぜ!」「貴様、銀河美少年かぁぁ!」といったセリフが猛烈に浮いており、事前の印象では結構力押しの作品ではといった懸念もありました。
しかし上記の謎めいた空気感のおかげで、実際にこのセリフに遭遇してみると意外に違和感なし。オリジナル語彙の多くは天体絡みの用語でまとめ上げられている中で、「美少年」という突っ込みどころ満載の語彙を当ててきた真意はまだ不明ですが、こちらも今後の注目点。



4)サイバディとゼロ時間
サイバディの戦闘シーンは、タクトの「タウバーン」vsホンダさんの「アレフィスト」。時間は短かったですが、取りあえずは文句ありません(アレフィストの方はほとんど何もしていませんが…)。
しかしそれ以上に注目すべきは、本作のキモである「ゼロ時空」の発動シーンの方でしょうかね。手の込んだ演出は上述の謎めいた空気感の醸成に大きな役割を果たしている印象。



5)早くもブルーレイ
第1話にして早くも「ブルーレイ発売決定」…とCMでやってました。公式でも来てます。
http://www.star-driver.net/product/index.html
気が早いなぁ…

 

 

 

最終更新:2011年05月08日 20:11
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