例によって公式のあらすじ。
第5話(今週分)
http://www.star-driver.net/story/story05.html
第6話(来週分)
http://www.star-driver.net/story/story06.html
【感想キーワード】
1)少年サムの恋物語 その4
2)キラキラアイドル学園
3)タウバーンvsヨドック
4)マンドラゴラの花言葉
5)スタドラカフェ開店決定
今週はいささか取り留めなくて恐縮ですが、夜も遅いのでこんなところで…。
1)少年サムの恋物語 その4
またまた今週分をアップデートしました。
収納場所:→少年サムの恋物語
今週のはまた解釈に悩む内容…。
額面通り素直に受け取ると、今週の敵さんの欲望に忠実な行動(後述)にピタリ、とも見えますが、
この一連の物語、本来は銀河美少年・巫女・綺羅星の関係性を示唆したものと捉えるべきなはずで…。
最近ちょっと解釈が迷走中です。
2)キラキラアイドル学園
冒頭、演劇部員各名が学園中庭でストレッチ。それを見て黄色い声を上げる学園のその他大勢。
そして(モロネタバレ恐縮ですが)保健医のオカモト・ミドリさん=プロフェッサー・グリーンがスタドラパワーで若返った姿であるヒナさん、学園中の男子を虜に(尚、今週は保健医・ミドリさんの活躍回です)。
この辺りの展開を見て、今更ながら感じたことを一つ。
私今まで、「最近のアニメで見かけなくなった『キラキラ感』を目指している」…というこのアニメの方針を致命的に取り違えていたようです。
この作品が目指すキラキラ感とは、日常の学園生活が放つ輝き(「学生時代って楽しくて、毎日がキラキラしてたよね…」的なもの)に非ず。非日常の化身・古き良き「アイドル」に存在している輝きを指しているのですね。
実は今回の演劇部ストレッチを見てある漫画を思い出したのですが、その作品とは一条ゆかりの傑作「有閑倶楽部」。
「有閑」は学年屈指の超絶カリスマ生徒6人が主人公ですが、その6人は一般生徒とはランクの違う憧れの存在、いわば「アイドル」。実は「学園もの」でなくて、「学園を舞台にしたアイドルもの」といった方が適切な作品です。
本作の構造もこれに近く、スガタ、ワコにエンドウ部長といった演劇部員、ミセス・カナコや今週のヒナさん。そして勿論タクトも、皆「学園のアイドル」じゃないですか。何がキラキラしてるって、源泉は作品の世界観じゃなくて彼ら自身にあるわけです。
これは先に取り上げたエクスカイザーとはキラキラベクトルが違って当然。あれは等身大の主人公が周囲の世界に舞い降りた非現実のキラキラ感を楽しむ作品ですからね…。
しかしこう考えると、演劇部という舞台が設定された理由も一部納得。彼らはアイドルですからスポットライトを浴びるのがお仕事ということで、そうなると演劇部か生徒会ぐらいしか選択肢はないですよね。
無論、「演劇」に存する意味はそれだけじゃないとは思ってますが。
3)タウバーンvsヨドック
前述の通り、今回は保健医のオカモト・ミドリさんの活躍回。
サイバディ戦も彼女の操る「ヨドック」との対決となりますが、それも含めて今週のミドリさんの行動をおさえておきましょう。
・ミドリさん、自転車部のアオキ・ツバサ君を診療。ちょっとつれない感じ。
・ミドリさん、若返り姿で且つマンドラゴラの惚れ薬を使用、学園中の男子を虜に。尚、若返りパワーを使うと副作用で時空が部分的に歪むらしく、南十字島では地震頻発、火山噴火の危機も迫るが、彼女は自身の望みを叶えるために意に介さず。
・それだけに留まらず、学園中の目ぼしい美少年男子に誘惑の手紙。
・銀河美少年も誘惑されるが、辛くもそれを拒否。少し間を置き、ゼロ時空での戦いに突入。
・ヨドック、「科学ギルドの新兵器」攻撃先読みシステムで美少年の攻撃を全て回避、優位に立つ。
・余裕のミドリさん、「モードチェンジ」発動。更なる新兵器か…と思いきや、謎の「お楽しみモード」。スキャン能力で美少年の躯体を嘗めまわすように鑑賞
・ …していたら、銀河美少年の十文字斬りがモロに直撃。美少年に見惚れて敗北という衝撃の結末。
・美少年「なんだ?えっ、なんだなんだ…?」
・保健医の職務に戻ったミドリさん、ちょっと落ち込み気味…と思ったら、ツバサ君が何故かミドリさんの下へ。ツバサ「実は…先生の事が…」。ミドリさん、もう負けたこととか吹っ飛んでウキウキ状態。
…………おおおおう。ヨドック、もうどうでもいい感じだ。今週はギャグ回と捉えても差し支えないのでは。
しかし今週、彼女の行動の過程で数点重要と思われるファクターが明らかになってます。
①今回初めて「敗北しても普通に日常生活に戻った綺羅星」の姿が描かれました。想像以上に何事もなかったかのように日常に戻ってます。
②ニチ・ケイトさんとミドリさん、化学部室での一幕を見ると、互いに綺羅星構成員だってことには気づいていなかった模様。
以上の点から、綺羅星仮面をつけている間の十字団は、従前からの想定通り「綺羅星としての役割を演じる役者」とでも呼ぶべき状態で、日常生活とは完全なすみ分けが行われている模様。
4)マンドラゴラの花言葉
今回のシナリオタイトル「マンドラゴラの花言葉」、結局話中では何だったのかが分からず、調べてみることに。
(Yahooにて「マンドラゴラ」を入れたら「花言葉」がセットで出てきたので、同じ発想で検索をかけた人は多数と思われます)
辿りついたページはこちら、それによれば花言葉は「恐怖」と「眩惑」なのだそうで(どこの国の花言葉かは書いてありませんので、別の国の花言葉は違う…ってことはあるかもしれませんが)。
http://www.4hana.com/kotoba/267.html
「眩惑」はまぁ納得ですが、「恐怖」…?こちらは無視すべきなのかな。
5)スタドラカフェ開店決定
公式:http://www.star-driver.net/special/cafe.html
『11月12日より秋葉原のキュアメイドカフェ、QUEEN DOLCEとWonder cafe各店で開催決定!』
『今回は南十字学園編!
タクトをはじめ、スガタやワコ他、南十字学園のメンバーにちなんだオリジナルメニューを期間限定でご提供いたします。
オリジナルメニューを頼むとここでしかもらえないタクトのコースターをプレゼント!』
…とのこと。
しかしまぁ、毎週何がしかの新展開情報を投下してくる、このオセオセ感は凄いの一言。