第7話(今週分)
http://www.star-driver.net/story/story07.html
第8話(来週分)
http://www.star-driver.net/story/story08.html
【感想キーワード】
1)グリーンしれっと復活
2)ワコ婆初登場
3)タウバーンvsカフラッタ
4)エンペラースガタ
5)少年サムの恋物語 その6 / 二兎は追えない
1)グリーンしれっと復活
さて今週は、スガタが王のサイバディの第一フェイズ「王の柱」を発動させた、その翌日から。
この日は王の柱の発動を受けて綺羅星の緊急総会が開かれましたが、そこにしれっ…と、
先々週美少年に見とれて敗北したプロフェッサーグリーン(=オカモト・ミドリさん)の御姿が。
サイバディ戦に敗北するとスタードライバー資格の除籍処分の憂き目にこそあうものの、綺羅星としてのポジションを失うわけではないようです。
(少々先取りですが、今週は第1話のホンダさん、第2話のゴウダさんも綺羅星姿で再登場します)
2)ワコ婆初登場
スガタ君が意識不明の重体に陥ったため、意識回復祈願(禊)のために学校を休むワコ。
エンドウ部長に励まされて彼女の様子を見に行くタクト、そんな彼の前にワコの婆ちゃんが姿を見せます。
かつての巫女ということもあり、このご老体、何か知っている臭がプンプン。タクトに「タウの紋章」のことを尋ねておりました。
そう言えば、タクトには銀河美少年としての心得を学んだ爺ちゃんがいるはず(まだ未登場)ですが、ひょっとして…
先週の妄想であるところの「嘗ての銀河美少年と想い人」というストーリー、意外に昔の話じゃないのかも…と更に妄想してみたり。
そして婆ちゃん、サカナちゃんの言っている事は最近良く分からないので、解説してくれませんか…(→5)へ)
3)タウバーンvsカフラッタ
今週のサイバディ戦、先週はかからなかった「モノクローム」がきちんとかかりました。
個人的感想ですが、目下この作品で最もキラキラしている部分は
「①モノクロームが流れる
→②綺羅星、電気棺でアプリポワゼ
→③ゼロ時間発動
→④美少年、アプリポワゼ」
の一連のシーケンスだと思うのです。通常のロボットシーンで言う所の発進シーンというか合体シーンというか、所謂お約束シーン。
型通りで構わないので、ここは毎回欠かしてほしくないですね。
(「異界への召喚シーンが超目玉」&「宇宙何某という単語のキラキラ感」という2要素…ひょっとして、宇宙刑事シリーズを意識しているのでしょうか?)
少々話がそれましたが、今週はヤノさんのサイバディ「カフラッタ」。
彼女は海女さんのようで泳ぎが得意、このサイバディもそれを活かしてゼロ時空を泳ぎ回って攻撃してきます
…が、決着は一瞬、タウバーンの得物で真っ二つ。二刀使う間でもなく半身に裂かれてしまいました。
彼女にはこれと言った見せ場はなく、少々残念な退場。
4)エンペラースガタ
今週のゼロ時空はむしろ、スガタ君が召喚されるための舞台としての趣強し。
ゼロ時空でのサイバディ戦の毒気にあてられたか、スガタ君は意識を取り戻します(ここまでは大方の想定通りの展開でございましょう)。
そしてゼロ時空から戻った彼の前に、ホンダさんゴウダさんを引き連れたシナダ寮長/スカーレットキスが参上。
彼女が言う事には、第1隊:エンペラーのトップの座を用意しているので、是非綺羅星入りしてほしいと。
綺羅星、なんと王の懐柔作戦に乗り出しました。
しかし虚ろな眼差しのまま反応のないスガタの様子に、彼女は作戦変更。第2話でも披露済みの「人を操るキス」を敢行します。
その後元の意識を取り戻したかに見えたスガタですが、明らかに様子が変。キス魔の力が彼を惑わしていることは疑いの余地もありません。
そして予告を見る限り、来週はいよいよ銀河美少年と王様がサイバディでの殴り合いに突入する模様。
作品的には多分、学園物定番の「男同士の友情確認のための大喧嘩」の系譜に属する展開なのでしょうが、
ロボットアニメの視聴者としては、今まで美少年が強すぎて物足りなかったサイバディ戦、めくるめく激闘がようやく実現しそう、という点の方が重要。これは見ものですよ。
5)少年サムの恋物語
その6 / 二兎は追えない
更新分: →少年サムの恋物語
さて、毎週お約束のサム物語、今週は意外な展開を見せます。主要部分抜粋。
「…あの銀河の船を譲ろう。
 …だが若者よ、イカ刺しサムよ。心して聞くがよい。
 あの船を動かすには、お前が恋する少女の赤い血を、一滴残らず、そのエンジンに注がねばならぬ。
 そう、恋する少女を殺さねばならん。」
スガタ=王様ラインからの話が来るのかと思いきや、今週の主題は「銀河への旅立ちと少女生存は二者択一」という方でした。
物語の導入部(第2話)を受けた内容としては分かり易くはあり、サイバディ封印のために巫女は島から出られない、というこれまでの展開ともそう大きな矛盾はありません。
しかし、物語ではこの時点でイカの王様(=王のサイバディ)が倒されているので、それでも尚銀河に旅立てない(=島から出られない)ということは、やはりサイバディ云々以外に、少女(=ワコ)を島に縛る「何か」が存在していると考える方が妥当。
それこそ島の外に出たら問答無用で巫女は死ぬぞ!ぐらいの強烈な何かが。
しかしそれが何なのかは今のところ全く想像つかず。ワコ婆ちゃんには是非この辺りを解説願いたいところでありますが、それはまだまだ先の話でしょうな…。