第八話 いつだって流星のように

2010年11月22日(月)

STAR DRIVER 輝きのタクト 第八話 いつだって流星のように

ジ・インスペクターStage.8も含め、3連続での感想2分割。もっと短くしないとなぁ…。しかし2,000字/1記事って制約は少し厳しくないか?



第8話(今週分)
http://www.star-driver.net/story/story08.html


第9話(来週分)
http://www.star-driver.net/story/story09.html





【感想キーワード】
1)少年サムの恋物語 その7 <完結編?>
2)捕らえたサカナを海へリリース
3)ピンク髪新人のミズノさん
4)タウバーンvsページェント(ザメク仕様)
5)調子が良さそうで何よりのミドリさん

今週はいろんな意味で節目回です。ジ・インスペクターもそうですが、全体の1/3に来ているからでしょうか。




1)少年サムの恋物語 その7 <完結編?>
過去分:→少年サムの恋物語

毎週恒例のサム物語、今週は開始早々に組み込まれております。そして第一声でいきなり…
サムは少女を殺した
!?
結局殺した…だと…?

そしてその後。
「船は、サムを乗せ銀河の世界へと旅立つ…
 けれどもすぐにサムは気付いた。
 あれほど憧れた銀河の世界…だが、それらの星々は生まれ育ったあの魚の惑星と、どれほど違いがあるのだろう。
 あの魚の惑星も同じ銀河の星の一つ…銀河は遠い世界ではなく、サムは最初から、その眩い世界に住んでいたのだ。
 では、何のために、サムは少女を殺したのか…」

少女はスルー。完全スルー。そしてこれを聞いたヘッド曰く「ここで終わりなのか?」。
これはヘッドのみならず、視聴者的にもそう突っ込みたい箇所です。
「殺した少女の亡骸をその手に抱いて、サムは頬を涙で染めた」とか、そういう展開ではなく、「意味がなかった」程度の認識なのか…「少女」がその程度の存在なのだとすると、今まで大前提としていた少女=巫女の図式には再考の余地がありそう。
今週分の趣旨的には、ワコ&スガタの島から出られないことへの苦悩に対する「島から出ることにどれほどの意味があるのかね?」という逆説の提示なのだと思いますが、それ以上に分からんことが増えたなぁ…。




2)捕らえたサカナを海へリリース
そして更に、今週遂にヘッドとサカナちゃんが動く。
上記のサム物語を聞き終えたヘッドは、何と捕らえていたはずのサカナちゃんを鳥かごから解放します。
そしてサカナちゃん、その足でフェリー乗り場に向かい、フェリーで島から出て行ってしまいます。何ぃぃぃ!?巫女は島から出られる…のか!?

サム物語しかり巫女の役割しかり、数々の謎を残したまま、物語から一時退場となったサカナちゃん。そして何より、サカナちゃん退場ってことは今後アプリポワゼの場面でモノクロームがかからないってことじゃないか。これだけは毎週欠かさないでと先週書いたのに(泣
若干感想の軸がずれてる気もしますが、これは大きな転換点だと思うなぁ…。




3)ピンク髪新人のミズノさん
その一方、退場となったサカナちゃんの穴を埋めるためなのか、ピンク髪の新人さんが参戦。その名もヨウ・ミズノさん。
第一印象は、ロボットアニメで言えばGガンのアレンビーというか、キンゲのシンシアというか、そんな役どころを受け持つ感じっぽいです。本格参戦は来週からの模様。






4)タウバーンvsページェント(ザメク仕様)
今週のメーンイベントは、予想通りタクトvsスガタ。タクトのタウバーンに対し、スガタが駆るはスカーレットキスのサイバディ、ページェント。
キス魔能力でスガタを操っているはずのスカーレットキス/シナダ寮長ですが、どうも王様スガタさんには能力の効きが悪かったようで、スガタさんはページェントのコントロールを乗っ取り、ザメク仕様にパワーアップした上で戦闘開始。シナダ寮長、完全に咬ませ犬状態で涙目…。

で、戦闘の展開ですが、まぁよくも悪くも事前予想通りで、剣とかビームとかそういう卑怯技は一切使用せず、ひたすらにサイバディ同士のステゴロが展開されます

要するに、既存作品で言うならばマクロスプラスの『イサムvsガルド』とほぼ同様の、典型的な男喧嘩展開と思っておけば良し。直前、スガタは自身とワコの枷やらそれに対する想いの丈やらを吐露し、タクトもそれに応じて意味深なセリフをぶちまけたりしておりますが、ここは殴りあいに花を添える味付け程度に思っておけば良いように思いますね。

で、喧嘩終了後、ゼロ時間から戻って夕陽をバックに目を合わせる2人。う~む、見事なまでに予想通りの、学園モノ的男喧嘩展開だ…。

一応、その他気になった点だけ軽く備忘。
・殴り合い自体のクオリティは高く、過去分よりは戦闘シーンとして満足感あり
・スガタの刃物は「ワコを守るためだ」宣言…刃物が必要なほど深刻な事態がワコの身の周りにあったのか?
・ゼロ時間から戻った男2名、息を整える時間がやたら長くなかったですか…?
・結局スガタ君の先週からの変貌は、スカーレットキスの能力が「少しだけ効いていた」せいで、それは今週、男同士の殴り合いで解除されたってことで良いのかな?







5)調子が良さそうで何よりのミドリさん
こんな感じで作品の潮目が変わりつつある中、相変わらずなのがプロフェッサーグリーン/ミドリ先生。
周りの皆から「調子が良さそう」と言われる彼女、5話で引っかけたツバサ君との仲が良好らしいです。いやぁ、すげえ平和だ…。

 

 

 

最終更新:2011年05月08日 20:29
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