スーパーロボット大戦OGジ・インスペクター Stage.10 月下に妖精は舞う
昨晩は宴会帰りのため、激しく酔いが回っている中で視聴記録を書いておりました(宴会ゲーム・絵を描いて他の人に当てさせるゲームで、「マジンガーZ」というテーマをいただきました。すっかりそういうキャラクターが定着したようだ私、笑 )
起きて読み返しましたら、何か怪しさ満点の乱文になってましたね…ご容赦下さいませ。現在の私は至って正常でございます。
【内容の超概要】(OGsベースで、直近5話)
Stage.6 桜花幻影 / 第17話(地上)「桜花幻影」
Stage.7 黒い潜入者 / 第21話「亡国の姫君」(八房アレンジ)
Stage.8 凶鳥の眷族 / 第15話「誰がための盾」+第16話「疑惑の宇宙」+第22話「星から来るもの」+第23話「第三の凶鳥」(メイン)
Stage.9 インスペクター / 第24話「テスラ研脱出」+第25話「流星、夜を切り裂いて」
Stage.10 月下に妖精は舞う / 第27話(ヨーロッパ)「超音速の妖精」
【見どころキーワード】
1)空前絶後の大所帯!
2)アラド、遥か遠く
3)良識派ユウvsしれっと新型機ブリット
4)やられリオン・バレリオン・ガーリオン・重力リオン
5)月下に舞い踊る妖精
ネタ回かと思ったら存外シリアス回でした。そして今回は戦闘シーンがとにかく盛り沢山。
1)空前絶後の大所帯!
前話でハガネとヒリュウ改が合流し、空前の大所帯となった自軍パーティー。今回はそのほとんどに戦闘シーンが用意されています。ざっと列挙するとこんな感じ。多いな…。
・ゲシュペンストMk-II(カイ)
・ゲシュペンストMk-II(カチーナ&ラッセル)
・ズィーガーリオン(レオナ)
・ジガンスクード・ドゥロ(タスク)
・エクスバイン(多分リョウト)
・サイバスター(マサキ)
・ヴァルシオーネ(リューネ)
・R-1(リュウセイ)
・R-2パワード(ライ)
・アルトアイゼン(キョウスケ)
・ヴァイスリッター(エクセレン)
・アンジュルグ(ラミア)
2)アラド、遥か遠く
大半の機体が1カットずつでも見せ場を用意してもらっている中で、いささか不憫だった機体&パイロットについて。
1.アステリオン 今回は格納庫で待機。
2.エクスバイン 本当に1カットだけ&リョウト映らず&AMガンナー未登場。第8話でハッスルし過ぎたか…
3.ヴァルシオーネ 後述する重力リオンの攻撃に対し、サイバスター共々やられシーンを提供する役。第8話の登場の仕方のせいでやられ癖が付いてしまったのではないかと、ちょっと心配…。
4.アラド ヒリュウ改合流でビルトビルガーも届いたはずだし、アルブレードのシートも空いているはずなのですが、相変わらず独房から出てこれず。参戦はまだか!?
3)良識派ユウvsしれっと新型機ブリット
味方が大勢な一方、今回はDCサイドもなかなか頑張っております。筆頭はDC遊撃部隊のエース・ユウ君で、相変わらずガーリオン一筋で前線に立ちます。
それに相対するは、クスハとペアでしれっとグルンガスト参式に乗り換えているブリット君。乗機が量産型ビルトシュバインではいささかガーリオンカスタム相手には分が悪かったように思いますが、今回の乗り換えで機体性能はようやく互角と言える状況になったかと。互いに因縁の相手として激しい戦闘を展開します。
4)やられリオン・バレリオン・ガーリオン・重力リオン
また、今回はDCのアーマードモジュール・リオンの活躍が光る回でもあります。
これだけ大量に搭乗する味方機を引き立てるために、「軽々と撃ち落とされる」まさに時代劇の切られ役のような役目を忠実に果たしてくれるノーマルリオン。
続いて、より防衛戦向きの機体ということで、同じく大量に搭乗して射撃を雨あられと降り注がせるバレリオン。
更には上述の、ユウ搭乗のガーリオン。
そしてリオン軍団の真打、どう見ても特機クラスの重力兵器搭載型の超大型リオン、その名もグラビリオン、堂々の登場!!!
重装甲に高火力の典型的な単独侵攻用巨大兵器(マブラヴの登場メカ「スサノオ」の頭に悪役面を乗っけたような印象です)。グラビティ兵器のわずか一撃で、味方部隊は一気に劣勢に立たされます。アーチボルドさんは益々絶好調に。
5)月下に舞い踊る妖精
そして本日の大トリを務めるのは、シャイン王女とラトゥーニの駆る「妖精」ことツインフェアリオン!!
月下の登場はラピエサージュ、サイバスターに続いて3例目。何度見ても月下っていうシチュエーションは機体の魅力を倍加させますね。素晴らしい。
妖精は敵の攻撃を回避しながら有り得ないアクロバット飛行を実演(原作通りではあるのですけど、2機同時にこんなアクロバット操縦を行っているとは、ラトゥーニ乙…。)、その間に他の機体も総動員で重力リオンの顔面部分に集中攻撃→撃破成功。アーチボルドは撤退し、無事リクセントの奪還に成功します。
その他、本件での見どころを3点。
・Fairy Dang-Singは歌詞付き挿入歌として流れます
・フェアリオンの戦闘は高機動の描写が中心で、ロイヤルハートブレイカーの再現成分は若干薄いのですが、大いに話題を読んだゲーム版カットインはキッチリ再現
・そしてグラビリオンへの止めには、フェアリオンと僚機の更なる合体攻撃描写!
全体としては、繰り返しになりますが、ネタ分よりも正統派の「熱い戦闘」という印象が先に立つ、渾身の力作だったと思います。
8話といい9話といい、戦闘シーンはまるで息切れ感を感じませんね。スタッフの皆さまのこだわりの賜物でしょう。素晴らしい。
…………次回、Stage.11「ハルパーの鎌」へ続く。
暫くご無沙汰していた政治家ネタであることは分かり易いんですが、見どころのイベントは想像しにくいですなぁ…。一気にラミア自爆まで行く流れとは考えにくいし。
ひょっとして子安声のあの人とかが出て来ないだろうか…?