Stage.13 楽園からの追放者

2010年12月25日(土)

スーパーロボット大戦OGジ・インスペクター Stage.13 楽園からの追放者

【内容の超概要】(OGsベースで、直近5話)
Stage.9 インスペクター / 第24話「テスラ研脱出」+第25話「流星、夜を切り裂いて」
Stage.10 月下に妖精は舞う / 第27話(ヨーロッパ)「超音速の妖精」
Stage.11 ハルパーの鎌 / 第26話「現れた『影』」(サブメイン)+第33話「壊れた人形」(まだ壊れない)…他。
Stage.12 シャドウミラー / 第26話「現れた『影』」(続き)+第30話(ヨーロッパ)「仕組まれた子供達」+第33話「壊れた人形」(壊れる)
Stage.13 楽園からの追放者 / 第35話「楽園からの追放者」




【見どころキーワード】
1)闇夜を駆ける漆黒三羽烏
2)ヘリオス出陣
3)海より出でし斬艦刀
4)存外クールなシャドウミラー幹部
5)アインスケ再臨?

本話は年内最後(晦日は放送お休みです)にしてちょうど折り返し地点。
Aパートが相変わらずフルブースト、そして今後の展開をいろいろと想像してしまう回でした。



1)闇夜を駆ける漆黒三羽烏
前半は新規機体が立て続けに参戦、戦闘描写は相変わらずカッ飛ばしております。
先陣を切るのは、原作通りの展開で無事に保護(&修理)されていたラミア。
そして舞台は例によって夜。夕闇に舞い散る天使の羽…というのもアリだったとは思いますが、やはり今回はこちらに乗ってきましたね。
黒マントの侍・ヴァイサーガ!!

キョウスケとの戦いもそこそこに帰還、残念ながら「貫け、奴よりも速く」展開の再現とはならず、
(というか、元々ソウルゲインは今修理中だし、はなっから無理でしたね…)鬱憤の溜まっているアクセル隊長との剣戟を繰り広げます。
さすがのアクセル隊長、機体のサイズ差にも関わらずラミアを押しこみますが、カバーに割って入ったのが2体の漆黒機。
1体はトロンベ兄貴の新愛機・ガーバイントロンベ。そしてもう1機は、勿論あの機体…「漆黒の亡霊」です。




2)ヘリオス出陣
こちらもまた、7話でお披露目したファーストタイプを継続使用(GBA版OG2ではその展開でした)っていう可能性もあったかな、とは思ったんですが、やはりこの曲・この機体・そしてこの人の組合せは誰しもが期待するところですよね。しっかりやってくれました。

BGM:英雄戦記
乗機:ゲシュペンスト・タイプRV

ギリアム=イェーガー、颯爽登場!!

しかも今回、神BGM「英雄戦記」の流れる時間が比較的長くて満足でした。
そして今回も撃ち放題だったメガバスターキャノン、ゲームではめっさ強かったっけ。この曲聞くと想い出が甦りますねぇ…。




3)海より出でし斬艦刀
本日のハイライトは何と言ってもここでしょう。

海中から突如として超巨大な斬艦刀がそそり立つシーン

後から思えば、なぜこんな形で剣を突きあげる必要が…?とも思うのですが、
この構図にはそんな細かい詮索を吹っ飛ばすインパクトがあります。是非ご視聴あれ。
で、その後に姿を表すのが、13話にして遂に参戦の親分&グルンガスト。
(※参式は既にブリット達に預けられているので、参式ではないということになったのでしょう。
 しかし今回の機体、零式には見えないし、通常のグルンガストはイルムが乗ってるし…正体は一体何者?)
おあつらえ向きに周囲を取り囲んだシャドウミラー量産機を一刃の下に薙ぎ払い、Bパートでは勢いそのままにスレードゲルミルとの斬艦刀×斬艦刀対決に突入します。




4)存外クールなシャドウミラー幹部
山場としてはこんなところで、残りは原作準拠のシナリオ消化が淡々と進みます(主にラミアの告白とか)。
概ね原作通りなのですが、そんな中でも気になったところが数点。一点目が、シャドウミラー幹部の面々の反応です。

まず、逃亡ラミアが姿を表した際のヴィンデルの反応……というか、ノーリアクション
今回は「なぜ奴が外に出ている!?」「あら…逃げられちゃったわね」的なやり取りがなく、ヴィンデル大佐は存外冷静。
次に、アクセルとウォーダン。レモンからの撤退命令に、いずれも即反応。
目の前にキョウスケ&ゼンガーという宿敵がいるにも関わらず、これまたかなり従順。

まぁ、尺の問題でカットされたという線が一番濃厚なのですが、特にアクセルの反応に関してはそれだけではない気もするのです。





5)アインスケ再臨?
二点目、ラミア独白の内容。
シャドウミラーがこっちの世界に来たのは、向こうの世界のベーオウルフ・異形と化したキョウスケ大尉(通称・アインスケ)の大暴れのせいです…
という話で、内容自体は原作通り。しかし何と言うか、ネタのクローズアップのされ方に違和感が。

……そう言えば、いろいろ思い当たる節はあるのです。


・前作DWでは冒頭にディストラ登場のサプライズ → 最終話で再臨し、DiSRX誕生というビッグサプライズの実績あり。
 そして本作・ジインスペクターの冒頭は、アインスケvsアクセルでの開幕だった。
・ソウルゲインの修復が未だに完了していない。プランタジネットで投入されるにしても、見せ場がもう一つ足りないのでは。
・アインストで今のところ登場しているのは、アインスケとザコ敵だけ。
 レジセイアどころか、アルフィミィすら未だに登場していない。登場はするにしても、黒幕感を発揮するには尺が足りないのでは…
・(今話)OG2→OGSへの変更以上に冷静さの漂うアクセル隊長。


ひょっとして、第1話で死んだとみせかけたアインスケがこちらの世界に転移してきて、本作のラスボスを張る、っていう筋書きではないでしょうか?

また、少なくともアクセルについては、死なずにアインストとの最終戦で共闘っていう線はかなりの確率であると思われます。
更に言えば、レモンが死んでいながらアクセルが共闘するって線は考えにくいので、となるとレモン生存の可能性もゼロではないのでは。
こうなってくると、もうヴィンデルやウォーダンの(恐らくは尺都合故での)性格軟化すら、死亡回避フラグなのではないかと妄想してしまったり…。

というわけで、折り返し地点での結末予想はこちら。

ラスボス(アインストの総元締め)として登場するのはアインスケ
 vs 
ハガネ・ヒリュウ隊とシャドウミラーがまさかの共闘


本命とまではいきませんが、対抗ぐらいの線で有り得る展開だとは思っているのですが。さて、どうなるでしょうか…?






…………次回、Stage.14「汚れのないその瞳で」へ続く(久々にMAXONの歌詞から採用ですね)。
ぱっと見「紅の幻想」展開のように見えますが、「招かれざる異邦人」展開でのマイ登場を経ていないのに、どんな展開になるのか…?という点に注目。
後はアンジュルグの行方。描写はないですが、恐らくは原作準拠で投棄されたのでしょう。次回以降、ラミアはどちらに乗るんでしょうね。

 

 

 

最終更新:2010年12月25日 11:58
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