第十四話 アインゴットの眼

2011年1月10日(月)

STAR DRIVER 輝きのタクト 第十四話 アインゴットの眼

ジ・インスペクターに続き、スタドラも遂に第2クールスタート。
コードギアス外伝亡国のアギト本格始動とか、「宇宙ショーへようこそ」Blue-ray&DVDリリース決定とか、長いことスルーしてたガンダムUCのEpisode-3ネタとか、ロボットSFアニメ界も大分忙しい感じになって参りましたが、それは明日に回すとしまして、今日はとにかくスタドラ後期1発目をしっかりと。



第14話(今週分)
http://www.star-driver.net/story/story14.html


第15話(来週分)
http://www.star-driver.net/story/story15.html




【感想キーワード】
1)新OP&新ED
2)OP・ED ガチ分析とネタ要素
3)拾いきれないネタと神話前夜キャスト
4)タウバーンvsアインゴット
5)大荒れ綺羅星総会





1)新OP&新ED
後期初回となるスタドラ、ジインスペクターとは異なり、OP・ED共にそれぞれ変更。
OPはnineの「shining☆STAR」、EDはSCANDALの「Pride」
いずれも公式HPに情報アップデートされております。こちら↓
http://www.star-driver.net/music/index.html

いずれも清々しさに溢れた良曲、単に曲が変わったという事実以上に清新な気持ちにさせてくれる、第2期の幕開けを飾るに相応しい曲かと思います。

※余談…
そうそう。公式HPと言えば、後期入りしたおかげか漸くサイバディ情報がアップデートされました。
・その1、第7話で登場したヤノさんと彼女のサイバディ、「オ「ン」ディーヌ」で「カフラッ「ト」」だったらしい。ほんと私の耳は当てにならんorz
・その2、これまで登場したサイバディと照らしあわせたら、ワタナベ奥様のベトレーダのみ出ていない。何故はぶられた…?



2)OP・ED ガチ分析とネタ要素
曲の変化に合わせて、OP・EDもいろいろと内容が変わっております。後期の展開を想像させるシーンもいろいろと追加。

1.ザメク(らしき青色のサイバディ)とタウバーンの剣戟。これはOP・EDの双方に入ってます。これはOP用の単なる「演舞」って可能性が1つ、そして、スガタがもう1度敵に回る可能性がもう1つ。そう推測させる材料はありすぎるほどあるんですよね…。
<材料>
・ザメクと思しき機体のシルエットはかなりタウバーンに近い。電童×凰牙のように、同種の機体は一度は反発しあう定め。
・今週の戦闘結果もそうなのですが、タクトとスガタが共闘している限り、どんな強敵が出てきてもタウバーンの牙城が崩れる気がしない。
・ヘッドとの交流が続き、綺羅星とのコネクションが出来つつあるスガタ。そして未だ埋まらぬ第1隊隊長の椅子。


2.OPにエンドウ部長参戦。これはあれでしょうか、エンドウ部長黒幕展開のフラグでしょうか?第2話時点で漠然と抱いていた印象(第二話 綺羅星十字団の挑戦)がまさかの実現…?(途中で校長黒幕説に浮気していたのは内緒…。)
巫女絡みの人たちの後という紹介位置からするに、まだ一人残っている巫女絡みでの重要人物という可能性も濃いとは思いますが(しかし公式HPのキャラクター紹介順は、綺羅星幹部の中に紛れていたりする)。いずれにせよ、このまま何もなく終わる人物ではないとは思います。


3.OPに超・超巨大サイバディがシルエットで登場。恐らくはこいつが本作のラスボスとなるのでしょう(ガンソードで言うところのバースデイみたいな位置づけの機体なのでしょうな)。これについては今後の展開を待ちましょう。

以上がガチ話。で、1点だけ曲にかかるネタ話。

第10話で初紹介されたミズノさん姉妹のお部屋、今週の時点でも特に模様替えされておりませんでした。



……壁に貼ってあったAQUA TIMEZのポスターもです。



そのうち発生するであろう模様替えイベントに期待。





3)拾いきれないネタと神話前夜キャスト
OPトークがやけに長くなってしまいましたが、本編Aパートもネタが多すぎて拾いきれんです。
…まぁ、一言で纏めるなら「キスシーンを巡ってのミズノさんのてんやわんや」。キスシーン前振りということでミズノさんマリノさんの部屋にタクトがおじゃましてみたり、でもってミズノさんマリノさんにブーストがかかったり、ワコの妄想があらぬ方向に行ったり、若さの奔流を「ヤングガンガン」と口走ってみたり…とか。まぁそんな感じ。

その全ての元凶となっているのが演劇「神話前夜」ですが、今回どんな役があるのかが明らかに。

・少年マルク → 多分タクト
・少女クレイス → 多分ミズノ
・青年コルムナ → 性別的に、多分スガタ
・魔女アイン
・女王ネムル
・エントロピープル


まぁ、名前しか分かっておりませんので、内容は今後の展開待ちなんですけどね。てか、エントロピープルって何?エントロピー?

……しかし、OPを踏まえての今後予想、更にミズノさんの今後がどうも不安定(後述)であることを考えると、果たしてこの演劇はきちんと初演を迎えられるのか。現時点ではそれすらも定かでないと思うのですが。



4)タウバーンvsアインゴット
さて、すったもんだの末、今週遂にサイバディ「アインゴット」が復活。
ミズノさんを守らんとするマリノさん/マンティコール、気合一閃でアインゴットの再生を成功させました。
このアインゴットは従前からの説明通り、その「眼」で巫女を感知する能力があり、今回の起動はそれによりニシの巫女を探索することのみが目的でした。なのでタウバーンとの戦闘は行わない


………予定だったのですが、このサイバディ、制御に成功したと思われたマリノさんを飲み込んで暴走。美少年と綺羅星、双方に牙を剥きます。その様は明らかにこれまでのサイバディとは異質な邪悪なもので、綺羅星も「このサイバデイを復活させることは正しいのか」との疑念を抱く始末。また、ワコとスガタの過去の記憶の中にもこのサイバディは存在しており、物語の進行上、何らかの鍵を握る機体であることは間違いないようです。その膂力も半端ではなく、タウバーンを圧倒します。


しかしですね。これだけ思わせぶりな登場をした機体であるにも関わらず、これはヤバイと戦線に介入したスガタの「王の柱」一撃で半壊、そして美少年の銀河十文字斬りの一撃でKO

ワタナベ奥様、シナダ寮長、そして暴走アインゴット。もうこれだけ実例が揃えば断言してもいいでしょう。美少年とスガタが揃っている限り、絶対に負けはない。敗北寸前の窮地すら発生し得ない……と(言い換えるなら『DEATH NOTEの月・L共闘編』みたいなもの。絶対負けない)。
つまり、スガタは今後、もう一度必ず敵になると思います。後はそれがいつになるか…というタイミングの話だけで。




5)大荒れ綺羅星総会
さて、そんなこんなであっさりとKOされてしまったアインゴット。
しかし「アインゴットの眼」はきちんと動作しておりました。マンティコール/マリノさんはその結果を総会で報告するわけですが……。

「ニシの巫女は居なかった……アインゴットの眼を通して確かに見た」

ええ~………ミズノさんを「守る」ってそういうやり方ですか。
確かにアインゴットを通じて作業が出来るのが自分だけであれば「言ったもん勝ち」なのかもしれんですが。しかしこの嘘は薄い。薄すぎる。

ここでニチ・ケイト/イヴローニュさんが満を持して登場、彼女の報告にニヤリ。彼女は「ザメクの印を持つ者が生まれた年には、必ず島に4人の巫女が生まれるという理」を知っており、逆に彼女が嘘をついて守らなければいけない人物こそがニシの巫女であるとの確信を持ちます(次回予告のカットからするに、早くも来週ミズノさんに危機が迫る様子。……実はマリノさん身代わり説、もあり得るかなぁ、と妄想していたりもするのですが。今週のネタフリ的に。)

加えて、今週遂にヘッドさんが現場復帰。未だその力を出していないケイトさんとつるんで、ミズノさん絡みでいろいろ行動を開始する様子です。
本人曰く「2番目の祭が始まる」
ワタナベ奥様曰く「あなたが戻ってくるのを見ると、第3フェイズが近いのを実感するわね」。
更に絵を通じて交流を深めたスガタには「俺は一度、是非君の肖像画を描いてみたいんだが」と、本日ついに直接勧誘。
充電期間を終えて後期に入り、もういろいろとやる気が漲りまくっております。




前半はネタ成分満載でお送りしてきた本作、本編の方もいよいよ荒れ模様になってまいりました。残り半分、一体どんな展開が待っているのでしょうか。

最終更新:2011年05月08日 20:38
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