バス好き高じ運行会社

日経11/10文化面 バス運航会社「銀河鉄道」社長、山本宏昭氏
※以下、カッコ内・太字は管理人補追部分。


  • 実家の前がバス停だった。そこを通るバスを、私は幼いころから夢中で見てきた。
  • (子供のころからバスに乗った時、運転士の動作を目で追っていて)家に帰れば、シミュレーションを行った。(中略)その積み重ねが後に、驚きの結果を生んだ。22歳のとき、大型2種免許を一回の試験で取得したのだ
  • 大学卒業後、私はバスの運転士になろうとするが失敗する。(中略)節約等を重ね23歳で中古バスを購入した。/うれしくて、しょうがなかった。休日は朝から晩までバスを磨いた
  • 「愛車を、大手を振って走らせたい」。私は起業を決断。バス会社「銀河鉄道」を99年に興した
  • (東村山市コミュニティバスの運営事業者選定について)7社のコンペが開かれ、私の会社も実施主体の一つに選ばれた。/運転士10人未満の小さな会社が、なぜ大手に交じって選ばれたのか。後で市の関係者に聞くと、こう考えたらしい。「バス好きな社長がやるんだから、いい加減な仕事はしないだろう」。私の趣味は東村山市で有名で、それが役に立った
  • 私は鉄道と肩を並べるくらいにバスの信頼度を上げたかった
  • 今のところ路線バスは成功していない。通学バスや観光バスの収入を充てて路線を維持している。/私の月給は10万円、休日も働きづめ。それでも、喜びが多い人生だといえる。好きなバスの仕事で人さまの役に立っている実感があるからだ


好きであってこそ耐えられる重労働、好きだからこそ高まるクオリティ。こういう仕事は本当に理想的です。




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最終更新:2011年05月09日 00:06
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