日経1/13文化面 こどもコンサルタント 原坂一郎氏
※以下、カッコ内・太字は管理人補追部分。
- 4歳で映画「モスラ」を見てから大の怪獣ファンになった私。以後、50年間にわたってフィギュアや映画ポスターなどの関連グッズを集め続けてきた。
- (「桂小金治アフタヌーンショー」放映当時、原坂氏10歳の頃)そのころの私は特撮・怪獣ものの作品ならば、テレビも映画も欠かさず視聴。(中略)その結果、鳴き声だけでも怪獣が分かったし、身長、体重、放送日など細かなデータも暗唱できた。
- 私は「ちびっ子怪獣博士」と紹介され、スタジオに登場した。(「ウルトラマン」全盛期であった当時、空前の特撮ブームが起こり、怪獣博士として登場する子供は後を絶たない状況であったが)私はメディア公認の「怪獣博士」第1号だったと思う。
- 関西大学の学生時代は、怪獣の同人誌を発行。今や"怪獣絵師"として著名なイラストレーターの開田裕治らと共に79年「大特撮」という書籍を執筆し、2万部超の売れ行きとなった。
- 大学を卒業した私は81年、神戸市が採用する第一期の男性保育士になる。(中略)当の私は何の不思議も感じなかった。怪獣と同じくらい子供が大好きだったからだ。
- 勤務した私立保育園で私の特技が再び生かされた。(中略)いつしか「スーパー保育士」と呼ばれ出した。(中略)2004年春に独立。子育てに関する執筆・講演などを行う「こどもコンサルタント」として活動している
- 06年、私は1つの夢を実現させた。大好きなウルトラマンを模した外観の事務所を立て、2階に私設の「怪獣ミュージアム」をオープン。
この方、いささか曖昧な記憶ではありますが、以前「なんでも鑑定団」に出演されていたような気がします。その時は確か、ソフビ人形を目隠しで触って、感触だけで怪獣名を当てるというワザを披露されており「すげぇ~!」と思ったものですが、こうして記事で読むとまた改めてその凄さを実感します。
怪獣の全長・体重・放送日の暗記を小学生にして完璧にこなしていた氏の実績を思うと、自分の好事家ぶりなんてまだまだ全然…って感じがして情けなくなり(例えば、MSの全長&重量、答えろっていっても有名どころ以外はムリですよね…)、その一方、もっともっと好きになれば更に高みへと昇ることが出来る…と勇気づけられるエピソードでもあります。
しかし、原坂氏のように趣味と実益を兼ねた仕事につけたら最高に幸せでしょうなぁ…。某STAR DRIVER風に言えば、まさに「やりたいこととやるべきことが一致」している状態なわけですが、きっと原坂氏には怪獣世界からの祝福の声が聞こえていることでしょう。
私もどこかの世界から祝福の声が聞こえてくる程度にその道を極めた人間となるべく、今後益々頑張りたいと思います。
【リンク集】
- こどもコンサルタント原坂一郎 公式webサイト
- 怪獣ミュージアム(かいじゅうLAND)メインページ
- 開田裕治
最終更新:2011年05月09日 00:05