Stage.17 鋼の咆哮

2011年1月29日(土)

スーパーロボット大戦OGジ・インスペクター Stage.17 鋼の咆哮

【内容の超概要】(OGsベースで、直近5話)
Stage.13 楽園からの追放者 / 第35話「楽園からの追放者」
Stage.14 汚れのないその瞳で / 第36話「疾風、そして流星の如く」&第38話「オペレーション・プランタジネット(前編)」風味。全体的にかなりオリジナル展開
Stage.15 武神装攻ダイゼンガー / 第37話「武神装攻ダイゼンガー」
Stage.16 オンリー・ワン・クラッシュ / 第31話「招かれざる異邦人(後編)」+第34話「紅の幻想」
Stage.17 鋼の咆哮 / 第39話「オペレーション・プランタジネット(後編)」





【見どころキーワード】
1)味方機どーんと勢ぞろい
2)敵役側はシンプルに
3)まだまだ登場、新型機
4)ライバル対決3連続
5)私的・今後の注目ポイント

今週の内容、大筋はゲーム版に沿ったものですが、細かな違いが随所に見られます。






1)味方機どーんと勢ぞろい
今週は作品全体としての山場の一角、オペレーション・プランタジネットの最終局面ということで、久々に味方全軍での戦闘が展開されます。
リクセント公国奪還回である10話以来、久々に多くの味方機がかわるがわる登場する、豪勢な展開となりました。

ハガネヒリュウ改の2艦を先頭に、
・キョウスケ&エクセレン
・参式ブリットクスハ
・ヴァイサーガラミア
・SRXチーム
・ダイゼン親分&竜巻兄貴
・ギリアムさん
・サイバスター&アステリオン
・ヴァルシオーネ
・ガンドロ&グルンガスト(イルム)
・久々登場、エクスバインガンナーのリョウト&リオ!(マルチトレースミサイルを派手にぶっ放してくれます)

……と、多少濃淡はありますが、多くのパイロット&機体が出番を貰ってます。ここまでで加入した戦力構成を振り返るには便利ですね。
そういえばこの人達は見た記憶がないですが、どこかで出てたかな…?
 ・オクトパス小隊(タスク除):カチーナ、ラッセル、レオナ
 ・カイ隊長
 ・アラド&ラト&シャイン





2)敵役側はシンプルに
その一方、敵方の構成はかなりすっきりした感じ。
ゲーム版のプランタジネットでは、
・インスペクター四天王は勢ぞろいしていました(前編でシカログ&アギーハ、後編でメキボス&ヴィガジ)し、
・シャドウミラーも3大幹部(ヴィンデル、レモン、アクセル)に加えてWナンバーが2名とも登場(ウォーダン、エキドナ)、
・更に、シャドウミラーに服属したリーに、ノイエDCを離反したアーチボルドと、2件の裏切りが発生
……と、敵方の陣営は凄まじい状況でした。

それに比べますと今回は、
四天王からはメキボスの単独登場。
シャドウミラーはヴィンデル、レモン、アクセルの3名はきっちり登場していたものの、部下はエキドナのみで、ウォーダンはお休み。
そして何より、リーの裏切りも、アーチボルドの離反も特段描かれませんでした

特にリー艦長の改変はなかなか興味深いところですね。
ゲーム版では、半ば逆恨みでダイテツ艦長を死に追いやった張本人であるため、どうにも悪印象が強かったリー艦長ですが、今回待望の新展開(2週前には不敵な目つきを見せておりましたので、伏線が描かれていないないとかそういう状況は抜きに、「やっぱり裏切る」を予想していたのですが、見事に外してしまいました…)。綺麗なリー艦長が描かれるのか、今後に期待です。

その一方で悪役成分を全部引き受けることになったのがシャドウミラー勢。特にハガネへの致命打を入れる役割は、ヴィンデル隊長自らトライロバイト級で実施する展開になっています。





3)まだまだ登場、新型機
先週はソルグラビリオンという超大物新型機が登場しましたが、今週もまだまだ新型機が登場してきます。

ラミアの乗機は完全にヴァイサーガに固定化され、完全に倉庫番となったアンジュルグ……
……と思ったら、今回のアンジュルグはレモンにより投棄・ハガネで回収されたわけではなく、シャドウミラー側で引き続き改修されていたようです。そして今回、全身黒塗りのダークアンジュルグ(仮称)、エキドナさんの乗機として堂々登場!本日は1カットだけですが、ヴァイサーガvsアンジュルグという夢の一幕が実現しました。

……しかしあれですね、エキドナさんが乗るとなると、このアンジュルグ、最後はアインスト相手にATAで爆散という運命を辿ってしまうのでしょうか。散り際という見せ場を貰うのと、倉庫番としてでも最後まで生き残るのと、果たしてどちらが幸せなのか。難しいところですねえ…。





4)ライバル対決3連続
<その1.ブリット・ユウキの共闘>
これまで、ライバルとして度々戦闘を繰り広げていたブリットとユウキですが、今週遂に轡を並べることとなりました。この辺りは原作通りの展開です。
ユウ&カーラに関してですが、地味に見逃せないのが、ラーズアングリフ&ランドグリーズが遂に登場した点(見た感じ、レイヴン形態の方ではないようですが)。登場初回ということで、マトリクスミサイルやらソリッドカノンやら、結構派手に戦闘を行ってくれます。

<その2.イルムvsメキボス>
こちらは今回の新展開。メキボスの掛け合い相手であるヴィガジが登場しておらず手持無沙汰なこともあってか、今回はイルムvsメキボス展開が前倒しされます。この時点では特段の因縁は発生していませんが、やはりこの2人、互いに感じるところがあるのでしょう。

そしてその後、基地を取り囲んだ大量のアインストの群れに対しては、なんと2人の共闘が実現!。ほんの一幕ですが、今後の「ルナティック・ドリーム」展開への伏線としては十分過ぎるほどの振りとなりました。

<その3.キョウスケvsアクセル>
そして本日のメーンイベント、キョウスケvsアクセル。
原作ではソウルゲインでアルトをボコボコにするアクセルですが、今回はソウルゲインがまだ修理中だからなのか、なんとアシュセイヴァーでアルトに挑んできます。そして、それにも関わらずソードブレイカーでアルトをダルマ状態に追い込むことに成功。アクセル兄貴、通常の機動兵器を扱わせても恐るべき手練れです。
そしてその後、ヒートホーンで試みた最後の抵抗も空しく、キョウスケは瀕死の重症を負います。そしてアルトは完璧に再起不能状態。その場はアインスト軍団の出現によって難を逃れますが、参式に抱えられての無様な撤退を余儀なくされます。





5)私的・今後の注目ポイント
アインストの群れが大量に出現して危機に瀕するラングレー基地。
この場からの血路を切り開いたのは、バン大佐の特攻、そしてゲーム版屈指の名場面、ハガネのTBC発射でした(この辺りの展開の熱さは概ね諸兄のご想像通りかと)。
今週はこの「TBC発射」のまさにその瞬間に引きとなり、以下次回という展開となったわけですが、今回はここから後~次回を想像するのがいろいろと楽しすぎる状態。ざっと列挙してみます。



1.ED曲
今週からED曲が変わりました。前期から引き続き美郷あきさんで、曲名「最後の旅」(3週間程前にご本人がツィートしておられるのを今更ながら発見しました……。 http://twitter.com/misatoaki/status/25345472616992768)。
これに伴い、第1話以来お馴染みとなった水着ED、遂に終焉。結局、リオとリューネの登場は叶わなかった……レフィーナ艦長やカチーナさんにも出番はなかった……なんてこったい。
しかし私は、BD(orDVD)には増量された完全版水着EDが特典映像として搭載されると固く信じているぞ!!!
……ゴホン。それはさておき、後期のEDはキョウスケ&エクセレンのこれまでの軌跡の振り返りとでもいったような、曲にマッチしたしっとりとした映像になっております。今後のキョウスケ×エクセレンドラマの本格化を予感させますね。


2.来週の展開
EDの内容に関連してですが、アインスト勢によるエクセレンの拉致は今週既に発生しています。従って、来週早々にもキョウスケ意識回復→アルトリーゼ開発の展開になだれ込む可能性高し。


3.ソウルゲインの見せ場
ゲーム版ではソウルゲインの3大見せ場回であった今回でさえ未だ登場に至らずという辺り、ソウルゲインの見せ場は相当今後に偏っていることが想像されます。ヴィンデル隊長は流石に難しそうですが、キョウスケ×アクセルの共闘っていう線はかなり濃厚な気がしています。


4.アクセル×アルフィミィ
3に関連してですが、今週の次回予告。アクセル×アルフィミィネタで、アクセルがアルフィミィを「気になる」発言。単なる小ネタの可能性も大ですが、真正直に捉えるとOG外伝序盤展開の前倒しの伏線という可能性も否定できない気が(だとすると、本作におけるアルフィミィの性格がOG外伝寄りだなぁと感じたことにも納得がいくのですよ)。


5.3.4を踏まえての今後の展開妄想
OGs終盤と同じくアクセルは一端死亡、但し、割とすぐにアクセルがアルフィミィと融合する形で蘇生、アインストの親玉戦において共闘(私はアインスケになると想定しています)……と、こんな感じでいかがでしょうか。ただ、この展開だとレモンさんが激しく涙目な状態になってしまいますが……。


6.ダイテツ中佐の安否
前述の通り、今週はTBCを撃ったところで終了、アンカーを外してぶっ飛ぶシーンは来週に持ち越しとなったわけですが、つまり今週、ダイテツ中佐の明確な死亡が描かれていません(流血の事態にはなっていますが)。これって逆に、ダイテツ中佐の生存フラグなんじゃないか?と穿った見方をしてみたり。


7.キャラクターの「綺麗化」傾向
前段の2)でも述べましたが、今後リー艦長の動向には注目したいところ。既に「綺麗なスレイ」へと進化を遂げたスレイに続き、リー、そして(OG外伝では蘇生するものの、OGsでは結局死亡したままとなる)アクセルと、引き続きキャラクターの扱いに向上の補正がかかっていく展開を期待します。

 

 

 

 

最終更新:2011年05月08日 21:10
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