う~む…今週はいつにも増して文章が上手くいきませんでしたね。
第2次αにおける私のベスト主人公、アラ×ゼオのクライマックス回だったと言うのに…。
まぁ、アースクレイドル編の本番は次話だと思いますので、次に頑張りたいと思います。
【内容の超概要】(OGsベースで、直近5話)
Stage.16 オンリー・ワン・クラッシュ / 第31話「招かれざる異邦人(後編)」+第34話「紅の幻想」
Stage.17 鋼の咆哮 / 第39話「オペレーション・プランタジネット(後編)」
Stage.18 誘う鬼日 / 第40話「会者定離の理」
Stage.19 龍虎王顕現 / 参考:第28話「龍虎覚醒」
Stage.20 若き猛禽 / 第40話「会者定離の理」(再)+地上第42話「熱砂を越えて」
【見どころキーワード】
1)アースクレイドル攻略前哨戦
2)百舌、新生
3)迂闊ゲルミル、ゲイムゲルミル
4)パターンTBS発動
5)両雄の対決迫る
今週はネタフリ回なので、全体的にテンションは抑え気味です。
そんな中でもアラ×ゼオにとっては最大の山場となる回であり、見逃せません。
1)アースクレイドル攻略前哨戦
今週、まずは艦長会議から。
テツヤがダイテツの後任としてクロガネを任され、「艦長代理として」任に付くことを宣言します。
その後はアインストやインスペクターの動向を気にしつつも、取りあえずは当初予定通りアースクレイドルを鎮めに行くことを決定。
ということで、今回はクロガネ単艦ではなく、ヒリュウ改他、本来宇宙に行くはずだったメンバーも総出でアースクレイドル攻略戦に臨むことになります。
今週はそれほど目立つ活躍はなかった(敢えて言えば、ラミアがイーグレット兄弟に啖呵を切ってくれたことぐらい)のですが、次回の活躍には大いに期待したいところです。
2)百舌、新生
アースクレイドルに迫るヒリュウ改を迎え撃つため、そして「貴重なサンプル」ラトやマイ回収のため、
アギラは自らの手駒、オウカ姉様とゼオラを中心に編成された迎撃部隊を差し向けます。
オウカにゼオラとなれば当然…ということで、ここから先はアラドの独壇場。
そしてラドム博士も絶妙のタイミングで、ビルトビルガーの改修を完了させてくれます。
その腕に機体の象徴であるスタックビートルクラッシャーを装着し、遂に完全な姿となったビルトビルガー。
ゼオラをこの手に取り戻すため、キョウスケの後押しを受けて戦場へと翔び立ちます。
3)迂闊ゲルミル、ゲイムゲルミル
そんな彼らの妨害に執念を燃やすのが、イーグレット=フェフが送り込んだ第2の刺客、イーグレット兄弟です。
カーキゲルミルのスリサズに、白ゲルミルがアンサズ。
彼らは人類を越える能力を持つべく生みだされた「マシンナリー・チルドレン」であるにも関わらず、
その肉体のベースが「ブーステッドチルドレン」の落ちこぼれ・アラドのものであることに耐えがたい屈辱感を抱いており、
自身の出生の汚点であるアラドを亡き者にしようとしています(この辺りはまぁ大体原作通りですね)。
が、しかし。
その劣等感が異常に強いスリサズは、一撃ではアラドを仕留めず、じりじりと嬲り殺しにしようと目論みます。
そしてその禍々しい姿は、ゼオラの中で自分の下から仲間を奪う敵の姿と重なり、遂に洗脳ブレイク。
第4話以来およそ4か月の時を経て、遂にゼオラはアラドの下へ復帰します。
まさに感動の再会の場面ですが、こうなるとそれを助長してしまったスリサズはいい面の皮です。
アラゼオコンビに対して「壊れた人形」と罵り声を上げるも、助けに入ったラミアさんに「糸が切れた人形には、人間になる可能性が与えられる…!」とバッサリ。
ゼオラの狙撃でシックス・スレイブを打ち砕かれた直後にアラドに捕捉され、大バサミでバッサリ真っ二つ! 新兵器による試し挟みの実験台として、哀れな最期を遂げることに。
で、そんな彼の死を受け、アンサズは「僕は奴とは違う!」とばかりに全力モード。
ゲイム・システムを発動させ、先週のラインヴァイスも真っ青の高機動チェイスモードに突入します。
4)パターンTBS発動
ゲイム・システム起動後のベルゲルミルの速度は確かに尋常ではありませんで、高機動が売りのファルケンを向こうに回して尚圧倒的に勝るスピードを見せつけます。
しかしそのピンチもまた、ゼオラ復帰戦における華麗なる見せ場のフラグにしか過ぎないわけで。
そうです、ゼオラ復帰によって遂に解禁された至高の合体攻撃。
名曲『WILD FLUG』に乗せて放つは、百舌と隼の最強奥義「ツインバード・ストライク!!」。
相手を掴んで投げて、それを受けて蹴り飛ばして…といった前振りはあるものの、結論としては超高速の交差体当たり。
これをまともに喰らってしまったアンサズ、見事に胴から真っ二つ。スリサズ同様、ろくな抵抗もできぬまま最期を迎えることとなりました。
以上がアラゼオ対イーグレット兄弟の大まかな戦闘の流れですが、何と言いますか、アンサズスリサズ兄弟は不甲斐ない最期でしたね……。
彼ら2人のポジションは確かに大物とは言えませんが、ことゲーム中の能力に限定して言えば、α外伝・OGといずれも理不尽なまでに凶悪でした。アニメ化に際し、その辺りがどの程度、どのように表現されるかには多少興味があったのですが、いささか残念ですねぇ…。
まぁ、これまでの出番の少なさや、本話がゼオラ復帰戦であることなどから客観的に考えると、このぐらいが妥当なのだろう……とは思うのですけどね。
5)両雄の対決迫る
その一方、ベルゲルミルに比べると、僅か1カットの登場ながら、圧倒的な存在感を見せつけてくれているのがこちら。
アースクレイドル防衛の尖兵であるアンサズスリサズを撃退したハガネ隊の前に姿を表したのは、夕陽をバックにアースクレイドル上に陣取る、ウォーダンのスレードゲルミル。
ベルゲルミル勢が哀れにも駆逐された後、最後に立ち塞がるスレゲというシナリオ展開……冨士原昌之氏のマンガ版α外伝「鋼の救世主」を思い出しますね。月バックの機体はこれまでにも数多く居ましたが、夕陽バックってのもまた素晴らしいなぁ…。
一方クロガネ艦上では、ゼンガー親分のダイゼンガーが、斬艦刀を肩に担いでやる気満々。
いよいよ来週、OGでも屈指の名場面「ゼンガーvsウォーダン」の最終決戦が開幕する見込みです。
更に来週は、斬艦刀対決以外にも、未だ健在のウルズとオウカの行く末、そしてアースクレイドル内部に隠されているであろう最後の新兵器にも注目が集まります。
巷ではもう「アルティメットグラビリオン」の登場が暗黙の前提のように言われておりますよね。果たしてその予想は的中するのでしょうか?
そして尺の問題を考えると、オウカとウルズ、どちらかがメインパイロットに抜擢される可能性もあるのではないかと睨んでおりますが、果たして…?
(個人的には、舞台も舞台ですし、「アウルゲルミルグラビリオン」的なバケモノの登場を期待しておりますが、流石にそれは無理か……?)
そんなこんなで、どう考えても盛り沢山になりそうな予感しかしない、次回:Stage.21「眠れ、地の底へ」。
一体どれだけの内容を詰め込んでくれるのか、今から楽しみです!