Stage.22 散りぬべき時知りてこそ

2011年3月5日(土)

スーパーロボット大戦OGジ・インスペクター Stage.22 散りぬべき時知りてこそ

さて、今週こそは寝る前に。



【内容の超概要】(OGsベースで、直近5話)
Stage.18 誘う鬼日 / 第40話「会者定離の理」
Stage.19 龍虎王顕現 / 参考:第28話「龍虎覚醒」
Stage.20 若き猛禽 / 第40話「会者定離の理」(再)+地上第42話「熱砂を越えて」
Stage.21 眠れ、地の底へ / 地上第43話「メイガスの門」+地上第44話「眠れ、地の底へ」(1)
Stage.22 散りぬべき時知り手こそ / 地上第44話「眠れ、地の底へ」(2)





【見どころキーワード】
1)迷いが鈍らせる銃口
2)メイガスの剣vs悪を断つ剣
3)マシンセルハザード
4)桜花式特攻
5)散りぬべき、時…?

いよいよアースクレイドル最深部、醜悪なる者達の最期の宴。
果たしてどういう結末を迎えることになったのでしょうか。
順に振りかえってみましょう。







1)迷いが鈍らせる銃口
……でも、姉さんは半年近く戻ってこなかった。
 その後、無茶な調整がたたって事故を起こしたラトも、居なくなった。
 だけど、あの頃の思い出は俺の中に残ってる。
 ゼオラやラトにも。
 だから、姉さんも、きっと……


ということで、今週はオウカ姉様との思い出振りかえりからスタート。その後先週の続きで、vsオウカ姉様戦となります。
が、その様子は先週とは大分異なる感じになっておりまして、先週は圧倒的な強さを誇ったラピエサージュ・ファントーム、本日はどうにも精彩を欠いた動きに。そしてそれに呼応するように、地べたを這いつくばっていた味方各機も、嘘のような回復ぶりでラピエサージュと相対する格好に。

勢いのままに押しまくるアラド達は、遂にラピエサージュを捉えることに成功、決死のセロ博士をラピエサージュのコクピットへと送り込みます。そしてセロ博士、研究のバックアップデータから抽出しておいたオウカの記憶のデータを彼女に再インプット。
(※なお今回、セロ博士はアラド達の手でラピエサージュのコクピットに送り込んでもらう展開となっているため、悪い人っぽい素振りによるアギラへのフェイクはカットです)

スクールチルドレンの長姉・オウカ姉様、遂に記憶を取り戻し、完全覚醒します。

……というのが、ほぼAパート全編の流れ。
Bパートではあの2人がいきなり大暴れを開始します。





2)メイガスの剣vs悪を断つ剣
さて、いよいよ佳境のアースクレイドル攻防戦。内部は内部で苦しい戦いが続いていますが、外は外で大荒れです。
先週遂に剣を交えたウォーダンとゼンガーの一騎打ち、Bパートでいよいよ本格化。

激しい撃ちあいの末、ダイゼンガーはスレゲの脇腹を捉え、そしてスレゲは全力全開でダイゼンガーの左腕を奪っていきました。

……しかし、ウォーダン渾身の一撃はダイゼンガーと切り結ぶだけでは住まず、あの極めて頑丈なアースクレイドル外郭をぶち破り、アースクレイドル内部へと転落します(尤も、これはゼンガー側の策略です。)。

そこで2人が目にした光景とは……





3)マシンセルハザード
……セロ博士の裏切りにあったアギラ婆は、対抗手段として、マシンセルの機能を本格発動させます。

その効果はかなり凄まじいもので、アースクレイドル全域を破損機復元ゾーンと化し、壊れた機体も瞬時に再生。何度叩き壊されてもすぐに復活するザコ機の群れ。その様子は亡者だらけの某サバイバルゲーを彷彿とさせます。


この効果、乱入してきた漢2人の影響で一時中断となりますが、2人の決着がついた後、満を持してアギラ婆本人が、最終最後のグラビリオンを駆って登場。
これまでのマシンセル搭載機の中でも最高峰の超絶再生能力を有する同機は、味方勢の集中攻撃にも全く動じず、倒れる素振りがまるで見えません。




4)桜花式特攻
そんなアギラに引導を渡すことになるのは、アースクレイドルに散々使役されてきた2人の戦士。

ゼンガーに敗れ、負けを認めたウォーダンは、メイガス・ゲボの生体コンピュータことソフィア博士をゼンガーに差し出します。そしてこれによって制御を失ったマシンセルはほぼ機能停止。全身がマシンセルで出来ているスレゲももれなく崩壊の憂き目にあいますが、それでもその決死の行動でアギラ婆から再生手段がはぎとらることになります。

そして最後の切り札は、機体制御のため、アギラ自身がラピエに積み込んでいた『システムATA』。
せっかく記憶を取り戻したオウカ姉様ですが、余韻に浸る間もなく最終の特攻を決行。アースクレイドル全域を包み込む爆炎は、前述したようなゾンビマシンの浄化を行うための炎のようにも見えました。

ウォーダンやオウカ姉様は犠牲になるという悲しい結末ではありましたが、2人とも最後の最後に自我を得た、或いは取り戻すことが出来たのは、不幸中の幸いであったと言えましょう。
ここに、アースクレイドルの物語は遂に完結を迎えました。






5)散りぬべき、時…?




……

………


ん?



何か、忘れているような。



!!! あ、ああっ………



フェフとウルズはどこいった!?



2週間ほど前、この2人には脱出の描写がありましたが、今回は結局姿を見せず、そしてアースクレイドルの物語はもう終わっちまったぞ…!?これは一体どういうことでしょうか。

1.本当にまだ死んでいない。シャドウミラーとの接点を求めて宇宙に出る。
2.マシンセルの制御喪失にあわせて、マシンナリーチルドレンのウルズとその乗機・ベルゲルミルも、スレードゲルミルと同じく崩壊している。ただ、その部分が描写されていないだけである。


さて、真実は一体どちら?


ところで上記以外にも、本来であれば今週披露されるはずの「星薙の太刀」とか、詳細が語られることなく(一見)スルーされてしまっているエピソードは結構多いんですよね。今週についていえばウォーダンもオウカ姉様も爆炎の中に消える描写があるだけなので、ひょっとして生きていないとも限らないってのも気になっている点。

例えば、リー艦長のシロガネあたり(これまたネタ描写不足のEpisode)が2人を秘かに回収して、ホワイトスター戦なりアインスト戦なりに電撃参戦……といった類の超展開。今後ひょっとして来てくれるんじゃないか?と秘かに期待しております。

最終更新:2011年04月03日 19:00
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