第四話
~ファーストコンタクト?(後編)~
あらすじ
異次元にきた。以上
……………
ただいま思考停止中。しばらくお待ちください
「もしもーし」
泉こなたに声をかけられ我に帰った
「すまないがもう一度質問してくれないか?」
「だ・か・ら、チョココロネの頭ってどっちだと思う?」
…
「まさかそのためだけに俺の頭をはたいたのか?」
「私にとっては重要なんだヨ。それに声かけても反応しなかったじゃん」
「顔を近づけるな。だったらはたく以外に選択肢は無いのか?」
「無い」
きっぱり言いやがった
「歯ぁ食いしばれ。修正してやるから」
「だが断る。とりあえず私の質問に答えてよ」
こいつ…まぁ、とりあえず適当に返答して流しますか
「太い方じゃないのか?」
「ほぉ…ナゼ?」
「なんとなくだ」
「随分と関心の無さそうな返答だネ」
「興味が無いからな」
「女の子の方から話しかけて来るのは名誉なことだヨ」
「人を呼ぶとき頭を思いっきり引っぱたく奴じゃ無ければな」
「そんなの気にしなーい」
「今から同じ勢いで叩いてやるから頭出せ」
「ゴメンナサイ」
ようやく謝罪が来たか
「そういえばさ、今日かがみんとぶつかった人だよネ」
「何故それを?」
理由は大体分かるが、知らないふりをしておく
「いや、つかさが言ってたし」
「つかさ?」
「あんたの隣の人で私たちのことを羨ましそうに見ている人だヨ」
「そ、そんな風に見てないよ~!」
俺が隣を見たら朝ぶつかった人(柊かがみ)の妹、柊つかさが真っ赤な顔して泉こなたを見ていた
「ほぉ~。見ていたことは否定しないんだ」
「えっ!?そ…そんなことは」
「で、誰を見ていたの?もしかして前のせk」
「ちがう~~!」
話についていけない…とりあえず話を変えるか
「えっと…あなたが今日ぶつかった人の妹なのか?」
「え?あ、あああうん!ひ、柊つかさって言います!」
「今日の朝、柊にも迷惑をかけてしまったな。すまない」
「い、いいんだよ!私たちの方が悪いから」
「まぁ、とりあえず、すまない」
「え?あああああうん!」
さすがは柊つかさ。見知らぬ他人のフォローするとは
しかし、やけにテンパっている感じがするが何故だ?
マンガだとゆっくり喋っているが
「あの~~~私おいてけぼりデスカー?」
近くで何か言っているが気のせいだと結論付ける
その後、高良みゆきも加え、喋り続けた
放課後
谷口に制裁のアイアンクローをくらわしてる途中、ハルヒ閣下の
「明日から新生SOS団始動よ!」
という言葉を受けてやれやれと思いながら校門に向かった
校門には既に古泉たちがいた
「何か分かったことがありますか?」
古泉に聞かれ俺は
「少しだけな」
と、答えた
「それは何ですか?」
「とりあえず場所を変えよう。話はそれからだ」
「分かりました」
俺たちは近くの公園に移動した
放課後
その後私はキョンやつかさ、そしてみゆきさんを加えて雑談をした
そしてかがみんと合流し帰り道
かがみんに今日のことについて話したら
「うそぉ!?私が今日ぶつかったのってあの「ハルヒシリーズ」のキョン!?」
「はい。多分そうですね」
「うん」
「こなた。あんた嘘ついてる?」
「いいや。嘘じゃないんだな~これが」
「うん。こなちゃんは嘘ついてないよ」
「他にも涼宮ハルヒや谷口、国木田もいたし」
「そうなんだ…」
「あれ?かがみんリアリストなのにどうしたの」
「そうだね。いつもなら否定するのに」
「いや…今日クラスに長門有希っていう無口な人いたし…」
「そうなの?」
「それに全く「ハルヒシリーズ」が知られてないのよ」
「マジ!?」
「うん。日下部や峰岸も知らないんだよ」
「どうなってんだろうね?この世界」
うむむとみんなで考える。そしたら
私は校門付近に話している4人の人影を見つけた
「ねえねえ。あれって」
「あれは…」
あそこにいたのはキョン、長門有希、古泉一樹、朝比奈みくるのSOS団-涼宮ハルヒの4人だった
「何か話しているよね…」
「結構真剣に話していますけど」
「何を話しているんだろう…」
「でもここからじゃ聞こえないよ~」
「…尾行してみる?」
私の提案に他の3人は
「そうですね。何か情報が得られるかもしれませんし」
「う、うん」
「うん。今回はあんたの意見に賛成するわ」
3人も賛成してくれた
「そうと決まれば、レッツ・ストーカー!」
「人聞きの悪いことを言うな!」
こうして私たちは4人をこっそり追跡した