~休み時間の2-D~
かがみ「キョン君はラノべに興味ある?」
キョン「(いきなり何だ?)うーん…本は一応興味あるな」
かがみ「この本読んでみなよ。結構面白くてオススメだよ」
キョン「サンキュー。…だが柊姉よ」
かがみ「?」
キョン「面白いかもしれんが、俺に勧める本としては確実に間違ってるぞ」
かがみ「?…あ…」
ー因みにかがみが勧めた本は「涼宮ハルヒの憂鬱」であるー
こなた「と、言うわけで「キョンの異世界生活日記」始めるよー」
つかさ「お姉ちゃん、いきなり地雷踏んでる…」
みゆき「さすがにこれは…」
『トラウマの書』
キョン「とりあえず読んでみるか…」
キョン「…」ペラ
ーー涼宮ハルヒに出会った
キョン「…」ペラ
ーー目眩がした。可愛すぎる
キョン「…」ペラ
ーー実はポニーテール萌えなんだ
キョン「………」
かがみ「どうだった?」
キョン「今すぐ飛び降りたくなった」
かがみ「…」
『トラウマは億千万』
こなた「そういえば、キョンキョンは北高では何年なの?」
キョン「どこから出てきた?…高三だが」
こなた「なんと。いいなぁ」
キョン「どうしてだ」
こなた「高校生活があと二年増えったって何か得した気分にならない?」
キョン「俺としてはこんな形で過ごしたくは無いがな。まぁ留年も嫌だが」
こなた「分かってないな~。まだ未成年でいられるんだヨ?」
キョン「俺としてはさっさと卒業してこの非日常の世界から逃げたい」
こなた「ふーん。口では言ってるけど「消失」ではこんなこと書いてあるヨ」
つかさ「そうだね。楽しいとか書いてあったもんね」
キョン「…やっぱ飛び降りる」
つかさ「えっ?キョンくん!危ないよ!」
みゆき「いえ。危ないじゃ済みません」
かがみ「キョン君、ダメ!」
ーその後みんなの説得により何とか踏みとどまったー
『夢であるように』
キョン「すいません。取り乱しました」
つかさ「よかった~…。あと少しで落ちそうだったし…」
かがみ(でも、キョン君が飛び降りようとしてたのにクラスの皆が気にしてないの何で?)
みゆき「そういえば何故ここに来てしまったのですか?」
かがみ「私も思った」
こなた「私もここは分かんないね~。キョンキョン教えて!」
キョン「……黙秘権を行使s」
こなた「黙秘権を行使することを拒否する」
キョン「…ガチホモESPに追われた後、長門の悪戯で飛ばされた」
四人「……」
キョン(…四人とも何を考えてるんだ?)
ー四人の思考ー
こなた(やっぱり古泉一樹はガチホモだったか…)
つかさ(あはは、バルサミコ酢~)
みゆき(ガチホモってどういう意味でしたっけ…)
かがみ(…何かまともに同情してるのは私だけのような気がする…)
キョン(夢だったら良かったのにな…)
『話が変わるけど気にしないで下さい by作者』
こなた「ねぇキョンキョン」
キョン「なんだ?」
こなた「チョココロネってどっちから食べる?」
キョン「…太い方からだな」
こなた「何で?」
キョン「いや、あまり食べてないが、細い方からだとチョコが垂れそうなんでな」
こなた「ふーん…じゃあさ、太い方と細い方、どっちがチョココロネの頭かな?」
キョン「知らん。それより人の買った弁当食うな」
こなた「いいじゃん。減るものないし」
キョン「俺の弁当は減ってるがな」
こなた「気にしなーい」
キョン「普通の人は気にする」
こなた「キョンキョンは普通の人じゃ無いじゃん」
キョン「ならば俺は何者だ」
こなた「異次元人」
キョン「…反論が出来ないが、それと弁当は関係ない」
こなた「普段はハルヒにあげてるのに?」
キョン「あれは無理やりだ」
こなた「まぁいいや、ごちそうさまー」
キョン「しまった。会話の間に全部食われた!」
『お弁当』
キョン「…」
つかさ「キョンくん大丈夫?」
キョン「ああ。もう慣れた」
つかさ「よかったら私のお弁当少しあげようか?」
キョン「いや、大丈夫…と言いたいところだがいいのか?」
つかさ「ううん。大丈夫だよー」
キョン「ならば有り難く食べさせてもらう」
つかさ「どうぞー」
キョン「…うまいな」
つかさ「そう?今日は失敗したかなーって思ったけど」
キョン「つかさの手作りなのか。つかさって料理うまいんだな」
つかさ「う~ん…そうかな?」
キョン「ああ。つかさはいい嫁になれるぞ」
つかさ「ええっ!?こ、こんなこと言わないでよ~///」
こなた「…」
『策士こなた』
ー次の日ー
みさお「おーいキョン。一緒に弁当食べようぜー」
キョン「ああ、いいぞ。さて、べn」
こなた「とうっ」
キョン「なっ!」
こなた「おりゃぁぁぁぁぁぁ!」
キョン「おい!何人の昼食食ってもいないのにゴミ箱にダンクシュートしてんだよ!」
こなた「いや~手が滑って」
キョン「ふざけるなよ。場合によっては怒りのままに鉄拳制裁を喰らわすぞ」
こなた「まぁまぁ、落ち着くべきだよ」
キョン「ほぅ…人の昼食台無しにして何か言うことはないか?」
こなた「まぁまぁ。代わりに私のお弁当あげるからさ」
キョン「はぁ…?」
こなた「早起きして作った手作りだから大切に食べてねー」
キョン「おい!…何だったんだ?」
あやの「キョンくんはもう少し女の子の心を理解するべきだよ」
キョン「?」
『フラグはいつもあなたの胸に…』
~2-E~
こなた「ふぅ~」
かがみ「どうしたの?突然教室を出て」
こなた「一仕事したのだよ」
つかさ「?お姉ちゃん、キョンくん誘わなかったの?」
かがみ「うん」
こなた「かがみ。これからキョンキョンから目を離したらダメだよ~」
かがみ「なんで?」
こなた「キョンキョンはほっといたらすぐフラグを立てるからネ。これ以上は流石にやめて欲しいからネ」
かがみ「確かに…一理あるわね」
みゆき「でも、言い方変えれば魅力的な人なんでしょうね」
つかさ「それに優しいし」
こなた「だからこそこれ以上のフラグを立てるのを阻止…」
~少し離れたところ~
くじら1「そういえばさー。最近転校してきた人いるんだよねー」
くじら2「うんうん。えっと…キョン君とか言う人」
くじら3「妙なあだ名だね」
くじら2「でも、結構カッコイイ人なんだよ」
くじら1「へぇー。今度話してみようよ」
くじら3「そうだね」
四人「………」
こなた「既に立ってるのか…」
かがみ「ここまで行くと尊敬したくなるわ」
こなた「キョンキョンに立てられないフラグは無いのか…」
みゆき「それにネズミ算に増えておりますのでさらに増える可能性が」
つかさ「ふえ~。多すぎだよ~」
こなた「きっと最後は刺されるネ」
~2-D~
キョン「…何か寒気がする。トラウマが蘇ってきそう」
あやの「やっぱり風邪ひいてるんじゃないの?」
こなた「終了ー」
かがみ「今回はキョン君が少し大変な目にあってるね」
こなた「まぁ、キョンキョンはハーレムだからたまにはこんな目にあってもいいんだよ」
かがみ「とりあえずこなた」
こなた「何?」
かがみ「新しいキャラはどこ行った?」
こなた「いやー、出そうとしたけど流れ的に出しづらかったんだってさ」
かがみ「まぁこんなことはどうでもいいけど。次回は?」
こなた「色々なキャラが出る」
かがみ「それだけかい。…時にこなた。あんたよくも抜け駆けしたわね」
こなた「えっ!?それは」
かがみ「問答無用!覚悟しなさい!」
こなた「ぎゃーーー!」
み?る「…次回にまた会いましょう(多分…)」