泉こなたの奮闘 ― 第二幕 ―

― 第二幕 ―

ずっと昔から、あたしは人の顔や名前を覚えるのが苦手だった。
アニメやマンガのキャラなら速攻で見分けがつくのに。なんて、こんなこと言ったらまたかがみに呆れられそうだけど。
ちょっと会って、二、三回話した程度の人なんて、すぐに誰だか見分けがつかなくなっちゃうでしょ。と主張してみても、同意してもらえたことはあんまりない。
でも、これにはちゃんとわけがある。
どうしてだかあたしには、よく知らない人の声が、みんな同じ人の声のように聞こえてしまうのだ。
わかるのは、相手が男か女か、その程度。それなりに親しく付き合えば、だんだんと個人の聞きわけがつくようになってくるんだけど。
ただ、たまに例外もあって、出会った時からちゃんとオリジナルな声の人もいる。そういう人とはたいてい仲良くできる。かがみ、つかさ、みゆきさんとかはその部類だ。
高校に入って初めて会って、ひとこと話してるのを聴いた瞬間、こいつとは友達になれそうだと直感した。もちろんその勘は大正解だったよ。
中学までのクラスメートは、ほぼ全員が立木かくじらだったんで、いまいち溶け込めてなかった気がする。
あ、いまのはそういう名前の声優さんのことだよ。よく知らない人の声ってのは、あたしが知ってるその声優さんたちの声に近い。
そう、どういうわけだか、アニメだとちゃんと聞きわけがつく。実写はダメだけど。あたしがアニメ好きになったのって、これが原因かもね。
お父さんが、あたしにオタク英才教育を施すようになったのも、あたしが小さいころから、テレビにかじりつくようにしてアニメを見てたのがきっかけらしいし。

自分のこの妙な体質、うんと小さいころは別に気にしてなかった。というか、世の中ってのはそういうもんだと思っていた。
大きくなるにつれて、どうもあたしに聞こえている世界は、みんなに聞こえている世界とは違うらしいと気がついてきた。
お父さんにそれを話したら、すぐ耳鼻科に連れて行かれた。でも耳には異常なし、精神的な問題、と診断されたんだと思う。次に、児童カウンセリング教室っていう所に通わされた。
そこの指導員からお父さんに宛てられた報告書みたいなのを、ちらっと見たことがある。確か、『他人への興味の持ちかたが両極端、潜在的に自閉症の気質がある』とかそんな感じだったような。
つまり、あたしにはヒキコモリの才能があるってこと? ほっといてよ。
結局、その教室にはちょっとしか行かなかった。お父さんには、もう治ったと嘘をついて。だってさ、実の父親が自分のせいで泣きそうな顔してるとこなんて、子供心には強烈すぎるトラウマだよ。
だからもう、これは受け入れることにしてる。人に言ったってあんまりわかってもらえないのは経験済みなんで、自分から吹聴したりはしないけど。
あらゆる人の声がおんなじに聞こえちゃうっていうんなら、本格的に脳に問題があるんだろうけど、あたしにとって背景キャラに過ぎないひと限定なんだから別にいい。
むしろ、初対面の相手でも即座に主要キャラかどうかわかるんだから、便利な体質だと思うことにしてる。


ふと目が覚めると、すでに放課後だった。ほうきを片手に持ったみゆきさんが、ものすごく遠慮がちにあたしの肩をゆすっていた。
あたしと目が合うと、みゆきさんはあわてて自分のポケットをまさぐり、ティッシュを取り出した。
なんだか頬がむずむずする、触ってみると、じっとり濡れた感触がする。
はうっ。あわてて視線を下に落とすと、机の上には直径3センチほどの唾液の湖、通称よだレイクが形成されていた。
「うー、悪いねみゆきしゃん。あうう、ほっぺた痒い」
借りたティッシュで、この恥ずかしい液体を拭き取る。教科書とノートに被害が無かったのは不幸中の幸いか。
「あんた、寝すぎ。毎晩何時まで起きてんのよ」
腕組みしたかがみが、あたしを呆れ顔で見ていた。
「昨日はわりと早めに寝たよ。えーと、二時前ぐらいには」
「早くてそれかい」
「さすがこなちゃん」
かがみがぼやく。つかさは変なところで感心している。
「あの、お目覚めのところすみませんが、そろそろお掃除を…」
お、今週はみゆきさんの班が掃除当番だっけ? あたしはすばやく机をかたし、椅子をひっくり返して机に乗っけた。
そこらにいた男子たちが、みんなの机を後ろ側に寄せる。あたしたちはいったん廊下に出た。みゆきさんは几帳面にほうきがけをしている。
「いやあ、みゆきさんのお掃除姿もまた格別だ。どうせなら、メイド服を着用してもらいたいとこだね」
と言ってかがみの顔を覗き込んでみた。かがみは眉間にしわを寄せている。
「あんたね、みゆきを第二の朝比奈先輩にするつもり? んなこと企んでたら、本気で友達の縁切るわよ」
こりゃまたキツい返答だ。おお怖わ、とおどけてみせた。
いやしかし、みくるちゃんとみゆきさんのダブルメイド計画か、ハルヒの喜びそうなネタだわ。かがみに縁を切られちゃ困るんで、実行はしないでおくけど。
「それじゃ、みゆきの掃除が終わったらさっさと帰ろっか」
かがみが当然のようにそう言い出した。え、いや、ちょっと待って。確かに前まではそんなペースだったけど、いまのあたしは放課後フリーじゃないし。
「冗談よ。あんたには寄るとこがあるんでしょ」
かがみはそう言ってにやりと笑った。く、一杯食わされたか。
「SOS団かあ、楽しそうなとこだよね。ね、お姉ちゃん」
つかさは無邪気に笑っている。かがみは再びしかめっつらになった。
「こう言っちゃなんだけど、あの無意味なまでのパワーにはついていけないわ。はあ、今日はいろいろ疲れた」
なにやらお疲れぎみだね、かがみん。


「そういやさ、今日のお昼は、ハルにゃんとごはん食べてたんだって?」
そう聞くと、かがみはびくりとして一瞬だけ目をそらした。つかさが不思議そうな顔になる。
「はるにゃん? ああ、ハルちゃんだね。お姉ちゃんって、そんなにハルちゃんと仲良しさんだっけ」
興味しんしんといった目で姉を見つめるつかさ。かがみは困ったような笑みを浮かべた。誰かさんがよくしてる表情だぞ、それは。
「あー、なんでか知らないけど、強引につきあわされた。延々と話してくれたわよ、キョン君がいかにひどいやつかってことを」
「え、え。キョン君ってひどい人だったの? どっちかっていうと、いいひとだと思ってたのに」
つかさは目をぱちくりさせている。かがみはあわてて首を横に振った。
「いやいや。聞けば聞くほど同情の気持ちが沸いてくるのよ…彼に」
なんだか遠い目をしながら、かがみは語る。
「人の話を聞かないやつには、こなたでもう慣れてると思ってたけど、上には上がいるものね。キョン君もよくあれに付き合ってられる…いや、だからこそ放っとけないってこと?
そうなる気持ち、わかんないでもないけど。やっぱあのくらい強引に行かないとダメなのかな。うう、無理。常識が邪魔をする…」
話しながらだんだんと、かがみはマイワールドに没入して行った。最後のほうはほとんど聞き取れないつぶやきになっている。おーい、帰ってこーい。
「あ、ちが、違うのよ。わたしはただ、友人として彼女が心配というか、その」
やっとこっちの世界に戻ってきた。あたしと目が合うと、かがみは急にあたふたして髪の毛をいじりだした。
つかさはさっきから愛想笑いになっている。その態度は正解だね、ツンデレモードになっちゃったかがみは、下手にいじると逆ギレするからな。しかしあたしは恐れないよ。
「ん、なにが違うんだって。お姉さんに言ってみそ」
そう問いかけるとかがみは目をそむけ、あたしを手でおいはらう仕草をした。
「もう、いいから。あんたはさっさと人外魔境に旅立ってきなさい」
人外魔境ね、それはわりとSOS団の本質を突いてるよ。いまのかがみは、自分もハルヒシリーズの読者だったことなんて、忘れちゃってるはずだけど。

というわけでやって参りました、ハルヒの大魔境。またの名を文芸部室。
ここ何日かは長門と一緒に来ることが多かったけど、かがみたちとああだこうだと話していたら少し遅れてしまった。
もうみんな来てるかな。
「いや、だからさ、言ってくれなくちゃわかんないだろう。何がそんなに気に食わないんだ」
ん、どした。この中ではいまなにが。
「ばーか」
「は?」
「ばーかばーか!」
「子供かおまえは」
えー、なにやらキョンとハルヒが、痴話ゲンカの真最中のもようです。ここは突入せざるをえまい。
「ちわー、三河屋でーす」
一部では某へんてこパーマの主婦と不倫疑惑がある、日本一有名な御用聞きのまねをしながら部室のドアを開けた。
いっせいにあたしに視線が集まる。予想通り、朝比奈さんはなすすべなくオロオロしていた。古泉は苦笑い…を通り越して、苦み走った顔になってる。長門は、説明するまでもなくいつものまんま。
いまのは正直、三人もギャラリーがいるのにする会話じゃないような。でも誰も止めに入らないのがSOS団クオリティー。
「あ、どぞ、お気になさらず。続けて、続けて」
わくわく、というジェスチャーをしてみせる。ハルヒがあたしを手招きした。
「こなた、ちょっとこっちきて」
さっきまで怒りのオーラを放っていたのに、急に笑顔で呼びかけられた。ちと危険な気配は感じるが、言われるがままに団長席まで歩み寄る。
ハルヒは急に立ち上がり、あたしの肩をつかんで半回転させた。そのまま抱きついて、後ろに体重をかけてくる。とっさのことに足元がもつれた。
「うん、あんたはかわゆい。それにひきかえ、このバカキョンと来たらもう」
あれよという間に、あたしはハルヒの膝の上に座らされていた。なんという早業か、格闘技経験者としてのプライドがちょっと傷ついたよ。
お膝抱っこは女のロマン、とはいえ、女同士でそんなにやりたいものではないような。って、なんか背中に質感を伴った弾力を感じる。スペックの違いをここで見せ付けられるとは。


「俺がいったい何したってんだ。理由が不明じゃ、謝ることもできんだろ」
キョンがこちらに詰め寄ってくる。ハルヒはあたしをぎゅっと抱きしめた。なんか手が震えてる。
「…代役、募集中なんでしょ」
そうぼそりとつぶやく。キョンは顔をしかめた。
「誰でもいいから、あたしの相手を代わって欲しいんだって? あたしと同類に見られちゃ迷惑なんだって?」
これどっかで聞いたフレーズのような。ええと、今日の午前中、あたしが嫌な感じの女子たちにからまれてたとき、キョンが言ってたことか。あれをハルヒに聞かれてたんだね。
激しくなじられ、キョンはぐっと口を閉じた。ハルヒの怒りはまだ収まらない。
「そこまで思ってるんなら、もういい。あんたの代役募集オーディションでもなんでもやったげようじゃないの。初代キョン役のキョンさん、お疲れ様。もう帰っていいのよ」
そう言い切って、ハルヒはあたしのうなじのあたりに顔をうずめた。なんかくすぐったいんすけど。それと、少し濡れた感触が。これはもしや、泣いてる?
「あ、あれか。あれはその場の流れというか、別に俺の本心というわけじゃあ。うん、本心ではない、と思う」
ダメだこの男。そんな言い訳で納得する女子なんてこの世にゃいないよ。
「出てけ」
あたしの後頭部におでこをくっつけたまま、ハルヒが言う。耳元で言われると、自分に対してじゃないとわかっててもびくっとしちゃうな。
キョンはまだ何か釈明しようとしている。
「出てけって言ってんの!」
顔を上げてハルヒが叫んだ。キョンはびっくりした表情になったあと、ゆっくりと振り向いて、その辺においてあった自分の荷物を手に取る。
さっきから渋い顔になってた古泉は立ち上がり、キョンのあとを追いかけようとする。ああ、彼にとっちゃこの状況、冗談抜きで死活問題だね。
ここはあたしが割って入るべきか。べきだろうね、このまんまじゃ誰も仲裁してくれなさそうだし。

「まあまあ、お二人さん。そんなオーディションしたって、応募者がいるとは思えないよ」
そう言って、ハルヒのほうにムリヤリ振り向いた。ね、と問いかけてみる。彼女は複雑な表情になっていた。トンカツだと思ってかじってみたら、たまねぎカツだった! みたいな。
「仮に誰か応募したとして、そんなのにハルにゃんが合格点出すわけないじゃん。あ、キョンキョンさあ、覆面でもかぶってエントリーしてみたら。謎のキョン、その正体はキョン。という展開に…」
みんな無言。そのうえ、あたしをじっと見てる。さすがにいまのはすべったか。
「何が言いたい」
キョンはかなりイラついた感じでそう聞いてきた。きっと、どうして俺ばっかり難癖つけられるんだ、とか思ってるでしょ。
「今日さ、あたしをかばってくれたのは、ちょっと嬉しかったよ。でもあの言い訳はマイナス評価だね。どうせなら、『ハルヒは俺の女だ、文句あっか』って言っとけばいいのに」
今度はキョンが複雑顔になる番だった。タコヤキを口に放り込んでみたら、中身が激熱だった! 的な。
そのままくるっと振り向く、ハルヒと至近距離で目が合った。
「ハルにゃんだってさ、まさか本気で、キョンキョンの代わりが見つかるなんて思ってないんでしょ。ハルにゃんとまとも付き合える男子なんて、宇宙規模で探したって一人しかいないよ。自分だってそれわかってるから、今日一日中怒ってたんじゃないの?」
「馬鹿言ってんじゃない」「馬鹿言ってんじゃねえ」
二人のセリフがぴったりとかぶった。あたしの肩越しに目と目が合う。すぐにお互い逸らしたけど。
がたんと椅子を押しのけて、ハルヒが立ち上がった。団長席の脇に置かれた通学鞄に手を伸ばす。
「もう活動終了、みんな解散」
ハルヒは一方的にそう宣言すると、どしどし足音を立ててこの部屋から出て行った。長門がすっと無音で立ち上がり、そのあとを追う。そっちはうまいことフォローしといてね。ながもんにはちょっと不向きな仕事かもだけど。


「助かりました。まだ予断は許されませんが、最悪の局面は避けられたようです」
古泉が心底ほっとしたように言った。
「いけません、いけませんよキョン君。涼宮さんにとって、あなたの存在、あなたが思ってるよりずっと大きいんです」
朝比奈さんは半べそ状態だ。じっとキョンを見つめている。キョンは幾分ふてくされている。
「どうして俺が言論統制されなきゃいけないんですか」
「キョン君っ」
引きつった声でそういうと、彼女はうつむいて肩を震わせはじめた。
「ほーら、みくるちゃん泣いてるよ。キョンキョンは女の子泣かせだねー」
「あ、いや、すんません。これから気をつけるんで」
言いながらも、キョンはかなり疲れた顔をしている。かがみに引き続き、今日のお疲れ様第二号だね。
「いまさらあなたを糾弾したって仕方がありませんが…本当に、後先を考えてください。涼宮さんの感情の爆発、もう止めることは不可能かと思いましたよ。泉さんのおかげで、まだしも心の火種という程度で済んだようですが」
彼のいまの発言、事情を知らなければ、ただ友達思いのいいやつという印象になるんだろうけど。
「ねえ、いっちん」
はい? と古泉が答える。
「いっちーのほうがいい? あだ名。まあいいや、さっきからずいぶん気にしてるみたいだけど、ハルにゃんがイライラしてると、何か困ったことにでもなるのかい」
古泉は言葉に詰まった。そりゃ詰まるわな。僕の大切な友人の一人として…とかなんとか、苦しい言い訳をしている。くく、なんかこういう立場に立つって快感だね。
「人が悪い質問じゃないか、泉。勘弁してやれ」
キョンがそう突っ込む。事情を知らない二人が不思議そうにする。
「話してもいいよな、ああ。聞いてくれ、こいつは知ってるんだ。みんなの正体も、ハルヒの力の事も」
そう聞いて朝比奈さんが驚く。古泉はあごに手を当て、なるほどとうなずいた。ホントに予想できてたの? さっきは本気で困ってるように見えたけど。

あたしは、お昼休みにキョンに聞かれた話、あたしが前にいた世界では、この世界がアニメだったという話を二人にした。
「ふうむ、そういうこともあるのでしょうね。長門さんならもっと論理的な解釈をしてくれそうですが」
一通り説明してあげても、古泉はまだなにか納得いかないようだった。
「ええと、つまりこの世界のことはお話の中のできごとで、私たちはその登場人物なんですか。すぐにそれを信じるのは、ちょっと難しいんですけど」
朝比奈さんが遠慮がちに異論を差し挟む。
「えと、こっちはこっちで本物だよ。あたしだって、別に自分がなんかのキャラだなんて思ってないもん。なんていうのかな。あれだ、マトリョーシカみたいに」
「マトリョ…それもアニメかなんかか」
あれ。このたとえ、わかんなかったかな。古泉がにやりと笑う。
「マトリョーシカとは、ロシアの人形です。見たことがありませんか、大きな人形の中に、やや小さい人形が入っていて、その中にさらに小さい人形が入っていて…というように何重にもなっているあれです。泉さんは、この世界も似たようなものだと?」
そうそう、説明ありがと。アニメで例えるんならゴーディアンだよ。
「あたしがもといた世界も、きっと一番外側の世界じゃないと思うんだ。もっと外側から見たら、あの世界も実はマンガかなんかで、それを見てる人たちだって、別の世界の誰かにしたらお話のキャラなんだよ」
キョンと朝比奈さんは途方に暮れている。古泉だけは納得してる。この手のメタな話が好きそうなのは、彼ぐらいか。
「泉さんのお友達の皆さんも、一緒に同じ世界から来たんですか」
「ええと、誰がどっちだったか、自分でもあいまいになってきてるんだけど。あたしと仲いい三人はそうだね、前から一緒だった。あとそれぞれの家族と、友達と。そういや、うちの担任の黒井先生もだよ」
考えてみるとけっこうな人数だね。あたしの知らない人とかもいるかも。
「それだけの人たちが、世界を超えて? 確かに、この前のあれは、三年前に次ぐ大規模な時空間振動でしたけど…」
朝比奈さんは何かぶつぶつ言ってる。彼女の常識からしたら、よっぽど信じがたいことなのかな。
「ふん、もとからこの世界、あいつのせいでだいぶカオスになってるんだ。こいつの知り合いが何人か混じったとこで、そう大して違わないさ」
キョンが投げやりな調子で言った。古泉と朝比奈さんが非難するような視線を送ると、彼は目をそむけた。

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最終更新:2008年10月06日 00:53
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