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泉こなたの憂鬱Ⅱ-6

今日は休日、一日中ネトゲでもしようと思ったけど
結局ネトゲしてる時でもキョンキョンのことを考えてしまって、手に付かないし
別に目的があるわけじゃないけど、今日はデパートの本屋にでも行こう

お?これは欲しかったラノベの新刊じゃないか。出てたんだっけ?
いやーたまには普段行かないところにも来てみるもんだねぇ
おおぉ?これはまたまた欲しかったものだ、今日はツイてるねぇ
結局今日は一日中その本屋で過ごした

今日は来てよかった。たまの息抜きにもなったし
一日中ネトゲするのもいいけどたまにはこんなのもいいね

そう思っていた矢先、私は見てしまった・・・
まるで仲睦まじいカップルがデートをしているかのように
腕を組んで歩くハルにゃんとキョンキョンの姿を・・・

そっか、そうだよね・・・私なんかハルにゃんに敵うわけが無いよ



それから私はただボーっとデパート内をブラブラしていた
帰る頃には、外は雨が降っていた
傘なんてもってきてないけど、そんなのもう関係ない
私は雨に濡れながら、何も考えずに、トボトボと家へ向かった
家に帰り、お父さんが私の姿を見て、心配してくれたけど
お父さんの声なんて、聞こえちゃいなかった
ずっとなにか言ってたみたいだけど、そのうち気を遣ってなにも言ってこなくなった
今日買った本は全て雨に濡れてビショビショだ
私はそれを濡れたままゴミ箱に捨てた、また買わないといけないな・・・
その日はご飯も食べずにお風呂に入り、そのままベッドへ倒れこんだ

その瞬間に涙があふれてきた、それからずっと声を押し殺しながら
疲れて眠るまで、ずっと泣いていた
この泣き黒子は飾りじゃなかったんだね

 

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最終更新:2007年07月29日 02:01
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