こなた「キョンキョン?どしたの?」
キョン「あ、あぁスマン」
こなた「あの時の事は、気にしないでよ・・・
あたしが傘を忘れたのがいけなかったんだよ・・・」
キョン「(まずい、言ったそばからこれか)・・・そろそろ行くか?」
こなた「うん!!ちょ、ちょっとまって!!ジュースまだ飲んでない!!ズズズー」
コラ!!女の子がそんな音立てるんじゃありません!!
キョン「あわてなくて良いぞ、時間はたっぷりある」
こなた「ダメだよ、楽しい時間はあっというまだよ!!」
キョン「そうだな、それなら今日はそれこそ一瞬で終わるかもな」
こなた「でしょー」
やはり休日だけあって、こんなデパートにも
今日は人がたくさんいる
まったく、みんな他に行くとこなかったのか?
そういう俺達2人もそのみんなの中に入ってるんだろうが・・・
キョン「とりあえず、どうする?本屋行くか?」
こなた「そうだね、行こ行こ」
そうやってこなたは俺の手を取ってグイグイ引っ張っていく
傍から見ると、俺達はカップルに見えるのだろうか
それともただの仲のよい兄と妹のように見えるのだろうか
普通の、本屋だな
こなた「だって、ふつーのデパートにあるふつーの本屋だもん」
キョン「こなたの事だから、そっちの方の店かと思ったんだよ」
こなた「アニメイトみたいな感じ?そういえばさぁこのまえかがみん達と
コミケに行ったときキョンキョンによく似た感じの人がいたんだよ
声も似てたし、今度あわせてやりたいよ」
多分それは不可能なんじゃないか?
なんとなくだがそんな気がする、なんとなくだが
こなたはあの時買った本と、さらにまた何か新しいものを見つけたようで
俺がそれを会計をしているあいだずっとホクホクした顔をしていた
そんなこなたの顔を見ていると、こっちまで頬が緩んでしまう
本は買ったし、あとはブラブラとデパート中を見てまわるとするか
こなた「えへへ~、キョンキョーン」
そう言ってこなたが俺に腕を絡めてくる
ちょっと、いやかなり恥ずかしいぞ
今日のこなたの服装は腕が肩まで露出しており、
誰かさん(名前に「み」の付くお二人)のように
特盛ではなく、むしろその逆なんだが、
そっちのほうに目がいってしまうのは、もはや必然であろう
こなたは俺より背が低いから、俺がこなたの方を見ると
自然とその未発達な胸元へと視線が行ってしまうのである
最終更新:2007年07月27日 20:22